ハスキーメイド長に命じられてお使いに出たのは良いのですけど……
正直、この街で長く買い物していると面倒に巻き込まれるのでこういうのは私、避けたいんですよね。
……私はスティルルームメイド……厨房でご主人様のティータイムを彩るお菓子を作って給仕する誇りあるメイド。
決してお使いでっていうメイドではないのですけど……ぷー……
他のメイドはご主人様へのご奉仕やご友人様へのご奉仕に大忙し。
比較的役職が少ない私が割り当てられたのだろうというのは……察しが付きます。
それにここ最近……木っ端使用人のゴブリン達が失踪している事件が多発していますし……
ある程度の自衛能力がある私が選出されるのも……無理はないのかな?
「んん……お買い物リストはあと……」
何にせよ、与えられた職務は全うしご主人様のご期待を裏切らない……
ご奉仕するご主人様には一生涯の幸福を……それがドラゴンメイドの誓いです。
長命で理論上は不老不死なのですから、一度仕えると誓ったご主人様の一生涯をお世話するのは義務であり、幸福。
ご期待に添えるようにするのは至極当然の事です。
……お買い物だけと言って油断はしないようにしましょう。
不穏な場所は通らず、なるべく大通りから外れないように……
人、悪魔……多種多様な種族が織りなす歓声は心弾ませますが……
同時にここが混沌の街であることも嫌というほどに知らされるものです。
……ほら、どこかで喧嘩をしている音がします。
早くお屋敷に戻りたいですね……
残り少ないお買い物先をさっさと回りたい一心で早歩きになっていきました。
買い物の最後の行き先は辺鄙な場所に住む物好きさんからしか買えない物で思わず眉間に皺が……
どうあがいてもこの地下と言いますか……生活用水を張り巡らせるための地下道を通らないと行けない……
当然ドラゴン態になれば自分が生き埋め、多大な損害を与えたとなればご主人様の顔に泥を塗る事にもなる。
従って、人間態のままでいることを強制されるわけです。
昏睡状態でもならないようにとドラゴン封じの札まで持たされてますから厳重ですよ。
正直ここだと私お得意の炎も効果半減どころか自滅もあり得るので……
なんと言いますか、こういう所なら私よりもパルラのほうが適任だったんじゃないでしょうか?
はぁ……まぁやるしか無いのですけど。
錬金術師の方らしいですから水資源を大事にしていると推測しますけど。
ご主人様ご要望の一品があるらしく……外せないですね。
「……?」
今一瞬……水路の水面が動いたような?
魔力反応などは見られないですし特に何も無いと思いますけど……?
いえ、これは……魔力反応!?擬態していた……訳ですか。
「粘土細工のように擬態していたとは……ですがっ……!」
水面下から現れたのは床材に使われているレンガと同じ色合いの……ワニとしか言いようがない何かでした。
ゴーレムの一種……だとするならば動力になる魔力炉や使用者との魔力パスで分かるものです。
……自然発生した何かとは考えづらいですが……ともかく、今はここで分かってるのは……!
「お呼びでない方はご退場願いましょう!」
炎が通じない相手でも……私、ティルルご自慢の尻尾でスパッと、優雅なワルツを踊るわけではないですが……
くるりとターンしてその勢いで一発……はい、これでご退場なさったでしょう。
ふふ……これで懲りてくれれば良いのですけど……
「……?まだ何か……ッ!?」
大した手応えもなく砕け散っていたとおもったワニのような何かが……蠢いていた。
天井から、地面から……あっという間もなく私の身体に纏わりついてきて……ッ!
ドラゴンメイドに限らず……大凡の生物は規格外の力を放り出すのに魔力を使う。
魔力が少ないモンスターは総じてあまり力もなく脆弱だが……時にはそんな者だからこそ気をつけなければな無い。
力を持つからと横柄にしていれば……その力を掬い上げられ転ぶ事もありえる。
ティルルはさほど攻撃力は高くないがそれでも相手……アリゲーターを叩き潰すだけの物があった。
しかしそれがキーとなったわけだ。
グレイドル……密かにモンスターひしめく街に入り込んでいたそれらは強力なモンスターや繁殖に適した雌を見つけては……襲っていた。
前者は寄生し力を蓄えて殺す為の一時的な鎧……後者は当然ながら……グレイドル達の苗床だ。
ティルルはその両方に適ってしまった、ドラゴン族は総じて高い身体能力を持つ。
人間態であれその潜在能力というのは変わらない。
一度倒されたグレイドル・アリゲーターはグレイドル・スライムとなってティルルを襲い、取り込んだ。
もうこうなればティルルが抗う術は無い……肌を通して魔力を吸い上げられ……見た目通りの女の腕力しか出ない。
そして救助も見込めない……他に居るのは件の錬金術師の他に居ない。
その術師は出不精で基本的に外の様子など知ったことではない……
真紅のヴィクトリアンメイド服に身を包んだドラゴンメイド、ティルルは異質な銀色のスライムにその身を拘束された。
両腕はまだ抵抗の意志があるのかギュッと握られ時折暴れる素振りをみせる。
その力を抑えるべく両腕は挙げられている、スライムの掌が手首をしっかりと握りソレ以上は何もさせない。
「くっ……ぅぅっ……!力が、出ない……!」
両足は太ももまでスライムに取り込まれ……メイド服も徐々に溶かされていっていた。
焦りから抵抗が強くなるが両足はピクリとも動かせない上、両腕も少し揺れる程度。
それよりも大きく揺れるのは……ティルルが持つ豊満な乳房だ。
他のドラゴンメイドよりも明確に大きいそれは抵抗する度に誘う様に揺れ弾む。
今はまだ……メイド服の内側に収まっているが……
――――ビッ……!
グレイドル・スライムがようやくと本体とも言える……人とも言い難い上半身を見せる。
ティルルの背後からでたその上半身は胸元に手を回し……一息で引き裂く。
ばるんっ♥♥
一瞬の事だ、あっという間に胸元の拘束感がなくなり、一気にスースーと風通しが良くなり、開放的になった。
ティルルもその事を呆然としながら見ていて……我に返るのに数秒かかった。
自分が喰われるのではなく、もっと酷い仕打ちを受けようとしているのを理解せざる得なかった。
「この身はっ……ご主人様に捧げるための……ぁぁっ、イヤ……!」
尻尾は取り込みきれないのか……そのままだが、もうティルルは脅威ではない。
グレイドル・スライムの繁殖用の……孕み穴となる以外に道は残されていない。
スライムの大きな掌が……ティルルの乳房に食い込み……
下腹部にある、未通の穴は……無惨にも圧倒的に弱いはずのスライムに……捧げることとなった……
これは……なんたる屈辱、恥辱でしょう……!
スライムなど……私の相手にはならないような低俗なモンスターにっ……!
ご主人様に捧げるハズだった子を育む為の身体を……使わせる事を許してしまうなど……!
「ぅっ……くぅっ……!離せっ……このっ……焼き殺してあげますからっ……!!」
いくら身体に力を入れようとしてもまるで入らず……抵抗もままならない。
意識すればするほどに肚の中に入り込んでくるスライムを意識させられる……
胸も……ご主人様に触ってもらうのを夢見ていましたのに……!
こんな下賤なスライムにぃっ……!殺したい、焼き殺して消し炭にしてやりたいのに……!
炎を吐く事すら出来ないとは……!ドラゴン失格ですっ……!
じゅっぷっ♥ずぷっ♥ぶぽっ♥
耳につくこの水音も癇に障るものです!
発生源など分かりきっています……今穢されている膣より出ていることでしょう。
わざとらしくっ……大げさに動いてはっ……!
「ぜぇったいに殺す……!殺してやるッ……!」
全身の血が沸騰するような……激しい怒りを感じるのは……生まれて初めてですよ。
人間態でまず見せないような牙まで剥いているのに……抵抗すらままならない……
あぁ、なんて屈辱でしょう……!あと何時間……私は耐えれば良いのでしょうね……?
ハスキーメイド長にお折檻されるのはもう良いです、実際に不覚を取った私が悪いんですから!
……助け、来るんですよね?こないと……ちょっとマズイと思うんですけど……?
憤怒に怒り狂うティルルだったがふと我に返れば……人が滅多に来ることもない僻地。
さて、助かるのか?もしかしたら何年とこのスライムの番として使われるかもしれない……
その考えに行き着くと途端に……怒りよりも恐ろしさが出てくるようになってきていた。
その考えの裏付けかのように……ティルルは犯され続け、実に6時間もそのまま凌辱を受け続けた。
その頃にはティルルの体力は底をつき……身体も随分と開発され、感じるようにすらなっていた。
己の意志とは全く無関係に……
ぶぽっ♥ずちゅっ♥にちゅぅっ♥♥ずちゅずちゅ♥♥
この数時間の間に嫌というほど……聞かされている音。
数時間の間に私の身体は……快楽を隠しきれなくなる淫らさを見せていました。
腟内で蠢くスライムに……乳房を強引に揉まれ扱われる事に……
「くっ……ぅぅっ……♥」
殺したいほどに悔しいのは変わりませんが……声に出せるほどもう私に元気がありません。
膣だけではなく子宮にまで入り込んできたスライムが蠢く度に酷い脱力感が襲うのです……
それだけではありません……そう、快楽が私を蝕む。
きゅっと……唇を噛んでいないと……悔しさを意識的に顔に出していなければ……蕩けてしまいそうなのです。
このまま何日と凌辱され続ければ私は……もう、戻れなくなるかもしれません。
貞淑なメイドのティルルに戻れなくなり……ご主人様からお暇を命じられ……
そんなの発狂しそうですが……現実になりそうにも思えてしかたないです……!
「ふぅっ……ぅぅっ……今度はっ、あっ♥何です……?」
眼前に伸びてくる一本のスライム……っ、これは……
私の知る、えぇ……男性器と呼ばれるモノですね……咥えろとでも?
冗談では……!
ぬちゅっ……ずりゅ♥ずりゅ♥
「は……ぁ?あふっ♥くぅぅっ……!こんな、また屈辱を……!!」
しかし、次に来たのは……胸元に感じる冷たさと水音。
私の乳房に潜り込み……揉みしだいていた掌で無理矢理擦り合わせている……
性奉仕で学んだりしたことはありますよ……パイズリというものですね。
これをこんな……!屈辱に顔がかぁっと赤くなるのを自覚しますが……
この赤く熱いのは快楽から来る興奮なのか、怒りから来るモノなのか……もう、私には判別が出来かねるモノでした……
長く、そうして弄ばれ続け……私の身体は徐々に……徐々にそのスライムに毒されていったのでしょう。
身体の奥底から生まれ出る熱は身体を冒し尽くし……乳房も膣もジンジン、きゅんきゅんと疼くようになってしまった上……
元々大きい乳房はさらに大きく……されてしまったのです……
この時点でもだいぶ参っていたのですが……私の命運というものを決める物が……
「……は……ぇ?」
ツンと臭う青臭さが胸元の男性器から臭ったのです。
見れば……先端から白く濁った……えぇ、ありえないことに……精子が滲んでいたのです。
……まだ、私に子種を注いでいなかったのですが……注ぐ気が出てきたということです。
「はは……ぁ……ぁは……ぁぁ……」
ご主人様……ティルルはもう……ダメそうです……
「いや……いやぁ……殺さないから、こ、コレまでのこと全部許しますからぁっ……ナカ、ナカに出すのは……おねがぃ、やめ……」
拒絶して、頭をふっても……どこか分かってます。
この懇願だって無駄なことを……認めれば心が粉々に砕け散るからこそ……繕っているって事を。
ぐぷっ……どちゅどちゅどちゅ♥♥
むにぃっ♥ずりゅずりゅ♥♥ぎゅむっ♥
「ふぎゅっ♥♥あっ♥あ"っっ♥♥あぁぁっ♥♥」
答えは……言葉よりも雄弁に、ペニスでお答えいただきました。
……そんなの、聞くわけ無いだろう……と。
あぁ、イヤ……ナカで膨らんで……ゴプッ音がしてコブのような物が登ってくるのが体感で分かるのです……
胸の合間にも……そうっ♥
ぶぴゅるぅっ……どぷどぷ……♥
「んぎゅぅっ……ぁ……♥♥」
受けて、しまいました……ぁっ♥こんな……下劣な……種をぉっ……♥
それから数時間後、グレイドル・スライムとティルルの痕跡は跡形もなく……消え去っていた。
ティルルの帰りが遅いことを心配した別なドラゴンメイドが探しに来るが……痕跡一つなく、捜索を断念する他なかった。
グレイドル・スライムは用水路の壁面に己を擬態させ……その奥に巣を作っていた。
ティルルはその奥に……拉致されていたのだ。
「んぐっ……んぷっ……♥」
両手両足はスライムに取り込まれたままだが……今は分娩体勢にあった。
ティルルはもうメイド服を一切纏わず……大きくなった腹を抱えた妊婦となっていた。
肚に詰まっているのは当然ながらグレイドル・スライムの子供……
それと他のグレイドルモンスター達の卵とも言える物だった。
餓死しないようにと口に栄養液を注がれ……呻きをあげるが……それがどこか艶めかしい。
もう、ティルルは諦め……グレイドル達に屈していた。
解き放たれたグレイドル達が街を侵略し切るまで……誰にも気取られる事は無いだろう……