※この作品はR-18です。

シロマの受難   作:名無犬

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おまたせしました!
今回はちゃんとエロあるよ! 名無犬嘘つかない、信じる、大事。


迫る危険は罠のみならず

「まったくもう、お兄さんは」

「もう何度も謝ったろう、いい加減許してくれ、後生だ」

「いまは怒ってるんじゃなくて呆れてるの」

 

 次の階層も、そう変わらない洞窟が続く。シロマは許してくれたもののどこかツンツンとしていて、先程から男は平謝りだ。探索しつつ、投擲に使えそうな石なんかもいくつか拾い、少女の後をついていくさまはダンジョン一階層目のようではあるが、それだけが異なっていた。逆に言えば、先程までより余計な会話をする程度の余裕が生まれた、ということでもあるのだが。

 

「はあ……もういいよ、お兄さんのおかげで一つダンジョンのことも分かったし」

「本当か? ……ん? 今まででダンジョンのことに分かったことなんてあったのか?」

 

 これは男には魔法の素養がないため今一ピンと来ていないのだが、実は男がさっき泉について考察した推論は、白魔道士である少女からすれば特別な意味を持っていたりする。

 『ダンジョンの泉は、アイテムとして方向づけられる前の魔力が内包された液体が、一部湧き出したもの』という風に言い換えられるその理屈は、確かに納得できるものなのだ。なぜ、ダンジョン内に薬品や空のボトルが生み出されるのか。全く手がかりも無かったその謎に、曖昧ではあるが一つの輪郭が浮かんだような発見だったりする。少なくとも、少女がいた村にある黒魔術研究所の所員たちにこの仮説を提唱すれば、もしかしたら今の彼らでもダンジョン探索に引き込めるかもしれないほどの。

 その発見を齎してくれた男には、内心で感謝さえあった。それに至るための行動があまりにも突拍子もない危険極まりないものだったため、灸をすえる意味を込めて冷たい態度を取りはしたが。

 

「はぁー。そんな大それたもんなのかね」

 

 そんな発見をしていたとは、説明を受けてもピンときていない男。先程までの必死さや、考察や状況判断の鋭さとは一転して間抜けとも言えなくないその表情に、少女は毒気を抜かれてしまう。それこそ、先程まで死にかけていたとは思えなくなるほどに。

 それが、良くなかった。

 ここで気を抜いたというのも、ある意味では仕方ない。彼女のダンジョン探索は、これまでの全てを加味しても、ここまで『冒険』になったことがなかった。危なければテレポのしおりで帰還したし、あんな風に変異した黒ゴブリンと遭遇したこともない。モンスターの強さも、一人で問題のない程度でしかなく、精神をここまで擦り減らして先へと進んだ経験にも乏しい。

 激動と言えた死地を切り抜けた安堵と、男のギャップ、新情報を得たことへの充足感と、それによる『一つ先へ進んだ』と感じられる初めてのダンジョン探索の収穫。

 これをして、ほんの一瞬の警戒を、それも少女が万全であっても気づけたか怪しい隠された罠に対して怠ってしまったとして、果たして誰が彼女を責められよう。

 

「やっぱり、壁とかそういう造りは全然いつも通りなんだよね」

「ダンジョンそのものばかりに注目し過ぎなんじゃないか? もしかしたら、現れる妙な施設とやらも調べてみるとか」

「そう、だね。今までは罠とかが怖いからあまりそういうのを調べようとはしてなかったけど、お兄さんもいるし、これからは調べてみようかな」

「レバーだけは引かないようにな」

「あ、お兄さん、それで空に飛ばされたんだったよね……」

 

 そんな会話をしながら、モンスターもいない奥まった小部屋の角に向かう少女。足元で一瞬何かが光ったような気がして、男が声をかけようとしたが、それは少々遅きに失した。

 少女の足元に複数の噴出口が出現したかと思うと、謎のガスがその上にいた彼女めがけて噴霧されたのである。

 

「きゃっ!? な、なに……こ……れ……」

「シロマっ!」

 

 その効果なのだろうか、男の視界の中、少女の身体から一気に力が抜けていく。慌てて駆け寄って、頭から倒れる寸前で少女の身体を支えることに成功するも、彼女は完全に弛緩していた。

 

「シロマっ、シロマ!」

 

 抱きとめたまま、その身体を揺するが、意識を完全に失っているらしく、反応は一切ない。致死性の罠かと思ったが、それならば部屋の隅のごく僅かな範囲だけに影響を及ぼすように設置されているのは不可解だ。いや、そもそも不可解の塊であるダンジョンにそんな理屈が通用するのかはともかく。

 

(くそっ、ここでシロマを庇いながらなんて進めんぞ!)

 

 シロマがいたからこそ、あの黒ゴブリン以外脅威では無くなっていただけのことであり、男一人、それも少女を抱えながらこの先を進むなど、まさしく自殺行為だ。一か八かなんてものではなく確実に死ぬ。

 ならば、この状況を打開する方法はたった一つ。昏倒した彼女が持っている『テレポのしおり』を使って、一度外へと脱出する。

 

「くそっ、こんなことなら俺が持っておけば!」

 

 少女のローブをまさぐり、しおりを探す。ふに、とした感触に触れるが、この極限状況で気にできるものではない。

 少女の服の上からどこに仕舞ったのかを探る。服の上からくまなくはたいてみるが、それらしきものを見つけることは出来ない。そういえば、少女は着の身着のままでダンジョンに来ていた。ならば、そういったアイテム類は裏地に収納できるところがあるかもしれないと思い至った男は、ひとまず近場にあった服の口―――首元からローブの襟の中に手を突っ込んだ。まさぐるように探していると、不意に耳元に温かい空気を感じる。

 

(呼吸は、している!)

 

 それは、少女から漏れた呼気。どことなく甘いような香りのそれは、体温の温かさを保ったまま、近づけた男の頬へと、少女が生きていることを伝えてくる。

 生存を確認したことで押し寄せた安堵が手付きを安定させたとき、少女の袖口の裏地にベルト状のものがあることに気づいた。覗き込んでみると、そこには金に縁取られた赤色の薄い板状のアイテムが保持されていた。『テレポのしおり』だ。

 男はそれを引き抜くと、掲げて念じた。

 瞬時、発動したしおりの効果で、男の視界が光に包まれていく。離れないよう、少女を抱きしめてその光に身を任せる。

 光が収まると、そこに残ったのは静寂に満ちた洞窟。男も、少女もいなくなり何者にも『観測』されなくなったその部屋は、程なくしてダンジョンの変動により、そこにあった罠ごと形を失っていった。

 

「うっ……ここは……シロマの?」

 

 光が収まったと思い目を開けた男の目に飛び込んできたのは、更に眩むほど強い昼の光。それに徐々に順応していく視界で見渡せば、そこは見覚えのある家の中だった。

 ダンジョンの外に建てられた、少女の家。腕の中には、未だ目を覚まさぬ少女。

 

「戻って、きたのか……いや、ひとまずは、だ」

 

 生還した安堵よりも、まずは少女の容態を確かめねばと、男は彼も慣れ親しんだ寝台に少女を横たえた。

 先程、帰還前に呼吸があることは分かっている。少女の鼻先に唾液で湿らせた指を持っていけば、その呼吸が非常に安定したものだと分かった。

 というよりも、これは―――

 

「眠って、るのか……?」

 

 少女の表情は穏やかで一定のリズムで呼吸している。頬を軽く叩いてみても特に反応はないが、眠っているだけというのは間違いないようだった。

 猛烈な安堵感が、ようやく男に押し寄せる。いつ覚めるかも分からない眠りではあるが、少なくとも両者五体満足で生還した。達成感にも似たそれは、男の足から力を奪い、彼は少女の眠る寝台にもたれるようにして倒れ込んだ。

 

「生きてる……生きてるぞ……」

 

 生の実感を、こんなにも強く感じたことはない。感動さえ覚えるそれを少女と分かち合うためにも、まずは彼女を目覚めさせなければ。とりあえずできる限りの手段で起こしてみて、もし駄目そうならデブチョコボにでも聞きに―――

 

(いや、待て……)

 

 そこまで思考して立ち上がろうとしたところで、男はハタ、と動きを止めた。

 少女は眠っている。そう寝ているだけなのだ。無防備に、男の目の前で。これは、まさに好機。生還した己に神が与え給うた褒美ではないかとさえ思える状況であることに、男がようやく気づいた。気づいてしまった。

 顔を伏せたまま、ゴクリと生唾を飲む。留守にする際、戸のないこの家の出入り口には板を張って戸締まりをしており、一部屋しかないこの家は完全な密室。そして、その中に自分と少女しかいないことを男が認識すると、その血流は一気に股間の一点に集まっていく。

 顔を上げれば、美しい顔を穏やかに安らげて眠る少女。

 

(そういえば、先程俺は―――)

 

 呼吸と共に上下するのは、先程しおりを探す際におそらく散々弄ったであろう、少女のなだらかな曲線。

 辛抱など、もうできるはずがなかった。先程まであった死の恐怖からか、子孫を残さんとする本能が刺激されたのもあるのだろう。立ち上がった男は、まず、ひときわ大きい音を立てて両の手のひらを打った。

 これは今朝、男が少女より先に起きた際に行った実験の再演。即ち、どの程度の音を鳴らせば熟睡した少女は起きるのか、というもの。その時、少女は突然の音に飛び起きたので、眠りが深くとも鈍感ということはないのは証明済みである。

 その実験は、本来であれば、あの『魔物を眠らせるカード』を手に入れて、少女に使ったときのためのもの。此度の探索では手に入らず、次回に期待するはずだったその状況が、いま目の前にある。

 そして、平時であればその音で起きたであろう以上の音量で鳴らされた柏手にも、少女が起きる気配はない。呼吸は未だ安定したまま、その胸も上下を繰り返している。念を入れて、少女の名を呼びながら頬を先程より強めに叩くが、結果は同様。

 もちろん、あの罠による睡眠の効力がどれほど続くのか、どの程度の刺激で覚醒してしまうのか、そういった懸念は未だ存在するが―――

 

(こんな千載一遇の機会は、逃せんな)

 

 次の瞬間には、男の両手がローブの上から少女の上下する膨らみを捉えていた。鷲掴みにしたい衝動をなんとかこらえて上から押すように掌をあてがえば、そこに感じるのは、まだ女にもなっていない、しかし仄かにはある少女のふくらみのやわっこさと、そこから布越しに伝わる体温。

 それらを、男の無骨な掌は持ちうる神経細胞を総動員して味わっていた。

 いまだ咲かざる蕾なれど、その感触は大の男では持ち得ない、シロマという少女そのものを表すような温柔さ。その魅力は、呼吸という生理現象による胸郭の膨萎に任せて手を置いているだけでも、男の征服欲を刺激してやまない。

 

「すぅ……すぅ……」

「はぁ……はぁ……」

 

 穏やかな吐息と荒くなる呼気が相反する不協和音が響く部屋の中、少女の感触を堪能する男だったが、やがてそれにもどかしさが混じる。

 少女の着ている魔道士のローブは思ったよりは薄手で、その質感は着心地の良さを感じさせるものであったが、少女の柔肌の感触をこそ味わいたい男にとっては、本質的にはノイズに過ぎない。せめて、前面部が開ける釦止めであったならと無念千万だが、ローブは貫頭型で、前面を開こうとすれば切るしかない。

 

(流石に、服は切るわけにはいかん)

 

 身体を触っている状況で目を覚ました程度であれば、いくらでも誤魔化しは効くだろうが、流石に服を破損してしまえば言い訳も不可能だ。とはいえ、このまま少女が覚醒するまでただ胸元に手を当てて堪能するだけというのも実に間の抜けた話である。

 もういっそ、このまま本能に任せて貪りたくもあるが、そんなことをしてしまえばそれこそ命の懸け損も甚だしい。

 男は、股間に血液が集中して空転する思考を何とか巡らせる。これから、どうすれば少女の柔肌を堪能し、かつ覚醒まで玩弄できるのか。

 とはいえ、採れる手などそう多くはない。シンプルな造りのローブゆえに、まずは脱がせるか否か。これについては否だ。脱がせた状態で目を覚まされては言い訳のしようもない。裾からまくり上げるのも同様だ。ゆったりとした造り故に、脱がさず捲り上げず、裾から頭を突っ込むというのも考えたが、絵面そのものが脱がすより不味いことになるので即座に却下。

 そうなれば、残るアプローチは袖口か、首元かの二択。

 先ほどまさぐった際に、首元は着脱がしやすいようになのか伸縮性のある造りであることは分かっているが、そこから手を突っ込むのは聊かリスキーだ。

 

(袖口であれば、脈をとっていたとでも言えば取り繕えるか?)

 

 問題は、袖口からでは触れられる範囲がだいぶ狭いということだが、このまま時間をただ漫然と使うよりはよほど有意義である。方針を決定した男は、少女の袖口に手をかけた。袖を捲り、少女の肩口まで露出させる。袖口になるにつれ広くとられている造りであることに加え、生地そのものにもそれなりの伸縮性があったので、雑に捲り上げても男の腕程度は楽にそこから侵入を果たせるであろうことを確認した男は、さっそく実行に移した。

 少女の身体をベッドの下部まで移動させ、膝を端から降ろす体勢を取らせたら、肘を肩と水平になる位置に上げ、自身は頭の上に位置取る。背徳感が興奮を後押しし、自分の鼓動の音がやけに大きく頭蓋に響く。

 少女の秘められた聖域の一つを、これから己の武骨な手が暴き立てるという禁忌感も相乗し、荒くなっていく呼吸とは裏腹に、男の手は滑らかに少女の腕を這い上がり、肩口からそのローブの内側に侵入する。

 

(おお……)

 

 腕の肌ひとつとっても、手触りは極上の絹を凌駕する少女。その神秘の領域に、己の手が入室していく高揚が男を満たす。捲り上げたがゆえに少々窮屈な入口が与える儚い抵抗は、その門番には成りえなかった。

 肩からの侵犯は、男の目的とする第一の秘境に最も近い場所。その距離は男の手ひとつ分もなく、入り込むことこそが到達に等しい。ダボついた布による僅かな反発の先にあったのは、ローブよりも薄手の別種の布。肩紐で薄布を吊るし、上半身を緩く覆う胴衣―――キャミソールタイプの下着だったが、そんなものは男の興味の埒外にある。

 むしろ、肌着など着られていないほうがベスト、着ていることが分かっても、

 

(妨げにはならんな。一安心だ)

 

 という程度の感想しかない。脱がせてまじまじと見れるのなら視覚的に楽しみようもあろうが、ローブの中に手を突っ込んでいる今の状況では、致し方ないことでもある。見た目としては、己の手の甲の形にローブが盛り上がっているようにしか見えないのだから。

 当然、そんな肌着に男の手から少女を守る機能など無いに等しい。肩紐と肌の間に指が滑り込めば、そこにあるのは、肉付きも少ない少女の肋骨の感触と、その上に確かに聳える、なだらかではあるが極上の柔らかさを備えた双丘。

 ついに、男は少女の秘められるべき桃源郷を、まず一つ暴いたのである。

 

(これが……シロマの……)

 

 薄くはある、胸と呼ぶには無論ボリュームという意味では物足りないそこは、しかし、少女特有の瑞々しく手に吸い付くような肌触りでローブの上からとは比べ物にならない感動を男の脳髄に叩き込んだ。実りに乏しいとは言えど、押し当てた掌で円を描くように愛撫してみれば、それに合わせて形を変える程度にはふくらみがあることも伝わってくる。

 その丘の頂点に鎮座ましまする魅惑の果実は、その縁取りさえもあるかないかは分からないほど。ほんの僅かに伝わるその「ぽっち」は、未成熟故に欠片も主張の様子は見せず、そもそも「性感帯」としての発達以前の問題だ。しかし、それ故に少女の無垢性が強調されているようで、男の股間はむしろその硬度を増していた。

 

(フフ……いずれはこの乳首も、抓まれるだけで感じるようにしてやろう)

 

 指の腹で乳首を捏ねても、少女の寝息にはまるで変化がない。むしろここで甘い吐息など出されても興が削がれるだけ。この少女が性に目覚めるその瞬間は未だ定かならずも、間違いなくその扉を開くのは自分だと確信した男は、鼻息をより荒くして少女の柔肌にのめり込む。

 まずは、徹底的に胸を弄る。少女の雌性を引き出すためにも、まずはここに「女」になってもらわなければ。

 男の指先程度しかないであろう仄かな乳輪の感触や、その中心にある幼い乳首を、鋭敏になった指先の感覚で楽しみつつ、男は今はただ付いているだけのそのボタンを人差し指でやわやわと押し込んで楽しむ。他の指もその間、ただ漫然としているわけではない。残る四指は少女のそのふくらみそのものの、ほんのりとした弾力を堪能していた。

 

「すぅ……すぅ……」

 

 少女の吐息に変化はない。未だ弱い接触ではあるが、そのちっぱいを弄ぶ男の荒い鼻息が、体勢上、その整った顔に思いきり吹きかかって前髪を揺らしているにも関わらず、である。あの睡眠ガスはよほど強力な代物らしい。ダンジョンのモンスターにこの状態で襲い掛かられれば、それこそ絶命していたに違いない。

 だが、少女はその死地より生還した。その代わりに、目が覚めるまでは慰み者として男の好きにされる眠り姫となっているが。

 

「やや物足りないが……これはこれで」

 

 視覚的には、少女の胸の辺りで布地がモゾモゾと動くだけ。絵としては極めて地味だが、その下で無造作に這いまわり、幼いおっぱいを好き放題にしているのが自分の手だと思えば、むしろそのギャップは刺激的であるとさえ言える。この睡眠がどれほど続くのか検証していない以上、それこそ全てを脱がして曝け出すということはできない。そのもどかしさも、いずれその全てが眼前に曝される時を思えば、フラストレーションをカタルシスの為の必要経費として計上できる。

 人差し指と中指を使って、乳輪ごと挟むしか捉える術のない乳首も、いずれは擦られただけで勃起するようないやらしい性器に変えてやる。この掌に包み込めてしまう慎ましやかな乳房も、いずれは自分から開帳するほどに躾けてやる。

 歪んだ欲望にくべられた火が、少しずつ少しずつ広がっていくのを男は感じる。それはまるでジリジリと胸を焦がすような、ともすれば不快にさえ思えるものだったが、いつかそれが解放された時、その爆発的な火勢を少女に浴びせかけるためにも、男の手つきは止まらない。

 指先で円を描くように乳首の周囲をなぞり、僅かばかりではあるが肩などの他の肌に比べればついている脂肪の層が手の動きに合わせて形を変えるのを楽しむ。

 

(いずれだが、吸って、しゃぶって、舐め回してやる。この俺がな)

 

 未だ見ぬ未来、自分が少女のちっぱいにむしゃぶりつく姿を、その感触から想起して、男の頬がいやらしく歪む。見えないが故に膨らむ妄想と股間。猛りに任せて食い尽くすだけでは決して味わうことのなかったイライラとした性欲。それもこんな年端も行かない少女に対するそれが己の内にあったという発見を得て、男は我欲に身を任せて感触の齎す妄想にしばし耽溺する。

 

 

『あっ、やんっ……お兄さん、やめてぇ……』

 

 シロマがとうとう、一糸まとわぬ姿になって、その形の整った柳眉の尻を下げ、潤んだ眼差しで男に懇願する、その様を。

 

『ひぅ……ん……はぁ……やぁ……何で、こんなぁ……おっぱいいじめられてるのに……きゃぅ♡』

 

 その暁には開発されきっているであろう乳首を、その色を、想像の中で楽しむ。肌の色と違いはあるのだろうか。もし男の好み通り、その髪色が薄くなったような薄桃色であれば、さぞかしシミ一つない白磁の肌には映えるだろう。なんなら、境が分からぬような色であっても、シロマに付いているならば極上に違いない。仮に色素が沈着して茶がかっていたとしても、己がそうしたのならば達成感は一入というものだ。

 

『やぁぁ、引っ張らないでぇ……ふぇ? な、なんでおまたから……ひゃぁ!? す、吸うのもダメぇ♡』

 

 何故なら、そのころにはきっと胸だけで股ぐらをわけも分からず濡らしてしまうような淫らな身体にしてやるつもりなのだから。

 自分がそうなった理由さえ分からないまま、男の愛撫に昂る身体に混乱するシロマは、さぞかし愛らしかろう。聖女もかくやと思ったあの純情な笑みを湛えていた唇の弓なりを反転させて、その端からよだれを垂らすギャップは、妄想の中だけでさえ尋常ではない禁忌感に満ち満ちていた。

 

『やだやだ、お兄さぁん……変なの。わたしの身体、おかしいよぉ……♡』

 

 そうするうち、蕩けた顔をしたシロマの足を開かせ、その秘部を―――

 

「すぅ……すぅ……ん、ふぅ……すぅ……」

 

 そして妄想がいよいよ佳境に入ろうとしたとき、男の耳は確かにその呼吸の変化を捉えた。

 すわ覚醒かと身構え、男の両腕の動きが止まる。少しでも目が覚めるようなそぶりがあれば、即座にこの突っ込んだ手を抜かなければならない。失敗すれば、今しがた思い描いた夢のような光景は水泡に帰す。

 男の視点が下へと移る。形の良い顎と、艶やかな唇。そこにしゃぶりつきたいと沸き上がる衝動を頭の中で殴り飛ばして、小さな小鼻から整った鼻梁を駆けあがり、たどり着いた山根の両側―――その両の目を注視する。

 長いまつげは上下閉じあわされたまま、微動だにしていない。呼吸が荒いのは緊張している自分ばかりで、視点を戻した少女の小鼻からは今も規則正しい寝息が響いていた。

 

「すぅ……すぅ……すぅ……」

 

 どうやら、覚醒に伴う吐息の変化ではないようだが、原因は分からないので男は少女の変化を観察しながら、慎重に悪戯を再開させることにする。

 揉む、擦るなどといった、大きい動作を止めにして、代わりに強度を上げるべく、その先のやさしい突起に爪をかけた。

 そのままカリカリと、掻くというよりはくすぐるに近い力加減で少女のロリ乳首を爪弾く。極力先端だけを掠らせるように、痛痒感がそこに集約するように。

 規則正しい寝息に誘われるように、男の妄想が再燃する。

 

『やぁ♡ お兄、さん、もう、やめてぇ♡ わたしのそこおかしいの、だから、触るのやめてぇ♡』

 

 その中で少女は先程の続きという想像通りに、服という障壁を纏うこと無く、男の愛撫に翻弄されていた。今とは違い、ツンと自己主張する突起は、立派に性感帯としての機能を発揮し、何も知らぬままメス乳首にされてしまったそこから与えられる快楽に困惑しながら翻弄されるシロマの蕩けた困り顔に華を添えている。

 

『んぁぁっ♡ だめ、だってばぁ♡ やめてって言ってるのに♡ んぅぅ♡ どぉしてやめてくれないのぉ♡ きゃうっ、つねっちゃやだぁっ♡ 変だよ、痛いのに、痛いのにぃ♡』

 

 次第にぷくりと、腫れぼったくなっていく乳首。今は想像でしかないが、いずれは必ず実現させようと、現実のカリカリもリズミカルになっていく。妄想の中と違って未だおすましやさんのそこは、男の悪戯にも反応しない。きっと、仮に勃ち上がることがあったとて、それは寒気による生理現象以上でも以下でもないだろう。喉の奥を使ったような切ない悶声も聞こえず、穏やかに繰り返される呼吸に乱れはない。

 全ては、いずれ来たるであろう痴態に過ぎないが、実際に少女の身体に触りながら想起されるそのリアリティは尋常ではない。それこそ、聞いたこともない少女の喘ぎ声を、脳が鮮明に再生してくるほどに。

 

『ね、お兄さん、いつものお兄さんに戻って? 今のお兄さん、怖いよ……ひゃぁっ!?♡ ダメダメダメ、いまそこ触っちゃダメなの、きたなひぃんっ!?♡』

 

 脳内で生み出された都合のいいシロマが、男の手付きに合わせて喘ぐ。とうとう足を割り開いた秘所は、願望通りに潤っていた。男の食い荒らしてきた女は、皆そこに陰毛を蓄えていたものだが、果たして実際の彼女はどうだろうか。もしかすると、未だ発毛の兆しもないのではなかろうか。流石に男もそこまで幼い女を犯したことはないため、今脳内に広がる光景では、髪色と同じ色の毛が、男が抱いた中で最もそれが薄かった女のそれと同程度に生えている、

 しかしこれはあくまで妄想の産物。果たして、実際の彼女をここまで堕としてやったとき、そこにあるのは想像通りなのか期待以上なのか。

 幻想のシロマが、肉芽を捉えられて喘ぎ声を上げさせられながらも、いつもの男に戻れと懇願する。中々の難度だ。獣性をそこに至るまで曝け出すことなく、慎重に事を進めねばこのシロマには辿り着かぬというのだから。それまでは、少女の抱く「協力者としてのお兄さん像」を崩すわけにはいかない、即ち、こうした悪戯も彼女の意識がないうちにしか行えない。

 

(やはり、「アレ」を確保する術が必要だな)

 

 そう考えると、今回の探索行での男の大目的であった「魔物を眠らせるカード」を手に入れられなかったことは、むしろ僥倖であると言えた。少なくとも少女の前で「眠らせる効果を持つ道具」の存在を明らかにせずに済んだのだから。

 男は、這う這うの体で逃げ回っていた時に大層役立ったそのアイテムを、先だって画策した通り、少女に使うつもりだったからだ。

 今朝、少女のそばで手を打ち鳴らしたのも、本来はその為の実験。常の少女がどの程度の音や振動で覚醒するのかを確かめたもの。

 ひとつ、ひとつ、布石を慎重に積み重ねていくその工程は、本来の男の嗜好からすればまどろっこしいだけのものだったはずなのだが、こと少女に対しては、彼女の無垢性が過ぎるが故か、苦を感じるどころか楽しくすらある。次を考えると面倒くさくなることもなく、次に何をしてやろうかという方向にばかり思考が弾んでいく。

 今は、妄想をかけ合わせながら地道に乳首を爪弾くのみ。

 

『うぅ……お兄さん、見ないでよ……♡ あっ、やだってば、触らないでってばぁ♡ あんっ♡』

 

 イマジナリーのシロマは、薄い茂みをかき分けられ、その中のクレバスを発掘されて身悶えている。そこにある充血したお豆を弄ってやれば、背をのけぞらせて感じる。

 爪先に引っかかりすらほぼ感じない胸の突起同様、そこも今はまだ未踏にして未発達だろうが、男は服の下で這う己の手が、いずれそこに至るときを夢想する。

 すっかり火照ったシロマに覆いかぶさり、現実同様パンパンに怒張した肉の槍を取り出し、その割れ目に擦り付ける。鈴口と膣口のバードキスがシロマをより高ぶらせると同時に、上の口も頂く。

 

『んむっ!? おにっ、さ、ぁむっ!? んちゅ……ふぅぅ……ぴちゃ、れろ……』

 

 抵抗しようとするシロマの腕を押さえつけ、縫い止めて、その桃色の唇を舌で割り開き、厚切りの果肉のような少女の舌を、己のそれで絡め取る。

 強張る身体を解すように、丹念に口内中をねぶり尽くしてやる。そうしてやりながら、もちろんおまんこもつつき続ける。腰を動かして、亀頭の先から出るカウパーを、割れ目からこんこんと湧く愛液と混ぜ合わせるように、シロマの秘裂を陵辱する。

 

『ぷぁっ……おにい、さん……』

 

 執拗なまでに繰り返された上下のおくちへの責めを止めれば、そこに現れるのは情欲とは無縁の場所にいたはずの少女が、無垢なままにメスとして完成し、蕩けきったシロマの姿。

 力の抜けた両足は、その隠すべき場所を守ることもできずに開かれ、できあがったおまんこを男へお披露目している。

 その極上の果実は、男に饗された据え膳。そして、男はとうとうそのメインディッシュを召し上がるべく腰を前へと突き出して……

 

 

 そんな男の妄想は、少女の吐息が覚醒の響きを伴い始めるまで続いた。

 少女の乳首もまた、その間中、飽きることもなく弄ばれ続けていた。




次回より、ダンジョンを探索しつつ調教が始まる……

しかし、結局千佳ちゃんのやつと流れが同じになってきてないかと自問する日々なのである。

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