その日は真っ暗の新月だったのはよく覚えている。
なぜその日その時夜空を見上げていたのかはとうの昔に忘れ去った。
この街に気がつけば居た、そしてワタシという存在は性別も何もかも……塗り替えられていた。
世界すら飛び越えてしまったワタシはその日を境に女として生きていくことを強いられた。
しかして飛び越えた先は自分の知りうるありふれた世界であった。
……塗り替わった自分の容姿は有り得ざる物であり、そうなれば不審に思われ……捕まった。
現地の言葉は片言でしか通じない言語でありワタシは……ある場所に詰め込まれた。
その光景は今も夢に見て魘される苛烈な事を強いた……
ワタシの身体は大きく変わり果てた、それはそれは美女のそれに。
穢れと共に色素をすべて落としたかのような銀髪。
憂いを湛えたような蒼き瞳、長身であり乳尻太腿は豊満そのもの。
そして頭頂と腰に生えし獣の象徴、狐耳と九尾にもなるもふもふの尻尾。
胸元が眩しい青色の着物を纏いし姿は紛うことなき艦船少女、信濃。
そう……アズールレーンに登場する信濃にワタシは塗り替えられていた。
口から出る声の嫋やかさたるや自分で驚いた物だ。
思念も最初からこうであったわけではない……幾度と行われた調教の末こうなった。
あれは……本当に苛烈であった……恥辱に塗れながらもワタシは生きていた。
最初に思い起こすは寂れた洋館、その一室……ワタシはそこに囚われ続けていた。
細い首には相応しくない無骨で……獣にするべきはずの首輪がされた。
そしてワタシは……洋館の中で正気を失いし男衆に代わる代わる……調教された。
何故そうしたのかは今も不明だが……恐らくは好きにしてイイと言われたのであろう。
わざわざ日本語が聞ける人員を割いてまでワタシを調教した……英語も教えた。
つまりは……お互いの意思疎通ができる状態で極上の女体を抱きたいが一心だったと思う。
「そのデカチチは飾りかぁ?もっと強く挟んでしごけよォ」
「ふざけ…うっ」
「口の聞き方がなってねぇぞ雌豚ァ!」
顔を叩かれるのは序の口、時にはスタンガンによる電撃もあった。
まずはと乳奉仕を教え込まれ……次には手淫、口淫……そしてワタシの処女も調教に来た男に散らされた。
何故こうなった、涙で枕を濡らさぬ日は一日たりと無かった。
時には館を連れ回され……時には投薬にて気を狂わされ……そこにワタシの人権というものは介在しなかった。
男であったと口で説明しようともワタシの身体はもう女体、通じる訳もない。
その館での事を少しだけ……回想しよう……あれは、事の序章にもなるか……
「はぁ……」
口から漏れるは今日も嘆息、憂鬱な一日の始まりだった。
この身体になってから何度目の朝だろうか?そもそも朝なのか?
身体を這い回る他人の指や舌の感覚は無い……思い出せば這い回っているように思えて怖気が走る。
おぉ、尻尾もブワッと膨らんでしまっている……感情を隠せないこの尻尾は不便だな。
身体を起こしてみればやんわりと腰に鈍痛が走る……昨晩も気をやるまで犯され抜いた。
首輪には発振器もあり部屋から無許可で出れば即座に調教師のクソデブに通報が行く。
そうなれば捕まって12時間耐久種付けプレスコースになるし雌奴隷宣言をまたさせられる……
全裸で館のエントランスホールに置かれて通る男達に媚び諂わなければならない……
いや、男だけじゃない……雄もそうだ、警備犬にも股を開いてやらなきゃならないし……
さらに屈辱なのは家畜の豚にも犯されなきゃならない……あれは、もう二度とごめん被る。
ならばワタシに出来るのはといえば……英語の勉強と根菜を相手にした淫行の技巧磨きだ。
基本的にワタシの権利というものは存在していない……
アイツらにとってワタシは都合のいい女だし……たまに投薬したり採血したりしてる……モルモットかなんかだろうな。
「おちんぽ様、いただきます……」
反射的に出るようにもなったこの挨拶もワタシの心に罅を入れていく。
心はまだ男の意識が強く、性交に関しても拒否感が強い。
それだというのに痛みや快楽による調教、刷り込みなどもあって……言葉もすっと出てしまう。
そうしなければ酷い目はさらに痛みを伴うからだ……痛みに強い人間は多くない。
快楽に強く抗える人間はもっと少ない……流されてしまうのがオチ。
現にワタシも腰も手も止められずにいる……グチュグチュとあっという間に愛液が音を立ててしまう。
それだけ身体の調教は進行していた……雌奴隷根性というものも芽生えつつあるのは……由々しき事と自覚する。
しかして、ワタシに何か出来るわけでもない……置かれた環境に身を任すほかに生きる術が無い。
身体はどこまでも生身であり……ゲームと同じで艤装を出せるわけでもない。
不可解なこの耳と尻尾も血が通った物だ……この現実離れした爆乳もそう。
「はぁっ♥……足りない……」
悲しきかな、ワタシの身体は男のチンポを覚えきっていて細い根菜程度ではオーガズムを感じるに至れない。
精液を叩き込まれないとイけない、男でもイヌでも豚でも何でも良い、犯して欲しい……
それが身体が訴える浅ましい情欲の猛り。それを抱えてしまったのは如何ともし難い。
この餓えを癒やすには心を削るような行為に身を委ねなければならない。
……しかしおかしい、普段ならば男衆の誰かしらがワタシを抱きに来てもおかしくない。
そんな時間にはあると思う……子宮が疼くのとほぼ同じくして……大体は抱かれている。
嫌がるワタシにチンポに媚びを売るセリフを吐かせて……
不審に思えば気になってしまうのが人間の性、扉に耳をぴとっと当て伺う。
……なにかよろしくない喧騒が聞こえてくる。
すこし扉を開けて見てみればそこに居たのは……
「ひっ……なん、だ?」
大きな牙を生やしたちょっと大きめのコウモリだった。
ワタシの両胸に飛びついたかと思えば懸命に吸いたて始めていた……
ちゅーちゅーと音がワタシの耳には飛び込んでいた。
するとどうだ?胸の奥からこみ上げてくる物がある……困惑するワタシを他所にコウモリは吸い続ける。
血ではない……ワタシの豊満な胸を……
なにか固い物が当たる……匂いから感じたのは嗅ぎ慣れた精液の匂い。
このコウモリはワタシの乳を吸いながら興奮している?
その事実に驚愕していたのも束の間、ワタシの乳からこみ上げ……コウモリめの口へ放たれた物があった。
「……なんと」
両胸から滴り落ちるのはなんと……母乳だった。
驚き半分、それもそうか……と納得の半分半分であった。
この身体になってから股座が乾く暇はほぼ無かった。
それだけ中には注がれてきた。一ヶ月……処女を調教師に捧げてからぶっ通しで犯され続けていた。
脱走を試みては心折れるまで種付けされ……さもありなん……
悪阻の類がないのはそういう体質であったからか?
遠く、そう……遠くの出来事のように思えてしまったのは衝撃が過ぎるが故か……
コウモリは乳を吸い上げると満足したかのように乳に射精してから飛び去っていった……
どうなっているのか皆目検討がつかぬワタシを置いて……
それから種付けプレスを覚悟した上で部屋より飛び出た。
着物はもう着れぬ……雌奴隷としての正装である女体彩るせくしぃらんじぇりぃ以外は着てはならぬ……
乳首も綺麗に剃られつるりとした筋も見せつける……藍色の下着はなんと扇情的か。
肌に着けるのは未だ恥じらいを捨てきれない……が、それでも着てしまう。
ワタシはどうもこの性奴隷としての生活が板に付きすぎたようだ。
行けど行けど……住人であった館の男衆には会わない。
代わりに遭遇するは犬畜生に豚畜生……
「あんっ♥あんっ♥あんっ♥あっあっ♥」
当然のようにワタシの身体は四つん這いになり……性交を受け入れていた。
精液の匂いに密かに発情していた身体は最早反射的に性交の体勢を取っていた。
絨毯敷きの地面に乳が擦れ快楽をもたらしてくれる。
膣の一等奥までイヌチンポ様がブタチンポ様が入っては射精をしてくださる……
あぁ、なんと幸せな一時か……恍惚と蕩けてしまう……
交尾とはコレこの事、ワタシの尾とお犬様の尾が交わりきつく絡み合う……
膣の中ではチンポ様が膨らみさらにさらにと注がれる……お豚様もこれまたワタシの頬にチンポ様を恵んでくださっていて……
「あむっ♥ちゅ、ずずぅぅっっ♥♥はぁっ♥なんと、よきっ♥香りか♥」
あぁたまらぬ、この咽返りそうになるほど濃厚な匂いに味……
喉の奥へと入れようとするご主人さまを受け入れつつ……ワタシは密かに絶頂していた……
正気に戻ればひとまず自己嫌悪に戻しそうになる。
そう、最早ワタシは雌奴隷として完成しつつあった……否、もう完成していた。
発情した雄を目の前にしてしまえば即座に交尾に移る……浅ましい女になっていた。
しかして一旦終わればこうして正気を取り戻し……吐き気との戦いを強いられる。
それに気づかせる為の試みなのであろうか?
答えは否であった……アンブレラ社の跡を継ぎし者が手にしたLウィルスサンプルを用いた実験を行っていたのがこの館の正体であった。
男衆は低濃度のLに徐々に蝕まれていき……そして正気を失ったものは処分されていっていた。
ワタシもそのLを投入され……交配していた動物にも少量投入されていた。
ワタシ以外に正常性を保つ者は一人……一匹として居なかった。
男衆は元々死刑囚であり死を待つ極悪人達……故にワタシへの遠慮というものも介在しなかったわけである……
来る日も来る日も調教していた醜き豚のような調教師も同じく……犯罪組織の雌奴隷調教担当であったらしい。
正気を保っていたワタシはアンブレラの望んでいた第2のイヴとしての可能性を秘めていた。
正気を失った者たちは皆化け物へとその姿を変容させていった。
それこそがウィルスの作用であるが故……適合出来なかった者の末路。
それからは来る日も来る日も……人為らざる化け物に身を捧げた。
まずは猿……筋肉の増強が為された猿。まだ人間に近いが故良しとは思えた。
「あっ♥うぅっ♥激しっすぎ……る♥♥」
身体はしっかりと抑え込まれ胸と膣をしっかりと使ってもらっていた……
両手には別な猿のペニスを握り手淫をさせてもらっていた……
同時に放たれた猿は4匹……両の手、胸、膣……それら全てをしっかりと使ってご奉仕をしていた。
快楽を善しとし身に降り注ぐ特濃の黄濁の子種に塗れ飲み干す事を至上の喜びとした……
ワタシは精神と身体が馴染んでいき……女として犯されることも許容してしまっていた。
繰り返される陵辱に心が折れてしまった途端の事だ。それこそむべからぬ事。
研究員も使い捨ての下っ端……次々に化け物へと身を窶して……そしてワタシを犯した。
そしてワタシは化け物……ワタシを犯そうとする全ての存在をご主人様と認識し館を徘徊してはお情けを頂く……
そう、孕み妻として身体を捧げ第2のイヴとしての身体を開発していっていた。
館での生活が本格化して一ヶ月……ご主人様の数は目減りして残ったご主人様はついには一人だけとなった。
食料に困ったご主人様達が共食いをした結果である……ワタシを食わなかったのは唯一にして極上の女体であるから……だろうか?
その頃にはワタシの体に注がれたウィルスは増幅し……ワタシに馴染んで……よりいやらしい雌の身体へと変革させていた。
残りしご主人様はそれは巨大な肉の塊へと変異していた。
ワタシを孕ませては子を食らい……ワタシを犯して母乳をすすり……その身を増大させていっていた。
それが延々と続く……そう思っていたワタシだったが……
次なるご主人様が待っている……久方ぶりに訪れた外部の人間はワタシを地中海の方へと送った。
新たなご主人様の子を産む為……L適合体として完成したワタシ、信濃はTへの適合も確認され新たに開発されしウィルス兵器……
T-Abyssの変異体……ウーズと呼ばれる者たちの孕み妻としてその身を捧げることとなった。
なんでボツったか?
そりゃオメー退魔巫女書いちゃったし、色々とツッコミどころがデキちゃったしネ
しかしまー本編が書けねーのなんの……お茶濁しばっかですまねー