冒険者ギルド、今日もこの中は冒険者で賑わいを見せていた
だがしかし今回の話は冒険者が依頼を解決する話ではない
今回の話は、少しばかり特殊だ、何故ならば・・・
「・・・今日はそれなりに人数集まってるかな?」
冒険者ギルドの中を一人歩く森人の姿が見える
炎の様に燃えるが如く煌く紅い髪、海の色を思わせるような蒼い瞳
そして森人にしては服の上からでも分かる出てるところは出てるボディ!!
歩くたびに擬音でムチッ、ムチッと言う音が聞こえてきそうな程の
育ちに育ちまくった特大メロンが胸とお尻に実ってるのが揺れたり
弾んだりすれば男として見惚れてしまう程だろう
「さて、今日も授業を開始しますか」
彼女の事を覚えてるだろうか
名をアリエッタ、エレミアの修行を手伝った事のある
現在は翠玉等級の中堅冒険者として活躍してる半森人の女性である
自分に気合を入れギルドに貸してもらった部屋の扉を開けるアリエッタ
中に入ると数人の新人冒険者らしき子達が既に席に座って待っていた
片や話合いしていた所にアリエッタが来て即座に姿勢を正し
残りは静かに待つか何かしら本を見て待っていた
「・・・えー、時間も丁度良いので初めてもよろしいでしょうか、皆さん?」
扉を閉め、前方、黒板の中央にまで進み彼女は彼らに確認を取る
「あぁ、構わない」
「構いませんわ」
「・・・お願いします」
「お願いします!!」
「えっ、嘘!?、こんな美人な人が教えてくれるのかよ、俺ツイてるわー」
男女それぞれから了承、最後の一人があまりお行儀良くなかった
「コラコラッ、今から授業なんだからナンパなら後にしなさい、じゃあ今日のこの時間にお集まりいただきありがとうございます、私現役冒険者のアリエッタと申します、現在翠玉等級で皆さんの先輩になるかと」
「翠玉、・・・なるほど」
「ほぅほぅ、コレは相当に良い事が聞けそうですね」
「翠玉ですかぁ、相当強そうだ」
アリエッタの話に新人冒険者はそれぞれ反応は様々だった
ある者は自分達より上の等級の事に関して
またある者は良い話を聞けそうな事に喜んでいた
「えー、では今回初めての人もいると思いますがそれは質問しながら答えますので、今回の授業の内容は」
そう言い彼女は黒板の方に振り返りチョークで今回の授業内容を
書いていく
「・・・ハイ!!、今回の内容は、呪文、それも召喚系の対する基礎を教えようと思います」
アリエッタ、彼女は月に数回は今回の様に時間を作り
新人冒険者に割安な授業料を参加者から貰い授業をしている変わり者の冒険者だ
座学や実践等、彼女が教えれる事は基本全出しで教えていたりする
「召喚?、攻撃とかではなく?」
「召喚系と、確かに覚えても悪くはありませんわね」
「可愛いのとかカッコいいのとか召喚したいです!!」
授業内容を聞き各々反応は割れていたが興味はそそられたようだ
「コホンッ、えーでは説明していきます、召喚系、まず呪文系の職業、魔術師(ソーサラー)、神官(プリースト)、竜司祭(ドラゴンプリースト)、精霊使い(シャーマン)、死人占い師(ネクロマンサー)と様々な職業がありますが、主に使えるのは
魔術師、竜司祭、精霊使い、死人占い師が該当します」
説明しながら黒板に内容を書くアリエッタ
それを付いてくる様に新人達もメモしてたり話をよく聞いていた
「特に一番多く召喚系として色々と召喚できることとして有名なのは死人占い師と言われております、まぁ召喚するには条件がいりますが、それは他の職業でもそうですが」
「何だろう?」
「まぁ、コレは当たり前ですわね、触媒が必要なのですわね」
「・・・名前からして何かヤバいのが必要そうだな」
「ハイ、そこの前の席のお二人さん、正解です、死人占い師、名前の通り、他の呪文職業の様に触媒が必要になる召喚呪文が多めで、更に必要なのが死体になります」
答えを言った二人を褒めそのまま流れで答えを笑顔で応えるアリエッタ
だがその内容に少しばかりドン引きする新人達も少なくはなかった
「し、死体って、ウエッ・・・」
「ふむ、確かにそれも必要ですわね、まぁあまり触りたくありませんが」
「死体か、俺も触った経験はあるが・・・」
「ハーイ、話戻しますよ、実際に死人占い師が使う召喚には最低でも一つは死体が必要とされております、まぁ流石にそのまま持ち運ぶのは面倒なので死体袋か棺桶を使って運ぶのが主になりますね」
「それでも入れる時に触るよなぁ、ソレ・・・」
「えぇ、そうですね、けど死人占い師の職業の人達にとってはその死体が必要不可欠なんですよ、なくても出来る事はありますが、まぁ主なメインウェポンなので早々外す事は出来ませんね」
「先生、質問宜しくて」
そう言い眼鏡を掛けた知的な魔術師である新人の女の子が挙手をする
「ハイ、何でしょうか?」
「ありがとうございます、その死体を使う事によってどの様な召喚が可能なのでしょうか?」
「オッ、鋭いですね、えぇ、今回の内容に触れますが、魔術師が召喚できる小鬼や巨人、精霊使いの精霊と召喚は出来ますが、そこまで長い時間は召喚は出来ませんね、まぁ戦闘なり短い時間で使う場合では有用ですが」
そう言い更に黒板に書いていきながら説明するアリエッタ
「この死人占い師の召喚出来る魔物の数が豊富で巨兵(ゴーレム)を呼べる人造(クリエイト・ゴーレム)や骸骨(スケルトン)を呼び出す骨兵(クリエイト・スケルトン)、粘液(スライム)を呼び出せる粘液(クリエイト・スライム)、他も合わせて5種類の召喚系の呪文が存在するんです」
「5種類、確かに豊富だ」
「オー、ゴーレム!!、ゴーレム呼びたい!!」
「それを死体で呼ぶのですか、・・・中々に興味深い」
「更にこの召喚した魔物ですが、他の職業に比べ死体を媒介にしてるものありますが熟練の死人占い師は1日中出して置ける程に長時間呼べたりと魔法1回で考えれば私が精霊使いを使う側としても相当有用だと言えます」
「1日かよ、た、確かにそれだけ呼べて壁役とか囮とかに使えるって考えれば相当使えるぞ、コレ!!」
「・・・使えるが、流石に棺桶引き摺って他の装備もと考えると俺とは相性悪いか」
「一応言っときますが、巨兵呼びたいって子がいますが、基本的に相当高い触媒を買わないと呼べないので注意として言っときます、・・・基本触媒一つに銀貨60枚と掛かりますので」
「ウッ!?、そ、それは高い・・・」
「まぁ巨兵系は最悪話で聞いたのですが停止してしまえばそのまま消滅とかはしないそうなので再度使いたい場合は停止させれば銀貨掛けずに済むと言う裏技があるのを教えときますね」
「やっぱ巨兵を使える死人占い師を覚えよう!!」
そう言い巨兵が好きそうな女の子の新人冒険者は目を煌かせながら心に誓った
「フゥー、まぁそれでも他の職業は召喚系以外にも有用な呪文も多いので互いに長所短所はあると言う感じですね、やはり」
「要は使い方が重要と、・・・そうなるともう一つ別の呪文系を取得するのも手でしょうか?」
「えぇ、確かにそれもアリですね、一つの事を極めるのもアリ、複数の様々な事に対応するのもアリだと私は思います、まぁそれは今後の貴方達が考えていく事かと思いますので何をしたいのか真剣に考えて見ると良いかと思います」
「・・・質問、良いですか?」
戦士風の男の子が挙手をする
「ハイ、何でしょうか?」
「話が変わってしまいますが、・・・その、今から呪文全く使ってこなかった自分でも覚える事は可能なんでしょうか?」
「ふむ、・・・一応答えとしましては可能とだけ答えます」
「出来ると、ど、どうすれば」
「まぁまぁ落ち着いて、一応適性があれば出来ますよ、例え魔法を今まで使える感覚が無かったとしても根気よく数をこなして使って行けば呪文を使えると思います、まぁそれが何時になるかは分かりませんが」
「わ、分からないって、何故です!!」
「そうは言ってもこの世界の神様は相当気まぐれですからね、今すぐに使えるようになる時も来れば10年以上真剣に訓練して結局限界突破(オーバーキャスト)しないと使えない人とかもいる位なので、これに関しては運なんですよね、だから1回でも使えるだけ本当才能の世界なんです、呪文遣い(スペルユーザー)は」
アリエッタは正直にそう言う
彼女も苦労し段々と魔法回数を増やしていった口だ
だがそれでも元々の才能としての下地がある彼女だ、それを残酷に感じてはいた
「・・・けど、使って行けばもしかした出来るようになるんですよね、自分みたいな農家の出でも」
だがそんな言葉に男戦士は挫けずそれでも希望に縋っていた
いや使えると信じている目をしていた
「えぇ、それはその通りです、結局はやらなければ出来ない、ソレに付きます」
「おっと、そろそろ良い時間ですね、では一旦休憩してから授業を再開します」
「「ハーイ」」
この世界で彼らがどのような人生を歩むのかは誰にも知らない
残酷に朽ち果てて行くか挫折し止めて行くか、それでも前に進むか
誰しも英雄になれると信じているのだから
続く
ちょいと本編の方、持ってる道具とかそっからの行動とか方針とかで
詰まったんで今回息抜き代わりに此方の方投稿します
一応アリエッタさん本編のキャラだけど今回の話の内容が内容なので
此方の方で投稿させてもらいます
・・・にしても作者も最近レベルアップしました
昇給?、時給が上がったと言いますか
まぁ嬉しい事はありましたぜw
注意
・此方はゴブスレ二次創作になります
・基本オリキャラ、オリジナル設定、オリジナル要素などがありますのでご注意を
・今回は作者の頭の中での構想と原作内容が混ざった内容になりますので温かい目で見てくれると助かりますw