※この作品はR-18です。

浄魔巫女信濃   作:ムメイ

4 / 44
妖獣狩の夜・弐

体感的には霊力は……結構減って4割?いやもっと少ないかも知れない。

魔力の方は大分残ってる……のだろうか?分からん。

ともかくオレは大分消耗させられてしまった……妖魔に吸われている最中は巫術などではなく体術で振り払うか……

札でなんとかしろというのはそういう事か……無意識下でなけなしの抵抗力で吸われないように抗っていたんだろう。

ただ巫術を使う際に流出するものだから抵抗が完全にマイナスに転じて一気に吸い出されて……

まだ使う巫術が軽い焔火だったから助かったようなものか……

 

――――美味イ

「ッ……もう、吸われてないんだ」

 

脳裏にフラッシュバックする最初にオレを襲った妖魔の歓喜の声。

ブルリと身体が震えて……乳房を舐められているような幻覚に襲われる。

ぽたりぽたりと霊力が変換された母乳が滴り落ちる。

空気に霧散した霊力も……おそらく空気に流れて奴ら、吸っているだろう。

悔しい……次は絶対に油断なんかしない……塵になるまで燃やしてやる。

妖気の方は滅する度に濃度が濃くなっていっている様に感じるな……

奥に、何か居るんだろうか?寒気を抑えて……ブルブル震えてしまう身体をねじ伏せて……

オレが行かなきゃ……いけないんだ。退魔巫女になっちまったんだ。

祓う力はあるんだから……

 

「ハァッ、ハァッ……ハァッ……」

 

一歩一歩踏み出す足が重くなっていっている。

足元は相変わらず足が長い草ばかり……上を見上げても真っ暗な森……

疲れている……訳じゃない、身体はダルいけど……

妖気に当てられて、萎縮しちゃってるのか?

ガサガサと草が揺れる……来たか、来るなら……

 

「ハァッ!……手応え無し?」

 

定点で燃やすんじゃなく波のように燃やすイメージで薙ぎ払う。

草が揺れたのは間違いないが……外れだったか?

足音は……だめだ、聞こえない……気が立ちすぎているのか?

胸をもう一度、閉じて抑えて……深呼吸だ。

……落ち着いた気がしないが多少はマシだろう。

尻尾は忙しなく動いているのを自覚しているし……気はまだ立ってるな。

 

「ッ……ちがう、よな?」

 

また昨日の老齢妖魔みたいに紛れていたりしないよな?

手が触れたように思えた……気の所為、だよな?

気の所為であって欲しい、またアレに催眠をかけられたりしたら今度こそオレ女にされてしまう……

あの気が狂いそうな快楽はもう……あぁくそ、また舐められているような幻覚が……!

 

「今度はこっちか!……よし、仕留めた」

 

相手はオレを翻弄して消耗させるつもりだな……消耗させられるか、滅ぼしきるか……どっちが先かのチキンレースか。

分の悪いチキンレースだが、やるしかねぇ……

 

 

 

妖獣を仕留めた感触はもう何度目だ?十は数えたと思う。

身体のダルさは結構……かなりキツイレベルに達していて霊力切れが近いか。

分散した妖気は無くなって……勾玉の色も翠に落ち着いている。

殺りきった……とは思うが……まだ油断はできないな。

連絡は……だめだ、まだ取れない……結界がまだ作動している。

それに薄っすらと妖気を感じていて……何処に居るのか皆目見当がつかないな。

……時計はもうすぐ50分……だいぶ時間が経ってるな。

残り数匹だと思うが……何処に行ったんだ?

 

「ハァッ……ハァッ……もうだめ、休憩……」

 

巨大な木に背中を預けて息を整えよう。

周辺にそれらしい気配はないし……胸も、抑えなくていいよな?

あぁ、なんて開放感……スースーするのがなんか背徳的……

風が凪いで……木々を揺らしていく……あぁくそ、眠くなってくるな。

これで日が昇っていたら間違いなく寝ていたよ。きっと気持ちいいんだろうな。

霊力を使わずゆっくりと身を休めれば回復速度はいくらかマシだ。

じきに……このありえないダルさは回復してくれると思いたい。

ぽたりぽたりと溢れる母乳もさっさと止まってくれ……

妖魔との戦闘が続けばこの空間にそれだけ力が分散していくようなものだ。

そうなれば新しい妖魔が産まれてもおかしくない……早い所、仕留めないと。

 

「ッ!」

 

一気に妖気が強まった……何か、起きたな。

近づいてくる、オレめがけて突進してきているな。

妖気は探れないが遠くから足音がする……重く結構な質量を持った妖獣が出たな。

骸から産まれたんだとしたら……これは由々しき事態だ。

この場には他にも妖獣に殺された獣や人間の骸が転がっている。

それらが時間を置けば妖魔に転じオレを襲いにやってくるって事だ。

まだ、そんな力を吸っていないと願いたいが……もしかしたら妖獣で共食いをしたりしているかもだしな……

そうなったら厄介だ、一回の焔火で焼ききれるかどうか……

焔火で焼ききれるのは妖力の総量が少ない妖魔……根幹を為すそれを焼き払うことで滅してる。

共食いをして急成長を遂げた妖獣はそんじょそこらの妖魔よりも妖力の総量は多くなる。

こっちの体勢が万全だったら何てことは無いが……消耗しきっている所でコレはキツイ。

 

「……うわ、マジ?」

 

木をなぎ倒して現れたのは……それまでの妖獣とは全く違った存在になっていた。

そもそも為るのが稀って言われているイノシシだって点が最初。

そしてそのイノシシの背中からはいくつもの腕が……グネグネと動き回る腕が伸びている。

コイツ、殺された人間の怨念まで食らってたな!

これを滅するのは……残りの霊力使い切って……えぇいやってみるしか……

 

「あぁっ♥」

 

触手のようにしなる腕がオレに伸びてきた。

咄嗟に避けようと身を反らせば……自然と張る形になった胸を鷲掴みにしやがった。

掴まれて……捕まったオレはそのまま血色の悪い腕にがんじがらめに拘束され……四つん這いにさせられてしまった。

何が待ち受けるなんて想像するのは簡単だ……尻を高く持ち上げられて下着も剥ぎ取られたんだ……

オレに出来るのは……精一杯喘がないように耐えようとするだけ、だ。

 

「くそぉ……♥」

 

悔しいのに、身体の下腹部はキュン♥と疼いていた。

何をされるか想像しただけで、コレだ……

 

 

 

酷く巨大になったイノシシの妖獣は犬の妖獣相手に滅ぼされる一歩手前だった。

しかし退魔巫女がその数を減らし群れのリーダーも手負いにしていた。

そこでこのイノシシが漁夫の利を得てこれを食い荒らし……さらには漂い妖魔になりそうになっていた怨念も喰らい……

一気に妖獣としての格を上げていた……少なくとも駆け出しの巫女が相手するには分が悪すぎる。

人の怨念を吸っているからか、信濃が漏らした霊力を間接的に吸ったからか生えた人間の腕はがっちりと信濃を抑え込んでいた。

フンッフンッと鼻息荒くしながら二股に分かれたペニスを露出させた。

 

「ひぃぃっ……あ、あたって……二股!?」

 

悲鳴を上げて必死に逃れようと腰を揺する信濃だが当然ながらそれで誤魔化しきれるわけもない。

むしろその豊満が過ぎる尻肉をイノシシのペニスにこすりつけてご奉仕しているだけだった。

ザワザワと揺らめく心を表した尻尾もまたイノシシの腹を撫でていてこびているかのようだった。

 

「ぁう……うぅ……」

 

幾重にも生えた腕は手のひらに様々な物が浮かんでいた。

目、口、ペニス……それら全ては別々な人間のものらしくそれら一様に信濃の顔を身体を欲望のままに見ていた。

目は血走り怯えていながらもどこか期待している風の顔を、一挙一動にゆさゆさと揺れる淫爆乳を。

口はほっそりとしていながら汗をにじませていて舐め甲斐がありそうな首、薄く綺麗な桜色をした唇を。

ペニスは深く刻まれている胸の谷間、一本一本が極上の柔らかさであろう尻尾を……

それぞれが犯したい、穢したいと食いつきたそうにしていた。

そんな掌の群れに怖気づきイヤイヤと顔を横に振る信濃だが……背の上で跨るイノシシは一息、鼻を鳴らした。

好きにやれとでも伝えたのか腕は各々好き好きに動きはじめた。

 

「ひぃぃぃっ!?いや、やめ、うぶ、ぅぇ♥♥ふじゃけ、ぶちゅ、ぷぷ…♥」

 

動けない信濃に対し一斉に殺到した掌達はその白い肌を血色の悪い肌色で埋め尽くした。

恐怖で見開かれた瞳をじっと視姦して愉悦を感じるもの、頬を舐め上げてからキスをして自分のものだと言わんばかりの証を刻むもの。

可憐な唇に舌を突き入れてから口の中を蹂躙して歯茎、歯の一枚一枚まで己の唾液で上書きしていくもの。

両胸には掴みきれないからといくつもの腕が回り根本を掴んで支えては先端にいくつもの指で絞り上げて芳醇な母乳を滴らせる。

滴ればその母乳をわざとらしく音を立ててゴクゴクと飲みその濃厚さを表すためか下品なゲップを行う。

中には口に含んだ母乳を信濃の頭に吹きかけて嗤うものも居た。

そして搾っては乳首をくるくると舐るように撫でて固く凝ってきた乳首を弾いて……

 

「ッッッ♥♥♥♥♥♥~~~~~ッッッ♥♥♥♥」

 

くぐもって聞き取れないが甘ったるい嬌声を上げるだけのメスへと信濃を堕として行く。

そして……そんな責め苦に膣口から愛液が洪水のように溢れだし口がくぱっ……ひくひくと蠢けばイノシシはもう一度鼻を鳴らし……

そして自分のペニスを信濃の前後処女穴にねじ込んだ。

 

「ッッッ!?!?!♥♥♥♥♥♥」

 

処女膜を突き破られた痛みは束の間、妖魔のペニスを受けてしまったが最後、内部から妖気によって狂わされていく。

妖獣の孕巫女としてその身は調整されていく、もとより孕むように調整された子宮、卵巣はより霊力、魔力を多分に孕み。

生まれ落ちる妖魔、妖獣をより強固なものへと変えるように調整がされていく。

妖術ではない、純然たる女を堕とす為だけに使われる妖気に当てられ狂っていく。

キリッとした顔でも眠たげで儚い顔でもない、淫らに狂わされた情けないアクメ顔の信濃がそこにはあった。

 

「ぉ"♥お"っ♥♥♥♥イぎゅぅ♥♥♥♥いぎゅぅぅぅっ♥♥♥♥♥」

 

土の地面に白き母乳の水たまりを作りながら処女であったのにも関わらず……

快楽に狂わされて妖魔の深い欲望の谷へとその身と心を落としていった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。