聖地マリージョアにて。
娯楽と呼べる娯楽が数少ないとはいえ、それなりの土地面積を誇るマリージョアを移動する手段が奴隷であれば、移動速度に難があるために道中の娯楽を求めるのが天竜人の
当然、いちいち、それぞれの家庭に、専門的な料理や洋菓子を用意できる料理人を用意するなど、どれだけの広大な屋敷や際限の見えない資金を持つ天竜人であっても無茶があった。
特定の料理を楽しむためだけに特定の食材を常時調達して保存するなど、運送業がどうしても海運業ありきになりがちな大海賊時代での一家庭でやるものではない。
ましてやソフトクリームのためだけにソフトクリームづくりの達人を奴隷として飼って屋敷に常駐させるなど、原材料がマリージョアまで運び込めなくなれば意味がなく、たかがひとりのために原材料を大量に運び込んで腐らせては天上金の無駄遣いになってしまう。
よって、どれだけの飲食業に携わる奴隷を飼ったとしても、けっきょくは露店というかたちで出店させ、ほかの世界貴族にも楽しませ、できるかぎり材料費のもとを取ろうとするのが基本的な奴隷運用となるのも自然な話であった。
そして、この男の父親もまた、自分の子供の奴隷にソフトクリーム屋を出店させ、そこで自分の子供の望み通りにソフトクリームを楽しませる、マリージョアに生きる世界貴族としては真っ当な判断を下した父親であった。
当の息子は、いちいちソフトクリームを食べるために表に出なきゃならないなんて意味がわからないとしか思っていなかったが、最近はこう思っている。
「むふーん。ソフトクリーム最高だえ!」
友達を待つ間、青空のもとで。
高級ソフトクリームに舌鼓をうつのも悪くない!
彼の名はチャルロス聖。知る人ぞ知る、近い未来のシャボンディ諸島で「麦わらのルフィ」に顔面を殴り飛ばされる代表的な天竜人のひとりである。見た目が肥満体の中年男性のようにしか見えないが、これでも御年22歳と若い青年だ。
彼からすれば、御年15歳のカルーン聖は可愛げのある弟分も同然である。
ゲーム開発において目まぐるしく活躍を繰り返す、という、ちょっと嫉妬心を覚えなくはない親友ではあるが、そんなものは普段の必死さを知っていれば鳴りを潜める。
ゲームづくりと何時間にもおよぶテストプレイの都合上、どうしても時間管理を真剣にやらざるを得ず、いざゲームをして遊ぼうと約束すると何が何でも時間通りにこようと自分の足で走ってでもチャルロス聖の家にくるのがカルーン聖である。
そんな彼の様子を醜悪と呼ぶ友達は多いが、チャルロス聖は笑わない。
以前、自分が無茶を言って自分から時間を遅らせたせいで、最後まで遊べなかったゲームもいくつかあったのだ。カルーン聖にとっての時間の大切さは、チャルロス聖も身に染みて理解できている。あれは自分も悔しかったと内省する。
ただ、今日はめずらしく、いつまで待ってもやってこなかった。
普段なら約束通りにカルーン聖はくるのに。
「いつになく不安だえ。だいじょうぶかえ?
約束の時間からどれだけ経ってると思ってるえ、もう10分すぎたえ!」
「あ。いたいた、おーい。」
どこか気だるげな呼び声。
その声の主が誰なのかを悟り、チャルロス聖は振り返る。
「遅いえ!
カルーン聖、やっと来たのか……えっ……?」
叫びかけて、チャルロス聖は自分の目を疑った。
ついうっかり高級ソフトクリームを落としかけるほどには、ありえないものを見てしまったからだ。ありえてほしかったものを見たとも言うべきか。
思わず自分が嫁にしたくなるような、顔も肢体もよい女奴隷に跨りながら。
奴隷嫌い、奴隷恐怖症などと噂されてしまう、年下の友達がやってきたのだ。
あれだけのゲームを開発した、世界貴族の名高い才児が。
奴隷への恐怖心を忘れたかのように、奴隷に跨りながら来たのだ。
世界貴族としての
「えっ!?
カルーン聖、奴隷に乗っても平気かえ!?」
「ああ、うん。この子ならね……ぇ。
驚きを隠せず、思わず近寄ってしまう。
なにせ、あれだけ奴隷に忌避感を持つ年下の友達が、自分が子供だった頃は赤ちゃんだったカルーン聖が、あの可愛かったカルーン聖が、あの頃に染みついた「あの事件」へのトラウマを克服したとは、にわかに信じがたかったからだ。
本当であれば喜ばしく、無理をしているのであればやめてほしい。
チャルロス聖はそう思いながら、カルーン聖の様子をうかがう。
「カルーン聖、もう奴隷怖くないえ……?」
「なんか
御父上様から無理やり渡されたけど、もうだいじょうぶだよ……ぇ。」
「むふーん。友達が奴隷慣れしてよかったえ!
……それにしても、」
チャルロス聖は
手足や膝には裂傷をさせないための豚足じみたサポーターが目立つ。
カチューシャ、つけ鼻を含めて、いくら外観が豚を模したものだとしても、まるで奴隷を痛みつける気がないかのような衣装は珍妙に映った。
「ちょっと手ぬるすぎないかえ?」
「……うーん?」
言われてみれば確かに、はたから見れば違和感がある。
そう考えたカルーン聖は顎に手をあて、ほんのすこし思慮にふけると、それはそれで違和感が出るな、と気づいて首を傾げる。
「かわいい
そんなに世界貴族らしくはないの、かぇ?」
「え、いや、そう言われると……あれっ? 普通だえ……?」
ちょろい。ちょろすぎる。
変わらぬチャルロス聖の純粋さに面食らいながらも、カルーン聖は続ける。
「どこを足蹴にしてもヨシッ」
「あんっ♡」
かかとで蹴れば鳴き叫び、
「乗馬用の鞭で軽く叩いても、ヨシッ!」
「あっ、ちょっと物足りな、ぃ、あっ、ああっ……!?
こんなこと思う私の
鞭で尻を鳴らせば、屈辱を覚えて悲鳴をあげる。
「どこも変なことはしていないぞー……ぇ。」
「いや変だえ。」
なお、そのすべては嬌声である。
チャルロス聖、奴隷の嫁を12人も抱える男ゆえ、さすがに気づいた。
(これ、おかしいのは奴隷のほうかえ?)
飽きれば嫁を捨てる男とはいえ、飽きるまでは嫁を弄ぶ男でもある。
そんな彼は嬌声を聞いて嬌声であると認識できないほど、(※天竜人としては)無垢というわけではない。もちろん強引にことを為せば毛嫌いする素振りをみせ、(※あくまでも彼の傲慢だが)
どんな奴隷もいたぶれば痛がるのが普通だ、そう理解している。
それなのに。
目の前の友人の奴隷は責められると、
「従順すぎて気味悪いえ。」
「そのあたりは初心者だから、わからないかな…………ぇ。」
そう言いながら、鞭で
尻は尻でも際どい箇所に当たったのか、
「……あっ、ごめん。
まあ、ほかに奴隷は要らないかもね……ぇ。」
無意識に間違えた鞭打ちに気がつき、カルーン聖は鞭を持ち直す。
かぼそくも深い呼吸を始める
「ここまで満たしてくれる
優越感や嗜虐的な悦びを隠しきれない、深い笑みをも含めながら。
品のある笑い声にも似た、幸福感を隠しきれない吐息をこぼす。
そんなカルーン聖の様子を見て、「代わりの奴隷なんていくらでもいるのに」などと変人かのように思いながらも、そこまで奴隷と幸せそうに生活する友達がほかにいただろうか、と思い返して、チャルロス聖は気づく。
「あいかわらず、言葉が苦手なのかえ?」
「そりゃあ、ねえ。
ゲームづくりのためとはいえ、さ。
下々民の本のほうが数と種類は多いし。
なれちゃったから、ぶっちゃけ大変だ………ぇ。」
世界貴族らしい言葉遣いだけは苦手な親友。
完璧に近い彼は相変わらず、やけに勉強熱心だな、とも。
「うーん、もったいないえ。
うらやましいのに、偉大さが足りないえ。」
ゲーム産業で一躍時の人となったカルーン聖は、聖地を出ても下々民の子供が身の程を忘れて喜んで駆け寄るほどに(チャルロス聖の主観では)えらい。
どこに行っても恐怖と畏れの対象でしかないチャルロス聖にとって、下々民が直接、具体的に世界貴族のひとりを讃えるなど新鮮な経験であった。
ゆえに、チャルロス聖は認める、カルーン聖はえらい。
ゲームを作り、下々民に讃えられ、現代の偉業を為したと認められる男。
それがどれほどの重みがあるのか、ひょっとすれば自らの父であるロズワード聖よりも実感していたのかもしれない。友達なのだから、なおさらに。
「えらくて、もっとえらいのに、威厳がないえ。」
聖地でしか認められない偉業を、数多の勲章として持つ己の父。
聖地でも下界でも称賛される、ひとつも勲章を持たない自分の友達。
どちらが真にまぶしいのか、チャルロス聖には結論がつけられないが、どちらをみても惜しいなあ、もったいないなあと思えてしまう。
そう思えるように、ほんのわずかに心が育っていた。
「チャルロス聖は優しいね……ぇ。」
正確には、わずかに優しくなった、が正しいのだが。
残念ながら物語での彼しか知らないカルーン聖にとって、チャルロス聖の優しさは同じ天竜人に向けるものでしかないのだろう、としか思えていない。
チャルロス聖の成長に気づけていないのは、当のチャルロス聖がなにひとつ、新しいなにかを成し遂げようと夢に挑むわけでも、奴隷に温情を向けるわけでもないためだ。
「そういえば、この前のゲームの話だえ。」
「お、どのゲーム? ……ぇ。」
「それ無理やりすぎるえ。
この前に公開した魔女狩りゲーム、あれ面白いえ!」
ぴくり、と、
「下々民が魔女に殺され続けるから、だれが魔女なのかを当てるゲーム!
全員でカードを出しあい、ターンが進むたびに魔女のカードで下々民役が死ぬ!
つまり、ターンが終わるまで誰が死んだのかがわからないまま、どんどん下々民が死にまくる残酷なゲームだえ! 斬新なんてものじゃ足りないえ!
奴隷にやらせて
心底楽しそうに笑うチャルロス聖。
彼の説明が足りていないので補足すると、おたがいに駒を動かして屋敷の中を移動したり、屋敷の外で作業をしたりするゲームなので、もうすこし複雑である。*1
なお、そのゲームのテストプレイに付きあった
カードを配られたときの偶然の結果とはいえ、かりにも天竜人に近い魔女役を割り振られてサディズムを沸き立たせるチャンスを与えられても、まさかスタイン家の面々、カルーン聖の両親の奴隷を含めたプレイヤー全員が脱落するより前にカルーン聖から「犯人はおまえだ!」と名指しで魔女狩りされて完敗してしまったのである。
あげて落とされてまた調教された思い出のゲーム。
またしてもドSな獄卒長としての矜持と尊厳を踏みにじられたゲーム。
ぶるりと身を震わせると、
もちろん、かつての獄卒長としての矜持や尊厳からではない。
市民の安心と安全を守るため、世界中のならずものを幽閉していたインペルダウンの獄卒としての矜持や、奴隷になる前は同じ市民であった尊厳からではない。
カルーン聖の
そこに「サディちゃん」と呼ばれた人間の気位はなく、どこまでも自らのサディズムから自分の痴態を自ら内心で責めたてるマゾ豚の
かろうじて残っていた獄卒長の矜持すらすり潰されるように、自分が開発に携わったゲームで市民が恐怖を味わいながら死んだ過去を聞かされながら、快楽にふけり堕ちていく実感を味わいながら、
そんなことなど露知らず。
自分が眼前の奴隷の調教の一助を担ってしまった自覚もなく、ゲームの想い出にひたるチャルロス聖に対して、カルーン聖は気を逸らすように
「………あー、うん、そっち
いや、チャルロス聖、君が普通に遊んでくれるなら一番なんだよ。
ただほら、奴隷を死なせるのに使うのは、
怒気と諦観と呆れを交えながら、苦笑をこぼしてカルーン聖はたしなめた。
しょせんは天竜人か、いや他人のことは言えなくなるかも、などと思いながら。しかし、そこはチャルロス聖、素直にうなずいて返事をする。
「わかってるえ。
わちしも馬鹿じゃないえ、パーティで○○聖がやってただけだえ。」
「マジか。あいつかぁ………ぇ………」
名前を聞かされて、げんなりとするカルーン聖。
友人のひとりがゲームを遊ばせた様子を思い返しながら、チャルロス聖は退屈そうに耳の穴を掻き、軽くごみを吹こうとして、「あ、ひとの奴隷にやるのは失礼だったえ。」とだけつぶやき、明後日の方向に吹き飛ばした。
「確かに、奴隷にやらせて殺すのも楽しかったえ。
ただ、だんだんルールを忘れて殺しあうやつが出てきたえ。
そういうのも面白いけれど、やるなら最後まで遊んでくれたほうが楽しいえ。」
「………チャルロス、」
ゲームを楽しむことから、酔狂というものを学んだのか。
わずかに「むふーん」とチャルロス聖は友達に笑みをかける。
「そのほうが、
『生き残って喜ぶ瞬間』に殺すのも楽しいえ!」
「………チャ~、ルゥ~、ロォ~、スゥ~、さぁ~………!!!」
その友達がマジ切れする内容だったことを思い出すのに、もうちょっと頭の回転が間に合えば、体裁であろうと自制や反省であろうと言わずにすんだのであろうが。
残念ながら、最後まで格好つけられるほど、チャルロス聖の配慮はまだつたない。
というよりも、つい言った自分自身でも「奴隷がもったいないえ!?」と思う所業を口にしていたことに気がつくのが遅れていた。衝動的すぎたのである。
「あ、いや、やったわけじゃないえ!? やるわけないえ!
思いついただけだえ! やらないえ、お小遣いがもったいないえっ!」
「そうしてよ、ホント。
奴隷買うのに使ったお金!
あれ全部が闇に流れるから余計に海軍の仕事が増えるんだよっ!」
頭を抱えるカルーン聖の言葉が、かつて説教された内容だったと思い出して顔を青くするチャルロス聖。いちいち下々民への配慮を欠かさないところはどうなのかと思いはするが、めぐりめぐって世界貴族のためになると言われたら文句は言えない。
15年前の襲撃事件は、当時7歳の子供だったチャルロス聖とてトラウマになった。
いつか天竜人のばらまいた金を軍資金に、また同じことを聖地で起こされるかも……などと言われてしまえば、さすがのチャルロス聖も真剣になる。
なるほど、そうなのか。
いくら世界貴族がえらくても、やるやつはやるのか、と。
「悪いやつが悪いことしやすくなるし!
ボクらで旅行するのも大変になっちゃうんだからさぁ~っ!
………ぇ。」
「無理して直さなくてもいいえ?」
「ありがと。」
つまるところ、真面目に自分たちのことを心配してくれているのだ。
そう解釈するチャルロス聖は、口癖の悪い友人を馬鹿にしない。できない。
「むふーん。
わちき、嫁を“そう”したいえ。でも、奴隷の教育ってむずかしいえ。」
「そう言われても。なんか馬が合ったというか……ねえ?」
そこから顔の中央にかけて伸びる革帯をカルーン聖がなぞると、
「……い、いちおう聞くえ。
なんで、カチューシャと豚のつけ鼻が繋がってるんだえ?」
「仕組みがあるんだけど、それ聞きたい?」
「どんな仕組みだえ?」
「つけ鼻の中にフックがあってね。
革帯と繋がっているから、革帯を引くと中にある鼻が、」
「あ、もういいえ、聞くだけで鼻が痛そうだえ……」
「痛くはさせないよ、そこの微調整はできるようにしたし。」
「そういう問題じゃないえ!」
前言撤回。
そういえば、たいがい自分の友達も変だった。
いや、世界貴族でもまれにみるほどの、ソフトなドSだった。
「つけ鼻が豚なだけであれ、任意で『中も豚になる』のが効くんだろうね。
へんに晒すと屈辱的すぎて心が折れちゃうかもしれないけど、こうやってあえて隠しておけば、外面どころか中も豚になるのは調教師と奴隷だけが把握できて、できるだけ周囲に醜態を晒さずに調教内容を共有して、じっくりと羞恥心をかきたてることが―――」
「わかったえ、わかったから待つえ!
それ一個ほしいけどカルーン聖の
エロいけど気持ち悪すぎて本当に豚に見えるえ……あ、いや聞かなかったことにするえ、するんだえ、わちきの言ったことに興奮するんじゃないえってあああそうだえコレわちきの奴隷じゃなくってカルーン聖の奴隷っ……!」
はごっ、はごぉ、と、鼻からの鳴き声を誤魔化さなくなる
いつか彼らのような仲睦まじい関係になれる嫁がほしいと思いつつも、そんなものを実現してみせた年下の親友へと微笑む。
こんな日々が続けばいいと。
自分が彼のように、下々民から讃えられずとも。
若者の中では、えらい世界貴族でも特にえらい彼と、いつか疎遠になるにせよ。
この友情が、ずっと続けばいいな、と。
☆“
元・“獄卒長”サディちゃん。名前負けしてマゾヒズムに
豚を連想させる衣装は、ボンテージ服も相まって情操教育に悪い。
四つん這いの状態では身長差が身長差であるため、軽く腰かけた状態で蹴りあげると意図的にやわらかな箇所をもてあそぶことができる。
無敵奴隷とは別の意味で無敵すぎて、前屈みになる男の世界貴族は数知れず。
こんなふうになるまで虐待した(※した覚えがない)カルーン聖が「母親譲り」だと言われるまでにそう月日はかからず、奴隷への教育の巧さではなく奴隷へのマゾ豚調教の巧さと彼女の醜態ばかりがプライベート面で有名になるのも時間の問題だった。
マゾ豚にされた当の彼女は(愛称としての)
☆スタイン・カルーン聖
なんか愛着が湧いてきて奴隷をあまやかし始めるゲーム開発者。
とはいえ綺麗な肢体に傷を与えずに精神的屈辱を与えることに特化した攻めを選ぶため、世界貴族の奴隷虐待基準ではあまやかしているが下々民基準では十分すぎる奴隷虐待……というよりは、ただのSMプレイである。
乗馬用の鞭を持参するようになったものの、あまり強くは叩かない。
見る者が見ればわかる残虐さは、ほとんど精神的屈辱を与えつつ尊厳や矜持を手のひらで転がすように弄ぶ喜悦によるものであり、肉体的苦痛による悲鳴に興味がない。
そのため、あんまり性癖が共感されない。
☆チャルロス聖
下界旅行に精を出す、劇場版作品のFILM REDでも大活躍の天竜人。
実は「マリージョア襲撃事件」当時は7歳という、奴隷に対しては幼少期にトラウマを抱いてもおかしくはない境遇の持ち主である。
自分の妹のシャルリア宮と年齢が同じカルーン聖には情があり、年下の親友である彼のトラウマを妹までもが抱かなくて安堵する、わざわざカルーン聖とのゲーム遊びに妹を加えようとするなど、なんだかんだ(世界貴族の範疇に限るが)いい兄ちゃんをしている。
本編の世界よりは顔つきがマシ。でも中年の肥満体にしかみえない。
ほのぼの(衆人環視の中で公開SMプレイしながら豚扱い)
念のためR-18に変更しました。