鬼、それは太古より日本に伝わる荒ぶる妖怪であり神でもある。
人を喰らいその剛力をもって多様な災害を齎す天災の側面と……
あらゆる病魔を討ち滅ぼし他の魔を追い払う……疫病退散や家内安全などの象徴としても祀られる。
実際に御神体として祀られる鬼も居る。
私の……私の生まれ故郷には母なる鬼が祀られその権能は……子供の無病息災。
では……今私達に群がっている小鬼はなんだ?
紛うことなき淫欲の権化であり……
むにぃっ♥ぢゅるるるぅぅ……きゅぽんっ♥
ぱんぱんっ♥ぱちゅん、どちゅっ♥♥たぱんっ♥
「あぁぁあぁぁっっ……はげ、し……♥ひぅぅぅっ……♥♥」
「んっ♥んん……♥あんっ♥あっ♥あぁぁっ♥あんっ♥よっぽど……あぁぁんっ♥女日照りだった……様子ですねっ……!」
「ん"んんんっっ!!♥♥んぶっ♥んぅぅぅっっ!!♥♥」
我らKAN-SEN退魔巫女に生命を植え付ける……望まぬ子宝をもたらす……そういう存在だ。
それぞれ押し倒され組み敷かれ当然の権利のように犯される。
両手には小鬼の逸物……そして孕み穴である膣には深々と刺さる。
私に至っては両胸を吸われ……その乳房に小鬼が腰を擦り付けている。
翔鶴は馬乗りパイズリを行われ……赤城は口に到るまで穴という穴を犯され抜いている。
赤城の両目には怒りが宿っているが悲しいかな身体はもう開発済みとなる。
小鬼の責めに過敏なまでに反応しては甘い悲鳴が出るばかり。
逸物を噛み切る事もままならぬか……否、噛んでも我らの顎では傷一つつかぬ。
術でしかどうにもならぬ……もうその術も封じられたも同然であれば……な。
むにぃっ♥すりすり……むにゅ♥むにっ♥
「んんんんっっ……あぁっ♥斯様な、マッサージは……あぁぁっっ♥♥」
『ゲハッ、信濃は噂通りの激弱ボディだな、そしてミルクが超うめぇ……』
『セックスを通じて吸い上げる霊力も芳醇そのものだ、ゲヒャヒャヒャ数日犯し抜けばオレ達も大妖怪になれるぜ』
小鬼達の目的は私達をハメ潰し……霊力タンクとして運用するつもりだろう。
今まで何度も妖魔に襲われ凌辱され、そうなるように開発されきった我が身体……
否、魂魄ももう……そうあれと染まりきっているのかもしれぬ。
雑魚処理で幾分忘れかけていたが……この肉欲、この熱くねっとりと向けられる情欲の滾りが……もう、愛おしく思える。
その小さな掌で乳房を揉み、刺激し……私の母乳を勢いよく吸い立てるこの感覚を、身体は待ち望んでいたのだ。
……これを表に出せば、配下のKAN-SENは皆絶望視してしまうかもしれぬ。
まだ、残る私が指揮官であったというその意識だけが、砦となりて……完全に堕ちるのを防いでいるが……
「あ……あぁ……なんて、こと……♥」
隣で同じ様に犯され苗床となるように仕向けられつつあった翔鶴の口から……絶望に似た声が漏れる。
次の瞬間には……ごぅ……と妖力吹き荒ぶ……淫欲から目が醒める程の悪寒が我が身を襲う。
絶頂に絶頂を重ね、霞む視線の先には……あぁ、そうか……
その四肢は樹齢何百年とあろう大樹の如し太く力強く……
その顔はこの世の全ての憤怒を煮詰めたかのような厳しさ。
金剛力士、そのものがそこに顕現していた……あぁ、これこそ鬼。
我らでは……太刀打ち出来そうにもない、正真正銘の鬼だ。
小鬼もその練り上がった鬼に畏怖し動きが止まる。
情欲が具現化した掌もそう……我らの身体に這い回っていたものは消し飛んでしまった。
顕現時の妖力の波に晒されて……
赤城も翔鶴も一様に息を呑んでいる……その一挙一動が我らの命運を左右する。
ぎょろり、ぎょろり……大きな眼が周りを見渡し……っ……私に、目が合った?
ズシン、ズシンと大きく足音を立て……近寄ってくる。
……鬼に抱かれるか、喰われるか……どちらにせよ私は死ぬか壮絶な体験をするだろ―――
『オマエ達、ウツクシイ……ケッコンシテクレ』
ぅ……?は……?
おぉ、なんということか。この鬼の顕現に寄り合わさったその欲望は若い男衆の欲望。
美しい女性とお近づきになりたい、あわよくば付き合い……結婚し、その肢体を貪りたい。
あぁ……その欲望が正しく出てきているのだろうな……跪く鬼を見てはそう……思うが。
うぅむ……その様な事があり得るのか……?
『オマエタチ、ナンダ……邪魔スルノカ?』
『や、野郎ども退散だ!!退散っっ!!』
地響きがしそうなほど低い声が響く……小鬼たちはあっという間に霧散した……
強き鬼が……こう、なるのか?
生まれたばかりだからかも知れぬが……ふむ、悟りの件もある……
もしや……こうして妖魔の中でも友好関係を結んでいけたら……
『……返事、シテクレルカ?』
「……あぁ、少し呆然としていた……まずは助けて頂き誠に感謝し仕る」
「指揮官様!?これは……鬼、妖魔ですわよ!?」
幾分、穢された身ではあるが……平身低頭、まずは身体でもって感謝を表する。
して……顔を上げ鬼の顔を見上げれば……ふふ、少し可愛げがあるとは思う。
『オ、オオ……』
「婚儀を交わすには相互理解が必要不可欠……そなたは……我らとはまた違った種族に違いなし」
「……あぁ、なるほど……お友だちからって事ですね♪」
望外ではあったが……思わぬ所で妖魔との終わらない人の間引きに終止符を打てる望みができた。
友好関係を……さらに言えば人間と妖魔との協力関係が築ければまたぞ人類は繁栄を迎えられよう。
その兆しが……この鬼、鬼神とも言えよう……綾波は少々複雑に思うかも知れぬが。
ふふ……視線が我らの顔と乳房を行き来している……そこは妖魔らしいと言えば妖魔らしいな。
「人間の……対妖魔を生業とするものへは私達が話を通そう、まずは理解を深めるべく……私達と共に来てくれぬか?」
「……罠の可能性も十二分にありますわ」
「妖力の感じでわかりません?この鬼全部筒抜けですよ」
「……うむ、婚儀に至れぬ悲嘆と一先ず我らと友好を結べた喜びに溢れて居る」
大きいが、これはこれ……子供のようで私は可愛らしいと思う。
手を差し出してみればそっと握り……その厳つい顔を綻ばせている。
鬼は自分に嘘をつけないと聞く……謀りはおそらくは無かろうて。
して、全長4メートルにも及ぶ巨体の鬼という味方をつけた我らではあったが……
その鬼の放つ妖気というものに当てられてか……しきりに私の身体が疼く。
それは赤城・翔鶴他……KAN-SEN全てそう。まだ幼い信濃ですらそうだ。
特に酷いのが苗床化激しい私・オイゲン・フォーミダブル……
……こうもムラムラしていては不覚を取るやもしれん。
だが仕事は舞い込んでくる一方……上層部は相も変わらぬ……
どの様な状況であれ湧き出る妖魔の対処をせねばならぬ。
「ふむ……これにしよう」
ピックアップしたのは……ある意味懐かしさを感じる物だ。
再び淫霊に取り憑かれた者が多く出るようになったという電車に乗りその元凶を滅するか……
それとも乗客の淫欲を吐き出し切るか……その二択で任務達成となる。
ただこれが同時多発していて……各所に分配せねばならぬときたか。
ちょうど、ほぼ全員ムラムラとしている、これにて自らの淫欲を晴らすしか無かろう。
ベルファストにも少し動いてもらおう……
衣は……この着物のままで良かろう、うむ……