ここが何処なのか皆目見当が付かない、どうして私は此処で目が覚めたのか……これも分らない。
分らない事だらけだけど……二つ確かな事があった。
一つは此処がとんでもなく危険な場所であること……化け物が徘徊している場所で落ち着ける場所なんて無い。
二つ目は……私が覚えている限り”私”の身体じゃない別な子の身体で目覚めている事。
私は……ぼんやりとしているけど人間だったハズだ、性別までは覚えていない。
曖昧に成る程働き詰めで……必死に生きていたハズ……この子の身体というか服装には見覚えがある。
生きる支えにしていたゲームの子だ、クルカイ……416とも呼ばれる完璧主義の女。
特別部隊然とした物に少女テイストを加えた服装に身を包み銃器で戦う女の子。
画面上で見る彼女は起伏を見せながらも均整が取れていて下品さを感じさせない……まさに完璧な少女だった。
だが、今の私の身体……416の身体はと言えば……
「……無駄に大きすぎる!」
身長は167cmと高めなのはいい、胸や尻、太ももといったセックスアピール部分がかなり豊満な事になっていた。
胸は頭と同等か少し大きいまである、衣服にギッチギチに詰まっていて苦しさが否めない。
走るのには邪魔、隠れるのにも邪魔……何の罰ゲームだっていうのか。
腹回りは逆にきゅっと括れていて……エロ同人体型か?
危険極まりないこの化け物が徘徊する場所で丸腰、その上こんなボディでやり過ごせるのか?
いきなり放り込まれるにはハードが過ぎる……
「ELID……って感じには見えないけど……」
ゲームの化け物は画一化された物だったが……現実ではどうか分らない。
同一の個体が居るとは限らないし変異も多岐に渡るだろう。
ここでよく見かけるのは人型だけども人の形から逸脱している物ばかり。
上半身は人間だけど下半身がムカデ同然だったり、腕が何本もある阿修羅……
そして体格は私の二回りは大きいのが当たり前……そんなのが彷徨いている。
見つかったら最後なのは伺い知れる……どこかの廃病院なのか知らないけれども血がべったりとあちこちに付着している。
バラバラに解体された跡なのか……それとも潰された跡なのかは知りたくも無い。
私はこれの仲間入りは真っ平御免だ、生きて脱出しないと……
「行った……?」
様子をうかがい、耳を澄ませて……ビクビクしながら進む。
抵抗手段が無い私に出来るのはただそれだけだった。
相手は筋肉質なのもあってまず足音がかなり大きい、動き回っているのもあって音が凄く頼りになる。
近ければドシンドシンと振動もしてから……ある程度判別がつく。
隠れる場所も確保しつつとなるとコッチの動きも遅くなるけど、そうでもしないとね?
「ここは……うわ、真っ暗」
身を隠してしばらく緊張を解そう……なんて考えも浮かぶけど安全な場所が無い。
部屋を跨ぎつつあちこち探し回ってるけど……残念ながら見つけられない。
今開けた部屋も中は真っ暗……電気は通ってるかもしれないけれども……
外が見える……音もしないしちょっと外の様子を見てみよう。
しっかりと扉を閉じて……外からはうっすらと光が入ってきている、まだ昼だったりするんだろうか?
――――ズシン
「ッ……え……ウソ、でしょ?」
真隣りから大きな足音、咄嗟に飛び退こうとしたものの……両足、両手首をがっしりと掴まれる感覚が……!
恐る恐ると背後を見ると……薄明かりに照らされた黒く枯れ果てた様な化け物が一体居た。
待ち伏せしていたのか、寝ていたのかは定かでは無いけれども……私がここで詰んだのは明らか……
「ぃ、いやっ!はなしっ……むぐっ!?むッ……ぅぐぐ……ん゙ん゙ッ!!」
逃れようと藻掻くけれども……その手は剥がれず、口に生臭くて気持ち悪い……何かを突っ込まれた。
女を捕らえたのは6つの腕を持ち任意に触手を生やす事が出来るようになったELIDの一種だった。
特定の名を持たない単純な変異過程の一つだが……ここのELIDはとある存在から生み出されたモノ達。
非常に強い性欲を持っていて孕ませられる存在を求めさまよっていたのだ。
最奥で産まれては特等強い変異体から逃れ……別な母胎を探すのだ。
降って沸いた女、416を手にしたELIDは……ある意味父親と言えるELIDと同じようなモノだ。
「ん゙ん゙ッッ!むぅっ!~~~ッッ!!」
たぷん♥ゆさゆさ♥たぽん♥
嫌悪感と恐怖を滲ませた表情で必死に逃れようと身を揺する416だがELIDの腕は鉄のようにびくともしない。
代わりに揺れるのは416自身の艶やかで長い銀髪と豊満に大改造されている乳房、そして孕むにぴったりな尻が揺れるばかり。
くぐもった悲鳴は抗議も見えるが……逃れようとして自然と出ているモノだった。
ビリッ!!ばるんっ♥♥
そんな乳房を見てか……開いていた二つの手が416の作戦服を破り捨てる。
作戦装備も何もなく、ブラジャーも無い状態だった416から作戦服を破り去れば……孕む準備万端といった女体が露わになるだけ。
大いに弾み出てきた爆乳に手が食い込む……ELIDの大きな手でも掴みきれない程だ。
この416の乳房を掴みきれるのはより大きく変異したモノか……戦車をなぎ倒す様な屈強な個体だろうか。
416の表情が青ざめていくが、まだまだ終わらない……スカートの奥、白に赤の飾りリボンが付いた可愛らしいショーツにぴっとり……
瑞々しい唇を割って入っている触手と同じ……否、それよりも太く熱く……硬くそそり立つモノが押し当てられていた。
「……ん゙……ん゙ぅ゙……!」
唯一自分の意思でそこそこ動かせる首を……控えめに横に振る。
イヤだという拒絶の意思を示す……それが通じるならばスグに解放されているだろうに。
微かな希望に縋り付くしかないのだ。
ビリビリッ……!にちゅ……♥ぐにっ♥
「ん゙ぅ゙ぅ……ッッ!!」
突きつけられたのはその上から塗り重ねられる姦淫の意……ショーツも破かれ、割れ目には僅かに頭が入り……
両胸に食い込む手が強く揉み始める……唇の奥に入り込む触手も動きを活発化させていく……
喉奥へ頭を飛び込ませようとする動きがあるのだ。
苦しさ、悲しみ、悍ましさ……痛み……それらがミックスされた悲嘆のうめきが漏れ出ていく……
零れ落ちた雫は……涙か汗か……それとも……
最悪の体験ッ……!殺されるよりはマシ?殺された方がまだマシだわ……!!
酷い味わいの肉管を上にも下にもぐいぐいと押し込まれ……純潔を散らされてっ!
頭に血が上っていく……許せない、絶対に許せない……!
同時に……この今の私の激憤、感情の渦は私本来のモノじゃ無い……由来は察する事が出来る。
それが酷く恐ろしい、私の身体の本来の持ち主……クルカイの物だ。
溶けていっている……の?私が、私で無くなっていく……!
ぱんっ♥ぱんっ♥ぱんっ♥ぱんっ♥
ゆさっ♥ぽよんっ♥♥ゆさゆさ♥たゆんっ♥
「ん゙ぅっ!!ぷぁっ……やめっ……んぐぷ……ッッ!!」
私の抵抗を一切許さず、胸も膣の好き勝手していって……喉の方には先走りみたいなとろとろとした汁が垂れていっている。
飲み込みたくないけど、反射的に……飲み込んでしまって、気分が悪い。
口も喉も犯されて、大事な部分も犯されて……最悪よ……
無駄に突き上げる力が絶妙で苦しすぎない程度、だけど無視できない存在感を刻み込んでくる。
化け物のクセに……テクいの……腹立つわ……!
ペースはそこまで激しくはないけれど……奥を何度もノックされて、ちょっと……マズイわ……!
身体が熱くなってきて、乳首もジクジクと疼きはじめて……身体が発情し始めてる。
強姦でヨがるなんて……ドMのド淫乱じゃないの……!そんなの、誰が認めるもんですか……!
なにがなんでも逃げないと……一生コイツのオナペットなんてのもありえ……
ドクンッ――――♥
「んぅ゙ッッ♥♥ぉ゙ふッ゙――――♥♥」
なに、この感じ……身体の芯からじわぁっと……♥
パンパンッ♥♥パチュパチュ♥♥
ばるんっ♥ばるんっ♥
ぁ、まず……♥コイツ、スパートをかけはじめ……♥
やだ、やだやだぁ……♥♥快楽のスパークが……激しすぎるぅ♥♥
胸がっ、お腹がっ……身体全体がッ……熱いぃっ♥♥
もっともっとって身体が叫んで煩いッ♥認めたくないっ、イヤぁぁ……♥♥
ぶぴゅるるぅぅっっ♥♥
「ごぽッ……ご、ぉ♥♥――――ッッ♥♥」
ごきゅ……ごくっ♥
ねっとり、あつあつ……おなか……いっぱぃ♥♥
とある汚染地域にELIDの花嫁がまた一人生まれた。
最奥、肉塊で封印された場所で犯され、子を産み続ける鉄血のメイド人形、エージェント……
そして此度、その子供に囚われ孕み妻として強引に結ばれた416……
快楽に溺れたのは同じだが……仮にも自分の意思で孕まされ続ける幸せなエージェントと真逆なのが416
身体の反射で性奉仕をしつつただただ孕まされ……
「……もぅ、孕みたく……ないわ♥♥ぁん♥」
ボロボロの身体、疲弊した精神でか弱く……拒絶し続ける……
身体は完全に苗床として完成し……二度と普通の生活なぞ出来やしないのに……
日の光を求め……譫言のように漏らし続ける。