海は母なる海……様々な生物を内包し、その中で生と死がぐるぐると回り巡っている。
その頂点に君臨していた妖魔や魔物……西洋の悪魔などは今一方的な死に瀕していた。
……今、私の身体に絡みつき、甘えるクラゲもその一端。
知能が無いように見え……その実、簡素な意思がある……
私の……反応を見ているのは窺える。
しゅるしゅる……ぐにっ♥むにゅっ……♥
つぷ……ぬちゅ♥
「ほ……ふ♥子宮の中まで……♥」
なんとしてでも生きた証を私に植え付け、産ませようとする意思が感じられる。
細い触手が幾重にも子宮の中に入り込み……乳房を搾り……今このときだけでも生きようとしている……
なんと愛らしい事か……そんな様子を見せられば……私の庇護下に置くのも諸手を挙げ迎えよう。
両胸に食らいつくヒトデも……そう……肥大化した私の乳房をも覆い隠すこのヒトデも……うむ……
「もっと激しくして良い……汝達の思いの……昂ぶりを、生/性への執着を私に捧げて……♥」
これが、私の信仰……力の源の一翼……あぁ、馴染む……非常に馴染む。
知覚する範囲も広がっていく……力の一端は母乳と霊力という形で還元するのだが。
ふ……今はただただ性に乱れ愉しむ事としようか。
「とくと味わうが良し……私も汝達との触れあいを愉しもう……♥」
私の意思はしかと伝わったのだろう、触手の動きが激しく、遠慮無くなっていく。
滴り落ちる愛液も母乳も霊力を多分に含み私の……定命の者の生きた力が注がれていく。
全身を這い回る触手も良い……両腕を縛り上げてくるのはとても良い……自由を奪われる楽しみというのも……
どうにも幾度もヤられて心底私は自由を奪われ容赦なく犯される事に悦びを見いだしている……
もう否定する理由もない……強がる理由も……向こうは甘え、私は己の好みを満たす事が出来る。
「ぉお゙っっ♥ほぉ゙♥♥ぁっ♥あぁぁぁっっ♥♥ふ……ぅ……♥♥んぅうっっ♥んんんっっ♥♥ん゙ぅっ♥」
もにゅん……もにゅ、むにゅ♥むにゅん♥
ぬっちゅ……ぬちゅ、ぐちゅん♥
熱くドロドロとした欲望が私に絡みつく……この感覚がたまらぬ……♥
……私の痴態に当てられたか、綾波も近くに来たな。
「……指揮官とイチャイチャするの、ズルいです。綾波も混ぜやがれ……です」
……ふふ、妖魔も随分可愛らしく思えてきたが、一番愛らしく思えるのは私の大事なKAN-SEN達だな。
頬を膨らませて私に抱きついてくるのは本当に可愛らしい……いつもは控えめな綾波だからこそ、かもしれぬが。
「指揮官がそうする方針なら従うです。けど……綾波達もしっかり混ぜて欲しいです」
「んんっ……♥そう、だな……吝かでないなら……♥」
「……綾波も指揮官と同じです……邪気が飛んでてヤって祓えるなら……妖魔達にも抱かせてやるです、感謝しやがれです」
「くぉっ♥ふ……二人顔を合わせてヤるつもりだぞ? 欲張りめ……綾波、少し……」
「ん……指揮官……♥」
触手がさらに絡みつき……私と綾波を纏めて……ふふ、胸と胸の合間に触手を覗かせおって
遠慮無しの欲張りだな……私の服も綾波の服も胸元はゆるい……下も防備などあったものではない……
私は私で綾波としばし濃密な交流でもしながら愉しもう。
顔が近ければ自然とキスが交流手段となろう?
大海原の上で姿を現したクラゲと幼いヒトデの妖魔に身体を弄ばれるその姿は何方が相対的な弱者なのか分った物では無い。
見る者が居れば海の妖魔に巫女が襲われ、苗床として孕まされているだけに見えよう。
「んぅぉ♥♥あふっ♥♥あぁぁああぁぁぁっっ♥♥♥」
「ふぁぁっ♥しきかん……っ♥♥んぅっっ♥♥も、もっと激しくっ……突くですっ……♥♥足りないですっ……!んみゅぅっ♥♥」
理性の光を灯しながら触手を求めていて正気で狂気の沙汰のような事に及んでいる。
触手の穂先もどこか震えて萎縮しているようにも見える。
それもそのはず……負の力が抜けていき代わりに満たされていく信濃由来の生の力により過剰な吸引が起こらなくなっている。
ヤられながらでもその気になれば一気に殺される事が本能的に理解できてしまうのだ。
この女を怒らせてはいけない……そう理解しているからだ。
信濃は庇護を受けているのもあり力的な繋がりからも慈愛の感情が流れ込んできてる為に遠慮なぞ必要ないのが分っている。
何より……一挙一動で気持ちよく喘いでいるのだから怒ってくる何てことは無いだろう。
着物を母乳と愛液と……妖魔の体液で汚していきながら乱れていく。
ずっちゅ♥ずちゅっ♥ずちゅっ♥
綾波の腹は見えていて触手が突っ込まれるとうっすらとぽっこり浮かぶのが見える。
信濃の太ももには幾筋もの愛液の垂れた跡が残っている。
行為の激しさ、激しく快楽を感じている様子をこれでもかと見せつけている。
搾り出される乳房からはヒトデが吸いきれない母乳が溢れて海面に滴り落ちていく。
快楽の昂ぶり様が如実に表れている。
新たな命がまた信濃の腹に宿っているのは言うまでも無い、神格を宿して初となる繁殖だ。
これが自称神による排除に怯える魔物達の希望の光となるか……はたまた……
すりゅんっ……♥
「ぼぉっっ……ぉ……♥な、なんだ……♥まだ途中で……ふむ、困った乱入が出てきたか」
「んんっ……♥帰ったらキタローをハメ潰すです……指揮官、ちょっとこれはマズイ……です、大物が来てるです」
セックスの途中であったが……そんな事は関係ないと言わんばかりに迫り来る気配があった。
信濃が真っ先に感じていた巨大で人類と歩むことは出来ない害を齎すモノ……途方もなく巨大な鯨の妖魔だった。
当然そんな物が近寄ってこよう物ならば木っ端妖魔は逃げるほかにない。
触手を引っこ抜いて大急ぎで水面に消えたのだ。
これからってトコロでやめられた綾波はキレ気味だが……相手が相手なだけに焦りも見せる。
正確に感じる事は出来なくとも馬鹿げた体躯の妖魔が迫ってるのはよく感じ取れるのだろう。
「……何も心配することはない、あまり使いたい権能ではないが、試すには丁度良い」
生と性に関する権能は遺憾なく発揮してきていた信濃だったが……もう一つ。
満ちては欠ける月の権能……そう、生命がいずれは迎える"死"の権能だ。
自覚はしていてもおいそれと振るう事はできた物では無かったが……
『矮小ナ人間に与すルだとォ……?お断りダ、神気取りの木っ端霊モ喰らってクレル……!!』
迫る妖魔はとてもではないが……人間に与する存在ではなかった。
それだけ力の密度が強く消すのにも一苦労なのだろう。
信仰により力が集まった今で尚……定命の信濃とそうでない者の差かもしれないが……
「残念だ……汝もまた共に歩める者だと思っていたが……ならば、摘み取るまで」
「何を話してるです……指揮官? 妖魔の気配が消えたです……?」
「……少しばかり強引な転身をさせた、もう二度とああいった類いの事をされては困るのでな」
はらり……乳房を丸出しにした乱れた跡ありありとした姿で袖を振る。
海面下でまっすぐ上に浮上しようとしていたその巨体は見る見るうちにその組成……
妖力を分解されその意識体はそのままに何万分の一と言うべき小さな姿……拳大の大きさまで退化させられたのだ。
正確には……死と再誕を即座にさせて……小さくしたのだ。
「なんです、この小っこい妖魔……んぅ、綾波の胸に吸い付いてくるです……」
「さぁ……? ふふ、次は私の胸を吸うか?」
実質的な拒否権なぞ無い、その在り方は紛うこと無き神の所業。
うっすらと浮かべる笑みに何を感じたかは定かではないが……額面通りには取れたモノでは無いだろう。
人類に手を貸し生き延びるか……それとも消滅を待つか……
信濃という恐ろしい女に無理矢理生まれ変わらせられるか……生き残るには頭を垂れねばならぬ。
過去一インフレしたバカ性能を誇る女になった
多分あと二話程度でひとまずは終わりの運びになるかと思います。