暗くなった空に、粉雪が絶えず舞い降りる。
粉雪が舞う空が、ホテル・ラブベストを見下ろす。
ホテル・ラブベスト二階の一室で、輝男と静流が向き合っている。
二人ともそれぞれジャンパーとコートを脱ぎながら、ベッドの淵に腰を下ろしている。
「私、本当に初めてなんです……
こうして、大好きな人と二人きりでクリスマスの夜を過ごすのが……」
静流は、輝男をまっすぐに見つめながら言葉をかける。
輝男もまた、神妙な面持ちを見せながら静流をまっすぐに見つめる。
「ほんの数時間しか一緒に過ごせないけど……それでもいいのか?」
念を押すように言って来る輝男に、静流は静かにうなずく。
「あなたと一緒にクリスマスの夜を過ごせるのなら、ほんの数時間でも結構です」
そう言うと、静流は輝男をまっすぐに見つめながら目を閉じた。
輝男もまた、目を閉じて、そのまま静流とキスをする。
柔らかく、温かい唇の感触が、輝男の唇に触れる。
二、三回、唇を重ねると、半開きになった唇の隙間に舌先を差し込ませる。
輝男の舌先が静流の口内でうねうねとうごめく。
唾液が跳ねるような音が小さく響き、
「んんっ……んうぅ……」
静流のかすかなうめきと重なって、輝男の耳に流れ込む。
ディープキスを続けながら、輝男と静流は優しく互いを抱き締める。
輝男は一見、静流との舌の絡み合いに没頭しつつも、
(静流さん、ずっと恋人どころか、友達の付き合いさえ、ろくに許されてなかったからな……
クリスマス・イブやクリスマスの日は、嫌でも家族だけで過ごされていたか、親の関係で大人だけのつまらないパーティーに無理矢理に付き合わされたかのどちらかなんだろうな……)
大手ホテルグループの会長令嬢としての束縛に満ちた境遇を強いられて来た静流に、内心、心を痛める。
彼女の立場を考えれば、未だ学校に通う身でありながら、今、こうして、ラブホテルで男と二人きりでいることなど、言語道断なのかもしれない。
例え、それが、元々、親が勝手に決めたお見合い相手であっても……
しかし、今は余計なしがらみなど頭から取り払い、静流とのひと時に没頭する。
いつの間にか、静流もまた自ら舌先をうごめかせ、輝男と舌を絡ませている。
静流の口元から、甘ったるい吐息と共に、
「んんっ……んふぅ……」
艶やかなうめき声が漏れて来る。
やがて、二人はディープキスをやめた。
二人の間をつなぐ唾液の糸が千切れると、輝男は改めて静流と向き合う。
静流はほんのりと頬を赤らめ、乞うようなまなざしを震わせながら輝男を見つめている。
「静流さん……いいか?」
輝男がそっと呼びかけると、
「はい……」
静流は静かに応諾の返事をし、うなずく。
ベッドの端に、男物のセーターやTシャツ、女物のニットプルオーバー、それに、ロングスカートやジーンズ、ベージュのパンストが脱ぎ捨てられている。
そのすぐ傍では、シャツにトランクスのみをまとう輝男と、白のブラウスに淡いピンクのパンティーといういで立ちの静流が向き合っている。
輝男は再び静流とキスをすると、片手で静流のブラウスのボタンを一つ、一つ、ゆっくりと外していく。
ボタンがすべて外されると、輝男はキスをやめた。
はだけられたブラウスの下から、色白の素肌に覆われた均整の取れた体と、形良い大きな丸みを帯びたDカップバストを覆う淡いピンクのブラジャーが姿を現した。
輝男はすかさず、静流の胸をブラジャー越しに揉みしだく。
「あっ、あぁ……」
静流は恥ずかしそうに顔を赤らめ、か細く喘ぎながら、輝男の愛撫を甘受する。
輝男の手は、ブラジャーの質感とその下にある柔らかく大きな肉感を同時に味わう。
「どうだ? 静流さん」
「はい……。気持ちいい……です」
愛する男の愛撫に、静流は歓喜の念をか細く言って来る。
すると、自ら背中に手を回し、ブラジャーのホックを外す。
静流のブラジャーは緩み、そのままスルッと落ちていく。
静流が自らさらけ出した裸の胸に、輝男は改めて手を触れる。
モチモチとした触感の大きな柔肉を、輝男は何度も揉みしだく。
円を描くように揉んだかと思うと、パン生地でもこねるかのように揉みしだく。
様々に愛撫して来る輝男に、
「あっ、あぁ……」
静流はビクンと身を震わせ、歓喜に声を震わせる。
恥ずかしそうに赤らむ顔は、徐々に恍惚の度合いを増していく。
輝男の手は、静流の美乳を形が歪むくらいに強く揉む。
しかし、静流の胸は、輝男がどれだけ力を加えて揉んでもすぐに元の形良い形状に戻る。
輝男は何度も愛撫を続けながら、静流をそっと優しく押し倒す。
静流を押し倒すと、そのまま大きなふくらみを備えた胸元に顔をうずめる。
ジックリと揉みしだきながら、先端にある桃色の小さな蕾を口に含む。
舌先で舐め回し、指でこねくり回す。
「うぅっ、んんっ……」
胸先から来る刺激に、静流はたまらずのけ反り、艶やかにうめく。
「あぁっ、あぁ……。て、輝男さん……オッパイが……お好きなんですね……」
美乳を貪り続ける輝男に、静流は悩ましげに身悶えながら、艶を帯びた声で言葉をかける。
輝男は静流の今の言葉に何も言い返さず、ただ黙って愛撫を続ける。
輝男の舌と指は、左右の小さな蕾が固く立っていくのを感じ取っている。
そして、彼の手のひらは柔らかな肉感を味わいつつ、その内側に沸き上がる微熱を認める。
(静流さん、すっかり感じちゃってるな……)
輝男は静流の胸元に顔をうずめながら、内心、そうつぶやく。
静流の左胸を揉み続けていた右手を離すと、そのまま下の方へ持っていく。
輝男の右手のひらが静流の大事なところを覆う個所に触れると、
「待って…」
制止をうながす声が輝男の耳に流れて来た。
輝男はようやく、静流の胸元から顔を離し、再び彼女と向き合う。
輝男の目に、恍惚とした美貌を呆けさせ、頬をほんのりと赤らめながら、乞うようなまなざしを震わせる静流が映る。
「て、輝男さん……わ、私も……」
輝男をまっすぐに見上げながら、声を震わせて懇願する静流。
輝男はまっすぐに静流を見つめながら、彼女の今の言葉を黙って聞き入る。
ベッドの上で、輝男と静流は、共に生まれたままの姿で文字通りに横たわっている。
ただし、輝男の目の前には、細く引き締まった色白の両脚とその間に生えている黒い茂みがある。
一方、静流の目の前には、裸の股から突っ立つ一物が認められる。
互いに体を上下逆転させながら、輝男と静流はベッドの上で向き合っているのだ。
輝男が静流の左脚を持ち上げ、両脚の付け根に顔をうずめる。
と、同時に、静流は輝男の一物を片手でつかみ、その先端にチュッとキスをする。
輝男の舌が静流の秘裂に差し込まれ、肉の花弁を舐め回していく。
一方の静流は、輝男の陰茎をつかんだまま、口を開けてゆっくりとくわえ込んでいく。
ペチャ、ペチャと音を立てて肉の花弁を舐め回す輝男の耳に、
「んんっ、んうぅっ……んむっ、んうぅ……」
静流のかすかなうめき声が聞こえて来る。
輝男がクンニをし始めると同時に、静流もまた、輝男の陰茎をくわえ、しゃぶり始める。
二人はそのままベッドの上で互いを貪り合う。
輝男の舌は肉の花弁を舐め回したかと思うと、内側に入り込み、上下に動かしていく。
「んっ、んうぅっ……」
大事なところを舌で荒らされる異様な感触に、静流は陰茎をくわえたままたまらずうめく。
すると、そのまま口の動きを速める。
「んんっ、んうぅ……んむっ……んふぅ……」
陰茎でふさがれた口元から、艶やかなうめき声が漏れる。
静流は口でしゃぶるだけでなく、片手で根元の部分をつかみ、そこを何度もしごいていく。
ベスト・グループ会長令嬢による懸命なフェラチオに、輝男の陰茎は、彼女の口内で固さ、大きさを増していく。
輝男は、柔らかく生温かい口腔が自分自身をこすっていき、そのせいで自分自身が充血していくのをすぐに認める。
しかし、依然として静流の大事なところに顔をうずめたまま、舌でもって秘裂とその内側を貪り続ける。
静流の大事なところから漏れる貪るような水音と、彼女の口元から漏れる唾液が跳ねるような水音、そして、
「んぐっ、んむっ、んうぅっ、んぐぅ……!」
息詰まるような艶やかなうめき声が、密室でみだらな三重奏を響かせる。
いわゆる“シックス・ナイン”で互いを貪り合う輝男と静流は、自分自身を固く膨張させ、内側から蜜のようなものをこぼれさせる。
輝男の舌は、静流の中から漏れ出る蜜を舐め取る一方、蜜と共に吐き出される芳醇なメスのにおいを嗅いでいく。
鼻をつくようなかぐわしいにおいを嗅ぎながら、あふれ続ける蜜を舐め取ろうとする。
ざらつく舌の感触が強まるのを認めながらも、静流は口の動きを小刻みにさせる。
去年の今頃にはまったく考えられなかった小刻みなフェラチオを、さも当然のように繰り広げる。
愛する男とクリスマスに二人きりというシチュエーションが、静流に本来持つべき羞恥心をかなぐり捨てさせている。
「んぐ、んぐ、んぐぅ……!」
息詰まるようにうめきながら、愛しい男のモノをしゃぶり続ける静流。
彼女の口内からは、固く膨張した剛直がはみ出て久しい。
柔らかく生温かい口腔で剛直の上半分をしごきつつも、はみ出た下半分、根元を、色白でほっそりとした片手で懸命にしごき続ける。
口と片手で熱心にしごき続ける静流に、
(ヤバい……このままじゃ……)
輝男は静流の両脚の付け根に顔をうずめたまま、内心、苦悶の声を上げる。
輝男の股の辺りでは、さっきから沸騰感がグツグツと沸き立っている。
自らが貪る蜜とメスのにおい、そして、口と手による静流からの刺激が、沸騰感をいたずらに昂らせているのだ。
輝男は、沸き立つ一方の沸騰感をまぎらすかのように、舌の動きを加速させる。
ジュルッと貪るような音が、静流の股から響いていく。
しかし、静流の中からあふれる蜜は、輝男の舌では拭いきれないくらいに増している。
すると、静流はようやく輝男の剛直を口から離した。
荒く息を吐きながらも、固く膨張した剛直を片手に握り続けている。
「もう、こんなに大きくなって……」
赤ら顔を呆けさせながら、自らの手で膨張しきった剛直を見てつぶやく。
半ば呆然とつぶやく静流の声を耳にすると、輝男もようやく彼女の両脚の付け根から顔を離す。
静流の大事なところは、蜜で濡れぼそり、メスのにおいを吐き出しながら引くついている。
「て、輝男…さん……」
静流が声を震わせながら輝男に呼びかける。
輝男が静流の方を振り向くと、
「も、もう……我慢できない……来て……下さい……」
静流は瞳を震わせながら、消え入るような声で切なく訴える。
静流の哀訴を聞くと、輝男は黙ってうなずく……
◇ ◇ ◇
ホテル・ラブベストの建物がうっすらと雪化粧に染まる。
その一室で、静流は生まれたままの姿を仰向けにさせている。
乞うようなまなざし――
うっすらと赤らむ呆けたような美貌――
胸元から盛り上がる大きな左右のふくらみ――
細く引き締まり、均整の取れた肢体――
そして、茂みの奥から認められる潤みとしたたり――
これから抱こうとする少女――自身のお見合い相手――の姿を、輝男は頭のてっぺんからつま先まで眺め通す。
無言で左右の脚を開かせ、既に固く膨張しきっている剛直を、濡れぼそった秘裂にあてがう。
「あぁっ……」
固く大きいものが当たる感触に、静流は声を震わせる。
「怖い?」
心配そうに輝男が呼びかけると、すぐに首を横に振る。
「大丈夫です……早く、来て……」
自分を犯そうとする男――自身のお見合い相手――をまっすぐに見上げながら、消え入るような声でハッキリと訴える。
「行くよ……」
そっと声をかけると、輝男はゆっくりと自らを静流の中に押し込めた。
固く大きな異物が中に入り込む感触に、静流は身を震わせ、汗をにじませる。
ベッドのシーツをギュッとつかみながら、
「うぅっ! んくぅっ……!」
歯を食いしばり、息詰まるようなうめき声を漏らす。
何度も体を重ねたとはいえ、固く膨張しきった一物をすぐに受け入れ、飲み込むのは、静流といえども酷な話かもしれない。
しかし、輝男はそのままゆっくりと腰を沈めていく。
静流自らが痛切に求めた以上、本人の具合に関係なく事を進めていくしかない。
「あっ、あぁ……うぅっ……!」
息詰まるような喘ぎを耳にしながら、
(静流さんの中……もう、今の時点でキツイ……
……って言うか、俺自身が固く、大きくなり過ぎたせいか……?)
自らが入り込む静流の中の狭い感触に、内心、苦悶の声を上げる。
やはり、静流の中は、固く膨張した一物を飲み込むにはやはり不十分のようだ。
輝男は静流のヴァギナの狭さに難儀するどころか、逆に思いっきり腰を進ませる。
輝男の腰が静流の股にぶち当たると、
「あっ、あぁっ……!」
静流はベッドのシーツを力一杯につかみながら、体を大きくのけ反らせ、喘いだ。
全身ににじむ汗が飛び散り、Dカップバストがブルンと震える。
すると、静流はそのままグタッと顔を横に向け、荒い吐息を繰り返す。
「ハァ、ハァ……て、輝男さん…の……奥に……当たって…ます……」
剛直の先端が中の最深部に突き当たっているのを認めると、荒い吐息を交えながら、その旨を伝えてくる。
静流の今の言葉を聞くと、輝男はゆっくりと腰を動かし始めた。
「うっ、うぅっ……あぁっ……んっ、あぁっ……!」
スローペースな律動に合わせるかのように、ゆっくりと体を前後に揺らしながら、艶やかに喘ぐ静流。
胸元から盛り上がる美乳の震えが、輝男の目にしっかりと映る。
震え続ける美乳と恍惚の度合いを増す静流の美貌に、輝男は腰の動きを速めていく。
「あっ! うぅっ! んんっ! うっ、くぅっ……あっ、んあぁっ……!」
我が身を支えるようにベッドのシーツを左右の手でつかむと、静流は悩ましげに身悶えながら、艶やかな喘ぎを繰り返す。
色白の素肌は薄桜色に染まり始め、汗がハッキリとにじみ出ている。
身悶える体に合わせて、静流の美巨乳も大きく震えを増していく。
律動を繰り返しながら、絶えず身悶え、胸を震わせる静流を見ると、
(静流さんの中……熱く絡み付いている……!)
輝男は、静流のヴァギナが熱を帯びながら締め付けを増しているのを認め、感嘆する。
狭まる四方の肉壁と絶え間ない前後運動の間で、強烈な摩擦が生じる。
肉壁の表面を覆う熱と愛液の感触に、輝男自身はいたずらに動きを昂らせる。
ペースアップした律動は、すぐに肉と肉の衝突に切り替わる。
水音混じりの衝突音が輝男と静流の間で響くと、
「あっ! あんっ! んっ、んうぅっ! ハァッ! あぁ……うぅ……うあぁっ!」
静流はさっきよりも激しく身悶えながら、けたたましい喘ぎを繰り返す。
そこへ、輝男がそのまま真上から被さると、輝男の背中に両腕を回し、ギュッと抱き締める。
上下に密着した二つの裸体で互いの汗が混じり合う。
大きな胸のふくらみは胸板に押し潰され、その上では上下に向き合う輝男と静流が唇を重ねる。
キスを交わすその下では、輝男の腰が絶えず静流の股を激しく叩く。
水音混じりの衝突音を響かせながら、剛直とヴァギナは強烈な摩擦を繰り返す。
やがて、輝男と静流がキスをやめると、
「もっと……もっと強く……!」
静流が声を震わせながら、更なるみだらを切望する。
輝男は再び、ベッドの上で体を起こしている。
膝立ちの体勢を取る輝男の目の前で、静流が仰向けに横たわっている。
ただし、静流は腰を浮かされ、左右の太ももを輝男に持ち上げられている。
そして、輝男と静流の間には、固く膨張した剛直が依然として秘裂に突き刺さっている。
腰を浮かせ、下半身を抑えた輝男は、そのまま激しく小刻みに腰をぶつけ続ける。
「うぅっ! んんっ! うっ、くぅっ……んん、あぁっ……!」
静流は何度もビクンとのけ反り、艶やかなうめき声と喘ぎを発する。
恍惚さを増した美貌を赤らめ、左右の大きなふくらみを絶えず揺らし続ける。
「うぅっ! イヤッ! い、痛い……!」
ここに来て、静流の口から苦痛の声が上がった。
狭まる一方のヴァギナを突き破らんとする剛直の律動に、静流の中で苦痛の念がわき上がって来たのだ。
しかし、輝男は、静流の苦痛の叫びなど聞こえなかったかのように、激しく小刻みな律動を繰り返す。
引っぱたくかのような肉と肉の衝突音と、
「あぁ……! うぅ……! 痛い……! う、動かないで……!」
苦痛を訴える涙交じりの声が、相反する二重奏を奏でる。
静流自身は限界までヴァギナを締め付け、輝男自身をとらえようとしている。
しかし、輝男自身は、ヴァギナによる拘束を受け入れるどころか、蜜壺の表面を覆う熱とぬめりにその動きを更に加速させ、蜜壺自体を壊さんばかりの動きを見せる。
どれだけ苦痛を訴えようと、下半身を抑え付けられた静流は、愛する男の荒々しい動きを受け止める以外に何もできない。
「し、静流さん……! 静流さんの中……かなり……締まってきてる……!」
輝男は荒く息を弾ませ、熱を帯びたかのような薄赤色の体に汗をにじませながら、静流に言葉をかける。
「ヤダ……イヤ……また奥に……当たってる……!」
静流は声を震わせながら、輝男の剛直が自分の中、最深部に突き当たったのを認め、苦悶の声を上げる。
自分の中でわき上がる苦痛をまぎらすかのように、イヤイヤと身悶え、図らずも美乳をブルブルと揺らす。
悩ましく身悶え、美乳を揺らし続ける恍惚しきった姿を認めると、輝男は更に奮い立ったかのように腰をぶつけてくる。
すると、静流は痙攣でも起こしたかのように、ビクンと体を大きくのけ反らせた。
「んっ、んうぅっ……!」
艶やかなうめき声を上げると、
「ダ、ダメ……です……! か、体が……もう……!」
声を震わせ、途切れ途切れに限界を訴えて来る。
静流の今の哀訴を聞くと、輝男の股の辺りでマグマのような沸騰感が頭をもたげてきた。
静流の体を好きなだけ蹂躙していた輝男だったが、自らもまた、限界に差し掛かってきたのを痛感せざるを得ない。
“シックス・ナイン”をしていた時点で、ある程度、沸き立っていた沸騰感がギリギリまで抑えられた結果、今、暴発寸前の状態にある。
輝男は静流の腰を下ろしたかと思うと、すぐに彼女の左太ももを上げさせる。
大きく開かれた股に、何度も激しく腰を打ち据える。
ラストスパートをかけるかのような激しい律動に、静流は身を震わせ、ベッドのシーツをギュッとつかむ。
「うぅっ、イヤッ……輝男さん……は、激しい……!」
目元にうっすらと涙をにじませ、苦痛とも歓喜とも取れる声を震わせると、
「もっと……もっと強く突いて……」
涙交じりの声で更なるみだらを切望する。
聖誕日の夜、愛する男と二人きりのひと時を過ごす愛欲が、この身をさいなむ苦痛を凌駕しているようだ。
ベッドのシーツをつかむ握力を限界まで増し、涙と汗を同時に流しながら、愛しい男の荒々しい責めを甘受する。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……!」
文字通りに横たわる静流の口から発せられる上ずった喘ぎが、肉と肉の衝突音に混じって輝男の耳に流れ込む。
輝男は静流の喘ぎを耳にしながら、彼女の中が限界までギュッと締め付けているのを痛感する。
限界にさいなむ静流を犯しながらも、自らもまた、限界が差しかかったかのように大きく身を震わせる。
(こ、これ以上は……もう、無理だ……!)
思いっきり締め付ける肉壁の動きと、自分の中で暴発しかけている沸騰感を併せて痛感し、内心、苦悶の念を叫ぶ。
すると、
「うぅっ……て……輝男…さん……ダメ……わ、私……もう…ダメ――――――」
静流は声を震わせながら、自らの限界が差しかかったことを輝男に告げる。
そして、
「あぁっ、イッ、イヤァ――――――!」
そのまま、体を大きくのけ反らし、絶頂の叫びを上げる。
絶頂の叫びと共に、静流の中が輝男自身をギュッと締め付けようとすると、輝男自身はすぐに静流の中から勢い良く抜け出た。
外界へと抜け出た途端、剛直の先端から白濁の奔流が一気に噴き出て来た。
熱い淫欲のほとばしりは、静流のお腹、胸元、首筋、頬…美少女の綺麗な裸体のあちこちに、濃厚な痕跡を刻み込ませる。
「あぁ……うぅ……あぁ……」
絶頂の余韻に身も声も震わせる静流は、自分の体のあちこちに白濁がこびり付かされたことに気付かない……
◇ ◇ ◇
雪が収まった夜空が、表通りに面したバス停を見下ろす。
ホテル・ラブベストから五百メートルほど離れたところにあるバス停で、輝男と静流が向き合っている。
既に着替え直した二人からは、さっきまでラブホテルで激しいセックスに興じていたことなど、微塵もうかがうことはできない。
どこにでもいる高校生くらいの男女といった雰囲気を醸し出している。
「今年のクリスマス……君にとって、いい思い出になれたかな?」
「えぇ、輝男さんのおかげで、人生最高のクリスマスになりましたわ」
柔らかな笑みを浮かべて言うと、
「来年は、今年以上に素敵なクリスマスを送れるといいですね……」
静流は、ほんのりと頬を赤らめながら、輝男の向かって言葉を続ける。
「あいにくだけど、俺たちは来年、大学受験を控えてる身だし……」
「わかってますわ」
半ば気まずそうに言葉を返す輝男に、静流はクスッと笑みをこぼす。
そこへバスが到着した。
停車するバスの横で、輝男と静流は再び唇を重ねる。
一瞬のキスの後、静流は輝男を見つめると、
「輝男さん、今日はありがとうございました」
笑みを浮かべながら感謝の言葉をかけた。
そして、そのままバスに乗り込んでいく。
静流を乗せたバスが発つと、輝男はその後ろ姿をいつまで見つめ続けていた。
輝男、そして、静流の中には、愛欲に満ちた聖夜のひと時が、いつまでも心に焼き付かれているのであった……