「お、お邪魔します…。」
入ってきたのは三玖だった。
あれ?嫌な予感がするぞ?
俺のサイドエフェクト(意味深)がそう言っている。
「じゃ、邪魔するなら帰ってくれ。」
「違うよ…。フータロー、汗でベタベタでしょ?洗って上げようと思って。」
「すまん、もう洗い終わったぞ?」
「…」
「…」
風呂場に沈黙が訪れる。
頬をプクッと膨らませた三玖は、こちらに近づいて来るやいなや、
「じゃあ、私を洗って!」
と言ってきた。
いや、そうはならんだろ。
「なんのつもりだ」
「いや、その…五月が、羨ましいなぁって。」
はい可愛いー!
殺し文句頂きましたー!揉みまぁす!
え、キャラ崩壊?
今の俺はnew風太郎なんだよ。気にするな。
「フ、フータロー?誰に喋ってるの?」
「おっと、済まない。さぁ、俺に背中を預けるんだ、はっはぁー!」
「熱でもあるの?」
うるさい!俺の性欲を解放したお前らが悪い!
「そんな俺に洗われるのは嫌か?」
「…嫌じゃ、無い、けど…」
ちょっと反応が面白くなってきたので、さらに言葉攻めを続けてみる。
俺は三玖の肩をガシッと掴み、顔を近づける。
「俺をその気にさせたな?もう止められないぜ。」
「えええ!」
三玖は驚きの声を上げると、そのままその場にうずくまる。
「だ、駄目だよフータロー…やめて…やっぱやめないで」
「悪かった。お前が止まれ。」
☆★☆
「むぅ…。フータローはムードを壊すのも上手だね。」
「悪かったって。ほら、あれだよ、やっぱり可愛い反応が帰って来るとな、こっちとしても、その…」
「その?」
「男の血が、騒ぐというか…」
「…うん、嬉しい。フータローに、可愛いって言ってもらえるなんて。」
「そ、そうか…。」
三玖が体を摺り寄せてくる。
「…ねぇ、エッチしようよ。」
「え。おい、え?」
いきなりの提案に、身がたじろいでしまう。
しかし、風太郎(小)の方は絶好調なようで、イイ展開を期待して起き上がっている。
「あ、フータローのここ、大きくなった。」
「おい、あんまりそういう事言うと…」
「襲っちゃう?」
「…否定できん。」
まずい。理性がどんどん無くなっていく。
このままでは、五月の時の二の舞になってしまう。
段階、段階があるだろ普通!
「私ね、フータローがいたから、お料理の学校に行く決断も出来たと思う。」
「…」
「フータローが好きだから、信じて進んでこれた。」
「…」
「だから、今度はフータローに私を好きになってもらうの。」
「…」
「今まで、ずっと我慢してた。でも、もう迷わない。」
「…そうか。俺に遠慮なんてするなよ?何せ、俺は五つ子全員を独占するんだからな。」
「そうかもね。…じゃあ、こんなのはどう?」
そう言って、三玖は俺の股間にそびえ立っている風太郎(小)をすりすりと触り、やがて口に入れ始めた。
「み、三玖…うっ。これも、我慢してた事か?」
「んー。…ぷはっ。…うん。でも、実を言うと…」
「ん、何だよ。もう今更後戻りはできないぞ?」
「もちろん。…まだ全然我慢してた事がある。」
そう言って三玖は座っている俺の上に乗ると、ゆっくりと俺の(小)に自身の股をあてがう。
「いいよね…?」
少しの摩擦だけで、今すぐ腰を浮かせたくなる。
だが、俺は自分の性欲なんかの百倍大事な事を思い出し、三玖に伝える。
「おい、ゴムは…?」
「大丈夫。こんな時の為にピル、買ってきてある。」
「お前もムッツリだよな…」
「…フータローの意地悪。焦らさないで、早く挿れて!」
「…分かったよ。」
少し不安を残しつつ、俺は三玖の肩を抑え、ゆっくりと下に動かす。
「うんっ、あ、あぁ!は、入ったぁ…」
「なんか、五月より湿ってないか?」
「ブー、フータローアウト!」
「な、何がだよ!…まさか、どこか痛みが」
「そうじゃなくて。…それに、痛みは、フータローのなら我慢できるから。」
何だよ。Sに目覚めてやろうか?
「…フータロー、顔がエッチだよ。」
「す、すまん。」
「ううん、大丈夫。…じゃあ、動く?」
「いや、俺が動かす。」
三玖の腰を掴み、ぐりぐりと動かす。
対面座位の基本はコレ、とあの本には書いてあったな。
え、原作とは違う本読んでんじゃねぇかって?
おいそこ、メタい事言うんじゃねぇ!
「あっ、あっ、ふ、ふーたろー…?だれと、、おはなひひてるのぉ…ひゃん!」
「企業秘密だ。」
乳を揺らし、甘い嬌声を挙げながら必死にしがみついてくる三玖。
正直、もう我慢できない。
「も、もう出るんだが…。」
「うん、だひてぇ!」
びゅるっ、びゅー。
限界まで締め付けられた三玖の膣内に、俺は抗えず果ててしまった。
心地よい快楽の中、三玖がキスをせがんでくる。
深く濃厚な口づけの後、ゆっくりと繋がった部分を離す。
「…えへっ。フータローのあったかいの、もらえた…。」
離れると、ちゅぽん、と可愛い音を出した三玖のアソコ。
中から溢れてくる俺の愛情の塊に、更に興奮が高まる。
「あ、駄目だよフータロー。薬が効くのは一日一回までだから。」
「いや、もう流石にこっちが戦闘不能だよ。」
その言葉通り、俺の(小)は既に覇気を失い、息も絶え絶えノックダウン状態だった。
「な、ならいいや…。」
その後、なんやかんやで五月も乱入してきて、一緒に風呂に入ったんだが、それはまた別の話で。
☆★☆
「まずいわね…まさか、五月も入ってくるとは。」
ノートに解答を書きながら、私は考える。
戦っていたのは、私と一花と三玖だけだと思っていた。
しかし、思わぬ伏兵が潜んでいた。五月だ。
あの子は夜まで勉強している事を逆手に取り、フー君の家にお邪魔して…。
なんて大胆なの!
あの子、お母さんになるとか言ってた癖に、ただの娼婦じゃない!
このドメスティックバイオレンス肉まんお化け!
…一旦落ち着こう。
そうだ、考えよう。
どうすればフー君に振り向いてもらえるのか、私にはどんな武器があるのか、考えよう。
確かに、フー君はパパの前で宣言してくれた。
でも、フー君はそういう事には奥手だから(偏見)、私から攻めなきゃよね。
そう、恋は攻めてこそよね。
今週辺り、計画を練って実行ね!
☆★☆
「あわわわ…皆、上杉さんにゾッコンだよぉ…」
部屋のベッドに座り、考え込んでしまう。
…うむむ、上杉さんが皆に取られてしまう。
でも、この学校に来た原因は私で、皆の方が幸せになるべき…ん?
待って、私がこの学校に来なければ、皆上杉さんには会えなかったって事だよね?
私、実はお礼を言われてもいいんじゃない!?
(お前がみんなの手を引いていくんだ!)
そうだよね。
やっぱり、始めて上杉さんと会ったのは私だから、私だって何かあってもいいよね!
そうだ、そういう事だ!
…あの頃の夢を、叶えてもらおう。
でも、私だけじゃなくて、みんなで上杉さんの一番のお嫁さんになるんだ!
☆★☆
つやつやな三玖と五月に挟まれながら、俺は考える。
…そもそも、なぜこんな事になった?
別に役得でしかないから悪い気はしないが、やっぱり倫理観が思考を阻む。
もう、ここまで来てしまったら、考えすぎない方が得策なのか?
「上杉君、そろそろ出ましょう。時間になってしまいます。」
「おう。」
二人の体を見ていると、もう何だかどうでも良くなってしまった。
さぁ、こんなイケない関係になってしまった俺たちの明日はどっちだ。
…タイムワープしたい。
なんと、お気に入り50突破です。
始まってまだ二日なのに、びっくりです。
感想など頂けましたら、一日一万回感謝の女優業を忘れません。(尚男の模様)
それでは!