さらに特殊部隊とかという、まぁ属性の過剰供給です
つまりはいつもの
――――A.M 2:00 テキサス州南部
深夜の静けさに紛れ数台の車が小さな廃村に近づく。
数ヶ月前に大規模な爆発事故が起きたとして近隣住民の避難、当該区画の封鎖が行われていた。
が、その実態はと言えば……秘密裏に違法な生物研究を行っていた研究施設の大規模バイオハザードが原因であった。
漏洩防止の為に外部との繋がりは爆破、内部は滅菌処理が施され証拠も全て電子の藻屑と消えた……と思われている。
「作戦前ブリーフィング、各員装備確認」
「デルタ2チェック」
「デルタ3チェック」
「デルタ4チェック」
「デルタ1チェック、オールコンファーム」
カチカチカチと小さな操作音、衣擦れと小さな金属音。
それぞれに小さく口元でつぶやくと確認は終わり。
その声はそれぞれが透き通るような声で歳のほどが若いのが伺える。
4人はそれぞれ同じ黒尽くめの装備に身を包んだ女であった。
それぞれの手に握られているのは無骨な銃器。
完全に軍事規格の一般には大凡出回らないタイプの物。
「アルファ、ブラボーの両隊が正面、チャーリーが狙撃支援……我等デルタの任務は別口からの侵入だ」
「はぁーあ、せっかくの美少女……それもセレスティアボディになったのに特殊部隊なんて」
「無駄口を叩くなデルタ2……思うところがないとは私も言えんが」
「はいはぁい……はぁ」
「デルタ3、デルタ4侵入経路は覚えているな?」
「チェック、問題なし」
「同じく」
「セーフティ、リリース……チェック」
厳格な雰囲気が一瞬崩れるが長くは続かず鋭い目で各々自分の銃を操作していく。
安全装置が外れいつでも発砲可能に。
「内部で動くものは」
「殲滅」
「逃げたならば」
「探し出して殺す」
「よろしい、では行動開始。血の海を作るぞ」
それぞれに確認を飛ばしていたデルタ1……小隊長、デルタフレアが行動開始の号令を出す。
4人の小隊はそれぞれが死角をカバーする形で移動していく、ボックスフォーメーションで施設へ入っていく。
デルタフレア、セレスティア、ミルティナ、シナノ……ピンと来る人がいるかもしれない。
そう、これら全てVRソーシャルの最大手、VRCで見られがちな女性アバターだ。
揃って言えるのは……デフォルトそのままなのは顔と目のみ。
髪型は皆纏められていて行動の邪魔にならないように幾重にも折りたたまれている。
服装は言わずもがな戦闘のためのボディアーマーとチェストリグ、ヘルメット等に覆われている。
可愛らしさなどとは縁遠い装いだ。
何を隠そう、この4人は元VRCプレイヤーでありちょいエロ改変を嗜みとしていた変態紳士達だった。
気がつけば各々が使っていたVRボディに押し込められ別世界と思われるアメリカに飛ばされていた。
自分たちの権利を獲得するためにという事で入った軍だったがボディがそれぞれ特異だったモノで特殊部隊に召し上げられていた。
元よりロールプレイというのが好きであった面々であったが為に飲み込みは早く、肉体の特異性……通常の男性よりもずっと強度が高いということ。
何を握ってもまるで重力を感じさせないレベルで振り回せるという特異な膂力でもって指折り数えるトップクラスに叩き上げられていたのだ。
また、人間の非常に弱い部分……美少女を相手に引き金を引けるかと言われれば一瞬でも躊躇してしまう所がある。
攻撃的な部分も副次的な部分も含めて特殊部隊として最高位にあった。
一糸乱れず施設内へ侵入していく。
少しの軽口も叩くこと無く、その可愛らしい面を鋭くして……
非常用の明かりのみが照らす廊下を四人は静かに進んでいく。
かすかな足音と装備の擦れ合う音だけが彼女たちの存在が虚実のものでないことを教える。
研究所に似つかわしい甘い香りもほんのりと漂わせ……
「はっ……ようやく助けが、ぁがっ……なにを、や……ぶ……」
「……クリア、このままポイントAまで行くぞ」
「「「ラジャ」」」
気の抜けた音とカラカラと鳴る空薬莢の音、助けと勘違いした男を容赦なく生命だった物へ変える。
その行為に何ら躊躇いも感慨も無い、ただただ冷徹に掃除していく。
助けなど来るはずもない、違法に研究していたのだから胴元からは切られる。
助けるべき生命でもなんでも無い……
道すがら、部屋の一個一個を念入りに見て回り、潰していく。
「ブリーチ」
「ラジャ」
不用心に開けていたならば素早く入り込み、見敵必殺。
鍵をかけて閉じこもっているならば蹴り破って掃除をする。
文字通りに血の海を作りに来たのだから。
ポイントA、そこが本腰を入れて警戒をするポイント。
予想される最重要ターゲット達が徘徊している領域との境目。
亡命をしてきた上級研究員が白状した情報から施設の全容は割れているのだ。
掃討するべき場所、警戒するべき場所も把握している。
ただ、何が残っていて何が居るのかは全容は把握していない……研究員も自分が研究していた物しか知らないのだ。
生物兵器を開発していて……それこそ、今回のデルタチームの構成員達を無力化するための生物兵器だということぐらいしか判明していない。
アプローチも研究対象もまるで統一性が無く特定は到底不能。
「各員警戒、アルファ、ブラボーは大掛かりな抵抗にあっている。我々だけで掃討するぞ」
暗視装置を起動しするすると奥へと入っていく……
足取りに淀みはない、相手が何であれ打倒するだけだという自負に溢れていた。
数は少なくともそれだけのスペックを持っているのも自信を持たせていた。
「コンタクト!!」
「数は!?」
「5、なるほどこれはバケモノね」
最初に相対したのは……完全に肉の塊と化した二足歩行の何かだった。
銃撃で血飛沫をあげ、悲鳴もなにもあげることなく銃弾を浴びせられていく。
「しぶといけれど、案外普通に倒れるわね……」
「……沈黙確認、次へ行くぞ」
ただ一つ、判断を誤ったとするならば……ここでバケモノを過小評価したコトであった。
知能が無いようにも見えたソレ等は……その実、高度に動いていた。
デルタチーム以上に綿密に連携して、分断を謀っていた。
チームが分断されることは想定内、単独行動の訓練も受けてきている。
敵捕虜になった際に受けるだろう辱めというのも想定の中にはあった……実際に受けたことはない。
受けるつもりもなかったし、将来的に身体を委ねる様な相手が出来るとも思ってなかった。
私はセレス、ピンク髪にピンクの瞳……めちゃくちゃおっきい胸とくびれた腰回り、程よくムチムチな尻と太ももが自慢のセレスティアボディに転生した元男。
大体は自分が使っていたアバターそのままに生まれ変わっている。
来歴こそ血に塗れているけれど、今の人生をエンジョイしていた……これからもそのつもりだった。
けれど、流石にこれはマズイかもしれない。
「流石にこれは想定外も想定外……」
自律して動く植物に共生状態の蟲達ときた……後者は銃火器でどうにかなっても前者はどうにもできない。
生命力が強すぎるし火炎放射器持ってきても根っこをどうにかしないと無理そう。
こんなのが居るのは流石に情報になかったし……眼の前で隊長のフレアが拉致られたの見て敵う相手じゃないのは明白。
ミルティナボディのティア、しなのボディのシエルとも分断されたし……マジで参った。
逃げようにも出口側は回り込まれてるし、正面は完全に蔦で封鎖。
通信は途絶してるしこの非常灯が照らす地下深くで一生が終わると思うと反吐が出る。
私はまだ十分に生きちゃいないし美少女らしいコトも十分出来ちゃいない。
何が何でも生き延びたいけれど、脱出できるビジョンが現実的な所全然見えない。
『んんんんっっ!?!?』
『何だ!?え、うわ、え?』
『ボーッとするな、撃て撃て!!』
『効いてる様子が……隊長をどこに連れて行くつもりだコラァ!!』
『クソっ、取り巻きが多い、一旦引くわよ!』
分断される前のマトモなやり取りは思い出せる限りではこんなザマ
パニック映画にありがちな特殊部隊って感じね。
「残弾は無し……本当に手詰まり……」
体術が通用する相手なら希望を見出せたけど、こっちの怪力も通じ無さそう。
じゃあなかったら隊長が連れ去られるってことも起きてないし。
というか蔦なんてのが相手だしドコから――――
するする……もにゅっ♥
「んなぁっ……!?」
言ってるそばからっ……どこから襲って……くぅっ、脚を取られた、逃げられない!
それに、装備の圧迫感が薄れ……溶かされている感じではないが……
おまけに、胴体にも巻き付かれて……
しゅるるっ……ぐぽっ
「んもがっ……がっ……!!」
生臭い、粘ついたのが……口に……!
――――どくんっ……どくんっ
いや、なん……だ?身体が熱い……いや、いやいや……まさか。
私たちが女であるのは割れていた、ソレを踏まえて……?
巻き付いてきている場所も、蔦が弄っている場所もかなり……センシティブ。
このバケモノ共、まさかもまさかのエロ同人みたいなヤツだとでも……?
ばつんっ、ばるんっ♥
答え合わせかのように私の102 Lカップの胸を包み、支えるブラが外された。
マジ、かぁ……え、じゃあデカパイフレアちゃんだった隊長もぉ?
いやいやいや、たんまたんまぁぁぁ!!!!
ご開帳と言わんばかりに脚を抱えられ、局部が破かれて蔦に絡まれる胸が露出した。
おまけと言わんばかりに股にも硬いのが擦り付けられてるし……どう見てもヤられる寸前じゃない……!
異種姦は好きでも自分がされるのは違うのぉぉおお!!
黒一色にポッと浮かぶ白い顔、桃色の瞳と髪はほんの少しのアクセントでしかなかったハズだった。
しかし、毒々しい紫が浮かぶ蔦の触手が衣服を破き、ヘルメットなども床に落としていく。
「こほっ、けほっ……ゲロマズ……ぺっぺっ……」
唇に入り込んでいた触手はほんのりと萎びて抜け落ちる。
かすかに残っていた残滓がこぼれ落ちる……それもまた毒々しい色合いの物でセレスティアの髪色に酷似したピンク色。
ほのかに香るのは甘ったるい匂いで……
どくんっ♥どくんっ♥ みちっ、みちみちぃっ……♥
「ほ、ぉ゛っ♥胸、あつぃ……っ♥♥」
たっぷりと飲まされ、身体に浸透していったソレの効果が現れ始めていた。
媚薬であり、苗床に適した身体へと改造する物で……特に胸が大きくあったミルティナ、セレスティアには効果が強く出ていた。
元々からして特異体質であり、苗床としての適正が高い。
性的な接触がまるで無かったが為に活性化していなかった乳腺、子宮等が急速に活性化していく。
生理痛なども無かったがために否が応でも見なければならなかった女性としての現実というものを見ずに済んでいた。
ソレ故に特殊部隊としても動くことが叶っていたが……それももう大幅に踏み越えた行為をされている。
急速に排卵しようとする雌の身体、孕む準備も育む準備も出来ている。
ぬちゅり、ぐちゅぐちゅ♥くりくり……♥
「ん゛んっ♥♥んぅっ♥ううぅぅっっ♥♥」
まだ入り込むことはしない、ただただ触手が秘所を責め立てるだけ……
それだけだというのに身体は悶え、孕みたいという本能に苦しむ。
びくんっ♥ビクビクッ♥♥ばるんっ♥ゆさゆさ……♥
その勢いは強く、拘束されていてなお身体を揺すり、触手が絡む爆乳を大いに揺らす。
その光景のなんたる官能的なコトか。
セレスティア自身もまた、その光景に目を奪われている。
「ぁは……えっろぉ……♥」
甘ったるい言葉で出たのは……そう、己の痴態を見て欲情する言葉。
背徳的なこの行為そのものに欲情していたのだ。
ぼんやりとした明かり、厳つい黒い装衣から零れ落ちる柔肌……絡みつく触手。
嘗ては自分で追い求めた物の完成形がそこにあったのだ。
自分で体験するのは違うが……悪いわけではない。
脳を焼き、理性を溶かす快楽に浸るのを拒む生物は居るだろうか?
「っ♥くるぅっ♥♥きちゃぅ、はいっちゃうぅっ♥♥」
快楽の先の先……本番ナマハメ、種付けの悦びというのも本能的に悟ってしまう。
捕まるまでの拒絶感はドコへやら……今居るのは……
「あひぇあああぁぁぁあ゛ああぁあっっ♥♥♥」
肉欲に狂う、苗床希望の変態女だ。
時を同じくして、他隊員もまた順当にメス落ちし、壊滅の憂き目を見た。
誰の手も届かない……研究所の奥地にて、今もなお苗床はよがり狂う。