※この作品はR-18です。

燐香の陵辱 ~巨乳JCが神社で化け物に陵辱された上にその化け物が取り憑いたドSおじさまにマゾ調教されて男達の肉便器にされていく話~   作:酒巻門土

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駅前にて:第1話

 

 

 日付まであと数時間であることを、燐香は乗せられた車の時計から知った。

 

 同時に、メイド長の運転する車が道端で停止する。

 

「お待たせしました」

 

 運転席から降りたメイド長が、後部座席に座る燐香のドアを外から開けた。

 

「そこの角を左に曲がり、その先を真っ直ぐ歩きましたら、駅のロータリーに着きます。旦那様がそちらにいらっしゃるので、待たせないよう急いで下さい」

「……ぁ、ぁあっ、ゃ……ぁ、んあぁ…っ」

 

 メイド長の手を借りて車の外に降りた燐香は、外気に肌を舐められる感触で、完全に屋外に出てしまったのだと絶望する。

 双穴からもたらされる淫らな刺激に甘い声で呻き、ふらふらと立つ燐香へ、メイド長はにこにこと微笑む。

 

「とてもよくお似合いですよ。曲がりなりにも学生なのですから、制服は着て頂かないと」

 

 ふふっ、と楽しそうに眺めるメイド長の視線に、「ぃゃぁ……」と少女が啜り泣く。

 

 

 ………実際、今の燐香が纏う衣服は、破廉恥と呼ぶしかなかった。

 

 

 メイド長によってより強く派手に巻いたパーマをポニーテールにし、夜目によく目立つ赤いリボンを付けた髪型は、燐香の大人びて整った美しい貌と明るい茶髪を見事に映えさせたものだった。

 が、まともな外見なのはそこだけだった。

 

 

 赤いスクールリボンを付けた半袖の白ブラウスは前ボタンを全て解放し、下部分をアンダーバストの下で縛っている。

 当然その蜂のように括れた腹部は可憐な臍ごと完全に露出し、大きすぎる胸も殆どがブラウスからはみ出ていた。

 

 一応、燐香の豊満すぎる巨乳には総レースの派手派手しい真っ赤なブラジャーがあったが、パッドや裏地など一切無いシースルー仕様のため、実質、美しい刺繍をされた薄いレースが乳房に掛かっているだけだった。

 しかもフロントホックのそのブラジャーは、サイズこそ燐香が普段から使っているものと同じだが、明らかに現在のバストの豊かさと釣り合っていない。

 

 

 下半身も制服に似た赤いチェックのプリーツスカートだが、その長さが非常識だった。

 今まで履かされたマイクロミニのスカートも非常に危うい物だったが、それらすら上回るほど短い。

 少し身を捩るだけでショーツのクロッチが顔を出し、たわわな尻たぶは何もしなくとも円やかな下部分が露出している。

 さらにローライズさも非常識で、ぎりぎり腰に引っ掛かっているというような位置までずり下がっており、白く眩い鼠径部の上端が外気に晒されていた。

 

 

 そもそもその深紅のショーツも、ブラジャーと同様のシースルー総レースで、逆三角の小さなフロント部分以外全て紐という過激なものだった。

 ショーツのサイドは紐で結ばれていて、もしそれを解けば簡単に秘部を丸出しにしてしまう。しかもそのサイドは腰の最も括れた箇所にV字を描くように結ばれており、過剰ローライズのスカートよりもずっと上にショーツ紐の結び目を見せ付けていた。

 

 その上クロッチ部分が開いている所謂オープンクロッチ。スリットに備わったリボンが結ばれて一応ヴァギナの完全な露出は防いでいるが、ひらひらとしたそのリボンは逆にショーツの卑猥さを強調していた。

 

 淫猥な超ミニのスカートから伸びる白い足に纏うのは、赤い網ニーハイソックスだった。

 むっちりとした太ももの肉感的な造形も、ほっそりと優美な脹ら脛も、長い美脚によるスタイルの良さをこれでもかと強調し、同時に淫靡な色気を醸し出していた。

 

 

 ……その形良く美しく妖艶な美脚の先に、20cmオーバーの赤い厚底ヒールを履いていることが、燐香をひどく苦しめていた。

 

 

 昼間も高いヒールのサンダルを履かされていたが、それらとは比べものにならないほど足元が覚束ない。ふらふらと頼りない履き物をし、普段よりずっと視界が高く、その上、望んでいないのに大きく育った巨乳のせいで足元が見えない。

 

 そんな困惑し怯える燐香に「あぁん…ぁ、ぁ、ぁ…ゃぁあん…っ」と甘い声を出させる刺激が絶えず送られる。

 赤いニーハイソックスの履き口に、2本ずつピンクローターのコントローラーが差し込まれていた。

 4つの小さな淫具はコードで繋がれたまま、それぞれヴァギナとアナルに2つずつ潜り込み、ぶぶぶぶっっと振動しては燐香を淫猥に苛み続けている。

 

 

「や、ぁあぁ……っ、いや、いや…こんな、こんな格好、いや、いやぁあ…んぁああン…ッ!」

 

 

 胸も腹部も丸出しにした淫猥なブラウス、

 サイズの合わない派手に真っ赤なシースルーブラジャー、

 非常識極まる超ミニスカート、

 サイドの結んだ紐もリボンで結んだだけのオープンクロッチも晒してしまう淫靡なレースショーツ、

 ピンクローターのコントローラーを挟んだ赤い網ニーハイソックス、

 厭でも目立つ厚底ヒール、

 

 そして、身を捩るたびにポニーテールを揺らしては身悶える、白皙を紅潮させた美貌。

 

 

 そんな下品で卑猥で破廉恥な燐香の姿は、街灯の少ない夜道の中でも妖しく目立っていた。

 

 

「そうですね、確かにブラジャーのサイズが合っていませんから、大きすぎるおっぱいがみっともなくはみ出ていますね。しかしこのサイズの下着で学校に通っていたのですから、しばらくは我慢して下さい」

「……ぁ、あぁぁ……」

 

 メイド長のもっともらしい、しかし悪意あるわざとらしい口調に、燐香はさらに怯えた。

 なぜ普段使いしているHカップのブラジャーのサイズを脅迫者たちが知っているのかと狼狽え、そして今はその下着ですら小さいとはっきり感じてしまうことに、発育の終わっていない中学三年生は恐怖した。

 

「ではそろそろ失礼します。また落ち着いた頃にお会いしましょう」

 

 後部ドアを閉めたメイド長は燐香の顎を摘み、顔を近付ける。

 薄暗い部屋のベッドの上で散々に燐香を甚振った嗜虐的な眼差しと微笑が、燐香を射竦めた。

 

「その時は、たくさん可愛がって差し上げますね」

 

 びくりと硬直して目を瞠る少女に、メイド長は赤い唇を笑ませ、そのまま燐香のそれへ押し付けた。

 

「んくぁぁ…っ!」

 

 甘く芳しい女性の匂いと柔らかな唇に媚びた声で喘ぐ燐香へ、長い舌を潜り込ませて深い口付けをするメイド長。

 割れた舌先が意図的な荒々しい動きで少女の敏感な口腔を一頻り舐り、燐香の可憐な舌をスプリットタンで挟み扱く。

 ん、んぅ、んじゅぅ、んぢゅるぅ……っと隷属的な舌遣いで燐香はメイド長の長い舌をしゃぶる。

 厚底ヒールのせいで自分の方が背が高くなり、それでも被虐的に従順に名前も知らない女性と舌を絡ませている現実に、燐香は背徳的な快楽が膨らんでいくのを感じて震えた。

 

「ふふふっ」

 

 じゅるっ、と粘ついた音と唾液の橋を作りながら、メイド長が舌を引き抜く。

 ぁん……と甘え媚びた声で啼く燐香の、熱い涙に濡れてか細く訴える瞳に、メイド長は笑う。

 そして、その仕草を見てかあぁっと恥ずかしがり俯く少女の耳元へ、囁く。

 

「お勤め、頑張って下さい、メス豚燐香」

 

 囁き、嘲り、くすくすと哄笑を毒のように塗りたくってからメイド長はさらりと離れた。

 そして振り返りもせず乗ってきた自動車の運転席へ入ると、そのまま流れるように発進していった。

 

「……ぁ、あぁ……」

 

 あっという間に小さくなっていく車を茫と見送りながら、燐香は呻く。

 一方的に荒らされた口の中と退廃的に絡み合った舌が、全身を甘やかに欲情させた。

 ぶぶぶぶっと休むことなく振動し続けるローター達が、その中途半端に膨張した快感を炙り続ける。

 

「ぁっ、あ、ぁ……ゃ、ゃ、ゃぁあぁ……っ」

 

 どことも分からない道に独り放り出された燐香は、非現実的な格好のままひたすら蝕んでくる快楽と羞恥に怯え、悶え、喘ぐ。

 

「ゃぁ……ぁ…ぁぁん……」

 

 指示された曲がり角の向こうは、今いる道路よりずっと明るかった。

 薄暗い場所で辱められていた時はそこに逃げたかった。

 が、今は、辱められながらそこへ行けと強要された。

 

「いや、いや、いやあぁぁ……」

 

 ぽろぽろと泣きじゃくり、大粒の涙をコンプレックスの巨乳へ零しながら、燐香はぐらぐらとふらつく厚底ヒールの足を光挿す曲がり角へ歩ませる。

 ゆっさゆっさと、淫りがましく巨乳が揺れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 深夜と呼ぶにはまだ早く、地方の繁華街にそれなりの人気と喧噪を孕む駅前ストリート。

 これから家路に就く者、手持ち無沙汰に過ごす者、まだ遊び足らずに赤ら顔で喋る人々などなどが、やや涼しい日曜日の夜を思い思いに過ごしていた。

 

 

 

 そこに、淫猥な姿の女が唐突に現れた。

 

 

 

「うわっ、すっげアメスクじゃん」

「おい見ろよアレ、やべえってアレ」

「うっそマジかよ。なんかの撮影か?」

 

 ざわめく人々の視線を集めたのは、まずその高い丈の厚底ヒールだった。

 20cm以上は身長を嵩増しする鮮やかな赤いヒールはソールも相応に高く、夜の街灯を受けて艶めいて目立った。

 

 そしてその高いヒールによって遠目からでも目を惹くのが、滅多にないサイズの豊満すぎる巨乳がゆっさゆっさと揺れる光景だった。

 

「でっっっっか」

「ブラまる見えじゃん」

「赤かよエロブラじゃねえか」

「マジででっけえよなんだよあの爆乳」

 

「ひ…っ、ゃ……ぁ、ぁ、ゃ…ゃぁん…っ」

 

 駅へと通じる大通りに入った途端、観衆から膨れ上がったざわめきがその卑猥な服装の女、燐香の身体をびくんっと竦ませる。

 

 道行く人々から放たれる奇異の視線が、今にも倒れそうな厚底ヒールでふらふらと歩き、非常識に短すぎるスカートを必死に手で抑え、滅多にない豊満すぎる巨乳を赤いブラジャー丸出しで曝け出す美しい少女へ容赦なく刺さった。

 

「やぁ……ぁ、ぁあ……ひっ、ゃんっ、ぁ、あぁあ…っ」

 

 一歩一歩、なんとか倒れないように必死に慎重に歩くものの、お世辞にもスムーズな歩行とは言えず、ぶるんっぶるんっと大きすぎる胸を卑猥に揺らしてしまう。

 その上、短すぎるスカートの裾を手で抑えようとするが、ただでさえローライズすぎる超ミニは今にもずり落ちそうな危うさがあり、また腕を下に伸ばしているため豊満な巨乳を両腕で挟む形に盛り上げていることに少女は気付かない。

 

「すっげ、胸デカすぎだろいくつあんだれ」

「腕で挟んでゆっさゆっさ揺らしまくって、どんだけ見せたがりなんだ?」

「いくらなんでも短すぎだろあのスカート。でけえケツ全然隠れてねえじゃん」

「歩きながら胸も尻もふりふりさせててエロすぎ」

 

「ぃゃぁ……」

 

 見ないで、見ないで、と心の中で懇願するも、苦悶と淫蕩を綯い交ぜにして紅潮させる美貌が、見ている者の目を惹き付けて離さない。

 

「ぁあっ、ぁん……ゃ、ひぅんっ、ひぁぁあ…っ」

 

 今にも足を踏み外して転倒してしまいそうなほどふらついているが、不思議と倒れたりはせず踏み止まってしまう燐香。

 千鳥足で躓きそうになるたびに、短すぎるスカートが翻っては赤いショーツが垣間見え、まろび出た大振りの白い尻肉が観衆の口笛を誘う。

 

「痴女だ痴女」

「マジもんの痴女じゃん」

「超でっけえなんだよあの爆乳」

「ウシだウシ」

「ヒール慣れてねえのウケる」

「見ろよ歩くたんびにぶるんぶるんさせてるぜ」

「わざとやってんのかあれ」

「わざとに決まってんだろ。でなきゃあんな馬鹿みてえな格好しねえよ」

「爆乳とエロケツ見て欲しい露出狂じゃねえか」

 

 生まれたての子鹿のような不安定な足取りで淫猥に育ちすぎた巨乳と豊尻を踊らせる燐香に、すれ違う人々の心ない言葉が痛いほどぶつけられる。

 

「ひぅ……ゃぁ……やぁあ……っ」

 

 昼間、破廉恥なドレスで歩かされた水族館はまだ品の良い人々が集まっていた。

 が、今この駅前の通りで燐香を嘲笑しているのは、飲み会後なのか明らかにアルコールが回った品のない集団だった。

 彼らのニヤついた下卑な表情や好色の眼差しに、燐香は羞恥と恥辱と興奮に打ち震えてしまう。

 

「すっげえ美人なのに痴女なの最悪だな」

「でも頼めばヤらせてくれそうだよな」

「変態だ変態」

「マワされたくてオトコ誘いまくってんだろ」

「あのドスケベボディむしゃぶりつきてえなあ」

「ブラなんか透けてね? もっと近付いたら乳首見えちまうだろ」

「見ろよあの漫画みてえな腰。括れすぎだろ。ダッチワイフかなんかかよ」

「エッロい足しやがって。下品なカラダくねくねさせてんじゃねえよクソビッチぶち犯すぞこら」

「紐パンほどいてノーパンにさせっぞおい」

「どうせマン汁大洪水にさせて盛りまくってんだぜ」

「ぐぢょぐぢょまんこ見てほしいんだろこのド変態ッ!」

 

「「「ぎゃははははははっっ!!!」」」

 

 

「……ぅ、ぅぅぁ……ひぅぁ…ぁぁ…っ」

 

 あまりに心ない悪罵と哄笑で囃し立てられ、中学三年生の少女は啜り泣く。

 

 どうして彼らにそこまで言われなければならないのか。

 どうして自分はこんな格好をさせられなければならないのか。

 

 どうして、望んでもいない卑猥な肉体になってしまったのか。

 

 ぐるぐるぐと理不尽な辛苦や悲哀が少女の内側を巡り、恥ずかしさで頭が真っ赤になる。

 今にもその場に頽れそうになるのを、

 

    ぶぶぶっ、ぶぶぶっ、ぶぶぶっっ

 

「ぁ、やぁあ…っ、あ、あ、ぁあん…ぁん…んんぁあ…っ!」

 

 ヴァギナとアナルに挿入された計4つのローターが、燐香を悲しみに逃げるのを許さない。

 赤い網ニーハイソックスの履き口から伸びるコードはオープンクロッチのスリットを通って双つの秘穴に潜り込み、先端の淫具から絶えず振動を放っては燐香に卑猥な刺激を与え続ける。

 

「ぁ…っ、ぁん、ぁ、やぁあ…あ、ぁ、ひっ、ぁ、んあ…ぁぁあん…っ」

 

 ただでさえ覚束ない足下が、止むことのない淫らな刺激で甘やかに痺れ、より厚底ハイヒールをふらつかせる。

 そのため、なんとか倒れないよう不安定な姿勢になりがちだった。

 

「おいおいデカケツ丸出しじゃねえか」

「エロ尻そんなに見せびらかしてえのか?」

「ぁ、あ、ちがっ、あっ、ぁあん…っ!」

 

 大きな臀部を自ら突き出す格好になってTバックの豊尻を見せ付けてしまったり、

 

「ひゃははっ、すっげ、爆乳ゆっさゆっさ揺らしすぎだろ」

「エロブラ見せまくっててシャツの意味ねえじゃん」

「やぁあん…やぁ…っ、ゃ、ぁ、はぁあんっ!」

 

 胸と腹部を殆ど露出させた上半身を強引に反らせてしまい、豊満すぎる巨乳をぶるんっと揺らしてはさらにブラジャーを外部に露出させてしまったり、

 

「ストリップ顔負けだな」

「あっちはちゃんと場所とか商売とか弁えてるもんな。あそこの変態はただの痴女だぜ」

「でっけえパイオツもっと出せよ見せたがり女ッ!」

「おいネエちゃんエロケツふりふりさせて誘ってんのかあ!?」

「やめろよやめろよひゃははははッッ!!」

 

 燐香の望みとは裏腹に観ている者を愉しませた。

 

「いゃあぁ…いや、いやぁぁ……ぁ、ぁっ、ぁんっ、あっ、やっ、はあぁあん…っ!」

 

 躓かないよう無理やり姿勢を維持して下半身を力ませるたび、膣内と腸内に潜り込んだローターたちが牝肉に締め付けられ、嘲るように苛んでくる。

 甘やかに喘ぎ悶え、滑稽なまでにふらつきながらなんとか歩を進めては、豊満すぎる胸と尻をゆっさゆっさ踊らせてしまう。

 そんな燐香に、

 

 

「………なんか足にコードつけてね?」

 

 

 聞きたくなかった言葉が耳を嬲る。

 ひっ、と息を呑む少女を無視し、がやがやと囃し立てる集団のざわつきが一層強くなる。

 

「うわマジだ、足に挿してんのコントローラーだろあれ」

「あそこにバイブかローターかなんか入れてやがる」

「マジでエロ漫画じゃん。ド変態ってレベルじゃねえよ」

「AVの見過ぎだな」

「欲求不満すぎるだろ」

「あれもしかしてケツか? 尻の穴にも入れてね?」

「おいおいおいッどんだけだよ」

「マジもんの変態女じゃねえか。マジでいるんだなあんな変態」

「人間ああはなりたくねえなあ!!」

 

 わざとらしく、燐香に聞こえる声で彼らは喚き散らし騒ぎ立てる。

 奇跡的に燐香に気付かなかった人々が、その大声によって耳目を集めてしまう。

 

 ただでさえ卑猥極まる露出過剰な格好をしているというのに、厚底のヒールによって180cmほどの高さまで背丈を上げられ、遠目でさえ目立ってしまう。

 その上ポニーテールを舞わせる美貌は、羞恥と恥辱と快感で妖しいほど真っ赤になり、見てはいけないものを見ている興奮を否が応でも周囲に与えてしまう。

 

 すれ違う者も立ち止まっている者も、道端に停車している車からも、痛いほどの無数の視線が燐香を甚振り苛み愉しみ嗤う。

 

  ……いや、いや…見ないで、笑わないで、変態って呼ばないで……

 

 心の中で願い、はらはらと涙を零して苦悶するも、その惨めさと苦しさに歪む表情がどれほど妖艶で、他人の獣欲を煽り立てているのか、燐香は知らない。

 

 一歩一歩必死に歩くたびに嗤われ、囃し立てられ、ローターに嬲られ、悔しさと気持ち良さで精神が沸騰しそうに熱く泡立ち、どんどん足下と現実感が覚束なくなっていく。

 そんな中、

 

 

「――――――お嬢ちゃんすごいねえ、すんごい格好してるねえっ!」

 

 

 ひどく近くから、いやに大袈裟な猫なで声が響いた。

 

「っ!」

 

 驚き強張る燐香のすぐ横に、いつの間にか半袖ワイシャツを着た中年の男が近寄っていた。

 頭頂部の髪が酷く薄く、側頭部ばかりに毛量が偏った恰幅の良いその男は、アルコール臭をぷんぷんさせた赤ら顔で燐香をにやにや見上げている。

 

「エロい格好してるからおじさんびっくりしちゃったよぉ、今どきの子はすごいねえ」

 

 男の身長は普段の燐香よりやや高い程度のため、今の燐香からは男の寂しい頭を見下ろす形になる。

 大人を見下ろすことなど今までなかった燐香は、改めて突きつけられた異常な現実にくらくらと目眩がした。

 

「ほんと、すっごいおっぱいしてるねえ」

 

 一方、男の方からは自分の目線の高さで、滅多にない豊満すぎる巨乳が赤い透けたブラジャーを纏いながらゆっさゆっさ弾み踊っていた。

 透き通るような白い乳肌が重々しく歪みながら揺れ、真っ赤で派手なブラジャーがその卑猥さをさらに強調している。

 夜の街でなお目立つ大きすぎる乳房の艶めかしさに、男は口角をだらしなく崩しては目の前の巨乳を凝視する。

 

「エロいブラ丸出しでぶるんぶるんさせちゃってさあ。でも分かるよぉ、こんな馬鹿でっかいお牛さんみたいなおっぱい、みんなに見てもらいたいもんねえっ!」

 

 ぎゃははははっ!!

  ヒュゥッヒュゥッ!!

 

 わざとらしい大声で捲し立てる男の言葉に、遠巻きに見ていた品のない集団が哄笑と口笛で揶揄い囃し立てる。

 ぃゃぁ…と小さく呻き啜り泣く少女の泣き顔に、溢れんばかりの被虐的な色気を感じ取ったのか、男はさらに唇を吊り上げて嗤い、アルコール臭のする吐息が掛かるほど燐香の胸へ顔を寄せた。

 

「でもおっぱい大きすぎてブラ合ってないよねそれ? お金ないの?」

「ちが、ちがくて……やっ、ぁ、ぁあ…っ」

 

 生温かい吐息と粘つく好色な視線が乳房に容赦なく刺さり、ぞくぞくとした背徳的な痺れに燐香は身悶え、男の指摘通りサイズの合っていないブラジャーではみ出た巨乳がふゆんふゆんと淫りがましく揺れる。

 

 あの陵辱者たちが意図的にもっと小さなサイズの下着を着させたのなら、まだ救いはあった。

 だがデザインはともかく、サイズ自体は一学期に燐香が使っていたものと同じ。

 そのためもしも夏休みが明けるまでに新しい下着を用意できなければ、今のような恥ずかしい状態で学校に通い続けなければならない。

 

「サイズ合ってなくてはみ出てる爆乳、すっごいエロいよお? もしかしてわざとなのかなあ? こぉんなおっきくってスケベなデカ乳してるのみんなに見て欲しくって、こんなエロ下着つけてんでしょ? 乳首が透けて見えちゃってるよ? 美味しそうな乳首ちゃん見て欲しいんでしょ? そうなんでしょ?」

「やぁあ…ち、ちがうの……ちがうのぉ…ぁああ…っ」

 

 やや早口になった興奮気味の粘着的な声で嘲笑われ、偏見と決め付けのまま罵られ、悔しさと哀しさで泣きじゃくりながらも、燐香は歩くのを止められない。

 よろけそうになるたび、たっぷんたっぷんっと大きすぎる巨乳が弾み、サイズの合っていないブラジャーに乳肉が食い込み、カップのないレース生地に乳首が擦られては妖しい快感を燐香にもたらす。

 

「やあぁ…ぁあん…っ、み、みないで……おねがい、です……ぁん…っ、みないで……みないでえ……あぁあんっ!」

 

 ぶぶぶぶっっと絶えず密やかに振動し続ける4つのピンクローターが、淫靡に揺れる巨乳の乳悦と、見知らぬ男達からの下卑た下品な眼差しと相まって、消えることのない退廃的な昂ぶりを熱し続ける。

 

「はあぁあん…っ!」

 

 いやいやと消え入りそうな声で哀願しながら、豊満な乳房を見せ付けるように身を反らせてぶるんぶるん揺らし、甘やかに喘いでは内股になってがくがく淫猥な肉体を身悶えさせる美しい少女に、髪の薄い中年男は「エッロい子だねえ」と好色に瞳を細め、にやあっと邪に嗤ったかと思うと、

 

「ねぇねぇ、お嬢ちゃんお嬢ちゃん」

 

 急に声を潜めて、その男が燐香に囁く。

 厚底ハイヒールのによる身長差のせいで、燐香本人ではなく少女自身が嫌っている豊か過ぎる巨乳へ話しかけている姿勢のまま、男は言った。

 

「このおっきなおっきなエロ乳ちゃんは、何枚なんだい?」

「……っ?」

 

 揶揄する口調で告げられた言葉の意味が分からず、燐香は戸惑い柳眉を寄せる。

 

「あ、ごめんねぇこの言い方って今もう通じないのかな? いやぁおじさん疎くてねぇごめんねごめんねえ」

 

 燐香の困惑に気付き、男は照れくさそうに薄い頭を撫でる。

 あくまで気さくそうな装いを崩さず、しかし瞳に下卑た獣欲の灯をこれでもかと点けながら、

 

「でさあ…………いくらでヤらせてくれるの?」

 

「――――――ッッ!!」

 

 

 男は軽薄な声で言った。

 燐香の心を深く抉る言葉を。

 

 

 

 

     ――――そんなに男ほしいなら売りすればいいじゃん…ッ!

 

 

 

 友達と思っていた少女の、憎悪と嫌悪に満ちた声が、燐香の脳裏をぐぢゃぐぢゃに引き千切り穿ち潰す。

 

「………っ…ッッ!」

 

 がぐがぐがぐっと、快楽ではない震えが燐香の豊満な肢体を支配する。

 今にも足元が崩れ落ちそうで、実際、燐香は手足の感覚がなかった。

 爪先も指先も冷たく凍える。

 喉が震え、痺れ、言葉らしい言葉が作れない。

 

「……――ゃ……ぁ――…」

 

 寒い。

 夏とは思えない悪寒に燐香は呻く。

 呼吸の仕方が分からない。

 女性器と肛門の中で蠢く淫具たちの振動さえ意識に届かなかった。

 なのに身体は倒れることなく、機械のように自動的に歩を進める。

 

「あ、大丈夫大丈夫、おっぱいだけでいいから。パイズリパイズリ。おじさんこのあと用事あるし」

 

 燐香が何も返さないことに、男は勘違いして慌てて言葉を繋げた。

 

「お嬢ちゃんみたいな馬鹿デカ爆乳は滅多に会えないからさあ、パイズリしてみたいんだよねえ。あ、おじさんこの辺詳しいから、ちゃちゃっと出来るとこ知ってるよ安心してねえ」

「…………」

 

 男の軽薄かつ好色な言葉が、燐香の傷ついた心をさらに鑢掛けしていく。

 

 豊か過ぎる乳房で男性器を挟み扱くことを、男達はみな好んだ。

 燐香の嫌いな、大きすぎの胸を、にやにやと嘲り罵倒しながら性の玩具のように扱い、生臭い精液を放って穢した。

 誰もが燐香の巨乳を嗤い馬鹿にした。

 

「いやあほんと、見れば見るほど凄い爆乳だねえ、いいおっぱいだねえ、彼氏とかにいっぱい揉んでもらってんの? いやあ揉むに決まってるよねえこんなデカいおっぱいなら揉みまくりヤりまくりパイズリしまくりだよねえっ」

 

 横にいる男の嘲笑と悪意が、燐香の傷口に塩を塗りたくる。

 異性を煽るためのランジェリーでしかない真っ赤なブラジャーは、胸の揺れを抑え付ける機能が弱い。

 そのため足元が見えないほど過剰なまでに育った豊満な乳房が、燐香とは別の生き物のようにゆっさゆっさたぷんたぷんっと弾んで揺れる。

 

「キスマークすごいよ? 吸われまくって噛まれまくってんだ? お嬢ちゃんこんなドスケベな格好とカラダしてんのにもしかしてMなのかなあ? いいねえマゾ爆乳のエロ美人で露出狂の変態娘。おじさん興奮してきたよ」

 

 その透き通るような白い乳肌に、赤い吸い跡と噛み痕が所狭しと刻まれているのを、中年男は見逃さなかった。

 今にも口や舌が伸びそうなほど無遠慮に顔を燐香の胸に近付け、サイズの合っていないブラジャーが食い込んで歪んだまま揺れ踊る卑猥な巨乳と、泣き腫らす燐香の色気に満ちた美貌を愉しんだ。

 

「お嬢ちゃんみたいなエロ美人でエロ爆乳してたらモテモテでしょ? オトコなんて取っ替え引っ替えでしょ? いっぱい彼氏作りまくってセックスしまくりでしょ? 良かったねえおっぱい大きくって!」

 

 男の酔いに任せた笑い声。

 それが燐香の虚ろな心に鞭を打つ。

 

「………」

 

 大きすぎる胸が良かったことなど、何もなかった。

 

 燐香の早すぎる発育のせいで、小学校ではクラスが崩壊した。

 中学校ではさらに不相応な注目を集め、露骨に燐香を貶める噂が流れた。

 下級生から上級生まで、すれ違えば誰もが『すっげえ…でっけえ…ッ!』と見世物のように嗤った。

 

 大人達からの粘つく眼差しに慣れることなど無かった。

 電車通学ではいつも痴漢に遭遇した。

 我が物顔で燐香の身体を撫で回し揉みしだき、『お前がいけないんだぞこのドスケベなメス牛が誘惑してきたお前のせいだドエロいカラダしやがってふざけるなよ淫乱ビッチ』と耳元で憎悪を込めて罵られた。

 

 そして、そうやって燐香に痴漢を行ったひとりが、友達の恋人だった。

 

 

「――――………」

 

 

 あの絶望を、望まないまま反芻する燐香。

 つうぅ、と涙した。

 

 

「……………で? いくらなんだよ?」

 

 応答ないまま機械的に歩く燐香へ、男がそれまでの猫撫で声を一変させ、低く威圧する声音で燐香に詰め寄る。

 

「交番に突き出してやってもいいんだぞ? 露出狂で変態の痴女が猥褻な格好して練り歩いてましたって言ってさ。公然猥褻罪って分かる? 分かんないか乳と尻ばっか栄養いって頭空っぽそうだもんねえ」

 

  もぎゅうぅぅっ!!

 

「ひ――ッ!!」

 

 男が唐突に、苛立ちそのままの乱暴な手付きで、燐香の尻肉を思い切り掴んだ。

 極端な短さのミニスカートは豊かな臀部を隠せず、男の手に巻き込まれることもない。

 肉の詰まった極上の尻たぶを力任せに掴み、しかし掴みきれない大きすぎる尻肉をよりいらいらさせて男は握り締める。

 

「まんことケツ穴にオモチャ入れて外歩く変態が気取ってんじゃねえぞ? ガバガバの淫乱バカ女が」

「やっ、やっ、ぁああ…っ!」

 

 苛立ちと侮蔑を込めた悪罵と、剥き出しの尻を指が食い込むほど掴み上げられる痛みに、燐香は悲痛な記憶の反芻から意識を引き戻す。

 破廉恥な格好でヴァギナとアナルにローターを入れながら駅前を歩き、見知らぬ男に売春を誘われながら尻を掴まれている自分。

 

 理不尽と不条理に嬲られ弄ばれて涙を流す少女。

 が、

 

「ち……ちが…違い、ま、す…ッ」

 

 泣き呻き、灼かれるほどの羞恥心と恥辱に蹂躙されながら、燐香は震える喉に精一杯の力を掻き集めて、言葉を作る。

 

「わ、わ、私、は……」

 

 全身を蝕む淫気と悪寒と悲哀を、懸命に振り絞った声で抗おうとうとする燐香。

 

 

 が、

 

 

 

 

 

 

 

「――――――――変態燐香が、なんだって?」

 

 

 

 

 

 

 

 これでもかと濃厚な悪意と嘲弄を塗りたくられた声に、少女の健気な抵抗が歩みもろとも凍結する。

 

 

「―――……っ!」

 

 燐香は、ようやく気付く。

 メインストリートを歩いていた自分が、いつの間にか駅前のロータリーに辿り着いていたことを。

 

 囃し立てていた下品な集団も今はいない。

 また駅の入口がすぐ目の前にあるというのに、何故か異様に人通りが少ない。

 そのため、その男の姿はすぐに分かった。

 息を呑んで強張り、燐香はその場で立ち尽くす。

 

「うちの馬鹿なメス犬が失礼した。躾がなっていなくて申し訳ない」

 

 がたがたと怯える少女に、サマースーツ姿のその男―――――おじさまと燐香に呼ばせている陵辱者の男が、慇懃で柔和な笑みを浮かべながら近づき、言った。

 

「ぁ――……ぁ……」

 

 燐香は口の中が急速に乾いていくのを、血の気の引いた感覚で理解する。

 中年男と違い背の高いその男は、厚底ヒールで上昇した燐香の目線と並んでしまう。

 その嗜虐心を微塵も隠そうとしない瞳が、不可思議に赤く灯る。

 

「こちらの方にお詫びをするんだ、変態の露出狂め」

 

 赤い眼差しと冷たい言葉。

 それを受けただけで、懸命に振り絞っていた抵抗の気骨が萎んでしまう。

 

 

 ……反対に、ローターを2つ銜えたヴァギナから、粘つく愛液がじゅぐじゅぐと溢れ出た。

 

 

 

 

 

 

 

 

























あけましておめでとうございます。
そしてお読み頂きありがとうございます。

今年も新しいエピソードをなんとか始めることが出来ました。
去年の反省を踏まえ、自制と計画性をもってどうにか書き進めようと思う次第であります。

そして書きたかった格好のひとつであるアメスク風スタイルを出すことができたり、
0日目の神社ぶりに下着をつけていたり、1年ぶりにおじさまを出せたりと、
自分としては嬉しいスタートとなりました。

出来るだけ早く更新したいと思っておりますので、どうか気長にお待ち頂ければ幸いです。


もしお気に召しましたら、ブックマーク・評価・感想・ここ好き等を頂ければ幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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