このお話は「ダンガンロンパ」のedを迎える前に
苗木君と霧切さんがイチャイチャしてほしいためのものです。
視点は苗木君です。
途中で濡れ場作れればいいなと思っています。
原作未プレイの方は閲覧注意です。
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最後の学級裁判が終わり学園からの脱出を始めようとした矢先のこと。
「扉が開かない?」
「そうだ。モノクマルームにあった資料によると一週間ほど待つ必要があるみたいだな」
十神君は手に持った資料を見ながら言った。
「けどよ、空気清浄機はもう止まっちまったんだろ・・・?
早く脱出しないとまずいべ?!」
「そうだよ!息できなかったら死んじゃうんだよ?!」
心配する葉隠君と朝日奈さん。
「ふん。人の話を最後まで聞かない奴らだ。出るまでの空気の心配はないそうだ」
「それに黒幕の彼女は『裁判に勝った場合は出て行ってもらう』と言っていた。
処刑すら快く受けた彼女が今さら約束を反故にするとは思えないわ」
十神さんと霧切さんの言葉を聞いて安堵する二人。
「じゃあ、これからどうしようか?」
「空気清浄機は止まったけど電気とか水とかは無事だったよ?」
「そいじゃぁ、今まで災難続きだった分、おもっいきり羽を伸ばすべ!」
「葉隠にしてはいい案だ。俺も休ませてもらおう」
「白夜様・・・。わ、私もお供いたします・・・」
「貴様は俺の視界に入ってくるな」
「ひっ、、、」
そう言うと二人はどこかへと立ち去っていった。
「二人共仲良くなった気がするね」
「いや、あれはどうみてもペットとその飼い主だべ」
「ははは・・・」
「じゃあ私もドーナツたらふく食べてくるね!」
「私ももう少し調べたいことがあるの」
朝日奈さんと霧切さんもそういって寄宿舎の方へと向かっていった。
(僕はどうしようか・・・)
「苗木っち、良かったら俺の部屋へくるべ。男二人水入らず。
大切な話があるべ」
「え?うん、構わないけど」
そう言って僕は葉隠君の部屋へと向かった。
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「苗木っち、正直に言うべ!」
「し、正直にって何のこと?」
部屋に付くなり押しよってきた葉隠君。
嫌な予感がする・・・。
「霧切っちのことが好きだべな!!」
「な、突然何を言い出すのさ!」
「いい、いい、隠さんでええべ。
苗木っちの態度を見てたら嫌でもわかるべ」
余りにも急なことで驚いたけど・・・
当たっていた。
僕は少なからず霧切さんのことを思っていたのだ。
「そ、そんなに態度にでてたかな・・・?」
「おう、もう初々しくてこっちまで恥かしくなる位だべ。
そこで俺も手助けしてやろうとな!。
ここから出られるのも苗木っちの力あっての物。
特別に無料で二人の恋を占ってやるべ!」
正直、お金にうるさい葉隠君に占ってほしくはないけど
この一週間で距離を縮めたい気持ちの方が大きかった。
それに相談できる相手もいなかったし・・・。
「うーん。それじゃあお願いしようかな」
「任せとくべ!じゃあそこに座ってくれ」
水晶玉が置かれている机の前に座った。
そうして葉隠君が何やら怪しげな呪文を言いながら
水晶玉に念(?)を送っていく。
「ん~~~~~~~~~・・・・
見えたべ!苗木っち!霧切っちも苗木っちのことが好きと
出てたべ!」
「え?!本当?」
「おう、俺の占いは3割当たるべ!」
「じゃあ7割でそうじゃないってことじゃあ・・・」
「大丈夫だべ!この予言を間違いなくするラッキーアイテムがあるべ。
今なら特別に5万で提供するべ!」
「結局お金とるんじゃないか!」
どうやら相談する相手を間違えたみたいだ・・・。
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夜になって自室に戻った。
「まさか葉隠君に霧切さんを好きってことが
バレるなんて・・・。他の皆も気付いているのかな・・・?」
そうだとしたら滅茶苦茶恥ずかしい。
「それに僕じゃあとてもじゃないけど霧切さんと
付き合うのは難しいだろうな・・・」
彼女は超高校級の探偵。きれいな顔立ち、冴える頭脳。
勇気も度胸もあるし何度も僕たちを救ってくれた。
「才色兼備って霧切さんみたいな人のことを言うんだろうな」
僕が付き合うなんてまさしく絶望的だけど・・・
『霧切っちも苗木っちのことが好きと出てたべ!』
「はぁ、葉隠君の占いにもすがりたくなるな」
悶々とした気持ちでベッドに寝っ転がった。
[ピンポーン]
チャイムの音が鳴り響いた。
「?誰だろう」
起き上がって扉を開けると
「苗木君。こんな時間にごめんなさい。
少しいいかしら?」
「霧切さん!」