※この作品はR-18です。

浄魔巫女信濃   作:ムメイ

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荒ぶる神に現人神

結局何処に身を出そうが私はともかく……信濃までもが性の矛先にされようとはな。

……冷静に考えれば無理も無いことか、信濃はとても……色気が強い。

私は更に胸元が増強されているのもあって性のはけ口にしようとする男は後を絶たぬだろう。

これでは出歩けば出歩くほどに妖魔を産んでしまうようなものだな……だが生活圏を出れば即座に妖魔が群れてこよう。

 

「八方塞がりも良いところだな……」

「余り気を落とすな……」

 

何の因果か、私達KAN-SEN巫女達に求婚してきた鬼、キタローが相談役になっている始末。

生まれて間もない間はその身の性欲や妖気を制御出来ず……私達を日に一人食い散らかしていた上に……

近くにいれば否応無しに私達を発情させていたものだが……今は幾分制御することに成功している。

私達を性的な目で強く見ない……希少な存在だ。

 

「世の中の男が君の様であれば……苦労はしないのだがな」

 

今は私達の活動している拠点で各種書類、情報の精査をしている……

キタローは単に暇だからというのと……私の顔を見たいという何とも奥ゆかしい願いから隣に腰掛けている。

……まぁ本音は私がムラっと来た時に何か一発……と願っているのだろう。

時折私の視界の端でピクついているのが見える……キタロー専用にと編まれたズボンの股だ。

正直私一人では処理しきれる自信は無いし……暴走した際に私がハメ潰されるのが目に見える。

 

「……何をしてるんだ?」

「翔鶴を呼んでいる、少し休憩をな……キタロー、我慢はしなくて良い、そろそろ私の番だとも思っていた」

「おっ!……ぉぅ、バレてたか」

「私は特等、男の心には理解があるつもりだぞ?先にシャワーでも浴びて参れ……」

 

出来ることならばこうした……人妖手を取り合う共生が叶えば良いのだがな。

そうもなれば特にお互いに消耗し合う事も無い。

……私も乱れに乱れても……い、いかん、考えが……ふぅ。

……ぅ、ん?まぶたが重く……

 

 

 

耳に入るのはさざ波の音、眼を開ければこれ……また不思議な光景。

足元は水面、天には大地……胸元には、これは月……満月。

淡く輝く月……はて、これは夢であろうか?

信濃がよく見る夢の類……戦いの記憶ではなく、摩訶不思議な夢。

月か……月には様々な側面がある、満ち欠けを繰り返す姿は成長を意味する。

他にも消えては栄え……また消える、輪廻転生……

淡く光るこの光から心を和ませる母性の象徴とも言われる……まんまるな満月は乳房を思わすかもしれぬな。

私がこの身体になる前に見上げていたのも……新月の夜空。

信濃の艤装に浮かぶのも満ち欠ける月……月とは随分と縁が深いのやもしれぬな。

 

「ん……何が……ッ♥」

 

胸元に浮かんでいた月が別れ、新月、三日月……半月、満月……

ぐるり取り囲んだかと思えば下腹部に……取り込まれていく。

熱く、滾る……この感じは、一体?

 

――――信濃とかいう女、孕ませて子を残すんだ

――――俺たち妖魔は一度滅んだ……もう二度と御免だ。

――――あの木っ端妖魔が孕ませられたんだ……次はオレが……

 

これは……妖魔の願い、否……信仰とも言える物か?

私という女がたやすく孕ませられる苗床であるという……信仰か。

そして妖魔達が何故にこうも孕ませに来るのかも……

これは一体なにを私に伝えようとしているのだろうか……この夢は……

 

「っ……何であろう、受け入れてみせようか」

 

足元の水面、否……虚空からも数多の腕、触手が……

見覚えがある、男や妖魔の腕だ……夢の中で犯されるのは初ではない。

現世に影響は少しあろうが……夢は夢、討ち滅ぼす以外の道があるならば……

 

 

 

はっ……ん、む?かっくりと頭が動いたかのような……

あぁ、夢に意識を奪われていたのか……何が、どうしたのやら。

あのビジョンは何だったのだろう……私に何を示そうとしていた?

何かの意志を感じるが、ふむ……私は妖魔の苗床に過ぎぬとイイたいのか?

 

――――コンコンコン

 

「ん、入れ……良く来てくれた翔鶴……少し悪戯をしてみぬか?」

「悪戯を?詳しく伺っても?」

「少し耳を……」

 

耳に入っているのはキタローが浴びているシャワーの音……

シャワールームは一応シャワー兼温泉でもある……混浴も可能な上、中々な広さがある。

ベッドの上であれば喘がされる防戦一方。

……少しばかりリードというか、普段しないことを……悪戯心がむくりと。

女体で洗う、ソーププレイ……それも翔鶴とコンビを組んで。

巫女になったばかりの時を思い出すな……ふふふ。

 

 

 

 

 

 

尻尾を揺らめかせた信濃はうっすらと笑い……衣を脱ぎ捨てていく。

執務室の隣に仮眠室……と言う名のヤリ部屋は存在するが、そこでヤルつもりもない。

共に連れ立つ翔鶴もまた中々に乗り気、指揮官と一緒に何か出来るのが嬉しいのだろう。

なにより……翔鶴もまた、少々……ムラムラとしていたのだ。

 

「ん?石鹸の詰め替え……がぶふっ!?」

「湯加減はどうだ、背を流してやろうかと思ってだな」

「そのお供に来ちゃいました♥」

 

風呂場に乱入してみれば鬼、キタローはその望外の乱入に噎せ返る。

嫁にしたいと常日頃から言っている信濃と翔鶴が乱入してきたのだ。

タオル等という甘っちょろい物も持たず……信濃に至っては珍しい悪戯な笑みを浮かべて。

さて、キタローの相手をする場合は一人でヤッた場合は翌日一日中ベッドの上から起き上がれなくなる程に抱き潰される。

故に二人で来たのだが……こんな挑発的なことをしたらどうなるか。

そも……"神格"を得つつある信濃が誘惑したらどうなるか……

 

「グゥ……辛抱デキン……!!」

「ほ、ぉ"!?!?!♥♥♥な、あ"ッッ♥ふぎゅっ♥ん"ッッ♥ああぁあぁぁあぁぁぁぁぁっっ♥♥♥」

 

巨体でもって信濃を抱きかかえると問答無用で鬼ペニスを打ち込んだのだ。

人間との融和が進んだ鬼であれ……その根っこは変わらない。

一度滅ぼされたがゆえの強い生殖本能、元になった欲望もまた生殖本能。

孕巫女であり、苗床であり……命の現人神みたくなりつつある信濃は特級の餌。

普段であれば翔鶴と仲良くパイズリなどさせてからそれぞれハメるだろうに……暴走したのだ。

 

ずどんっ、ズコズコズコッ……♥

 

「……うっわぁ、コレがキタローちゃんの本気ですか」

 

乱暴に、まさに力の限りに犯しぬくその姿……翔鶴には恐怖を覚えさせるには十分だった。

漏れ出る妖気、淫気に当てられ……翔鶴が発情し……キタローの餌食になるのも時間の問題だ。

現に、もう指揮官……信濃の意識は刈り取られていて身体の反射だけで喜ばせるという有様だった。

 

「応援要請したほうが良さそうですね……」

 

結果、その日は巫女の大半がハメ潰され行動不能になり……指揮官はこっ酷く叱られたのであった……




Q:つまりどういうこったよ?
A:指揮官めっさ孕みまくった上にヤりやすい苗床女という妖魔の信仰(欲望)と容姿を目にしてる人間の欲望が合わさって女性神、子宝と繁栄の権能を持ち始めた。
信濃自身がデザインにツクヨミが混ざってるので……ネ!!

Q:自称神がキレない?
A:木っ端だし知らねで余裕ぶっこきモード
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