披露宴が終わり、文字通り
各自部屋に戻り、夕食を食べ、子供達を寝かしつけた。
一日の終わり、ソファに座って休憩…
ここで、ふと気付く。
「今日。初夜だわ…。」
「え、忘れてたんですか?」
同じくソファに座っていた四葉は、驚愕のあまり声も出なくなっている。
確かに、普通の夫婦だったら今頃ソワソワしてお互い目を合わせられなくなってるだろう。
しかし、俺たちはもうやる事済ませているどころか、子供までいる。
夫婦としての関係は既に出来上がっているのだ。
なのに今から初夜?笑わせるな。
「五人でエロい事しようぜ!」
なんて言って強制的にベットインする方がまだ分かるという物だ。
…だが、夫婦にとって初夜はとても大事な物なのは容易に想像がつく。
どうしたものか…
「そんなの、わざわざ理由付けする方がおかしいですよ。」
「やっぱお前エスパーだよね?」
「察する能力が高いんです!」
「エスパーじゃん。」
「…先に行ってますよ。」
突然話しかけてきた五月に諭される。
ふむ。五月の言う通り、俺が考えすぎてるのだろうか。
ならば善は急げ。早速行動に移そう。
「四葉、聞いてたか?」
「うん。…久しぶりだね、二人以上でするの。」
「確かにそうだな…卒業旅行以来か?」
普通は二人でしかしないんだけどな。
まぁ、それが俺たちの普通であり、夫婦の形ってやつなんだろう。
取り敢えずまずは四葉をエスコート。
気品ある華麗な仕草で尻を一揉み。
まるでハムスターのような小柄な彼女からは想像もできないような弾力が掌に伝わった。
お尻に幸福と快感が詰まってるなのだ!
「…ちょっと、揉みすぎです。」
「おう、すまん」
「適当だぁ…」
悪いな、俺はもう原作では絶対に有り得ないようなキャラに魔改造されてしまってな。
正に淫魔に改造ってか?
それはさておき。
「一花、入るぞー。」
「んみゅ…あ、風太郎君、おっはー」
「おっはーじゃねぇよ。今何時だと思ってるんだ?」
「…ヤバ、11時?」
「夜のな。」
…ったく、この部屋には早急に窓をつけなければ。
あ、ここ賃貸だった。
「あはは。…五人?」
「俺の妻は揃いも揃って察しがいいな。嫌か?」
「全然。むしろ、姉妹に恥ずかしいトコ見られるのってなんか興奮する」
「こじらせてるな」
「こじらせちゃってるね…」
「こじらせちゃた☆」
「…さっさと布団から出ろ。」
次は二乃の部屋。
朝陽と乃愛が寝ているから、そーっと、そーっと…
「ニ乃ー!!エッチしますよー!!」
「え、は!?」
「「んー…」」
「おいバカ!折角寝かせてたのに!」
考えなしに突撃した四葉の声によって、二人は起きてしまった。
そして、赤ちゃんは眠りから覚めた時、暴君になる。
「「ぎいやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」」
「あぁぁぁにのぉ!ごめんなさい、何とかしてくださぁい!」
「分かった、分かったから、フー君以外一旦出て!」
その後、何とか狂乱した朝陽達を寝かす事に成功した。
しかし、毎回苦労して寝かせている分二乃の反動もすさまじかった。
「私が最初。いいわね?」
「えぇ…?」
「いいわね?」
「ほ、他の子達もいるし…」
「いいわね?」
「はい」
もちろん三玖も誘う。
今度は確実に、音を立てないように静かに入る。
「三玖ー。起きてるかー?…寝てる。」
「あらら」
大方、未来に読み聞かせでもしていたのだろう。
寝てる姿も可愛いって、最早罪だな。
「おーい、三玖。ちょっといいか?」
「ん…?フ、フータロー。どうしたの?」
「今日は新婚初夜だ。たまには、全員でしてみたいと思ってな。…嫌か?」
「うえぇ!?そ、そんな…フ、フータローが、したいなら…」
「あーもう可愛い。よし、連れてくぞ!」
俺は三玖をお姫様抱っこで華麗に攫う。
すまない娘よ。俺の気持ちはもう止まらねぇからよぉ!
☆★☆
「…やっと来ましたね。」
「お前…こんな所にいたのか。」
「…ハヤクエッチシタイナンテイエルワエナイジャナイデスカ」
「すいませーん!俺の嫁可愛いんですけどー!」
「茶化さないで下さい!ほらそこ!ニヤニヤしてないでさっさと服脱ぎますよ!」
五月に急かされ、俺たちはいそいそと服を脱ぐ。
五月は既に服を脱ぎ終わっており、どれだけ待ち遠しかったかが伝わってくる。
しかし。
「という訳で、私が最初ね!」
「何故なんですか!私には関係ないんですよ!?理不尽です!」
「そんなの知らないわよ!言うなら、私を怒らせた四葉にしなさい!」
「ごめんね…ごめんね五月…」
「…分かりましたよ。」
渋々といった感じで頷く五月。
俺としてはそこまで悪い気がしないが、いつか喧嘩になりそうで怖いな。
「それじゃ、始めるか…」
「えぇ。…でもやっぱり、まずは皆で慣らさない?」
「そうだねー。風太郎君にも、今日はいっぱい出してもらわなきゃだし。」
「準備は大切。」
「えと、具体的には、どうやってすればいいのかな…」
「多分、舐めたりではないでしょうか?」
「あ、そういう事か。納得しました!」
…やかましい。
なんとなく予想はしていたが、6P、かなりうるさい。
3Pとか4Pまでならまだ分かるが、流石に人数が多すぎた。
いかん、このままでは、ムードもクソもないただの交尾に…!
「風太郎君、何をそんなに思いつめた顔をしているんですか?」
「え?いやその…何してるんだ?」
いきなり話しかけてきたと思えば、五月は俺の分身を舐め始めていた。
「なにっへ、なめへふはへへふほ?」
「ちょ、舌動かすと…」
そこからはあっという間。
駆けつけ一杯とでも言わんばかりに果ててしまった。
「ふふ…濃いね。今日は、いっぱい楽しも?」
…俺は、この夜を生きれるだろうか。