それが私の考え方であり、"ニューマ中佐"を作り出した
─作者は語る─
「コルセア大尉!こちらも応答無しです!」
『してやられたわね……彼は本気みたい。』
『当初の作戦を変えてベルタ大尉と
マイクを自分で切ったのか
「
『了解。』
「大尉殿は……?」
『航空部隊が上がってきたときに迎撃するわ。』
「その……航空部隊に
『……あ。』
「死にましたね……これ。」
『ま、まだF2G-4形態じゃないのが救い……かしら?』
「隊長は確か航空部隊を育成していたと思いますが……TB-3が居るということは……」
「『大口径砲による空対空面制圧の危険性……』」
なんてこった。本来、TB-3には砲の類は搭載されていないけれど搭載量には余裕があるからその気になれば面制圧ができる程度の武装は持たせることができるはずである……多分。
『……
「はい?」
『
「えーと……
『
「なるほど……」
『予定を変更して、
「え?良いんですか?」
『ええ。私を管制機扱いすれば枠は余るから。』
「り、了解です……」
『さあ、赤色十月の代理人とその副官を潰してこんな寒いところからはおさらばする時間。』
「演習開始まであと数日なんですが……」
『い、今のは言葉の綾よ……』
「はあ……!?」
『まあ、そういうのも無理はないわ。』
「いくらなんでも敵中に一人で降りていって暴れろと!?」
「……
『それが……"仕事ならばやるしかないですね"と。』
「狂ってる!みんな狂ってやがる!」
『混乱を引き起こしてくれたらそれだけで十分。まあ、代理人と副官の無力化までやってくれたら早く終わるけれど。』
「……で、具体的にはどのように入る?超低空侵攻?」
『いえ。
「うぇぇぇ……誰か代わってくれたり……はしなかったんだろうなぁ……」
『ええ。』
「装備を準備してくるよ。」
『あとは……
「はあ。
『ええ。エアカバーは私と
「なるほど。
『
「はっ、そりゃ面白い。
『本気で来るとは思う。部下の腕試しだと思ってるだろうし、どこまで育てられたかの確かめも兼ねてると思う。』
「なるほどなぁ……対戦車兵器は持たせておいたほうがいいと思う。重装甲の狙撃兵が隠れているかもしれない。」
『重装甲の?』
「用心はいくらしてもしすぎじゃないだろう?」
『そうではあるけれど……』
「まあ、もっとも……重い装備は機動力を削いじまうから……そう思うと……ロケットランチャー辺りを持っていったほうがいいだろう。」
『うーん……』
「それか……これかだな。」
『これは?』
「10kg梱包爆薬。10kg……まあ……いや、どうだろうな?」
友人の背の大きさに対する重量を心配する同僚。
「火炎放射器と5kg梱包爆薬でいいか。」
重量オーバーで潰れないことを祈る。全くもって問題ないと思うけれど。
メモ書き vol.1
ニューマ中佐
……本名不明。男性ながら女性にしか見えず、容姿を自在に変えられる特性から、本来の姿がわからないとされる。
小さい頃のあだ名等、わからないことが多い。
F4G"コルセア"
……ニューマ中佐の妻を自称するDOLLS。ニューマ中佐は嫌がっておらず、妻として認識している。
元は隻眼の海賊の娘だったという噂があるが果たして。
小さい頃のあだ名はサイクロプス(単眼の巨人)……どうして。
カナヅチ。
A-20G"インベーダー"
……本来はハボックと呼ばれるべきDOLLS。ニューマ中佐の姉を自称する。血は繋がっていない。
元は兵器工場経営者の娘だったという噂がある……らしい?
小さい頃のあだ名はベルタ。
Ⅷ号戦車"マウス"
……ニューマ中佐の姉……らしい。血は繋がっていないが。
三人衆の中では彼の許嫁になるのではないかと噂されていたほど。
小さい頃のあだ名はマーサ。
全く泳げないが、ARMS無しの状態なら脚は速い。