※この作品はR-18です。

Arcadeからサーヴァントが出てきた件について   作:ボルメテウスさん

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ぐだぐだ男とロリコンの最強コンビ

FGOアーケードにおける戦いで、俺達二人のマスター。

 

そして、その敵である二人のマスター達のサーヴァントである2体も、その姿を現す。

 

一人は屈強になった肉体と、生気を宿さない虚ろで殺意に満ちた瞳、全身を彩る赤黒い魔術的な紋様の刺青、腕と下半身を覆う魔獣じみた甲冑、至る所から無数の棘を生やして変質した魔の朱槍を手にした存在、クー・フーリン。

 

そしてもう一人は水着を身に纏っており、その手には傘を思わせる剣を手にしながら構える女王メイヴ。

 

「これならば、楽勝ね」

 

「あぁ、確かにな」

 

そう言いながら、クー・フーリンとメイヴを操るマスターであるカップルは笑みを浮かべていた。

 

その二人に対して、俺と、新たに召喚したサーヴァントが走っていた。

 

「っ」

 

その気配を感じたクー・フーリンはすぐにその手に持った槍を構えて、その攻撃を受け止めた。

 

「ほぅ、反応したか」

 

「なっ」

 

攻撃を仕掛けたサーヴァントの正体を見て、相手のマスター達は驚きに眼を見開いていた。

 

「スカサハだと!?」

 

「どういう事、あいつが持っていたのはマーリンだったはず!」

 

それは俺の相棒であるマーリンの姿を見たからこその予想だろう。

 

だからこそ、俺がここでスカサハを出したのは、驚きを隠せなかっただろう。

 

「どういう事だ!」

 

「どういう事も何も、さっき当てた!!」

 

「なにぃ!?」

 

その言葉と共にそのままスカサハは両手に持った槍でクー・フーリンを攻め込んでいく。

 

「だとしても、たった一人で攻め込んじゃっ」

 

その言葉と共にクー・フーリンに攻撃を行い続けるスカサハを止めるように近づく。

 

スカサハは攻めるのはとても優秀だが、防御面はあまり得意ではない。

 

だからこそ、メイヴはスカサハに向けて、大きく剣を振り回し攻撃しようとする。

 

だが、その攻撃は突然出てきたミサイルによって防がれる。

 

「なっ」

 

「悪いが、マイブラザーの邪魔はさせないぜぇ!」

 

それを東堂と共に戦うダ・ヴィンチの背中のランドセルから、小型ミサイルを発射し、さらに妨害していく。

 

その攻撃により、メイヴの攻撃は完全に阻止され、さらには追撃を行うクー・フーリンは攻撃を行えなくなっていた。

 

「ちっ」

 

それを確認したクー・フーリンは舌打ちをしながら距離を取ろうとする。

 

しかし、それを見逃さなかったスカサハは一気に間合いを詰めていく。

 

それに対して、クー・フーリンは槍を投げ飛ばし、それが地面に突き刺さった瞬間に爆発を起こした。

 

それにより発生した煙幕を使って、その場から離脱しようとする。

 

その判断力に俺は感心しながらも、すぐに追いかけるように走っていく。

 

「くっ、邪魔ばっかりを」

 

そんなクー・フーリンを助ける為にメイヴを動かそうとするが、ダ・ウィンチちゃんがそれを許そうとしなかった。

 

「こっちだっているんだぞー」

 

そう言いながら、ダ・ヴィンチちゃんはランドセルの蓋を開いて、そこから小型ミサイルを発射させる。

 

それによってメイヴの動きを完全に止め、そこにクー・フーリンを追いかけてきたスカサ

ハが迫ってくる。

 

「なっ」

 

「隙だらけだ」

 

そのままメイヴに肉薄し、その体に槍を叩き込んだ。

 

「くっ」

 

ダ・ウィンチちゃんの方へと一瞬、意識を向けていた事でスカサハがクー・フーリンばかり攻め込んでいると勘違いしていたメイヴには不意を突かれた形で大きなダメージを与えていた。

 

「うぐっ」

 

それによって体勢が崩れ、膝をつくメイヴ。

 

「だが、それはお前にも隙ができた事だぞ」

 

それはスカサハの背中を狙っていたクー・フーリンが攻撃に迫っていた。

 

「あぁ、確かにな。

今は、こっちが攻撃をする番じゃないからな」

 

「まさかっ」

 

それは二人の視線がスカサハに向けていた。

 

それはつまり

 

「こっちは準備はできているぜ、ブラザー!」

 

「───プロトボーダー、論理術式大てんか~い! みんな、準備はいい?ビューティフル・ジャーニー」

 

それと共に俺達から離れていたダ・ウィンチちゃんから放たれた宝具による攻撃がメイヴを倒した。

 

そして、それはクー・フーリンも同じく、既に体力は残り僅かだった。

 

「まさか、ここまでとは」

 

「あぁ、ここで終わりだ」

 

その言葉と共に一瞬で宝具を発動させ、狙いはクー・フーリンへ。

 

「───刺し穿ち。突き穿つ!ゲイ・ボルク・オルタナティブ」

 

その一撃はクー・フーリンを捉え、それと同時にクー・フーリンもまた、消滅するのであった。

 

それが、こちらの勝利を意味していた。

 

「ふぅ~なんとか勝てたか」

 

「あぁ、そうだな」

 

その言葉と東堂と共に再び俺はハイタッチを行う。

 

「…………」

 

ただ、それを見ていたカップルは信じられないような表情をしていた。

 

「なんだ、あれは」

 

「嘘よ、だってあいつはマーリンだったはず」

 

「どういう事なの、なんであれだけの力が使えるの」

 

そう呟きながら、見つめてくるが

 

「それは、俺とマイブラザーとの絆の力だ!」

 

「利害一致をしたからだ」

 

「「思いっきり正反対の言葉だ」」

 

思わず、声を合わせて言ってしまうカップル。

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