法の書 ~超巨根になったらハーレムできた~ 作:OPRETER
「ちょっと、いいかい?」
「ふぇ?」
彼女から離れ、床に置いておいた服から『法の書』を取り出す。
「ええと…」
『「箱庭」内にいる人間に対して、キャラクターエディットを行うことができる。
体形などを変更することができる。人格操作や意識操作、記憶操作などはできない。
ここで変更された状態は「箱庭」の外へ出てもそのまま。
この操作は、洋館左側2階のエンチャントルームで行う。
操作は自分のみ可能』
よし。
「おいで」
と彼女の手を取って立ち上がる。
「あの、どこへ?」
「隣の部屋だよ」
ベッドルームから出て、階段を半分おりて2階左側の部屋へ。
ドアを開けると、そこには、コの字型に配置された本棚と、その中心に円形の低い台。
その前に本台のようなコンソール。
「ここは…」
「そこに立って」
「は、はい…」
彼女はそう言って、円形の台の上に立つ。
と、ぼわっと円が光り、光のカーテンが彼女を覆う。
「え、これ、なに?」
コンソールに、彼女のデータが表示される。身長160cm、スリーサイズ89-64-82。
「これは…」
「ゲームとかである、キャラエディットって、知ってる?」
「え、もしかして、ここで私に対してやるんですか?!」
「うん、まぁ、そういうことだね」
そう言いつつ、「バストサイズ」のスライダーを少し上げる。すると、
「あ……大きくなってる……」
文字通り、おっぱいのサイズが増えた。
「あの、これってこの中だけですか?」
「いや、いちおうこのまま外へ出られる、はず」
「あ、そうなんですか」
「アレだよなぁ。大きくするのはいいけど、正直そっちのほうが俺は好みだが」
「好みなんですか」
「好みです」
きっぱり言い切る。
「好みなんですね」
「でもそれだと日常性格に支障がでるだろ」
「まぁ、それはなんとでもなるとは思いますけど」
「…やる?」
「…やりたいです」
「やってみるか。どのくらいにする?」
「う~ん…」
と腕組み考えて、
「…思い切って、三桁」
「まじかよ」
「はい」
「じゃあ……100cmぐらいにしてみるか」
バストサイズのスライダーをいじって100cmに設定する。
「……あ……あ……」
身長は変わらず、胸だけが大きくなる。
「おー……」
「すごい……私の身体じゃないみたい……」
彼女はそのおっぱいを掴む。
「これなら、ご主人さまのも挟めますね」
「あ~…」
ひょっとしたらちょっと足らないかな~…まぁいいか。
「ウェストとヒップはどうしようかなぁ」
「もうちょっとウェスト絞りたいんですよねぇ。できれば60切りたい」
「いやそれはどうよ」
直後にツッコむ俺。
「……」
彼女はじと目でこちらを見る。
「ぽちゃ好きですか」
「いやガリガリすぎるのは嫌いなだけ。くびれはきっちりあるし悪くないと思うけど?」
「う~…せめて60か62!」
「いま64だから-2の62で」
「うぐぅ」
ウェストのスライダーをわずかに下げてウェスト62。
「その分ヒップを上げて、上とのバランスをとる。92くらいでどうだ?」
ヒップのスライダーを上げてヒップ92。
結果、100-62-92というなかなかのド迫力ボディとなった。
「おー…」
姿見に映る自分に感心する礼奈。
「顔とかは?」
「いや、顔とか髪色とか髪型とかは弄りたくない」
「え~…」
彼女は不満げな声をもらす。
「そこらへんいじるとバランスがくずれるんだよ」
俺にデザインセンスがいまいちないからな。下手にいじると変になる。
「じゃあ、これでおわりですか?」
「そうだね」
彼女は円形の台からおりて、もう一度姿見で自分の身体を見直す。
「わぁ……」
そして満足気に呟いた。
「じゃぁ、続き、いきます?だって…」
「ん?」
彼女の視線を追って見下ろすと、
「ああ、そういえば」
ベッドルームからこの部屋へ直行したから二人とも全裸のままだ。
しかも俺の40cmのペニスはいまだガチガチに天を向いている。まぁ絶対に萎えることなどないのだが。
「戻るか。さすがにここでするのはなんだ」
「そうですね」
ドアを開けて、ベッドルームに戻る。
「そういえば、」
ベッドルームの床に脱ぎ散らかした服から時計を取り出す。
「テッペン(0時)越えたところか」
「え、もうそんな時間ですか」
「…帰れる?終電とか、門限とか」
「あ、いえ大丈夫です。徒歩圏内ですし独り暮らしですし」
「ならいいか」
「それに…」