法の書 ~超巨根になったらハーレムできた~ 作:OPRETER
その本を見つけたのは、とある古本屋だった。
「なんだ、これ」
ビニールに包まれた、薄い本。
しかし表紙はそっけなく、何も書かれていない。
しかし、妙に惹かれた。
「…買ってもうた」
家に帰って、ビニールをはがすために口を開く、と、
「な、」
ぼわっと本が光った。
「………」
本を取り出すと光は消えた。
ページを開く。
『法の書
この本に書かれたことは、現実に反映される。
取り消しは二本線で訂正することで可能。
ただし、この本を開いた1ヵ月後に、この本は消失する。
以後の変更は不可能。
書かれた内容は継続する。
あまりに大きな改変は不可能なため、自動的に書いた内容は消失する。』
…と、表紙裏に書かれていた。
「……まじか」
以後のページは白紙。つまりここに書いていけ、ということか。
「ん~~~」
何を書こうか。
ちら、と本棚を見る。
壁にある本棚には様々な本が入っている。
大半が漫画本だ。いわゆる『薄い本』…同人誌で半分以上が埋まっている。
18禁な漫画本も多い。
「…やってみっか」
ペンを用意して書いてみる。
『自分のペニスサイズが超巨根になる。
射精量も大量になり、絶倫で連続で何百発でも出せて濃さも変わらない。
妊娠させることもない。
射精は任意で可能。
サイズも任意で変えられて、最大が』
「ん~…50…いや、ここは思いきって」
『最大が長さ1メートル、直径30cm。
勃起状態は任意でコントロールできて、萎えたサイズはいままでと変わらない』
…恥ずかしながら、40も半ばを過ぎたオッサンな俺ですが、未だ経験がありません。
…風俗も行ったことがありません…orz
なのでこういうド巨根に憧れておりますのよ…
「…消えない、な」
だいぶ物理法則から外れてる気もしたが、このくらいなら大丈夫、ってことか。
ペンをおいてベッドの上にあぐらをかいて座る。
「んっ、」
下っ腹に力をいれる、と、
「!」
どくん、と全身が震えた。
ペニスが膨らんでいくのがわかる。
パンツをずらすとまだ見慣れたサイズのイチモツだが、少しずつサイズが大きくなっている。
血が集まる、というより全身からなにかを吸って、股間に出しているような感覚だ。
あっというまに先端が鳩尾くらいになった。目測で40cmぐらいか?
太さも直径で7~8cmはあるだろうか。少なくとも自分の手でも片手では回り込めない。
MAX100cmなのでまだ余裕はあるが、
「ふぅー…」
股間から力を抜く。
とたんにペニスが縮みはじめる。
「…うん、コントロールできてる」
そしてこの『法の書』がマジもんだという証明もできた。
「…となるとお相手がほしいところだが、その前に、」
さらに追記する。
『自分のペニスから出るカウパーや精液は強力な媚薬となり、至近で匂いを嗅いだだけで女性は発情する。年齢は問わない。幼児であろうが関係ない。ただし匂いは10cm以内に限る。
また、皮膚に塗られたり、飲み込んだり、膣内やアナルに射精しても同様の効果がある』
よし。では次。
『わりと美人でおっぱい大きめなJDから30台くらいの女性がやって来て自分とセックスしてくれる』
「さぁどうだ」
…消える気配は、ない。
「…いけたか?」
ピンポーンとチャイムが鳴った。
「マジ?」