R-18作品初めてなのでどうか暖かーい目で見守って頂けると。
―――姉の笑顔が気持ち悪い、という両親の言葉は私が物心付いた時にはもう日常だった。
血への価値観の違いと、
『普通』で居なさい、笑顔も綺麗にしなさい、
ひとつ下である私を比較対象にして、両親は姉に『普通』を強制させていた。
―――あぁ、私が居ても原作とはそう変わりないのか。
解りきっていた事だが、今その姉に一番近い立場になって再確認した。
―――それなら、それならば。
一つの違いだけで愛する事を辞めた
私
姉の為に身体を傷付けて、姉の為に身体を捧げて、姉の為に私を使ってもらう。
―――これではまるで姉の
だが、それでも。
―――あぁ、そうなれるとは、なんて嬉しい事なのだろうか。
そうだろう、
――――――――――――――――――――――――――
――――――啄む様な数瞬のキスが終わるまで、私の頭の中はそんな事が巡っていた。
「……んっ」
ふわ、と離れた姉を追い掛けてその唇をもう一度塞ぐ。
首に手を回して引き戻し、ちゅ、ちゅと何度もキスをした。
そして、
「ん……はっ、ぅ―――んっ」
「!」
自分の舌で姉の口を抉じ開け、その中に舌を絡ませる。
くちゃ、という水音が静かな部屋に響き、続いて艶かしい吐息が掛かった。
「ぁ―――むっ」
姉の口内に溜った唾液をぢゅるうっ、と
わざとぐちゃぐちゃと汚い音を立てれば、姉は私に期待する目を向けた。
「ん、ぇー―――」
そうしてどろどろに混ざった唾液を見せつける様にすれば、姉の表情は更に上気していく。
「ふふ……ハルちゃん」
「ぇあ?なんれふ?」
ぎし、と軋むベッドの上、もごもごと口を動かす私に被さったままの姉が私の耳元に顔を近付ける。
「……へんたい」
「―――っ」
きゅうっ、とお腹の奥が締まる感覚に息が詰まり、無意識に脚が震えた。
そんな私の姿ににまぁっと口元を緩めた姉は、頬からつつつ、と指を滑らせていく。
―――あぁ、駄目だ。
首を通り、胸元―――その服の上からも解る突起をかり、と軽く引っ掻かれ。
「ぁ―――んっ」
―――そこは、今は駄目。
そのまま辿る様にお腹―――その、下の方。
先程締まる様に感じた
「……ぁ」
「ハルちゃん、ここですか〜?」
すりすり、なでなで。
「んっ、ん……は、ぅ……」
猫にするみたいに優しく素肌を撫でられ、ぞくぞくと小さな快感に声が震える。
「ここかな〜……それとも、お胸……?」
と、ぱっと手が離れて慎ましやかな胸を揉んでいく。
―――気持ちよくなれそうだったのに。
もやもやした感覚が段々と「寂しさ」に変わり、気付けば私の口からは否定の声が出ていた。
「んっ、ちがっ…う……」
「ん〜……じゃあ、何処です?」
「あっ、ん……んぅぅ……」
一番触って欲しい所を触ってくれない。
焦らしに焦らされた私のお腹に呼応する様に
「ぅ……ぉな、か……きゅぅってしてる……とこ……ですぅ……」
「ん〜〜と……ココ、ですね?」
もう喋るのも億劫と、私は小刻みに肯いて反応する。
そして。
「―――えいっ♪」
ぎゅうっ、と。
「お"っ―――っ、ぎぃ―――!?」
快楽を待っていた私の子宮に、姉からの
身体に走る快感を逃がすかのように脚がピンと伸び、視界が白くなる。
「―――っ!!ぁ、―――っ―――!!」
「えへへ……ハルちゃん、カァイイですよ♪」
絶頂を迎えビクンビクンと跳ねる身体を見て恍惚な表情になる姉だが、その手は止まらない。
「―――っ、は、あ"っ!?ま"っ、イ”ッぎ!?」
左手で休憩無しに押される下腹部。
ぐっぐっと上から潰され、何故場所が解るのか疑問になる卵巣部分を上からコリコリと弄り、そのまま膣の中身を押し出すようにぐりぐりと刺激される。
「オ”ッ、イ”グッ、待"っ、あ"っ、―――っ!!」
「もっと、もっと♪ハルちゃん、もっと鳴いて下さい♪」
その快感は一溜りも無く、私は再びの絶頂に身体を跳ねさせた。
ぷしゃっ、ぷしゃっとポンプが残った水を吐き出すようなテンポで私の股から潮が吹き出していく。
途中姉の声が何かを喋っていたが、生憎と現在の私には聞く余裕が無くてスルーしてしまった。
「イ”ッ―――っア"、―――っ―――ぐぅっ!!」
更に押し出された膣の中身が下着を汚し、遂にはシーツにまで水溜りを作っていた。
それでも私の身体を駆け巡る長い長い気持ち良さは、なかなか抜けてくれる事は無く。
「ぁっ―――ぅ」
―――気付けば私は、ブチンという音と共に気を失っていた。
――――――――――――――――――――――――――
ちく、という痛みが私の覚醒を促した。
「―――ぁ」
「ん……ハルちゃん、
下の方から聞こえた声はくぐもっていて、直前に聞こえたリップ音から吸血をしていた事が解る。
ちゅ、ちゅと不規則な音を立てる姉を見て、だんだんと目が冴えてきた。
「ぁ、ぃ…ふぁ、う……いま、何時ですか?」
「そろそろご飯が炊ける頃ですよ。七時を過ぎた所なのです」
ちらりと外を見れば、外はもう暗い闇に覆われてしまっている。
吸う前はもうちょっと明るかったのだが、あの後ぐっすりと眠ってしまっていた様だ。
私としてはもう少しだけ姉との行為に浸っていたかったのだが、『失神したら終わり』というルールをお互いに設けた以上、そこはちゃんと守らなければいけない。
気持ち良かったけど、私一人だけそうなれてもなぁ、と。
次やる時は二人で一緒に気持ち良くなれる様にしなきゃ、と私は誰となくそう決めた。
起き切っていない身体に鞭を打ってよいしょ、と起き上がると、謎に下半身がスースーしていた。
「あ、パンツはお潮で汚れちゃったのでお洗濯しておきました」
べちょべちょで凄かったですよ、という言葉を聞いて下に視線を向けてみれば、Bカップの慎ましやかなお胸の下は何も着ておらず、ほぼ真っ裸であった。
「……ごめんなさいです、脱がさせてしまっ―――」
長く血を味わっていたかったのだろう姉に向かってそう謝るが、
「―――良いんですよ?トガはハルちゃんの事が大好きですから。離れたくは無いけれど、ありがとうって言ってくれたらそれだけでトガは嬉しいのです」
触れるだけのフレンチキスで強制的に発言を止めた彼女は、優しい笑みのままでそう言った。
―――その言葉とその表情が、
―――
―――この16歳にしては未発達に見える小さな身体の至る所に刻まれた、
―――それら全部をひっくるめて、私はこの世界に産まれて良かったなぁと思うのだ。
「―――それなら、ごめんなさいじゃなくて、ありがとうですね」
「えへへ、ハルちゃんほんとにカァイイ……♪」
逡巡した考えを一言にして返すと、姉は頬に手を当ててにまにまと頬を緩ませた。
そんな姉にもう一度―――今度は自分からキスをした私は、ベッドから降りて鏡の前に立つ。
真っ白い地に紅く色付けられた自分の肌を見て、
―――明日も、絆創膏でいっぱいになりそうだなぁ。
と、私は他人事の様に思った。
小説を書こうと思った切欠とR-18作品に手を出した理由はひさなぽぴー様の作品が99割です。
つうか理由はそれだけで充分である。