Arcadeからサーヴァントが出てきた件について 作:ボルメテウスさん
「さてっと、あいつらからガチャをする分の金は得られたし、良かったぜ」
『君はなんというか、金にがめついね』
俺はそう言いながら、手元には先日の戦いから得た金を手に持ちながら、そのままFGOアーケードを遊ぶ為に向かっていた。
『さて、サーヴァント集めも良いけど、私達にはやらないといけない事がある』
「やらないといけない事?」
俺はその言葉に首を傾げる。
『FGOアーケードを行うには3人のマスターが必要だ。
それも、私のようにサーヴァントを相棒のマスターが必要だよ』
「三人のマスターねぇ」
俺はそう言いながら、心当たりがおらず、首を傾げる。
「マイブラザー!!!」
「・・・」
その言葉と共に見えたのは、俺の見覚えのあった筋肉質な男だった。
『マスター、彼は知り合いかい?』
「・・・・」
マーリンの言葉を聞きながら、俺がやった行動は
「さぁて、FGOアーケードをやるか」
何事もなかったように、そのまま俺はFGOアーケードを行う為に向かう。
「おいおい、マイブラザー!
そんな無視する事ないだろぉ」
「何の用だ」
俺はそのままため息を吐きながら、目の前にいる男を見つめる。
『どうやら、知り合いだったようだね』
「一応、俺の高校時代からの友人で、東堂光実だ」
「今更、何を言っているんだ、マイブラザー」
相変わらず、こちらに寄り添っていく。
「それよりもマイブラザーもFGOアーケードをやっているんだなぁ。
だったら、俺と一緒にやろうぜぇ」
「別に、良いけ」
そう俺が言いかけた時、奴の近くには幼い女の子が隣にいた。
それもランドセルを背負っており、小学生ぐらいの子だろ。
「・・・・お前、まさか」
『んっ、どうしたんだい』
俺はすぐにスマホを取り出し、そのまま
「もしもし、警察です「おいおい、待てよ、マイブラザー」ちっ」
連絡をしようとした瞬間、東堂がそれを止めた。
「離せ、ロリコン!!
ついに誘拐をしたのかぁ、てめぇ!!」
「勘違いだ、マイブラザー!
そうだろ」
そう、俺達は東堂の後ろにいる少女を見る。
『さぁ?私はよく分からない内についてきたからね』
そう眩しい笑みを浮かべながら、少女の言葉は告げられた。
それに対して、東堂は引き攣った笑みを浮かべ、俺はそのままスマホに手を取りながら
「マーリン、これは」
『アウト』
これまた眩しい笑みを浮かべながら、マーリンは言った。
「それはないぜ、マイブラザーにマーリン!!」
「うるさい、この変態野郎!」
「落ち着け、マイブラザー。
とりあえず、話を聞け、俺は無実だ」
「じゃあ、その子はなんだ!?」
俺は指を指しながら、少女を見る。
『あれ、マスター?』
「なんだ、マーリン?」
『彼はなんで私の姿が見えるんだい?』
「むっ?」
そういえば、サーヴァントであるはずのマーリンの姿は普通の人は見えないはず。
しかし、東堂は間違いなくマーリンの姿が見えていた。
「東堂、お前なんでこいつの姿が見えるんだ?」
「それは勿論、この子が俺のサーヴァントであるダ・ウィンチちゃんだからだよ」
「・・・」
俺はその言葉を聞いて、もう一度少女を見た。
すると、確かにその姿はどこかで見たような気がする。
『なるほどね、さっそく二人目のマスターと出会えるとはね』
「けど、東堂と一緒のチームねぇ」
俺は呆れたように言う。
『何か不満なのかい?』
「こいつ、近接戦闘が全然駄目で、遠距離攻撃にしかできないんだよなぁ」
『マスターとは正反対という訳か』
「まぁ、そういう事だ。
まったく、こんなの「おいおい、あそこにマスターがいるぜ」んっ?」
そう話していると、俺達に話しかけてきたのは同じ大学の生徒。
それも結構むかつくカップルだった。
「丁度良いじゃないか。
ちょっと、一緒に戦わないかぁ?」
「私達も自分達の実力を確かめたいからねぇ」
どうやら、俺達と同じFGOアーケードを行うマスターらしい。
けど、そんな事はどうでも良い。
「おい、東堂」
「分かっているぜ、マイブラザー」
その言葉と共に俺は腕同士で、再度手同士で、そして最後は俺は拳で東堂は手の平でをそれを受け止めるハイタッチを三度行う。
「「その勝負、受ける」」
『マスター、いきなりどうしたんだい?』
俺達の行動を見て、疑問に思ったマーリンは呟く。
「マーリン、そんな事決まっているだろ」
「あぁ、とても簡単で、シンプルな答えだぜ」
そう、俺達は同時に言う。
「「リア充をぶっ潰す!!」」
『君達、息が合っているねぇ。
でも、それを言ったら、僕達の関係はどうなるんだろうねぇ』
そんなマーリンの言葉を無視し、俺達とカップル達による戦いが始まった。