※この作品はR-18です。

静かに暮らすために愛を育む   作:ガンダムラザーニャ

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今回は強者さんからのリクエストで混血のカレコレのヒサメの話の前編を書かせていただきました。

後編も続いて書きますので楽しみにしてください。

また活動報告のリクエスト募集も続けてますので、皆様のリクエストをお待ちしております。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=274700&uid=99940


氷と雷のハーフの少女・前編(混血のカレコレ ヒサメ)

俺はクリスと共にある研究所に潜入した。

 

理由はここには子供が実験体にされていると聞いたからだ。

 

中は今、騒がしくなっている。

 

それは今カーマたちが外で暴れているからだ。

 

元々能力で潜伏してるのもそうだが、研究員たちは騒いでそれどころではなく、気付いていないようだ。

 

だから中への潜入は簡単だった。

 

そして中に入れば、予想通りというかなんというか…、ペットショップのケースみたいなところに子供たちが閉じ込められている。

 

よく見ると、衰弱しているようだ。

 

「…ひどい」

 

「…っ、マスター!

あれを見て!」

 

クリスが慌てた様子で指を指すと、その先では研究員が一人の少女を連れてどこかに連れ出そうとしていた。

 

よく見るとその少女は俺と同じ年頃で、青い髪に龍のような角が生えていた。

 

「おい待て!

その子をどうするつもりだ!」

 

「くっ、ここまで来るとは…。

おい、今こそお前の力を見せるときだ!

戦って俺たちを守れ!」

 

「い、いやぁ!

戦いたく、ない…っ!」

 

「ちっ、ならばこうするだけだ!」

 

「ぐっ!?

あっ、あぁああああああ!!!」

 

研究員が何かを操作すると、少女は苦しみだした。

 

「ひぎっぃ!

わ、わかりましたっ、戦いっますっ!」

 

「ふん、最初からそうすればよかったんだ」

 

研究員が少女を乱暴に振り払うと、少女はふらついた様子で、目には涙を溜めながら手に氷の剣を形成する。

 

「うぅ……」

 

「さあ、行け! 奴らを殺せ!」

 

研究員の命令を受けた少女がこちらに向かってくる。

 

「あいつ、無理やり戦わされてるのか!?」

 

·「今のやり取りからそうみたいだね。

見たところあの研究員があの首輪に何か操作してるみたい!」

 

「わかった!じゃあ俺がこの子を止めるから、クリスは研究員を止めにいけ!」

 

「任せて!」

 

俺はクリスに指示を出すと、クリスは走って行った。

 

「行かせるわけないだろう!」

 

すると研究員が銃を構えてクリスを狙い撃つ。

 

だがクリスはそれをひらりと避けて、一気に距離を詰めていく。

 

「なっ!? クソッ!」

 

研究員は慌てて銃を撃とうとするが、それよりも早く、クリスの拳が顔面に突き刺さった。

 

「ぶげぇええ!?」

 

「邪魔だよ」

 

そしてそのまま回し蹴りを食らい、吹き飛んでいった。

 

……うん、ありゃあ気を失ってるな。

 

でもこっちはまだ動けるようだ!

 

「あっあああああ!!!」

 

少女が氷の剣を大きく振りかぶってくる。

 

が、それと同時に、少女の表情がよく見えた。

 

もう楽になりたい。

 

誰かを傷付ける前に自分を殺して欲しいと言わんばかりの、諦めと悲壮に満ちた表情だった。

 

俺は彼女の剣を敢えて掴み、同時にカーマの炎で溶かしてから少女を強く抱き締める。

 

「え…?」

 

「んなこと、できるわけねぇよな。

こんな無理矢理戦わされてるようなやつを相手に殺すとかできねぇよ」

 

「…」

 

「ほら、怖かったろ? もう大丈夫だからな」

 

「うぅ……っ!」

 

少女は安心したように泣き出してしまった。

 

しかし、その直後で。

 

「うぐっ!?

がっ、あぅあ…!」

 

「お、おい大丈夫か!?」

 

「ふ、ふふっ!

仕込んでおいて良かったぜ…」

 

「お、お前!

こいつに何をした!」

 

気絶したはずの研究員が、息を荒くしながら勝ち誇った顔で笑う。

 

「そいつの首輪には毒を注入するようになっている。

そして戦う意志がなくなれば即座に致死量の毒を注入されるように仕組んでおいたのさ!

解毒剤もない、そいつは間もなく死ぬ!

お前たちが殺したようなものさ、アーハハハハ!!!」

 

「ちっ、だったらこうするだけだ!

頼む、効いてくれ!!」

 

俺は少女の首輪に触れて外すと同時にアクアの浄化能力を使う。

 

これで首輪の毒は消えるはずだ。

 

すると少女は毒が消えたのか、安堵の表情になり、そのまま目を閉じて深呼吸する。

 

「な、なんだと!? なぜ貴様ごときにそんな力が……。

いや、今はどうでもいい! くらえ!」

 

研究員が懐からナイフを取り出して襲いかかってきた。

 

が。

 

「スティール!」

 

「…あれ、何でナイフが!?」

 

「探しものはこれ?」

 

研究員が持っていたはずのナイフが、クリスによって奪われ、それが今クリスの手の中でクルクルと回している。

 

「き、貴様いつの間にっ!?」

 

瞬間、クリスの勢いよく上げられた足が、勢いよく研究員の頭部の側面に打ち込まれた。

 

「ぐべっ!?」

 

「まだ終わりじゃないよ!」

 

そして倒れそうになるところを、クリスは研究員の腕を掴み、背負い投げのように地面に叩きつけた。

 

「ぐぁああああ!!」

 

研究員は地面を転がっていき、壁に激突した。

 

起き上がる隙も与えないとばかりに馬乗りになり、縄で研究員の手足を縛っていく。

 

その間に俺は少女を介抱していた。

 

「おい、大丈夫か!?」

 

「う……っ、はい……。

なん、とか…」

 

少女はそのまま、気を失ってしまった。

 

「これで安心だな」

 

「マスター!

こっちも終わったよ!」

 

「あぁ、早くここから出ようぜ」

 

俺は少女をお姫様抱っこしながら、研究所を後にした。

 

ちなみに後で来た他のパートナーたちによって、研究所にいた子どもたちを救出し、街の組織に保護してもらうのだった。

魔女として出してほしいキャラ

  • めぐみん(このすば)
  • 七罪(デート・ア・ライブ)
  • アズサ(スライム倒して300年)
  • イレイナ(魔女の旅々)
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