つ、次はちゃんと信濃メインですから!石投げないで!!
指揮官が居なくなり途方に暮れていた私達が神に祈りを捧げながら母港を護る日々が続いた。
忽然と消息を絶った指揮官の無事を……いつの日か私達の待つ母港に戻ってくることを願って……
ですがそれは日に日に崩れていきました、一人また一人と所属していたKAN-SENが消息を絶ったのです。
ロイヤルの近辺でもそれは起こっています……最初に消息を絶ったのはシグニットでした。
C級駆逐艦の中でも特に指揮官の寵愛を受けていた子でした……自害も考えられました。
ですがその形跡は無く彼女がつけていた日記、SNSなどを探ってもその兆候は無かったのです。
指揮官に会えない日々の寂しさは所々に滲んではいましたけれども……
次に消息を絶ったのは同じく寵愛を受けていた鉄血のプリンツ・オイゲン。
事が表面化し母港全体の問題として捉えられてから数週間……その間に一人一人と寵愛を受けていた艦が姿を消しました。
各陣営の重鎮と言える艦が抜けていき……母港の運営もままならない程に。
幸いにして金庫番ともいえる明石、不知火の二人は……消息を断つことはありませんでした。
ですが……それも長くは続かないかもしれません。
重桜・鉄血はガタガタ、ロイヤル・ユニオンも少なくないダメージが入り北方連合は壊滅状態……無事と言えるのは東煌くらい。
私の姉も消息を絶ち……もしかしたら私も直にそうなるかもしれません。
この手記が綴られなくなった時、そうなってしまったと思ってくださいまし。
――――フォーミダブルの手記より抜粋
日々の輝きが失われた……そんな一日を過ごすのかと目が覚めればもっと酷いことになるとは思っていませんでしたわ。
ロイヤルの格式高いふわふわのベッドではない、星空と硬い土……背が高く生い茂った草の上で寝ていたのが始まり。
ついに私の番かと見を跳ね起きさせて辺りを見渡しました。
指揮官と同じ様な事になってるのか……それともまた別なのか、不明でしたが期待と不安で揺り動かされるのは仕方がない事。
現在位置がまったく不明で一先ず偵察機でも飛ばして……と思い立って力を振るおうとしても上手く顕現させられない。
どういう事?と首を傾げつつ仕方がない、ぷんすこ憤慨しながらも自分の足で動くことに。
月明かりが照らす下でこの様な草原を散策するのは始めてですが……良い気分転換にもなると思っていました。
――――むにゅり
「ふぁぁぁぁ!?」
突如として私の、指揮官や一部の人間にしか触れることを許していない胸を揉まれるまでは。
驚いてロイヤルレディらしからぬ悲鳴を上げて身体を竦み上がらせてしまいました。
見下ろせば一切の光を吸収するような真っ黒な影が私の胸を鷲掴みにしていました。
影は不出来な掌のようでぐにゅり、むにゅりと無遠慮に胸に指を埋めて掬い上げるように動かして揉みしだいて……
その大きさ、柔らかさと弾力を確かめるように何度も何度も揉んで……一瞬で私の怒りを買いました。
「レディの扱い方がなっていませんわね……このっ、この……っ!?」
払いのけようとしてもその影は私の干渉を受け付けずするりと通り抜けていくだけ。
そして驚愕する私を煽るかのように揉み方を変えてきた。
――――むにゅぅ……たぽたぽ♥
じっくりと時間を掛けて指を埋没させていき卑猥な形にして伸ばしてきたと思えば……
今度はたぽたぽと揺らして眼の前で茶化すようにその重みと柔らかさを強調する。
……ここで私は遅れながらも衣服の干渉を物ともしていない直接揉まれているという感覚に気がついた。
超常現象にも近い……KAN-SENの技術でもなし得られない事が我が身に起きている。
たまらなく不快でたまらない恐怖を感じて鼓動が短く強く刻まれていく。
私が気がついたからなのか……たぽたぽと揺らしていた胸が持ち上げられる。
胸元の布を引き連れて今こぼれ落ちようとしている……ポルターガイストにそうされているような感じ。
ただ胸を揉まれるだけ……不快感を感じるだけの行為なのに、未知の存在にされるだけでこうも恐怖を感じるとは……
宵闇の中始まった一方的な愛撫は胸にばかり集中していた。
光当たる所に必ず産まれる影というものが独立して動いているようなそれは人々の闇への恐怖が具現化したもの。
木っ端なそれは手を具現化させるだけで精一杯だが女性を辱め男の首をへし折り殺すだけの事は可能だった。
精一杯の具現化で一対の手を作り出したソレは女の溢れんばかり……母性の具現化とも言える胸を揉みしだいた。
揉みしだくだけでは当然収まらず……衣服の下に隠れている乳房の性感帯を的確にくすぐっていっていた。
「不愉快ですわ……」
強気な発言だがそれは恐怖を孕んでいる物、声が若干震えていて強がりであるのは目に見えていた。
抵抗など出来ない女が無意味に後ずさりをするも……当然の権利のように手は離れない。
世間一般で売られる衣服では到底入り切らないと思われる乳房の先端に指先がかかる。
まだ柔らかさを見せていて摘めば若干変形するだけの余地がある。
だが指先はそうはしなかった、今からお前の乳首を弄り倒してやろう……そう宣告するように乳輪の外をクルクルと指で撫で
乳輪に指先を乗せれば乳首スレスレを弾くように指で掻く。
そして煽りつつも残りの指はうねうねとうねりながらその姿を変えていく。
指のようにしっかりとした感触を持ちながら合計10の触手と成り果てたのだ。
スペンス乳腺をしっかりと刺激するように乳房の根本にまとわり付き更に残りの触指が乳房を揉み上げていく。
大きさは変幻自在、関節などありはしないその指は決して掴みきる事が無かった乳房を覆い尽くす勢いだった。
むにゅり、むにゅり衣服の中で揉み込まれていく乳房の動きは大きく弾むようであった。
そうなれば女の無防備と言って良い大きく開いた胸元から少しずつ乳房が顔を出し始めていた。
乳房が完全に出てしまうのは数分とかかりはしなかった。
だがその数分の愛撫で女の顔色と言うのは随分と変わり果てていた。
「フーッ♥フーッ♥ゆる……しません、わよぉ♥」
全身に汗を浮かばせ眉を顰ませながらもその吐息は情欲の熱を孕み……目も気丈さを鳴りを潜めさせメスの色を強くさせる。
頭とほぼ同等の大きさを誇る乳房もドレスから飛び出ていてその全貌を見せていた。
巨大な乳房の存在感に負けじとビンビンに固く凝って自己主張している乳首は痛々しいまであった。
色白な乳房全体はその数分の間でしっかりと感じる性感帯へと開発が急激に進んでいた。
否、この女……指揮官を想って自慰をするさいに乳房を使っていた……この様に淫乳に堕ちる素養はあったのだ。
そんな弱みを突かれただけ、そして見事に花開いたのだ。
胸元以外は貞淑そのものなドレス、外見からは中がどうなってるかは窺うことは出来ない。
しかしてこの興奮度合い想像するのは容易いこと。
事実……女のスカートの中は非情に濃厚なメスの匂いで充満していた。
影が弄んでいるのだから月明かりの下に出てしまえば無効化される?
そんな事はない、露出した乳房を彩る縦横無尽にうねる黒の触手がそこには居た。
そしてその妖魔は女の生まれ持った芳醇な霊力を吸い上げて力をつけていく。
両手が精々だった具現も次第に増えていき掌がより多く……そして責め立てる触手は数を増していく。
おおよそ誰も来ないであろう獣だらけの草原でひっそりと妖魔の苗床が仕上がっていく。
月明かりが失われ……朝日の柔らかな光が灯る頃、まだまだ女はいじめ抜かれていた。
「ッ♥おォっ♥お"ぉお♥♥」
身体を覆い尽くすまでになった闇そのものの妖魔は朝日をものともせず活動していた。
首から下がすっぽりと光と切り離されたかのように真っ黒なシルエットになっていた。
この妖魔は生殖機能を持たない、だが呪詛を持って女を苗床へと仕立て上げ自らの養分としていた。
日光が最大の弱点とも言えるのにそれを克服しうるまで成長させる優秀な苗床として完成しつつあった。
おおよそ5時間はずっと責められ続けその顔に理性というものは存在しない。
乳房はその間ずっと責められ続け感度は見る見る内に上昇していった。
可視光線は全て遮られその中がどうなっているかは知る術はほぼ無い。
聞こえてくるグチュグチュと粘ついた音と胸元のシルエットが卑猥に歪む姿でしか想像できない。
実際の所は衣服はほぼそのままにヘドロにも似たその闇が身体を蝕んでいた。
まず乳房は乳首から流入した妖魔に蹂躙され急激に発達していった。
乳腺の一本たりと残さず妖魔の体液ではなく呪詛で仕上げられていく。
鬱屈とした世の中の淀みも含んだ呪詛は乳腺を異常活性化させ元々巨大と言える乳房はさらに肥大化を遂げた。
それだけに飽き足らず産み落とす卵を植え付けられた。
これにより様々な感情、力を吸っては乳房から人にも感知できないほど微弱な妖魔を産み落とし続ける事になる。
そして力を蓄え新たな妖魔として形を成して人々に牙を剥き続ける。
乳房だけではない子宮の奥深く、卵巣も同じく妖魔に犯され侵食された。
漏れなく産まれる物には妖魔の血が宿り女が生きている間は延々と血族を産み続ける。
女の体はこの闇の権化とも言える妖魔の苗床としてほぼ完成した。
だが、まだまだ苗床としての成長余地は残されていた。
延々と乳房を揉みしだかれ乳首を摘まれ弾かれ……尻たぶも揉みくちゃにされ穴という穴全てを蹂躙され続ける5時間が終わった。
処女膜に一切の傷が無いまま膣、子宮、卵巣を犯され開発され……乳房は卑猥に成長させられてしまった。
力を蓄え種を仕込んだも同然な妖魔は女を捨ててそそくさと草木の影へ潜っていった。
後に残されたのは卑猥な巨乳を出して快楽に震える女が一人……
――――ヒヒッ、いいおっぱいが出そうじゃ
でっぷりとした腹とガリガリの手足をもった妖魔の中でも最弱クラスのザコ。
飢えて死んだ者たちの怨念が形成した妖魔、餓鬼が女に飛びついていた。
腹を空かせた餓鬼はいそいそと女を巣穴へと連れ込む。
苗床としての仕上げはここからはじまるのだった。
私が目を覚ました時にはもう後戻り不可能なほどに快楽というものを刻みつけられていました。
身体を覆い尽くしてほぼ丸呑みに近い状態で延々と胸と秘唇を撫でて解してとし続けていたあの影は居なくなってはいました。
目を覚まして尚その無数の指が撫でる感触と乳房や膣の奥深くまで侵入される悍ましい感触が思い起こされて身震いが起きました。
未だ冷めやらぬ快楽の余韻残る私の身体はといえば……草原から一変穴蔵と言える薄暗い穴の中でした。
身体は簡素な縄で縛られて身動きが取れずに居ましたわ……おかしいと思いまして?
KAN-SENならこんな荒縄なんて軽々と千切って捨ててしまえる物ですわ。
ですが……今の私はそうではございませんでした、快楽が原因と決めつけるには……無理がありました。
――――キヒっ、目を覚ましたカ
そんな悲哀と困惑に落ちていた私を引き上げるのは不意にかけられた声。
掠れていて聞いていて背筋がザワつく……そんな声。
そちらを見てみればなんとも生理的に嫌悪感を覚える見た目の小さな生き物が居たんです。
人の様に二足歩行をしているものの……手足は異様に痩せ細っていてそれでいてお腹はでっぷりと出ている。
栄養失調症の子供のような見た目をした……頭の上は創作上に登場するゴブリンの様な……
数本しか髪が無い頭、ぎょろりと飛び出た白濁の眼、鋭く生え揃えた牙を持った化け物が居たのです。
少しぼんやりとした私でも一瞬で尋常ではない相手が捕らえているというのは理解しました。
手足に粗雑に巻かれた縄で身動ぎしかとれない私に近づいてくるその化け物は……着る物一つ無く……
でっぷりと出た腹に隠れたそれはそれは汚らしい物を見せつけながら私に抱きつくのでした。
あまりの事に悲鳴すら出ませんでしたわ……
――――ンン?なんだ受け入れてくれるのか、これは好都合だ
恐怖で竦んでいる私を見て都合よく解釈した化け物は舌舐めずりをして胸に手をかけて来ました……
「んぅぅぅっ♥♥」
――――クカッ……とんだ淫乱娘だなァ、処女の香りがするというのに……
私の口から出るのは拒絶の言葉ではなく快楽に負けた女の悲鳴でした……
助けが来るとは思えず私は絶望と恥辱に涙を流すしかありませんでした。
異様に長く触手を思わせる舌が乳房を這っていく感触は私にはもう毒でしかありません。
乳房を一緒くたに……節くれ立つ指で掴まれてぎゅっぎゅと寄せられるのも快楽を生み私を蕩けさせていく……
指揮官……この相手が指揮官だったらどれだけ悦ばしい事だったでしょう?
現実逃避と共に私の意識は遠く遠く薄れていくのでした。