※この作品はR-18です。

燐香の陵辱 ~巨乳JCが神社で化け物に陵辱された上にその化け物が取り憑いたドSおじさまにマゾ調教されて男達の肉便器にされていく話~   作:酒巻門土

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喫茶店にて:第1話

 

 

 目の前の車道を車が通った風で短い裾が翻り、燐香は悲鳴を上げそうになる。

 地下駐車場から出たときの想像以上の日差しの強さに目眩がした。

 

「ぁ、あぁ…」

 

 まだ朝の時間帯であるにもかかわらず、夏の陽光は暴力的だった。

 何もかもを明るく曝け出そうとする光から逃れようと、燐香は身をよじる。

 それだけで、くちゅ…、と股間に冷たく硬いものが食い込んだ。

 

「は、ぁあんっ……」

 

 燐香は人通りの少ない通りで、思わず悩ましい声で喘いでしまう。

 朝の空気が、ぶかぶかのオフショルダーの隙間を流れ素肌を撫でた。

 

「あ、あぁ、はぁあぁ……」

 

 燐香は一枚だけ与えられた服を必死に抑え、がくがくと膝を震わせながらひとり悶える。

 

 ……車内での自慰で、シャツワンピースは着られないほどずぶ濡れになった。

 男が代わりに与えたのが、オフショルダーの半袖ミニワンピースだった。

 

 ただしサイズがひどく大きく、燐香の並外れた巨乳が引っ掛かってなんとかずり落ちないようになっている。背中側はゆるゆるとしていて頼りなく、肩も首元もデコルテも剥き出しだった。

 それでいて裾はだいぶ短いマイクロミニ丈で、少し屈むと股間や尻が丸見えになりそうな短さだった。

 

 上か下が何かの拍子で脱げてしまいそうな危うさと、燐香の淫りがましい白く柔らかな肉、そして少しの身じろぎでゆっさゆっさと大きく主張する巨乳。

 

 明るい茶髪を高い位置のポニーテールで結んだことも相まって、だらしなく浮かれきった品のない破廉恥少女がそこにいた。

 

「ぁ、だめ、食い込んじゃう……はぁんっ!」

 

 燐香の下半身には下着が与えられていた。

 黒いレースをあしらわれたTバック。

 しかも股間を守る部分に布はなく、代わりに紐に通されたパールが数珠つなぎになっている。

 

 いわゆるパールショーツだ。

 

 が、サイズがきついせいで硬い真珠が燐香の割れ目や尻の谷間に食い込み、淫核や膣口、菊座を常に苛んでくる。

 

「お、おじさまだめ……これ、だめ…こんな格好、いゃ…ぁ、んぁ、ゃ、あっ!」

 

 ぶるんっ、たぷんっ、とワンピースの下で巨乳が踊る。

 下着が与えられたのは下半身だけだった。ノーブラの豊乳が淫らに揺れ、胸に引っ掛かっているだけの衣服をずり落とそうとする。

 

「ゃ、あぁ…、あ、むね…ぃや、ぁあんっ!」

 

 車の中で必死にしゃぶられた乳首はまだ硬さを残しており、注視すれば柔らかい生地の上からでも膨らみが分かる。

 眩しいほど露出した白い太ももや脹ら脛は高めのヒールサンダルで支えられ、履き慣れていないせいで足取りがひどく危なっかしい。

 不安定な姿勢と危うげな衣服が、見えそうで見えない淫猥さを醸し出している。

 

 そして燐香の整った美貌が悶えて紅潮している様が、その淫らさに拍車を掛けていた。

 

「なんだね? 君がびしょびしょにした服の方が良いのかね? 母乳とマン汁だらけで透けてしまって、その上車の中で小便までした服を着て、そのはしたない体を見せ付けたかったのかね? どうしようもない露出狂だな、変態燐香?」

 

 大きなバッグを背負った男が、心底馬鹿にした声音で燐香を嬲る。

 胸ポケットには携帯電話があり、日の光の下で露出の多い格好をした燐香をつぶさに撮影していた。

 

「さて、私は少し用事があるので、それが終わるまで時間を潰していたまえ」

「え…?」

 

 男の言葉に燐香は戸惑う。

 男は構わず、道の先を指さし、

 

「この道をまっすぐ行ったところに喫茶店がある。奥まったところにテーブル席があるからそこで待っていてくれ。観葉植物を横に置いた席だからすぐ分かる。好きなものを注文したまえ」

「………」

 

 突然ひとりにされ、燐香は男が何を考えているのか分からない。

 昨日の夜のように目の届く距離にいるわけでもないのなら、燐香はこの悪夢から逃れるチャンスだと思った。

 が、

 

「もっとも」

 

 それを見透かすように、男が薄く嗤う。

 

「私が席に着いたときに君がいなかったらどういうことになるか、空っぽの脳みそでよく考えるんだね」

「…っ」

 

 息を呑み竦む燐香を満足げに見て、それじゃぁ、と男はあっさり背を向けて歩き去って行った。

 

「………」

 

 本当にひとりにされ、燐香は強く戸惑う。

 このままどこかへ逃げるべきだろうか。だがここがどこかも分からない。

 ぶかぶかのオフショルダーとパールショーツを着させられただけの格好で立ち尽くすが、先刻の男の邪悪な表情を思い浮かべ、言われた通りの方向へ歩くことにした。

 

「んぁっ、ぁ…はぁ、ぁ、ぁあんっ」

 

 しかしすぐに、普通に歩くのも困難であることが分かる。

 きつく締め付けられたパールが歩を進めるごとにより食い込み、車内でディルドにいたぶられ続けたヴァギナに冷たく硬い感触を与える。さらには尻肉の菊座まで擦るものだから、燐香は妖しい快感と異物感に翻弄された。

 

「…ぁ、ぃゃ、ゃ……ぁ、んっ、んぁ、ぁっ」

 

 慣れていないヒールサンダルによって、その歩みはふらふらとしたものになった。

 そのせいで食い込ませないような歩き方を模索することも出来ず、数珠つなぎになったパールは不規則に燐香の秘所を嬲りクリトリスを刺激する。

 

 悩ましい声で悶え、ぶるんぶるんと巨乳が弾むのが遠目からでも分かった。

 現に通りを挟んだ向かい側の歩道にいる数人が、燐香を眺めている。

 奇異の眼差しで。

 

「いゃっ、やだ、ぁ、あぁん、はぁあんっ」

 

 必死で胸元を押さえ、ずり落ちそうなワンピースを掴む。

 しかし落ちないように掴んだせいで、裾がより引き上げられ、真っ白でむっちりとした眩しい太ももをさらに露出してしまう。

 不安定な足取りのせいでひらひらと踊る裾が、挑発的に燐香の足の付け根をちらちら見せ付けようとする。

 

「やぁ……いや、ぃやぁ……ぁっ、あぁんっ!」

 

 燐香の悶えに合わせて、ポニーテールで纏めたロングの茶髪が踊る。

 

  ……くちゃ、ちゅぷ…

 

 太ももの間に湿った粘つく感触があった。

 パールの刺激に堪らず愛液を湧かせているのが燐香にも分かった。

 愛液がパールに絡み合い、粘着してより執拗に蜜壺を掻く込む。

 

「はぁっ、ぁっ、あ………ぃや、や…、だめ……だめ、いゃ、いや、ぁ、あ、あ、んんんんんんんんっっ!!!!!」

 

 びぐんっ、びぐんっ、と少女がひときわ強く身悶えた。

 扇情的にワンピースの裾が揺れ、ポニーテールが宙を舞う。

 その様子に、向かい側の歩道の人間が色めき立った。

 中には無遠慮に携帯電話で撮影している者もいる。

 

 股間からの飛沫が道路を汚したことに、彼らは気付いただろうか。

 

「ぃやぁ……」

 

 朝のただの歩道で絶頂した燐香は、涙をぽろぽろ流して苦鳴を漏らす。

 果てる声をなんとか我慢したものの、ふわふわとした快感と股間からの刺激が混じり合い、昂ぶりを鎮めることが出来ない。

 これ以上、見られたくない。

 燐香はその一心で、なんとか歩き続ける。

 

 

 ………眩しい生足を惜しげもなく晒し、美しい肩とデコルテを見せ付ける、隠そうとしても隠しきれない巨乳の少女が危なげな足取りで歩く様が、インターネットの片隅で話題になることを燐香は知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……ぁ」

 

 交差点の赤信号で、燐香は足を止めた。

 正面の赤信号を渡った先に、喫茶店があった。男が入れと命じた店だ。

 が、燐香はそこで自分の横を見た。

 

 歩行者用信号が青になっている先に―――――――交番が、あった。

 

「………」

 

 燐香は逡巡した。

 身なりは恥ずかしいことこの上なく、下着に至っては破廉恥そのものだ。

 学生証も財布も携帯電話もなく、自分が誰なのかを証明することは出来ない。

 そしてあの男の手元には山ほどの脅迫材料がある。

 状況は圧倒的に燐香に不利だった。

 

「……っ」

 

 燐香は、意を決した。

 

 正面の赤信号ではなく、横の青信号へ体を向け、足を踏み出そうとする。

 

 そのとき。

 

 

 

 ―――――――腕の感覚が、無くなった。

 

 

 

「っ!?」

 

 違和感と焦燥感が燐香を襲う。

 そして同時に、半袖に包まれた燐香の双つの細腕が蛇のようにしなり、

 

 

      バヂンッ!!

 

 

「ぁあっ!」

 

 ……胸を、服の上から平手打ちした。

 

 交差点で信号待ちをしている人間は、燐香の立つ場所にはいなかった。

 が、対面や斜めの地点で待っている数人が、燐香の短い悲鳴に気付いて顔を上げる。

 いやっ、と燐香は反射的に彼らへ背を向けた。

 それは結果的には正しかった。

 

 ……勝手に動いた腕が、オフショルダーワンピースの襟を乱暴に引き下ろしたからだ。

 

 

   たぷっ、たぷっ、ぶるるんっ

 

 

「ひ、ぃや、いやぁっ!」

 

 ぎりぎりの状態だった服は強引に引きずり下ろされ、乳房の片方がまろび出る。もう片方の乳房の先端でなんとかワンピースが引っ掛かり、その場で全裸になるのを防いでいた。

 

 それでも往来で胸を丸出しにしている事実に、燐香は恐怖し竦み上がる。

 

 幸い燐香のいる道には誰もおらず、信号待ちをしていた人々からは白い背中しか見えない。

 が、燐香が勢いよく背を向けたせいで、丸く大きな尻が裾から見えそうになってより注目を集めてしまっていることに、燐香は気付かない。

 

「やだ、いや、やめて、おねがい…っ」

 

 燐香は涙声で哀願する。

 この感覚を知っていた。

 昨日の朝、見知らぬ駅のホームで電車に向かってスカートの中を見せ付けた、あの腕だ。

 

 わけのわからない何かが、燐香の体を勝手に動かしている。

 

「いやぁ…いや、ゆるして…ごめんなさい、ごめんなさい…ぁあんんっ!!」

 

 露出した巨乳がぶるんぶるんっと淫らに弾み、桜色の乳首を手が乱暴に摘まみ上げる。

 もう片方の手も乳房の根元を強引に掴み、だっぱんどたぷんっと卑猥に揺らして弄ぶ。

 燐香の腕でありながら力強く荒々しいその手付きに、燐香は往来で見知らぬ男に犯されているような錯覚に陥る。

 

 昨晩の公園のように。

 

「ぁっ、あっ、はぁっ、だめっ、だめっ、ここじゃだめっ、だめっ、んんぁぁあああっ!!」

 

 公園での荒淫を思い出し、ふしだらに熱を膨れ上がらせる体に絶望しながら、燐香は胸を弄ばれ果ててしまう。

 軽い乳アクメではあったが絶頂したことに変わりなく、ぜぇぜぇと息を切らせ汗を掻く燐香。

 その後ろ姿が、異性を挑発するような淫らな腰ふりをして悶え、信号待ちの人々から視姦されていたことも知らずに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 青信号になった音楽とともに、腕の感覚を取り戻した燐香は交差点を渡る。

 

 すれ違う人々が燐香を遠慮することなく見やり、口元をニヤつかせてすれ違う。

 その視線は燐香の大きく露出した迫力のある胸元やその深い谷間、曝け出された太ももや白い脹ら脛、見えそうで見えない股間に向けられていた。

 首筋や乳房に赤い吸い痕や噛み痕が淫らに映えていることも確り目撃される。

 

 すげえビッチ、とすれ違い様に誰かが言った。

 

「………」

 

 心ない言葉に燐香は泣きそうになりながら、なお止まらないパールショーツの苛みに耐え、件の喫茶店へ辿り着く。

 はぁはぁと息を乱し、なんとか変に見えないよう出来るだけ服を整わせ、燐香は唾を飲んでドアを開けた。

 

「いらっしゃいませ。お好きな席へ……」

 

 からんっ、と軽やかなドアの鈴が鳴り、穏やかな女性店員の声が途中で止まる。

 エプロンを着けたその女性店員は、燐香を見るなりあからさまに目を丸くした。

 

「お、お好きな席へどうぞ」

「……はぃ」

 

 情けないほど小さな声で、燐香は頷く。

 店員の、何も見ていないという態度の繕いが、逆に燐香を惨めにさせた。

 

 軽やかなクラシックが流れる店内には、何人かの客がいた。

 店員の挨拶が不自然に途切れたのを聞いて、誰もが燐香に振り向く。

 

 彼らに見られながら、肩も胸の谷間も丸出しで、見せ付けるようにキスマークを首や胸に付けた、短すぎるワンピースの少女。顔を真っ赤にして弱々しく店内を進む。

 

 客達の視線を集めているという自覚に、下腹部の奥がじくじくと疼く。

 

「………っ」

 

 歩くたびに弾けるパールの刺激が、燐香を苛む。

 冷房の利いた店内は涼しく、そのせいで一枚しか服を着ていない燐香の素肌を妖しく粟立たせた。

 手を胸元に置いて服がずり落ちるのを防ごうとするが、燐香は裾がとても気になった。

 足が涼しくパールは冷たい。乾くことのないいやらしい陰裂は、他の客に見られていないだろうか。

 見られていたら、どうすればいいのか。

 燐香はそれを考え、焦りと恐れで思考が鈍り、熱い息を無意識に漏らす。

 

 そんな火照った美貌が齎す妖艶さに、客や店員がさらに目を奪われてしまっていることに、燐香は気付かなかった。

 

「……ぁ」

 

 ふらふらとした足取りで、燐香はテーブル脇の床に観葉植物が置かれた席を見付けた。

 店の一番奥、背の高い囲いがあり半個室となっているテーブル席だ。

 燐香はほっと安堵し、そこへ逃げるように座り込む。

 

 が、

 

  ……ぐちゅうぅっ

 

「んんっ!」

 

 股間から放たれた突然の刺激に、燐香は咄嗟に手で口を抑えた。

 そうでなければ淫らなよがり声を店内に撒き散らしていただろう。

 

「ひ、ひぁ、ぁぁ…」

 

 燐香は尻の下からの硬く冷たい感触に、熱い震えた吐息を漏らす。

 パールショーツをしたままクッションの効いたソファに座り、体重を掛けられた真珠がヴァギナへ強く押し込まれる。

 しかもその淫具は燐香が席を立たない限りずっと秘裂へ押し込まれ続け、妖しい痺れと刺激を与え続ける。

 

「ぃゃ、いゃぁ、だめ、だめぇ……」

 

 淫裂と会陰と菊座を苛む刺激から逃れようと、燐香はもじもじと腰を浮かす。

 が、それが余計にパールを食い込ませ、鼻に掛かった甘い吐息を漏らすことになる。深いソファへ腰を浮かし続けられるはずもなく、結局はその豊かな臀部を座面へ沈め、

 

「ぁんんんっっ!」

 

 必死に口を両手で押さえ、がくがくと全身を痙攣させる燐香。

 ぶるぶると小刻みに震えるせいで、燐香の細身に見合っていない広い襟がずり落ちていく。

 本人がコンプレックスにしている豊満すぎる乳房はその上部分の大半を露出させ、桜色をした乳輪の一部が見えかかっていた。

 

「お先にお冷やをどうぞ」

「っ!」

 

 背後から掛けられた声に、燐香はびくっと震えて振り返る。

 先ほどの女性店員……燐香より年上で、女子高生か女子大生に見えた。その表情には朗らかさはなく、事務的な接客に徹底しようという意思があった。

 氷水を入れたグラスがテーブルに置かれ、カタッという硬い音に燐香は怯える。

 目を合わせられない。

 

「ご注文がお決まりでしたらお呼び下さい」

 

 店員の女性の声はどこまでも平板で冷たかった。

 燐香は思わず身を縮こまらせ、ぐちゅぐちゅと淫らに粘る内股をきゅうっと閉じてしまう。

 

「は、はぃ……んっ、んんっ!」

 

 何も返事をしないわけにはいかないと思って口を開いた途端、悩ましい喘ぎが零れてしまう。かたかたと身を震わせ、小さく体を跳ねさせる。

 涙に濡れる瞳で女性店員を見た燐香は、そこに軽蔑の眼差しがあるのを悟って悲しくなった。

 

「ぁ、ぁ……」

「ごゆっくりどうぞ」

 

 微塵もそう思っていない声で言って、女性店員は席から離れていった。

 がくん、と力が抜ける燐香。

 そこでやっと自分の胸元を見下ろし、青ざめる。

 

「ぃやっ!」

 

 ――――――乳首が、露出していた。

 

 

 ぎりぎりで胸の先端を隠していたはずのオフショルダーワンピースが、いつの間にかずり落ちていたことに燐香は気付く。

 慌てて襟を掴み引き上げるが、いつ秘めるべきものを晒していたのか。下手に返事をして喘いでしまったときか。

 それを、見られた。

 

 乳輪をぷっくり膨らませ、乳首が硬く勃起しているのは誰の目にも明らかだった。

 血管が透けて見えるほど白い乳房と、ふしだらな桜色をした乳首の組み合わせは、燐香本人でさえいやらしいと感じるほど淫靡だった。

 

 燐香は戦慄する。

 この乳房を、ごく普通の喫茶店で晒したという破廉恥な事実に。

 

「ぃや、いや、いやぁ……ぁっ、ぁんっ、んんぁっ!」

 

 がくがくと震え竦む燐香を、股間のパールショーツが無慈悲に苛む。

 不安定な身と心がその刺激に抗えず、燐香は止められない喘ぎを抑えようと必死に手で口を覆う。

 いや、だめ……と逃れようとする心とは裏腹に、燐香のたおやかな腰がくい、くい、といやらしくくねっては座面へパールを押し付ける。深く食い込むパールの刺激に、甘い喘ぎを止めることが出来ない。

 

「ぁっ、あっ、ん、んんっ、ん、ん、ん、んんんっ!!」

 

 びぐんびぐん震え続ける燐香は、媚びるような甘い声を小さく漏らしながら背を丸めてテーブルへ俯く。

 くちゅくちゅという淫らな粘着音は店内のBGMに掻き消され、周囲に聞かれることはない。だが燐香にはそうは思えず、自分のふしだらで恥知らずな行為に聞き耳を立てられているかもしれないと思ってしまう。

 

「ん、ん、ん、んっ、んんっ、んんんッッ!!!」

 

 がくがくがくっ、と一際大きく体が痙攣した。

 度重なる刺激で膨れあがった快感に、燐香の躰はあえなく絶頂した。

 昨日のバイブや自動車内でのディルドと比べればまだ弱い刺激のため、そこまで深いオーガズムではなかった。

 だがそれが逆に、店の中で絶頂に至ってしまった事実を燐香に強くはっきり味わわせた。

 

「やぁ……やだ、やだ、いゃぁ……」

 

 ぽたぽた、とテーブルに涙の雫を落とす燐香。ラブホテルでもなんでもないただの喫茶店で淫らに果てたふしだらさが、燐香の心をひどく傷つけ悲しくさせる。

 そして心の中は涙が出るほど痛いのに、淫猥な熱を熾した躰は醒める様子がない。

 物足りないオーガズムしかもたらさないと分かり、浅ましいもどかしささえ憶える始末。

 

 燐香がそんな自分のはしたなさに絶望していると、

 

「ご注文はお決まりですか?」

 

 背後から、若い男の声がした。

 燐香が驚いて振り向くと、先ほどとは別の店員が立っていた。

 男の店員で、やはり高校生か大学生ほどの年齢。

 女性店員とは違い、浮ついた笑顔で燐香を見下ろしている。

 

「あの……すみません、まだ…」

「今日はキャラメルケーキのセットがおすすめですよ」

「えっと…」

 

 おどおどと応える燐香を遮るように、男性店員が言った。

 親切で勧めているようにも見えるが、一見朗らかな彼の目線が粘ついていることに燐香は竦む。

 彼の目は燐香の深い谷間や丸く白い肩、いやらしいほど盛り上がる豊満な胸の膨らみへ向けられていた。いやらしい目つき。

 店員は唇を吊り上げ、好色が垣間見える。

 

 それは燐香が普段から浴びている、不躾な眼差しだった。

 異性が燐香を見て抱かずにはいられない、猥褻な感情。

 嫌いな目。

 だというのに、

 

 ぐじゅり、と下腹部の奥が熱く沸き立つ。

 

「……すみません、もうちょっと、待って、ください……」

 

 なんとか振り絞った声が熱く濡れていることに、燐香は怯えた。

 

「はい、お決まりになりましたらお呼び下さい」

 

 燐香の弱々しい応えに男性店員は明るく頷き、しかしその目は今にもずり落ちそうなワンピースの襟、ちらつく乳輪をじっと見詰めていた。

 その粘つく視線に燐香は嫌悪と恐怖と、背徳的な快感を覚えてしまう。

 

「……は、ぁ、ぁあ………ぁ、ひ、ぁ、ぁっ、んっ、んっ、んっんんっ!」

 

 ひとりになって溜息をついた途端、燐香の身体がまたしても疼き悶え始めた。

 膣口がパールに吸い付き、丸い淫具の刺激を求めて蠢く。くねくねと腰を捻り、揺らし、菊座や陰裂にパールを押し付けた。

 

 ぁ、はぁ、ん、ぃや、や、ぁ、ぁ、ぁあっ………燐香は声を抑えるため口に手を置き、背中を丸めで身悶える。

 前屈みになって震え、目を強く瞑り浅ましい快感の波に堪えようとした。

 そのせいでぶかぶかの襟がだらしなく下がり、背後から見れば谷間はおろかいやらしく屹立した乳首さえ見えてしまうことに気付かなかった。

 

 ……そしてその様子を、先ほどの店員を含めた男性店員たちが後ろから盗み見てにやにや嗤っていることにも、ポニーテールで剥き出しになった首筋にあるあからさまなキスマークと噛み痕で下世話な想像を働かせていることにも、燐香は気付かなかった。

 

「ん、ん、んんっ、ん、んっ、んんっ! んぁっ、ぁっ! んんんっ!」

 

 もじもじぐねぐねと身悶え、ぐちゃぐちゃぐじゅぐちゅと淫猥な粘着音をワンピースの裾の下から立てて、燐香は小さな絶頂を重ねる。

 快感が弾けてはまた波打ち、体を強張らせて足を閉じる燐香。余計にパールショーツが秘部に食い込みふしだらな刺激を後押しする。

 背徳的な快感に堪えようとして一層はしたない気持ちよさを生んでいく流れを、燐香は止められずにいた。

 

「んんっ! んっんっんっんんッ! んんんんッッ!!!」

 

 瞑った瞼の裏でピンク色の火花が淫靡に飛び散り、灼かれるような快感に燐香は悶える。

 繰り返される浅い絶頂はしかし、心のどこかで物足りなさがあった。

 

 いや、ちがう、ちがう、と誰にも言えない声で訴える。

 もっと強い刺激が欲しいなど、考えてはいけない。

 

 自室でもなく、ましてやラブホテルでもなく、ただの喫茶店で欲するものではないと燐香は怯えた。

 

 まるでこれでは、あの男の言う通りの………

 

 

 

「―――――――――変態中学生は、いったいなにをしているのかね?」

 

 

 

 陵辱者の声に、燐香は凍り付いた。

 

 

 

 

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