フォーミダブルの精神状態は非常によろしくなかった。
ひと目見ただけで憔悴しきっていて男に対して異様なまでに恐怖を感じていた。
いや、あれは生殖本能を向けられていると認識すると竦んでいるのだろう。
「よく、堪えた……今はうんと泣くがよし……」
私やオイゲンと同じく異性にとっては非常に魅力的な女となってしまったフォーミダブル。
私はもう慣れてしまったがゆえに流す涙はない……
オイゲンも同じく……西洋でも酷く凌辱されること多く、そしてこちらでも凌辱され慣れきってしまっている。
慣れろとは言わぬ、だが涙を流せる内には流しておくがよし。
精神は辛うじて破壊されてはいない……傷は負えどまだやり直しが効く。
「イラストリアス姉様も同じ様な壮絶な体験をシていると考えると……うぅっ……」
「西洋の方でそれっぽい活躍話は聞いていたわ、純白の淑女による救済の光が降り注ぐとか」
「……ほぅ、連絡は取れるものか?」
「ダメダメ、今のブリテンは鎖国状態に近くて……」
各国自分の所の厄災に対応するのに手一杯ということか?
「ブリテンに居るのがイラストリアスだけだからじゃないかしら?」
「……では、ベルやダイドーなどは?」
「アンタと同じで日本の何処かに出てきてるかもしれないわ」
「そんな……」
衝撃を受けているフォーミダブルだが……可能性は無くはない。
歯がゆいことは私とオイゲンはロクに出ることは叶わず……
他の面々、赤城を始めとする面々に頼るほか無い。
何か、何か私も役に立つことができればな……囮としては十二分に役立つとは思うが。
「ん?ン"ぉ"っっ!?!?」
「指揮官!?どうしたの……?」
ズキンと腹にくるこの激痛、よ、よもや……まさか。
「あらまぁ、おもらし……」
「破水してるのよ!指揮官の子供が産まれるわ!アンタは指揮官の手を握ってなさい!」
「えぇっ!?ちょちょ、置いていかないでくださいまし!」
「んぐっっっ……ぅぅぅっっ……」
「あぁもう、オイゲンさんがどうにかしてくださる筈ですわ、気張りなさい!」
妖魔の出産はあれだけ快楽に塗れていたというのに。
人の子を産む場合は正常に陣痛が来るか!
これが、人が母になる痛みッ……気が遠くなりそうだ……
ぎゅっと握り込まれる掌の感覚が頼もしい、視界が、ぼやける……!
程なくして、私は担架によって運び出され分娩室に担ぎ込まれた。
九尾の獣憑きである私は通常の分娩台では収まらないが為に特別に拵えてもらっていた。
赤城の手回しが功を奏した……!
「んぎっっっ……!!はっはっ……ふぅ~~~~ッッ……!」
「頭は見えてきている、もうすこしいきんで!」
分娩台に固定された私は痛みに耐えながら必死にいきんだ。
腹の奥を蹴って生まれ出ようとする我が子の存在を確と感じながら……
子宮の奥からメリメリと頭を差し込んで……生まれ出ようとする、激痛が身体を駆け巡る。
頭が産道に入ってからは……随分とすんなりと生まれ落ちてくれた。良い子だ。
身を裂くこの痛み、頭が出た瞬間の大きな大きな産声。
助産師の手に抱えられた私と瓜二つ、もう毛が生えた赤子は見事な女児。
頭頂部には大きな狐耳、腰からは9の尻尾が生え……その存在は正しく信濃の赤ん坊そのもの。
感涙を流しながら抱き抱えたその生命は重く、暖かく……愛おしさを感じる。
さぁ、あとは始めての母乳を……本来の目的の為に与えようとするが即座に私は身体を跳ねさせた。
「んぅ"ッッッ♥♥ぉひゅっ♥」
穏やかに授乳などできるわけもない、開発されきった私の身体は赤子の授乳にもイキ狂う程であった。
当然ながらそれではマズい、最初の授乳は分娩台に固定されていたが為にどうにかなったが……
今後の生育には支障が出る。そこで搾乳に関しては機械に頼る事になりそうだ。
本来は懲罰用であり男性退魔師の霊力補充用の母乳を搾る装置だが……そういう物がある。
どれだけイキ狂おうがビクともしないで延々と母乳を搾り取る悪魔のような装置が。
「ぁ、ぁへ♥♥」
お産で精根尽き果てた私はそのままぐったり気絶し……その間にその装置で延々と搾ったらしい。
お陰で向こう3日は絞らずに済むとの見立てが出た。
とまぁそんな大騒ぎがあった。
母体としての大きな一歩を踏んだ私はより一層苗床としての素質を磨き上げることになっていた。
内に感じていた信濃の魂は無くなっている……恐らくは産み落としたあの赤子に宿ったのだろう。
ある意味では身体はすべて私の物となった。
それが影響してか霊力が馴染み霊力の総量だけで言えば退魔師随一となってしまった。
その芳醇な霊力はほぼ子宮と母乳に注がれ満足に振るうこと叶わない。
「何のために、私はここに来てしまったのだろうかな?」
脳裏をよぎるは数々の凌辱。どの妖魔にも良いように犯されている。
まさかと思うがこの世界に連れてこられたのは……妖魔の繁栄のためか?
そんな考えが浮かぶほどには……私は妖魔に対し脆弱であり人間の悪意にも脆弱だ。
ふむ、脆弱で芳醇な餌であればやはり……囮としては一級品になりえるか?
上層部は私達の扱いを決めかねている、私だけであれば囮になるのは良い。
攻撃隊として赤城、翔鶴、大鳳をつければおおよその妖魔は滅せる事。
まぁ問題は……ちょっと犯されれば私がまた身ごもる事か。
「ともかく意見具申書を……おぉ?」
「ダ・メ・よ」
「ダメですわ、却下です。ついでに正座ですわ」
むぅ、具申書を書こうとしてみれば取り上げられ正座させられる。
ともかく、私は最重要人物として軟禁されそうだ……
どうにかこうにか……何か、ならないものか。
「ッ……オイゲン」
「っぁ……あー、そういえば……そうだったわね、指揮官のドタバタで完全に頭から抜けてたわ」
精液接種を怠っていたなと気づいた、ドクンドクンと獣欲が煮立ってきている。
手頃な男はどこか……近隣には男衆は居ないはず。
はて、はて……あぁいかん、チンポが欲しい♥
思考は既に桜色一色、直に正常な判断もできなくなるだろうて……
厄介な体質にされてしまったものだ……
私達3人揃ってそうであるから救いが無い……外部は今どうなって居ようか。
「んぉ?」
「あら」
「まぁ♥」
ガシャンと音を立てて放り込まれたのは……おぉ、むくつけきペニス。
否、扉の向こうから更に一人……?
「ご主人様がお求めの物を用意するのもメイドの務めです」
おぉ?此奴は……見間違えようもない、ロイヤルが誇るメイド長。
そして足元に転がされる縛り上げられた男。ふむ。
「ようやくお会いする事ができました、ベルファストめがこれより給仕に入ります」
「ロイヤルのメイド……アンタもこっちに来ていたの?」
「ベル!とりあえずその精液袋は貪ってもよろしくて?」
「うむ、精液は新鮮な物に限る……♥」
ほう、聞けばこやつは性犯罪者……見覚えが少しあると思えば此奴は痴漢ではないか。
ふむふむ、利用価値があるとするならば私達の精液タンクにしようとな。
ただし……経口摂取のみが許されている。
穴ハメは赤城達の審査を通ったもののみが許されるとな……ほうほう。
仰向けに転がされている男に目を向ける……ドクンッと下腹部が疼く。
セックスは出来ぬが癒せるか……♥
「では、簡単に干からびてくれるな?」
「少なくとも3発は連続してぶっ放してもらうから……覚悟しておきなさいよ♥」
「あ、お待ちくださいまし、私にも!!」
「……次の男を狩ってまいります」
暴走寸前の私達が男に群れているのを後目にベルファストは隔離部屋より退出していった。
ベルファストの事は後々しっかりと聞くとして……
このむせ返るほど匂うオスの香りと味を楽しむとしよう……♥
「おぉ、衣服に収まっておるのが辛かったか♥ん、タマタマも縮こまって……♥」
美女3人に詰め寄られればこうもなるか。分かるぞ?
だが、簡単に尽き果ててくれるな?我々はかなり……貪欲である。
ズボンのジッパーを降ろし引きずり出したペニスをぺろりと舐める。
びくんと跳ね元気いっぱいであることを示すな……あぁ、良い良い♥
「ゥッ、このメス共っ……!」
「ザー袋、誰が喋って良いって言ったかしら?」
「ッ……お口チャック、ですわよ。……おだまりになって?」
私が真ん中で左右からオイゲン、フォーミの二人が挟み3人でペロペロと舐めあげる。
抵抗は出来ぬようにしっかりとのしかかりながら……ふむ、乳房が太ももに当たるが些細な事。
二人の乳房は腰に押しあたっていてぐにゅりと撓んでいる。
うむ、いい塩梅であろうな♥
「睨まれてかわいそうに……ふふ、良い。私が喋ることを許す」
「開放してくれたらもっとすげぇ事、してやるってのによぉっ……!犯す!犯してぇっ!!クソエロいメスがよぉッ!!」
「おぉ、怖い怖い……血眼じゃない」
「……うぇ」
フォーミは男が怖いのであったな。
あくまで暴走気味であったが故にペニスに集中していたが為に薄れていただけか。
むき出しの性欲を向けられれば恐怖が表層に浮き上がるか。
私とオイゲンは何処吹く風であるが……ふむ。
「少々趣を変えてみようか……オイゲン、フォーミ……すこし離れて居れ」
「独り占め?やーねぇ」
「そうではない……犯すのであれば、私の乳房を……ふふ、随分と元気になるな♥」
私とオイゲンで搾り上げて口渡ししても良かったが……
この男の性欲を満たしつつ一滴も無駄にしないのであれば……縦パイズリが良いだろう。
うむ、乳房を膣に見立てて擬似的な性行為に及ぶのだ。
着物より乳房を放り出せば……おぉ固く勃起したペニスが更に固く天を衝く。
四つん這いで迫れば太もも、腰と私の爆乳がスリスリと擦れ上がっていき……♥
「んぃっ♥ぃふぅっ♥♥」
「擦れてるだけでイッてるんじゃねぇよビッチが!はやく!はやく犯させろッ!!ウガァァァ!!」
プシップシッ♥プシャァァッ♥♥
弱点である乳房からくる快楽に震えながら乳を吹き出す。
むわぁっ……と甘い香りが立ち込めていく……男に作用する呪いも一層強くなる。
「ふっ♥♥ふふっ♥♥ほれ、後はお主が……あぁぁっ♥♥」
パンッパンッ♥たぱんっ♥ぷるんっ♥
私の視点が男の胸元まで登るがふと思う。四つん這いでは接地してしまっている。
このままではパイズリには為らぬ、膝立ちになって改めて上より乳を被せていく。
むにゅぅっと撓む乳房の谷間にペニスが埋没してしまう。
待っていたと言わんばかりに激しく腰を動かされ……責められる。
ぐにゅっと力を入れて圧をかけてはいるが……暴れる乳房を抑えきれぬ。
「煩い、はいおしゃぶりでもしてなさい……♥」
「フッフッ!ゥゥゥゥッ!!」
「いやっ何こいつ♥妖魔並にっ♥♥」
私が乳性交をしている最中、オイゲンは黙らせる名目で乳房を咥えさせて……授乳させていく。
私と同じく栄養たっぷりの母乳だ、すぐさまに精に変わって吐き出されるであろう。
「やらしい……やらしいですわぁ……♥」
耳に入るクチュクチュと奏でられる音は……はて、なんであろうな?
正気に戻るまでの間、本番禁止という縛りだけを頭に留意しながら……淫らに乱れていった。
信濃(指揮官)が完全に苗床特化になり申した。
ロイヤルのパーフェクトメイドが殴り込み!
どういう経緯かは次話で解くとします。