※この作品はR-18です。

Arcadeからサーヴァントが出てきた件について   作:ボルメテウスさん

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大会の行く末

 

 

「トーナメントは未だに謎が多いか」

 

以前のチーム戦での戦いが終えて以来の戦い。

 

「それにしても、この大会はなかなかに面白いね」

 

そう言いながら、マーリンもまた、戦いの準備を行っていく。

 

「それで、決勝戦まで、まだまだかな?」

 

「そうだね、この戦いは別に殺し合いでもないし、世界の命運を賭けた戦いでもない。

だけど」

 

「んっ?」

 

そうして、準備していくと、マーリンは何か笑みを浮かべながら、俺を見る。

 

「もしかしたら、面白い事が起こるからね」

 

「?」

 

何を言おうとしているのか、気になり、聞こうとしたが

 

「さぁ、試合が始まる。

僕は行くとするよ」

 

「あっ」

 

そうしている間にも、マーリンはそのまま機体の中へと入っていく。

 

「まぁ、良いか。

今は戦いに集中するか」

 

それと共に、俺はレバーに手を伸ばす。

 

戦いの場で、マーリンとマタ・ハリの2人が召喚される。

 

それと共にマタ・ハリはその場を離れ、それを追いかけるようにマーリンは杖を持ちながら接近する。

 

マーリンは、マスターである俺の戦い方に合わせて接近戦を得意になっている。

 

対して、マタ・ハリは遠距離攻撃を得意としており、クラス相性ではマーリンより不利である。

 

「だからこそ、私にしかできない戦い方もあるのよ」

 

マタ・ハリはそう言いながら、接近してきたマーリンの杖からピンク色の十字型の波紋による攻撃を避けると共に、スキルを発動させる。

 

それはマーリンのスキルを封じ込め、ダメージを与えやすくする為に防御力を下げる。

 

そして、スターを発生させやすくするスキルを発動させる。

 

「これは厄介かもしれないな」

 

ステータスやクラスの相性は確実にこちらが上だ。

 

しかし、それを補うようにマタ・ハリとそのマスターである獄原の2人はスキルと概念礼装の組み合わせで、それに対抗している。

 

「これは厄介だね、まさか私のスキルを封じるとはね」

 

スキルを封じ込められた事によって、瞬時に行う防御手段が封じられた。

 

だが

 

「それはそれで、面白いけどな」

 

「まったく、その通りだね」

 

その言葉と共にマーリンもまた杖を構え直す。

 

同時に周囲に翼が付いた弾を浮かべ、マタ・ハリに向かって、突進する。

 

マタ・ハリはそれを余裕を持って避けると同時に素早くポージングを取り、2発の光弾を放つ。

 

その攻撃を見ると共に、マーリンはその手に持つ杖を振り上げて、防御する。

 

しかし、マタ・ハリの攻撃はそれだけで終わらず、次々と光弾を放っていく。

 

それに対してマーリンは防御しながら後退していく。

 

「だけど、このままでは攻撃ができないな」

 

接近戦を基本にしている俺達にとっては、それは攻撃手段を自身から一つ失う事に等しかった。

 

そんな事を考えていると、マーリンは口元に笑みを浮かべて、何かを仕掛けてくる。

 

「あら、それで勝てるかしら?」

 

「そうね。

 

けどね、回復には丁度良かったよ」

 

「なに?」

 

その言葉と共にマーリンは、その言葉に瞬時にマタ・ハリの背後に立つ。

 

「しまった」

 

瞬時に発動させたスキルによって、マタ・ハリの魔力を減らした。

 

「君は宝具を発動させるつもりだったからね。

 

攻撃に集中させて、隙を伺っていたのさ。

 

そして」

 

それと同時に桜色の光をマーリンは纏うと共に突撃する。

 

すぐにマタ・ハリも攻撃を仕掛けるが

 

「私のこのスキルは無敵も付加されるからね。

 

遠慮無く、突撃できる訳だよ」

 

そして、マーリンは自身の周囲に光柱を出し、マタ・ハリに激突した。

 

それによりマタ・ハリの体力ゲージは一気にゼロになり、その場で倒れ伏す。

 

「くっ…… まさかここまでとはね」

 

「お褒めの言葉として受け取っておくよ」

 

そう言いながら、勝利と共に再び俺達の元へと戻る。

 

「いやぁ、妨害系のスキルは実に厄介だったね、マスター」

 

「まぁ、確かに」

 

そう言いながら、俺に話しかけるマーリンに笑みを返す。

 

すると

 

「なかなかやるな」

 

そう、俺達に話しかけたのは、今回の対戦相手である獄原さんだった。

 

「ふふっ、本当にね」

 

そう言いながら、マタ・ハリもまた、自身のマスターである獄原の隣で微笑む。

 

「だけど、まだトーナメントの戦いが終わらないけど、何か考えはあるのかしら?」

 

「まぁ、今は彼らと一緒に戦うしかないからね」

 

未だにこれから、どんな戦いがあるか、分からないからな。

 

「そうだね。

 

しかし」

 

「んっ?」

 

マーリンはふと、俺の方を見る。

 

「どうかしたか?」

 

「なに、もしかしたら、次に君と出会うサーヴァントは誰よりも厄介かもしれないと思っただけさ」

 

「?」

 

マーリンの一言が、何を意味をするのか。

 

その意味を理解するのは、まだまだ先の話であった。

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