転生先の学友がちょっとエッチな件 作:豪州侍
伊賀から亀山に出たのち東海道を北上する。
目指すのは美濃の稲葉山城。
半兵衛の調略のため、さらには長政が婚姻同盟を推進する意図を探るために俺自ら美濃に赴くことになった。
「殿、今日の行程はここまでに致しましょうか」
「そうだな」
一氏に促されて頷く。体感で今日は五十キロぐらいは移動した。馬の疲労を考えたら、これぐらいがちょうどいいだろう。
「次に旅籠を見つけたらそこで泊まるか。手続きとかなんやらは任せた」
その後、少し動くと桑名近郊に旅籠を見つけてそこに泊まる。
部屋は俺と一氏で一つづつ。今回は秘密裏に動かなくてはならないため、護衛は一氏しか連れてきていないのだ。
「あー、疲れた〜」
部屋に入るやいなやすぐに俺は寝転がる。
上手く乗ったとしても、馬での移動は車とかと比べるとはるかに大きい。確実に疲労が蓄積されている。
「溜まってるといえば、コレもなんだよなぁ……」
一人になり多少の開放感を得たからか、俺のイチモツもいきり立っていた。それを見ながら、俺はため息を吐く。
承禎様とは違うと思ってはいても六角の血の宿痾なのだろうか、俺の性欲は強い部類に入る。それに加えて、厄介なのが義定をはじめとして無駄にレベルが高い六角の姫武将軍団の存在だ。正直に言って彼女たちは無駄にシコリティが高い。
例えば、氏郷は生意気だが侵しがたい清楚さが合わさり、支配欲を刺激されてしまう。綺麗なものほど汚したくなってしまうのは多かれ少なかれ人間が抱える獣性なのだろう。
義定に関しては、自分の容姿が完全に優れているのを理解していてわざと誘ってくる。いかにからかってるだけだと頭では分かっていても、身体はどうしても反応してしまうのはずるい。
反対に紀之介は自分に対する自信が持てないためか、ガードが緩い。ふとした時に服の隙間から肌が見えたりしてしまったり、自然にくっついてくるのは心臓に悪い。あいつは自分が思ったよりも性的に見られている事を自覚した方がいい。このままだといつか夜這いをかけられて犯されるぞ、あいつ。
そして、喫緊の問題は一氏だ。
女性らしいしなやかな体つきに忍びの者特有のクールかつアンニュイな雰囲気が非常に完成度が高い。一応、あいつとは同い年なのだが、どこか大人の女な魅力を感じてしまう。ましてやそんな彼女が恭しく「お館様」と傅いてくるのだ、こんなん性癖が壊れる。
「しまった……、ついつい美少女評論家モードに入ってしまった。いや、足軽達と下世話な話をする時ならいいが、今はヤバい」
あまりに煩悩が過ぎたのか、俺のイチモツはもはや収まりがつかず、袴を食い破らんばかりに天を衝いている。
「一応、一人部屋か。ならばちょうどいい。処理、するか」
はらを決めて俺は厠に籠り、イチモツを慰める。
脳裏には一氏の姿。旅の間ずっと一緒にいたからすぐに思い浮かんだ。
普段は物静かに佇む彼女の乱れた姿を想像する。
普段着ているフードがついた黒い忍び装束をところどころはだけさせ、秘所を突かれては恥ずかしそうに喘ぐ。なんとか声を出さじと口を閉じようと頑張る姿がなんともいじらしい。
『あっ♡ お館様ッ……! おやめください。いくら主筋とはいえ、これはあまりにも……!』
『一氏、お前が悪いんだ。俺とて承禎様のように色欲に溺れるのは本意ではない。ただ、お前があまりに美し過ぎただけなんだ……ッ!」
妄想の中の俺は彼女の腰を掴み、一心不乱にイチモツを抽送する。実に身勝手で生き生きとしている。抑圧された願望をここぞとばかりに解き放っていた。
ああ、やっぱ久々のオナニーは気持ちいいなぁ……。観音寺とかだと義定とか他人の目があるから中々難しい。旅をしているからこその役得だろう。こうした一人遊びをする時間は案外変えがたいものだった。
「う、ふう……ッ……」
そろそろ快感が高まってきている、頃合いか。そう思って俺は鈴口を便器に向けた。
その時、背後から涼風が差し込んできて俺は思わず震えた。
「お館様、ご無事ですか? なにやら呻き声がしたもので……」
鈴が鳴るような美声に、雁首がぞわりと騒ぐ。
やめてくれ、今じゃない。いや、今が一番気持ちいいけど、そうじゃない。
「そうか、一氏か、悪いな。普通に便が出なくて力んでいただけだ。だから、安心していいぞ……?」
なんとかしてこの場から一氏を引かせなくてはならない。さすがにオナニーしているのを異性の部下に見られるのは恥でしかないし、つらい。
「そうでしたか。ならばよかったです。そういえば、一つ報告ですが、部屋数が急きょ足りなくなったそうなので、お館様と私は今から相部屋になります」
え、マジで? じゃあ一氏引かないじゃん。俺は思わず天を仰いだ。
どうしようもない諦観と言いようも知れぬ敗北感。
この二つに苛まれてなお、我慢するのはさすがに無理だった。
「あ、やべえ。やったわ」
ぴゅるるる、びゅるると白いアーチがかかる。
…………。
…………。
…………。
体感で3分ぐらい経ったころ。
俺は漸く再起動した。
「すまん、一氏。見苦しい物を見せた」
「別にいいですよ。ええ、ええ」
一氏は苦笑いを浮かべながら、ひたすらに目を伏せる。
俺はそれを見るのが気まずくて下を向く。
下を向いたら向いたで、どうやらマイサンはまだ満足してなかったらしい。場違いにも雄々しく天を衝いていた。
…………。
一氏がいる以上、もう本気でシコれないぞ。中途半端にムラムラして困る奴じゃん、どうすりゃいいんだこれ。
途方にくれる俺に対して、アクションを起こしたのは意外にも一氏の方からだった。
「お館様もお年頃ですから、致し方ありません。それにあまりにも溜まっている様子。一朝一夕で鎮められる物ではなさそうですし」
「まあ、そうだな」
「しかし、お館様の気が散っていては政に関わります。もはや、一武将ではないのですから。それに拗らせて承禎様のようになられても困ります」
「いささか大げさな気がするが、確かにそうかもしれん」
「ですから、私が処理を手伝って差し上げます」
「ん?」
…………いやなんでそうなるん?
ここはオナニーを黙認するぐらいが妥当な落とし所だろう。なんでわざわざアクセル踏んで突っ込んでくるん?
「心配していらっしゃるのなら大丈夫です。一応、忍びの技術の中にそういったモノもございますので」
「いや、そういう心配じゃない。いいのか? お前はそれで?」
「主のためになるのなら。それに実のところ、私自身はそこまで嫌ではないですよ」
一氏のこの一言は決定的だった。おかげで俺は罪悪感を感じずに済む。
一氏をはじめ家臣に美少女はいたし、実際独り身だから蒲生家など重臣の家柄からの縁談の申し込みもあった。
だが、風俗はともかく家中の女の子に手を出すのはなんか権力に物を言わせるみたいで嫌だったのだ。
「わかった。頼む」
据え膳食わぬはなんとやら。ついに俺は誘惑に敗北する。
とはいえ、本格的にヤるつもりはない。ただ、マイサンの鎮圧を手伝ってもらうだけ。この一線だけは越えないと決めた。
*
「……それにしても、改めて見ると大きいですね……」
厠の中で、まじまじと俺のイチモツを眺める一氏。
俺はその間M字開脚だ。男女問わず恥部を自分から曝け出すのってなんかすんごい変態性を感じる。
「それに、すごい匂いですね。まるでケダモノみたい。……これを私が処理するんですか、我ながらよく決断したものです」
すんすんと臭いを嗅がれながら、無表情でそんなことを言われると否応なしにお腹の底がゾクゾクしてしまう。
「まあ、致し方ありません。はじめましょうか」
言うと一氏は、長い舌で俺のイチモツを舐めてくる。初めに根元から裏筋を舐め上げ、次に亀頭を一回り。そして、最後に思い切り咥え込んできた。
暖かい一氏の口内の中でむくむくと俺のイチモツは更なる成長を遂げる。
伸びた結果の亀頭が、何か固いものにあたる。どうやら喉奥にまで達してしまったらしい。
「悪い、ちょっと動かすぞ」
流石に奥に入り過ぎたため、ちょっとイチモツを手前に引く。しかし、あまりに大きくなりすぎたためか中々抜けず、カリが引っかかってしまう。
「う、う、う……」
ちょっと苦しそうに息を漏らす一氏。よだれもだらだらで先程までのクールビューティーさはかけらもない。こういう整った女が乱れるのはどうにもたまらないものがある。
俺が支配欲に浸っているうちに、一氏の側にも動きがあった。どうやら彼女はイラマチオに使われたままでいる気はなかったらしい。
ある程度、亀頭が手前の方に引いた時を狙って彼女はがっちりと舌と口壁でイチモツを挟み込む。
ここからは攻守逆転だった。
最初の一舐めで裏筋が弱いことを看破した一氏は執拗に舌先で裏筋をいじりつつ、口壁のざらついたところで器用に亀頭をこすってくる。
あまりに強烈な刺激。負けじと俺も一氏の谷間に手を伸ばし、揉みしだいて盤外戦を試みるがやや分は悪いか。
(あっ♡だめだ、気持ち良すぎるッ!)
イチモツがびくんと脈を打つ。その後にナニカこれまで経験したことがないような濁流が尿道を駆け抜けるのを感じた。
「ッ! ん〜ッ!」
奇しくも口の奥でそれを受け止める形になった一氏が身を捩らせる。
ちょっとかわいそうになったので、俺がイチモツを抜いてあげると泥のような白濁液が一氏の口の端から垂れて彼女の喉と装束を汚していく。
見慣れた黒い装束と橙色の長い髪には白濁液がよく映えていた。
「……はぁはぁ、溺れるかと思いましたよ。なんて量出してるんですかもう」
肩で息をしながら、憎まれ口を叩く一氏。だが、涙目かつ涎や白濁液に塗れ、服や髪などあらゆるところが乱れているため威圧感はなく、ただただいやらしいだけである。
「で、これだけ出してもまだ勃つんですね、それ」
なおも聳り立つイチモツにジト目を向けられる。
だってしょうがないじゃん、一氏がエロいのが悪いんだし。
「やれやれ、どうやら今夜は手こずりそうですね……」
ため息を吐きながら、一氏は再びイチモツに手を伸ばして扱き出す。
結局のところ、一氏に2回イカされて漸くマイサンは鎮圧された。
彼女にとってはかなり過酷な戦いだったらしく、マイサンが萎れたのを確認すると彼女は倒れ込むように眠りについたのだった。