天才ボクっ娘マッドサイエンティストVSふたなりホムンクルス 作:六花リンデル@TSメス堕ち信奉民
プシューと空気が抜けるような音。
ガシャガシャと音を立てて培養層が作動する。中の水が排泄されて行き、光を遮断するための二重ガラスが格納された。
「やあ、おはよう」
眠たげな眼を開いたソレに、アスナはひらひらと手を振る。
その様子は気さくなように見えて、しかし目の色に慈しみは欠けらも無い。
当然だろう。彼女は今のところの最高傑作であるというだけで、アスナからすれば通過点のひとつ、たかだか実験体零号にしか過ぎない。子供という見方もできるかもしれないが、どうせその内廃棄するものに情を覚えるだけ無駄というものだ。
学校から帰って早々、アスナは自身の研究室で実験のための準備に勤しんでいた。
「さて、ヌル。言葉は分かるね?」
「ぁぃ……」
「おや。まだ出てきたばかりだからか、声帯が上手く使えていないみたいだね」
顎に手を当てて原因を割り出すと、アスナはヌルに与えるために持ってきていた服を彼女に差し出した。
ヌルもまた今日が初めて目覚めた日ではあるが、それは無知というわけではない。聡明な頭は既に大人顔負けのソレだ。無論、アスナには圧倒的に劣っているが、彼女は今の段階で自分に知性で勝てるような生物が作れるとは思っていない。
洋服を受け取って、ゆっくりと着替え始めたヌルを眺めてアスナは思考する。
「(少し大きく作り過ぎたかな。しかしドラゴン系の素材とオーク系の素材、後はジャイアントの素材も使ったからこうなるのは当然か。むしろこの程度で収まって良かったと考えるべきかもね)」
アスナには自身の身長へのコンプレックスがあった。
ヌルはアスナからすれば見上げなくてはならないほどの長身だ。それも黄金比のような体型の。加えてヌルの設定性別は女だが、男性種族のインキュバスやオークも混ぜている為その股ぐらには萎えていても立派な男性器が存在する。そこまで含め、アスナは彼女を完璧な生命体の試作品として高く評価していた。
本人は絶対に認めないが、それでもそこに彼女の数少ない劣等感が投影されているのは間違いなかった。
「さて、着替え終わったみたいだね」
「はい。お召し物をご用意いただきありがとうございます」
「いいよ、その程度。いちいち礼も要らないから」
アスナはヌルが貫頭衣のような簡単な装いに着替え終えたのを認めると、付いてくるように促した。
アスナとヌルがやってきたのは、研究所の中に併設された真っ白い部屋。広さはそこそこだが本当に何も無い。ただただ真っ白な空間だ。
ヌルはまるで従者のようにアスナの少し後ろで控えている。
その様子に主従関係は問題なく構築できていることを確認したアスナは、手元のデバイスを操作する。
「……取り敢えず、こんな感じで良いかな」
するとどうした事だろう。
何も無かった真っ白な空間が一転。暖色の明かりに照らされた、どこか淫靡な雰囲気の漂うラブホテルのような一室に様変わりしたではないか。天蓋付きのキングサイズベッド、黒テーブルに仕立ての良いソファ。どれもこれも本物のような質感を持ってそこに在った。
これらは全て、彼女が作った実験用モニタールームに魔力によって投影された質量を持った幻影だ。無論、並大抵の魔法使いではそのような芸当は到底不可能であるし、国家に所属する魔法使いの中でも上位の存在賢者であっても長時間の維持は難しい。だが、彼女はそれを魔導科学によって成し遂げている。
そんなオーバーテクノロジーも良いところな芸当を事も無げにやってのけた少女はヌルへと向き直った。
「さて、ヌル」
「はい、マスター」
「キミには今から、ボクを抱いてもらう」
「……はい?」
「だから、キミのちんぽをボクのまんこに突っ込んで孕むまでセックスしろと言っているんだ」
「……っ!?」
大袈裟に驚くヌルに首を傾げながらも、アスナは白衣を脱いだ。
そしてセーラー服の上のファスナーを上げると一息に脱ぎ捨てる。
その間もヌルは固まったままだ。いや正しくは、アスナの美しい裸体を凝視していた。
「ぁ、ぇ、あの」
「? どうかしたのかい?」
顔を赤く染め固まって口をパクパクとさせるヌルを訝しげな目で見つめながらも更にスカートを下ろすと、アスナの色白の柔肌に、控えめな美乳と大きな臀部が顕になった。
やっと状況が飲み込めたヌルは、アスナの下着姿を食い入るように見詰める。
「まったく。さっきからどうしたんだい? ボクの身体なんて見て、何か意見でも?」
「い、いえ。そのようなことは。ただ、マスターは処女であったと認識していますが」
「……そうだけど、それが何か?」
「インストールされた知識に拠れば、人間の女性は性交渉における初めてを大切にするものとのことでしたが」
ヌルの疑問は至極真っ当だと思うと同時に、アスナはどうしてそれをいちホムンクルスに過ぎない彼女が聞いてくるのか分からない。
アスナは究極生物の前身でありながら要領を得ない質問をするヌルに苛立ちを覚えつつも答える。
「だから、ボクの処女膜をキミのソレで破って構わないと言っている」
「ほ、本当に?」
「ああ」
「……わ、分かりました。不肖ヌル、マスターを精一杯気持ちよくさせてみせます!」
「はぁ。何か設定ミスしたかなこれ」
セックスなんかで気持ちよくなんてなるわけがない。愛のないセックスならなおさらに。
一定以上の性知識は持っているし、自慰行為を行ったこともあるが、それでも快感を得るという行為は大したことがない。オーガズムに達したことすら無い彼女は完全にセックスを子供を成すための行為として捉えていた。そこに快感が入り込む余地は無いと確信していた。
アスナはため息を吐いて下着に手をかける。
「(相手はホムンクルスだが、これは思ったよりも恥ずかしいな)」
感性が狂っているとはいえ、アスナとて十六の少女。頬が朱に染まるのを認める。
しかし相手はたかだかホムンクルス。創造主としての矜恃もあって、アスナは努めてそれを無視すると一思いに下着を脱いだ。
晒される色素沈着のない薄桃色の乳首、ぴっちり閉じた無毛の恥丘。
正に処女といった様相のアスナを見てヌルはこれ以上無いほどに興奮していた。
証拠にその股間のペニスは貫頭衣を突き破りそうな程に勃起している。その大きさは優に20センチメートルを超え、30センチメートルにも届きそうなほど。
アスナはそれを見て、ごくりと唾を飲んだ。
「(流石にアレを入れるのは無謀か?)」
とはいえ今更止めるわけにもいかない。
アスナは異空間接続魔法を発動して薬を取り出すと、それを口に放り込む。
ぷちゅんっ♡
アスナは自身の胎の中で赤ちゃんの素が吐き出されたのを知覚した。
「ん♡」
不意に甘い声が漏れる。
効果はすぐに現れた。
腹の奥からじんわり広がる熱。自分の子宮が慌ただしく孕む準備を始めたのを確認する。
アスナが飲み込んだのは排卵剤だ。それも一粒飲めば排卵周期が週六回となり、妊娠から出産までの期間を極めて短くするもの。様々な生物との交配が可能な人間種の苗床としての素質を限界まで引き出す薬だ。
デメリットは相応にあるが、アスナの持つ肉体遡行魔法を使えばいつでも前の状態に戻せる。ゆえにアスナは自分の肉体を薬で改造することにも躊躇が無い。
「(お、思ったよりも効果が強いな。人間で試したことは無かったが、流石に安定はしないか)」
「マスター? もしかして、お身体の調子でも?」
「い、いや。心配しなくて良い」
アスナは顔に心配をありありと浮かべるヌルを制して、ベッドに腰をかける。
媚薬の成分は無いはずだが、自然と身体が火照るのが分かった。強制的な排卵に際し、身体の女の部分が勝手に雄を誘引しようとしているのだろう。アスナは少し気恥ずかしくなりながらも、貫頭衣を脱ぐヌルを見詰めた。
ぶるんっ♡
そして、その股間の雄マラに目が釘付けとなった。
「(あ、れ……思ってたより凄いな……♡)」
くちゅり♡ 知らず知らず、擦り合わせた内腿の間に滴る本気汁がいやらしく音を立てた。
アスナはそれに気が付くことなく、そのままキングサイズベッドに腰掛ける。
「マスター、本当に構いませんか?」
「何度も言ってるだろう。さっさとキミのちんぽをボクに入れたまえ」
「っ!」
「ぁ……♡」
ぶっきらぼうな言い方ではあるが、上気した頬と微かに荒い息遣いが少女の、否、一匹の交尾待ち雌の本心を物語っていた。
辛抱堪らず、といった様子のヌルはマスターを押し倒して覆い被さると股間の逸物を熟れた初モノおまんこに宛てがう。
「(そういえば、ヌルってこんなに格好良かったかな……♡)」
既にアスナはガチ恋状態だった。
それもこれも、ヌルに混ぜられた異生物の特徴がゆえだ。
オーク系や獣系の雌を誘引するフェロモン、インキュバスの女を恋に落とす魔性の雰囲気、ドラゴンの王としての風格。その他もろもろ全てが噛み合わさって、天才であっても人間であり、その上自分が作った薬の効果で孕む準備万端なアスナの恋心にクリーンヒット。
しかし、アスナは未だに兼定少年への恋心を捨て切っていない。ゆえに自分に言い訳を重ねる。
今のこの高揚は、ただ状況に羞恥心を煽られているだけだ。
性行為なんて楽しむようなものではない。どうせ気持ちよくなんてならないだろう。多少の痛みを我慢すれば済む。
アスナは、己の膣口に宛てがわれた成人男性のモノとは一線を画すソレを一瞥して、あろうことかそんな風に思っていた。
それは、この世界が産んだ頂上の天才が生まれて初めて計算を間違えた瞬間であった。
「イキますよ……♡」
「っ♡」
どくんどくんと胸が高鳴る。
とぷりとアスナのおまんこから白濁した本気汁が溢れ出す。
狙いを定め、天才おまんこに最強のふたなりちんぽがゆっくり、ゆっくりと亀頭の先を埋めてゆく。
そして、
「うっ、お゛っほ♡」
「(あ♡ これ、ダメだ♡)」
ぶちり♡、処女膜が突き破られて、目がぐるんと上を向き。
その時のアスナに自分が女になったのだという自覚も、好きな人との初めては未来永劫訪れないのだという寂寥感といったものすら無かった。
「お゛ォっ゛♡♡♡♡♡♡♡♡」
天才とは思えないような無様な声を上げたアスナは、ぶしぃっ♡と恥ずかしい潮を吹き散らかす。
この日めでたく、天才魔導学者アスナは人生初セックス初絶頂を下僕であるホムンクルスのおちんぽによって体験したのであった。