”聖地マリージョア”
惑星を分かつ“赤い土の大陸”の頂にある都市。
ここでは数多の奴隷が世界貴族に従属し、いつ死ぬか、もしくは死ねるかもわからない日々を繰り返しながら、叶うはずもない自由を夢見て眠り続ける。
いずれ“無敵奴隷”と呼ばれる存在が現れるまで、彼らの残虐性は「斬ったら死ぬ」「刺したら死ぬ」程度の奴隷では満たされず、傲慢にして自由気ままな日々でも我慢しなければならないほどの「奴隷の脆さ」について、彼らは頭を悩まされていた。
すきなだけ残虐に扱いたくとも、死ねば代わりがいるとはいえ限度がある。
いちいち聖地マリージョアから出て、あらためて奴隷を買うなど面倒だ。
大量の奴隷を購入するとしても、たかが人間ごときを飼育するための食費だの排泄物の処理だのだって大変なのだから、もっと頑丈な種族の奴隷を購入するほうが楽だろう。
魚人だえ、いいや巨人だえ、いやいや手長族と足長族はどうかえ!
なにせ
このように、彼らなりに娯楽を極めようとする中で。
めずらしくも「奴隷を虐待しない娯楽」をみずから作り、世に売り出し。自分からは奴隷を購入しなかった世界貴族の少年が、愛する両親からプレゼントされた女奴隷を前にくつろいでいた。
「ご主人さまァン♡」
「………どうしたの、ぇ。」
くつろいでは、いた。
ゆっくりと読書にふけり、コーラを飲みながら。
ひきつりかけた頬を誤魔化すように、そっと本で顔を隠す。
「下々民の、負けてばっかりの……ワタシにぃ♡」
ふかぶかと額を床に近づけ、土下座をして畏まる女奴隷を見つめながら、
「そう、ご主人さまの奴隷にぃ♡」
やけに自分の靴との距離が近い、女奴隷の顔を見つめながら、
「すてきな敗北と、屈辱を、ん~~っ、ちょおだいっ♡」
「………もう、新しいゲームに挑戦してみたいの? ……かぇ?」
「もちろんっ♡ 勝っちゃってぇ♡」
やたらとあまい声で懇願する女奴隷に、ドンびきした。
「……………たすけて。」
そう、くつろいでなどいない。
くつろいでいる態度をとりながら、本の世界へと現実逃避しただけである。
“天竜人”世界貴族がひとり、スタイン・カルーン聖。
おもに「カルーン聖」と呼ばれる少年は、天竜人然とした態度を演じながらも、平静を装いながらも、内心……漫画表現的には吹き出しの中で、頭を抱えて泣いた。
―――”人が空想しうる全てのことは 起こりうる現実である”
異世界人が死に、生まれの異世界では空想とされるものを現実とする”別の異世界”へと転生する、奇妙奇天烈で意味☆不明な現象。
通称、異世界転生。
この現象により、高貴なる“スタイン家”の子息として転生した男がいた。
名をカルーンと改め、世界貴族なる地位に甘んじながらも、前世での価値観とスタイン家の価値観の間で惑い、「世界貴族らしく奴隷を持つこと」を内心躊躇はしていた。
表向きは言葉も話せない頃、奴隷解放運動……カルーン聖の世界では”聖地マリージョア襲撃事件”と呼ばれるのみの過去において、奴隷や魚人の怒号が記憶に残っているからだ、ということにしてはいるが。
そんな記憶が実際にあろうとも、前世で培った価値観や人生観から覚悟を終えようとして、その価値観と人生観ゆえに決断しきれぬ日々を過ごしていたのである。
ひとは彼の心を”良心”と呼ぶのだろう。
そんなある日のこと。
カルーンの父、“スタイン・フランケ聖”は子カルーンを案じた。
……息子の趣味を把握していないわけではない。
いちいち“下々民”のグラビア写真が貼られた雑誌を二部ずつ集めては、興味を持てた女の写真を切り取り収集し、「どこの国の女なのか」「どういう国なのか」を記録しているのだから。
世界各国の王族の姫君、女王の顔写真、あるいは女海賊の手配書も同じく。
暖かな目で見守れるほどの、自分と同じ女好き。
そうであるがゆえに………父フランケ聖は、あせった。
「我が息子は、なぜ好みの女奴隷を求めないのかえ?」
どこにでもいる人間、すなわち彼らの世界の“下々民”にとってみれば、世界貴族の奴隷になった瞬間に「人間としての人生が終わる」ことを宣告されたのも同然だ。
………と、認識されている。
彼らの認識を把握したカルーン聖からしてみれば、奴隷を得るなど言語道断ではあるものの、家族の(世界貴族の社会においての)体面と命を守るためであれば、いたし方なくとも最低ひとりは“飼育”したうえで愛玩し続けよう………と、覚悟を決めていた。
そう、フランケ聖が急がずとも、カルーン聖は奴隷を飼うつもりだった。
とはいえ、カルーン聖の前世は“下々民”と同等である「一般市民」でしかない。
あたりまえのように持つ権力が、あたりまえのように明日も通ずるとは信じなかった。
では、どのような奴隷を飼うべきか。
たとえば「美しい女である」以外に、なんの才能も必要とはしないのか。
彼の人生設計としては、なんらかの要因で聖地マリージョアが壊滅しても、せめて家族か自分だけは生きるため、ある程度の知恵が認められる奴隷を求めていた。
もちろん信頼してもらう気などない。思いつく限りの利用価値を搾り取り、俗称である“天竜人”らしく、相手の命を使い潰すことも視野に収めるつもりだ。
そう、カルーン聖は、前世が何者だからと家族を見捨てる気などなかった。
ろくでもない所業を両親がしていても、それもこれも世界貴族の社会で生きるための常識であって、まったく従わなければ理解されない弱者でしかない。そもそも聖地マリージョアでの娯楽なんて種類が少ないのだ、奴隷虐待を娯楽にする傾向も理解はできる。
なんだかんだ、自分がボードゲームを作っては、たびたび遊んでくれる両親だ。
どんな性格で世界貴族らしくふるまっているのかは、さすがに把握した。
ゆえに、できれば両親には生きてほしい………当然の情である。
が、そんな深謀遠慮を抱えて読書にふける息子の内面など、正直に言わねば理解はされないものだ。傍からみれば、彼の姿は次のように見える。
『スケベ心こそ持ちながら、女を求めず。
ずっと部屋の奥で読書ばかりをする、むっつりスケベ。』
また親からすると、さらに次のように見える。
『
父は奮起した。
かならずや、息子の趣味にかなう美女を捕まえて、彼の奴隷にしてやろうと。
「家の中で毎日、本を読んでは売れるゲームを作ってばかり!
……いや、おなじ世界貴族として誇らしい息子ではあるえ。わえがひっぱる家族旅行であれば外出はするえ。しかし、社交するための奴隷は絶対必要だえ。
ましてや『こもりきりで』『奴隷を虐待せぬ』など笑われてしまう……!
いくら“ひきこもり”生活から大儲けしようと、理屈でメンツの問題は誤魔化せないえ!
大切な息子を、ブザマだと笑われたくはないえ!!!」
男フランケ聖、恋愛結婚で嫁を得た男ゆえに、家族への情は本物であった。
こっそりと息子のスクラップ帳のひとつを手にし、息子に奴隷探しであることを悟られぬように“結婚記念日”として妻と外遊しながら、たまたま風の強い日に奴隷候補をみつけて確保し、あとでインペルダウンの獄卒長と知るも「世界政府の関係者であろうと知ったことではない」と強権まかせに帰宅。
そのようにして両親からプレゼントされた奴隷こそ、今、カルーン聖の眼前で屈服する女奴隷であり、前世の彼にも見覚えがある女性サディなのである。
”獄卒長”サディちゃん
残忍。嗜虐。海兵にすら容赦なく。
あらゆる犯罪者のなかでも特筆するべき悪行をなした犯罪者たち、彼らを収容する大監獄“インペルダウン”獄卒の頂点に立つ、所属と業務内容を問わなければキャリアウーマンと呼べる女傑のひとり。
モットーは「攻めなきゃ人生じゃない。」……そんな彼女が。
奴隷になってからの数日間で、あっさりと。
被虐的な悦びをもとめる、サディストとは正反対のマゾヒストになっていた。
「………なんで?」
「はァン♡ はやくぅ、次のゲームを♡
どんな負け方で負けちゃうのっ?♡ どんな罰ゲームなのぉっ?♡」
「……マジで言ってるのかコイツ?」
またしてもドン引きする、カルーン聖。
彼がおこなった罰ゲームは、どれもが本当に地味なものだった。
奴隷への虐待をよく知るものからすれば、信用に足らない世界貴族の戯れだったとはいえ、「いざ負けてみればたいしたことのない罰だ」と安心してもらえるはずだった。
人間椅子。
(※ひざまずいてもらう)
空気椅子。
(※座らせてもらう)
通常の奴隷とほぼ変わらない、
(※手やひざ、足の裂傷を防ぐための衣装を与えたうえで。通常は支給しない)
石抱き。
(※載せるものは石ではなく辞書数冊、床には絨毯)
あと、鼻にわりばし。
(※ただのネタ切れ)
どれも肉体にダメージを与えすぎないよう抑えた代物である。どれもやろうと思えば相手の肉体を破壊できる拷問になる代物でもある。
つまり、ほかの世界貴族にみられても問題がない罰ゲームだったのだ。
次は「わたしは奴隷です。」と直筆させた板を首にくくりつけさせ、そのへんを連れ歩くだけのものを予定していた。いまさら当然のことを公言されても、世界貴族や奴隷からすれば虐待のレベルが低すぎて「は?なにあれ?」としか思われないであろうが。
ぶっちゃけ、焼き印がわかる姿で歩き回るよりはマシ……の、はずである。
たとえば、「わたしはご主人さまの靴を舐めました。」、あるいは「わたしはペットです。」と書かせた板をくくりつけさせるよりも、はるかに精神的苦痛は弱い。
前世で言えば、「わたしは庶民です。」なんて板を首にくくりつけて街中を歩いたところで、意味が分からないと観衆は首をかしげるのと同じだ。マリージョアでの下々民は、奴隷か下僕のどちらかだけ。いっそすがすがしいまでの身分証明でしかない。
なので、なんの問題もない……はずである。
奴隷であることを再確認するからといえ、へんなことを考えなければ。
聖地マリージョアでは風習である奴隷への虐待なんて、まったくやっていないのに。
きわめて好待遇、かつ高待遇のはずなのに、「へんなことを考えなければ。」
「え、ええと……はい、ボクの勝ちだね、ぇ。
それじゃあ、とりあえず、ベニヤ板を首にかけてもらうから、そこに貼りつける紙に直筆で書いてほしいんだよね、ぇ。『わたしは奴隷です。』って、ぇ」
「はぁんっ!
そんなの、そんなのっ……ん~~っ、最高っ♡
それを焼き印だけじゃなくて、『自分でも』なのねぇっ!?」
「………あっハイ。」
そう、余計なことを考えなければ。
べつに奴隷になったからといって、人間をやめたわけではない。
人間扱いされない地獄の道ではあるが、人間であることに変わりはなく。
世界貴族からすれば、そもそも奴隷もまた人間であり、世界貴族こそ「人間ではない」と自称できる特別な存在だと自負している。
そのあたりの認識の違いは、すでに彼が彼女に語って聞かせた。
……………が、問題がひとつ。
彼女は獄卒長ではあったが、おもな方法は肉体破壊ばかり。
罰ゲームを含めた“精神攻撃”に特化した虐待については、未経験だったのだ。
だれに虐待された、だれに拷問された、という経験ではなく。
だれに虐待したでも、だれを拷問にかけたという経験でもない。
どのようにすれば屈辱と精神的苦痛を与えられるかの実践が、である。
なにひとつ肉体を傷つけずに、心だけを折りにかかる“罰ゲーム”など。
彼女は知らなかった。生まれて初めて、知ってしまった。
「ああっ、みないで、もっとみちゃってぇんっ♡
ワタシが書いた、ワタシの人間失格の証っ、ん~♡ みられちゃうゥンっ♡」
「どっちの罰ゲームだか、わかんねぇよ……ぇ…………!」
まるで、自分を家具のように扱われ。
馬か犬かも判別がつかない家畜として歩かされて。
かつて獄卒長であった自分が拷問され。女の顔すら歪められ。
とどめを受けて。
さらなるダメ押しで、自分から「人間ではない」と書いた板を持ち。
公衆の面前で歩き回るなど、耐えられるわけがない。
攻めてこその彼女の人生ならば。
より苛烈に攻め続ける、世界貴族のカルーン聖こそが「人間」。
攻められる今の自分など、「人間」ではなかった。
彼女は、自分が「人間」の生を歩んでいると思えなかったのである。
カルーン聖から冷静な理屈を説かれていても。
「あ、ああ、腰が、あがらなっ♡」
心の内側から熱を帯びて目覚めたものが、これまでの人生を否定し続ける。
カルーン聖へ、カルーン聖の攻めへ陶酔し、己の立場を再確認し、またもや陶酔する。
砂の城がたやすく自らの重さで崩れるように、彼女のアイデンティティこそが彼女自身を攻めたて、ひとつ、またひとつと奴隷として屈服するたび、虐待されるたびに胸の高鳴りが早まっていく。
今となっては。
攻められ続けてこそ、ひとならざる彼女の幸せ。
「………背負わないからね? ぇ。」
「はひっ♡ ん~~っ♡
わ、ワタシっ、最後まで“奴隷”としてっ……歩きますっ♡」
よほどの喜悦に腰が砕けたのだろうか、座りこんだまま奴隷であることを誓うサディ。
冷静に彼女の心が折れた理由を推察し、思わずため息がでるカルーン聖。
「休憩してもいいけど、示しがつかないから座らせてね、ぇ。
後ろで手を組んで。腕を座面にするから……そうそう、ごめんね、ぇ」
「いやんっ、背筋がのばされてっ……抱いた板が、よく見えちゃうゥン♡」
「無敵なのキミ?」
あくまでも冷静に努めようとする、体裁を気にした世界貴族に対して、
(肩もほどよく攻められて、背中を丸めないと、はずれちゃっ、くうぅっ!
でも、重さで背筋が伸びて、隠れるはずの板がみえちゃって♡
「隠そう」って気持ちが、ひとの誇りが、また攻められちゃう♡
ああ、まだ残っていたのねっ? ワタシっ、女のプライドぉ♡
ん~~~♡ 最後のひとかけらまで、こんな、こんなっ!)
「こんなぁ、はぁんっ♡
ご、拷問んっ………初めてぇええっ!♡」
肉体と精神を同時に攻め立てる、いささか精神面への攻めが強い拷問……たとえそれが罰ゲームの範疇であれ、天竜人らしい虐待であれ、奴隷である彼女にとっては新鮮すぎる刺激ゆえに脳内麻薬を際限なく分泌させられてしまう。
だらしなく、厚ぼったい唇からこぼれるように垂れる舌が蠱惑的ではある。
「夢なら醒めてくれよぅ……ぇ……」
あのサディが、己の名に反した被虐的嗜好へと耽溺していく。
そんな様子を見続けたカルーン聖は、うすうすと自覚していた前世からの
いくらなんでも、自発的に虐待を求める奴隷とか。
意味不明なものを実現させた己に対して、これからのまわりの態度が心配だと、先行きの怪しくなった未来に、思わず眉間を揉み始めた。
☆“世界貴族”スタイン・カルーン聖
名前の由来は、小説「カーミラ」作中の地名カルンスタインから。
吸血鬼カーミラのモデルとも噂される「エリザベート・バートリー」は、拷問器具か処刑器具かも区別がつかない器具「アイアンメイデン」を所持していたとされる。
前世ではボードゲームを愛好しており、今生では転生先に存在しないボードゲームを広めることで世界貴族としての地位とは別の収入を得つつ、うまいこと奴隷虐待とは別の娯楽を聖地マリージョア全域に広められないか挑戦中。
両親の公開処刑ショーは苦手だが、そこまでやる気持ちは共感できる。
☆“世界貴族”スタイン・フランケ聖
名前の由来は、小説「フランケンシュタイン」から。
フランケンシュタイン博士によって生み出された怪物は、みずからをアダムとして製造された経緯からか、孤独心からか、イヴに相当する新たな女怪物を求めた。
かなりの女好きながらも、最愛の妻のために女奴隷を愛玩することが多い。
どういう意味かというと、そのくらいのすさまじい男なのである。
さすがに女奴隷の扱いもよく、明確に虐待をした奴隷は海賊を含む罪人ばかりで、罪がなければ異種族だろうと荷物持ちや馬車馬(※人力車の車夫)として重用する。
「価値観は人間寄り、やることは天竜人」といった父親なので、ほかの世界貴族からは微妙な顔をされているが、ゆえに独自の奴隷運用に関しては一目置かれている。
☆“世界貴族”スタイン・イザベッタ宮(※未登場)
名前の由来は、血の伯爵夫人とも称される「エリザベート・バートリー」。
正義感が強く、ことあるごとに「自分の家族が同じ目にあったら」と考えて行動するほどの愛の強いひと。下々民に称賛されることを好み、創造主の末裔として海賊を公開処刑したり、いちいち舞台劇の悪役にしたてあげて公開処刑したりの役者肌かつ残虐。
「スタイン家の奴隷になったら見世物にされて死ぬ」なる噂の出どころ。
結婚前から同じ調子であるため、水も血も滴る美しき淑女としてのマリージョア人気は相変わらず。
なお、買う奴隷は犯罪者ばかりで、できれば一般市民を奴隷にしたくない。
へんに感情移入をしてしまうせいであり、「価値観は天竜人、やることは人間」。
……なのだが、今回は息子のために嫌悪感を耐え、サディを奴隷にした。
それなりに罪悪感はあるものの「だってうちの子、心配だし」と割りきって、彼女の人権問題をガン無視するあたりは、やはり天竜人なのである。
正義感が強いのに人権軽視、というと矛盾しているように思えるかもしれないが、残念ながら人間のやることとは”そういうもの”である。現代でもSNS上で公開処刑(※晒し)が娯楽として成立するように。
☆“奴隷”サディ
かつてインペルダウンの獄卒長だった“サディちゃん”、
罰ゲームによる地道な(意図せぬ)尊厳破壊、彼女のモットーを上から踏みにじれる地位、己の延命手段でもある(と勝手に思い込んだ)ゲームでは知恵で負け続ける、ほかの天竜人とくらべると良心的ではあるが「もしも捨てられたらどうなるか」が転売後の待遇悪化と明確であるなど、へたな天竜人による肉体的虐待よりも屈辱的な精神的虐待にドS心が折れられていき。
じわじわと熱湯の中の蛙のように攻め立てられて、マゾになった。
興が乗ったら続きを出すかもしれません。
こういう世界貴族がいても変じゃないよね。転生問わずで。