どちゅっ……となにか湿り気を帯びた物が激しく摺動している音が森の中で響く
黄土色の毛並みのイノシシが必死に高速で腰を振っていた。
その下には番となるイノシシ……ではなく九尾の狐の尻尾と耳を持つ美女が組み敷かれていて
数多の腕にほぼ余す所無く辱められながらイノシシに犯されていた。
その両眼からはとめどなく涙が流れていて塞がれている口からはくぐもった悲鳴とも嬌声ともとれる声が漏れていた。
両胸は地面にそって垂れるわけではない、数多の腕がその上質な胸をもみくちゃにしながら母乳を搾りあげていた。
時たま掌より生えた舌で煽るように舐め上げてはその爆乳と呼ぶべき豊満な乳房を弾ませて嗤い声をあげていた。
ケタケタと嗤う声とイノシシが一心に振り続ける重く鈍くそして高速で打ち付ける音……
爬虫類のナニと同じ二股に分かれた豚のドリルペニスをもって処女だった穴を穿っていた。
膣の襞、腸の襞一枚一枚を抉って深く刺されば女が感じやすいGスポット、ボルチオを刺激する。
処女血がまだ痛々しく残るその穴で感じれるほどに狂わされた女は身体を仰け反らせながらイキ狂う。
女は退魔巫女、イノシシが満足するまではこの宴は終わることはない。
イノシシが首を上げたと思えば最初の射精が来ていた。
「ぉ♥ぉ♥ぉぉぉぉぉぉぉ♥♥♥♥♥」
信濃と名乗るこの女は始めて感じるメスとして注がれる精液の悍ましい感覚涙と……
身体が挙げてしまう歓喜の声を漏らしてその瞳の光を失わせていた。
最早身体は陥落したも同然で本人も無意識に腰をカクカクと動かしていて9つある尻尾もしっかりとイノシシを掴んでいた。
一端のメス狐として交尾を楽しむだけの身体はもう既に出来上がっていた。
妖獣であるイノシシが放った精液はかなりの濃度を誇りその量と粘度で子宮の中を満たして一切垂れることを知らない。
腸内にも放たれた精液は妖気をもってして性感帯をより多く作っていく。
退魔巫女が持つ芳醇な霊力・魔力を抽出するために腸液すら改造していく。
尻アクメに達する事があれば全身から放出され尻に口が吸い付けば直接啜られる。
信濃という女は大凡全ての体液から霊力を啜られる女に変えられてしまった。
抵抗力をまるで持たない女であったがために……術も使えない妖獣ごときの改造も受け入れてしまっていた。
生殖本能を刺激され続けていたイノシシは何の躊躇いもなく第二回戦を始める。
また腰を動かし子宮内部に追加で精液を叩き込もうと必死に腰を振り続ける。
自分という種の存続のために偶然にも得た良質な苗床を使い潰す勢いで……
腹に詰め込めるだけ、勢いなぞ毛髪に精液が飛び散るほどに。
ただこの妖獣も急激な成長に肉体、根幹共についていってなかった。
増大した妖力を一心に注ぎ込んで信濃という極上の女体を辱め霊力を啜り上げていた。
しかし信濃の芳醇な霊力は枯渇気味、いくら吸い上げても出がらしも出ない。
供給はされないが母乳を啜ることで吸っている気になっていたのだ。
そして濃厚な妖力が込められた精液を注ぎ続けた結果……そのイノシシは5度の射精を終えた後にはしおしおに萎れていた。
妖力の枯渇を起こしたのだ、荒々しい毛並みも見るも無残、背中より生え揃っていた腕も老人のごとく皺枯れていた。
こうなれば妖気を自然と蓄えるまでは長い時間がかかる……
「汝……随分と、ヤッてくれたな」
ふらりふらりと去ろうとしたイノシシに対し頭の先まで精液で汚されていた信濃が幽鬼の如く立ったのだ。
少し前までは恍惚の表情を浮かべてイキ狂いほっそりとした腹を臨月寸前のボテ腹になるまで精液を注がれていたのに……
ボテ腹も全身精液まみれというのも変わらない、足腰もガクガクと震わせながらもその目はキッとイノシシを見据え……
静かに怒りを湛えて鋭さを見せていた……霊力はすっからかん、魔力も同じ。
と思いきや霊力、魔力共に回復していくではないか。
信濃という女は抵抗力がない欠陥を抱えたペラ紙防御の退魔巫女だったが……同時に特異体質でもあった。
妖魔の精液に含まれる魔素を吸い上げて己の力に変えることが出来る……そんな体質を持っていた。
変換効率は微々たるものだが霊力の自然回復よりは断然早く……大量に出された精液には濃厚な魔素が含まれていた。
「覚悟は、良いな?」
巫術による青白い炎がイノシシをまるっと焼いて滅した。
塵一つ残らぬその姿を傍目にせっせと汚れを吐き出そうと肚に注がれた精を掻き出しはじめた。
さらりさらりと心地よい風が流れていく。
肌に当たるのは暖かい陽の光……あぁすごく眠いな。
頭の上を誰かが撫でている?誰だろう……顔、見れないな。
――――今はゆるりと休み……その心を癒やして……うか……を
聞き覚えがあるなぁ……誰だっけ?優しい囁き……
ハッと目が覚めれば森の中……どうなったのだったか?
夢を見ていたような……寝かしつけられていた?詳細は思い出せないか。
「ッ!妖獣は……気配を感じない……?」
討滅の最中でだった……うっかり寝ていたのか?
しかし、酷く怖い妖気を感じたような気がするが……今はもう感じない。
携帯端末の通信も……繋がる、討滅が終わった後か?
救出されたという感じでもない……何か、釈然としない。
「……っ、やはり、か」
おかしい、なにか忘れている……胸元を見下ろせばそこにあったのは辱めを受けた跡だった。
真っ白な肌の上に幾重にも刻まれた揉まれ吸われ噛みつかれた痕跡。
巫女服に収まりきらない胸に……少し見える太腿にも幾重にも……
乳首なぞ見てみれば信じられないほど固く凝っていて意識してしまうとジンジンと疼く。
股座なぞさらに酷い……逆流したと思われる精液で溢れ……
「犯されて、しまった……」
不思議と涙は出なかった……どこか遠くの事のように思うことは防衛反応だったか?
一先ず……帰投してから身を清めよう……一度、心の整理をつけよう。
……もしかしたら妖獣の子を孕んでいるとも限らない。
そうなればどうしたら良いか……私にはわからない。
帰投後、直様に浄化専門の巫女に処置してもらった。
身に受けた改造、呪いは深度が深く取り除くことは無理だったが……腹に宿ろうとしていた妖魔は祓うことが出来た。
だが受精卵はしっかりと着床しており手術により堕ろす他ない。
その事実はコチラの精神に多大なダメージを与えた……元男……陵辱され強姦の末に妊娠……
それも妊娠したのは人でも人に近い妖魔でもない……雑兵も雑兵の妖獣。
……霊力、魔力共にすでに熟練巫女のそれと変わらない所か上回ってすら居るのに。
歯牙にも掛けないはずの存在に負け組み敷かれ……孕まされた。
悔しい……体つきも心做しか……よりやらしくなっていっている気がする。
退魔巫女ではなく胎魔巫女としての道を歩んでいるようにも思えてならない。
「あぁ、眠いな……」
これが微睡みの中の悪夢であればどれほど良いか……
退魔巫女の組織も私の扱いにはほとほと困り果てていた。
有能な火力には間違いないが妖獣ごときに遅れを取るほどの紙耐久。
巫術の適正も攻撃特化……防御や戦闘補助の巫術はまるで使えなかった。
強力な巫術は使えば一気に妖魔を滅する事が出来るが後に残る力の残滓で新たな妖魔が産まれる。
さらに言えば物理的な干渉もするようになり……焔火の強化版、劫火滅却は物理的にも燃え盛ってしまう。
安易に扱うことは出来かねる……ましてや私が扱えばバカみたいな火力が出る。
……襲われるからと動かさないでいるのも宝の持ち腐れ。
しばらくは妖魔、妖獣の討滅から外れて淫霊と呼ばれる怨霊達の討滅に割り当てられることになった。
淫らな欲を持って死んだ人間が成り果てる妖魔の一種だ。
その被害は妖魔としては微々たるものだが……女にとっては大きい。
淫霊によって引き起こされるのはどれもこれも悲惨な強姦事件だ。
明日、目が覚めれば……その対処に向かわされるのは私……
もう、今日は寝てしまおう……心安らげるにはソレが一番だ……