イソギク:デカパイ花騎士
中身:野郎
以上でお届けする予定のヤツ、一応着地どころは定めてるけど完走出来るかしらんのでここでの投稿じゃ
私は世間一般で言う引きこもりであった。
ほぼ毎日家に引きこもり……サブカルコンテンツを食い漁り日々惰性で生きていた。
ネットに生き……現実をほぼ廃棄したように生きていた。
「……はぁ」
寝覚めた時に見上げるのは薄暗い締め切った自分の部屋ではなく鬱陶しいまである青空と太陽。
マットレスも何も無い地面に寝ていた……あり得ない。
けど……もっとあり得ないのが身に起きていた。
「……女の子になってる」
世界に喧嘩売ってる緑の色素が鮮やかな髪、めっちゃ長い。
手が細い、腕も細い……胸がでーんと出てる、よく分からないけど上質そうなドレス。
胸元が白、スカートなどの外は黒……ちょっと見たことあるかも。
ドスケベ絵が沢山ツイッタで流れてきていたイソギク……だったっけか。
その特徴に似通ってる……この黒い長手袋……正直むずむずするな。
胸は重い、柔らか……けど、なんというか、感動的な感じはしない。
自分で持ちたかったワケではない、傍から見てうわーでっか……って言っているのが楽。
意図せずいわゆる……異世界転生に近いようなものが起きてしまったわけか。
「よっこいしょ……ん、身体は軽やか」
運動嫌いだった私だけど、すぐ分かる身体の運動能力の高さ。
軽くぴょんぴょんと飛んでみて実感……
だぷんっ♥ばるんっ♥ゆさゆさ……♥
うん、あまり飛び跳ねないほうが良い。
えーと、イソギクちゃんは花騎士って存在だったっけか、武器らしいのは……無い。
まぁ……銃刀法違反で捕まるリスクはないけど、ここが何処なのかでまた変わってくるし。
とにかく……人の生活圏に向かおう、引きこもりたい……というか餓死の可能性が頭をちらつく。
だって……
「見渡す限り草原と森ぃ……」
後者はまぁ食料が手に入るかもしれないけど知恵、無いから……
身体は一部除いて軽やか、だけど足取りはめちゃくちゃ重い……気ダルい……
森と聞いて何を思い浮かべる?
虫もそうだが獣だ、この獣が現状自分にとっての懸念材料だ。
虫に対する嫌悪感が8割増になっていなくもない……見たら絶対に潰さなければという衝動に駆られる。
……生理的嫌悪感だけじゃない、なにかの恨みてきな所もある気がする。
花騎士って敵が虫だったっけか……それで虫に対して攻撃的になってるのかもしれないな。
「……おぉーぅ、これはこれは」
森に入りしばらくしたくらいだが……早速この世界が私が知っている世界でないのが理解った。
ついでに言えば花騎士の世界でも無さ気だ。
えらく良くなった視力に映るのは……これでもかってくらいデカい蟲にスライム、何か怪しい光……
蟲は殺すべしと身体が疼くが……他はまったくもってのファンタジー。
うーん……これはなんだろう私はこれ何がどうなっているんだか……
とにかく今は森を抜けて人間のいる場所……若しくは話が通じそうなのがいる場所まで行かないと。
「せめて何か棒でもいいから武器がほしいです……」
ヒノキ棒でも良いから欲しい、叩き潰すビジョンはある。
……ここまで血気盛んな感じじゃないハズなんだけどなぁ。
イソギクちゃんの身体になったから……だろうか?
隠密に行きたい所だが……正直なぁ……
風上なのもあるから獣などに匂い気取られるのは間違いないし……
危険な獣が居ないとも限らないし……蟲だって匂いには敏感だったはず。
特に蟻、大きな蟻なんて居たら面倒この上ない……数は多いし力は強いし……
蟻酸とかもってたりで更に面倒……クソ蟲の一角。
なので、どっちにしろ気付かれると思ったりするワケだ。
「……行きます」
ならば吶喊して……手掛かりがあるまで走り抜けるだけ。
あ、胸が重いこれは走りづらいことこの上ない……どう走ったら良いんだ……?
動きがどうしてもぎこちないな……意識すると変だし、自然にって思うと身体がぎくしゃくするな。
歩きでは無視出来ていた負荷がかかってくるって所か……女体と男体の違いか。
「あっ、グェッ!!……いたたた……」
お、思いっきり躓いて転んだ……手をついたけど……思った以上に重いな……
というか、胸がクッションになったけど、同時に胸を押されるわけで……苦しかった。
……足元が見えない弊害か。爆乳、恐ろしや。
起きようとして……はっと気づく。自分の影以外の影が差し掛かっている。
直後に……背後からの衝撃にまた、地面に縫い付けられた。
ほのかに見えたのは……舞う鱗粉だった。
それはとても大きく目立たない色合いの……蛾であった。
イソギクがドジを踏んだから抵抗も何も許さず急襲出来たが……この中身がポンコツ同然になってしまったイソギクで反応出来ただろうか?
「ぐぐ……離れろ……!!」
身体スペックは並の女性よりは上かもしれないが……体勢不利からひっくり返すには技量も必要。
中身が一般人に過ぎない今のイソギクには無理だ。
ジタバタと暴れるだけで大した有効打は無い。
人間の腕に比べれば細いだろうがその力強さは成人男性に比肩する。
それが6本もその小さな身体に食い込んでいる、引き剥がすのは容易ではない。
暴れれば暴れるだけ全体を揺らすばかり……鱗粉が舞い、空中で光を反射させる。
危機を脱しようと暴れるイソギクの呼吸は荒い、当然その鱗粉も吸い込んでしまう。
殺されかねない……その考え故に必死だが……この世界の蟲は花騎士の害虫よりもずっとずっと恐ろしい行動をする。
人間のメス、それも発育が特に良いメスは蟲やスライムに捕まった場合……慰み者にされた挙げ句……
「こほっ、こほっ……ふっ、くっ……!」
大きく太った蛾の腹からぬるりと飛び出すものがあった。
それはヌメリテカり……しなやかに蠢く産卵管だった。
ただ、この蛾は雄であり……雌ではない、ならばその管が吐き出すのは精以外にあらず。
「ひっ……え、は?冗談だろ……い、嫌だっ!!そんなの絶対にイヤに決まってんだろ!!ふざっけんな、やめろっ!!!」
言葉として出るものは幾分、清楚に近い……イソギク成分があったものだが……
股間にぴったりと付けられたブツに絶対にイソギクが出さないだろう怒号が飛び出し、絶望顔が浮かぶ。
何が何でも引き剥がそうと死物狂いで暴れているが……効果を成さない。
背後にぺったり張り付いた蛾を引き剥がすには手が回らない。
羽を引きちぎってやろうとしてもその羽が異常に硬く腕力でどうこう出来るものでもない。
そうこうしている間にも鱗粉は舞い、生殖器の矛先はイソギクの薄いショーツを押しのけようとする。
太さがどんな物かはイソギクからは分からないが押し付けられる感覚、自分の股……
それも本来なら何も無いはずの真下から押し入れられる感覚は恐怖以外に無いだろう。
下からは入れられる事なんてありゃしない、出すばかりがほとんど。
その感覚に馴染みなぞ、ありゃしない人生を送り続けてきたのだから……
「くそっ!くそくそっ!!ぅ、あ……?なん、だ……身体が……」
鱗粉に含まれていたのは発育豊かなイソギクの身体を更に開花させる物だった。
内面が伴っていないイソギクだが……身体は極上と言って良い。
戦士としても苗床としても、磨けば磨くだけ価値が生まれる。
麻痺毒と媚薬、そして……快楽神経の活性化……
ぶつんっ……にちゅにちゅ……♥
ついにイソギクの股を護る薄布が破られた。
濡れたメス喰いの槍が膣口を何度も舐り音を立てる。
「や……ひぃっ……やめ、ろ……やめてくれ……」
中身が男の……イソギクに出来るのは震え辞めるように懇願することだけ。
嫌悪感、屈辱、異常感からくる拒絶心……それを露わにする事だけ。
だが、それを蟲が解することは無い。
ずぷんっ!ぶちぶちぃっ!!
「ふぎゅぁッッ!?!?ぁ……が……!!」
目を見開き悲鳴が上がる。
激痛は……無い、それが唯一の救いだが……心の激痛は何も緩和されちゃいない。
悍ましい事この上ない犯される感覚に精神がズタズタにされていく。
受け入れがたい……女の感覚、異種のペニスで犯された事……男の精神もズタズタだが。
身体に宿る花騎士の潜在意識もまた……蟲に犯された事実に憤慨していた。
怒り、悲しみ、嫌悪……混ざり溶け、内情は混沌としていく……
「やめっ、ぐぁっ!?ナカを……かき、まぜ……ぅぐっ、クソッ、クソッ……くそぉっ……」
嫌悪に苛まれるイソギクの嘆きの声と共にグチュグチュと生殖器が突き入れられ……かき混ぜていく。
蟲の体液が浸透していき……イソギクのナカが一つ書き換わる……
蟲の子を孕む母体となるために、一等大事な部分が書き換わる……
犯され、咽び鳴く……これがまだまだ序の口であることは、イソギクとなった者には分からなかった。