みぞれ交じりの雨が、駅近くのタワーマンションを濡らす。
マンション一階にあるカフェ・ホーリーの店内では、輝男がカウンターに立っている。
「じゃあ、輝男さん、私、休憩に入るから、後は頼みますね」
「はい、どうぞごゆっくり」
輝男と言葉を交わすと、真理はカウンターの奥へと消えて行く。
一人、カウンターに立つ輝男の真向かいには、二人の客が腰を下ろしている。
しばらくして、その内の一人が席を立ち、会計を済ます。
件の客が店を出ると、輝男は、ただ一人、残ったもう一人の客と真正面に向き合う。
カウンター席に腰下ろしているのは、グレーのコートをまとった理華である。
理華は注文したアメリカンコーヒーを飲み干すと、深くため息を付いた。
遠目にもわかるくらいに憂慮に満ちた顔を見せてうつむく。
「どうしたんですか? 先生」
輝男が心配そうにたずねると、理華はすぐに顔を上げた。
憂いに満ちた顔で輝男をまっすぐに見ると、
「天江君、ちょっと聞いてよ……」
沈痛な調子で言葉をかけてくる。
「明日から新学期が始まるので、その準備で午前中、学校に行ったんだけど……
準備を終えて、帰ろうとしたら石上先生が……」
「石上先生がどうしたんですか……?」
半ば、心配そうな顔を見せながら輝男がまたもたずねる。
輝男の今の問いかけに、理華はほんの数時間前の出来事を脳裏によみがえらせる。
……
明朝学園高校の職員室に、二人の教諭がいる。
他に誰もいない静まり返った室内で、理華は恰幅のよい大柄の体格に厳つい風貌をした三十前後の男性教諭と向き合っている。
理華と向き合う石上鉄也は、緊張したかのように表情を強張らせている。
「雨宮先生、つかぬことお伺いいたしますが……
雨宮先生には、今、お付き合いなさっている方はいらっしゃいませんか……?」
その表情に勝るとも劣らないくらいに緊張しきった声で、理華にたずねる。
「え? べ、別にいませんけど……」
理華が半ば、首を傾げるかのように返答すると、
「もしかして、既に縁談があって、結婚前提でお付き合いしている方がいらっしゃるとか……」
石上は理華をまっすぐに凝視しながら、念を押すかのように同じ問いを繰り返す。
「だから、そんな人はいませんって言ってるじゃないですか。
一体、どうしたんですか?」
今の石上の問いに呆れながら返答すると、怪訝な顔つきで問い返す。
すると、石上は緊張しつつも、真剣みを帯びた形相を理華に見せる。
心なしか、左右の頬はほんのりと赤みを帯びているように見える。
「率直に申し上げますが……自分と結婚していただけないでしょうか……!」
搾るような声で話を切り出しつつも、緊張の余り、声を張り上げて言う。
今の石上の申し出に、理華は唖然としたまま、言葉を失う。
予想だにしなかった今の言葉に驚き、言葉を返すのをついつい忘れてしまう。
唖然としたまま何も言い返せない理華を、石上は緊張と真剣さの混ざった形相でまっすぐに見つめる。
そのまま一分ほど、静寂と沈黙が続いた後、理華は口元を震わせる。
「……ど……どうして、私と……?」
戸惑いを隠せない形相を赤らめながら、理華が途切れ途切れにたずねる。
理華の今の問いを聞くと、石上は理華をまっすぐに見つめ続ける。
「実は、あなたがこの学校に着任してから、心ひそかに、あなたに惹かれていたんです。
時に厳しく、時に優しく……そして、その内面、人となりを表わすかのように美しく……
同じ教師として敬意を表するだけでなく、一人の人間として、愛しい気持ちを抱かずにはいられないのです。
もし、一生を共にする伴侶を得るとするなら、あなたを措いて他にはいない。
自分はそう強く確信しております」
相手に対する率直な気持ちを言い連ねる石上。
彼の表情は、自ずと真剣みを増し、わずかでも揺らぎが認められるものではない。
真剣、かつ厳しい石上の表情と彼の言葉に、理華はなおも戸惑いを見せる。
理華が何も返事をしないのを見ると、石上は理華をまっすぐに見つめながら、
「雨宮先生、ご自分ではどう思っていらっしゃいますか?」
真剣みを帯びた声で、理華にそうたずねる。
石上からの今の問いかけに、理華は戸惑ったまま立ち尽くす……
……
職員室での一幕を思い出した理華は、困惑しきった表情でため息を付く。
「……まったく、あの人は、一体、何を考えるのかしら……?」
そうぼやく理華に、輝男は神妙な面持ちを見せる。
「それで、先生はどう返事したんですか?」
「すぐには返答できないから、しばらく考えさせて下さい……って言ってやったわ」
輝男にそう言い返すと、またも深く嘆息する理華。
理華の今の言葉を聞くと、輝男は神妙な面持ちを崩さずに、理華をまっすぐに見つめる。
(“イシテツ”のヤツ、理華さんに気があるのは薄々、感付いていたけど……
まさか、結婚を申し込むなんて……!)
内心、驚きを隠せない輝男の脳裏に、修学旅行で訪れた京都・祇園、清水寺での理華と石上のやり合いが克明に浮かぶ。
過去の記憶の糸をたぐり寄せている輝男の傍で、理華はなおも話を続ける。
「まさか、この私に結婚を申し込むなんて……
本当なら、あの時、すぐにでも断りの返事を言えばよかったんだけど……
そんなことを言える雰囲気じゃなかったし……
……かと言って、あの石上先生が、冗談であんなことを…」
「石上先生がそんなことを冗談で言うはずがないじゃないですか」
戸惑いの念を言い連ねる理華に、輝男はすぐに言葉を返す。
理華はハッと顔を上げると、神妙な面持ちを見せる輝男とまっすぐに向き合う。
「僕も理華さんも、石上先生がどんな人かわかってるでしょ?
真面目で厳しく、時に怖くなることもあるけど、決して冗談を言ったり、悪ふざけをするような人じゃないと……」
「天江君、あなた、そんなことを言うけど……
大好きな女の子が他の男に取られようとしているのよ。
なのに、自分から大好きな女の子を奪う男をフォローするようなことを言って……」
「そりゃあ、僕だって、好きな女の子が他の男に奪われるのは気持ちのいいものじゃありませんよ。
でも、理華さんと石上先生に限って言えば、石上先生の気持ちは理解してあげた方がいいんじゃないかと……」
「どうして?」
「理華さん……まさか、将来は僕と結ばれると本気で思ってるんですか?」
神妙な面持ちを崩さずに言って来る輝男に、理華は思わず言葉を失う。
驚きを隠せない理華を、輝男は顔色一つ変えず、まっすぐ凝視する。
わずかな沈黙の後、戸惑いを隠せない面持ちで理華が口元を動かす。
「……だって、天江君も私も、この先、人生は長いんだから、どう転ぶかわからないじゃない。
あなたが高校を出て、何年か経った後、何かしらのきっかけで私と……」
「……確かに、そんなこともあり得るかもしれません……
……でも、俺は正直言って、将来、理華さんと結ばれて、あなたを幸せにしてあげられる自信も力も無い。
あなたとは今もこうして仲良くさせているけど……
将来のことを考えたら、果たして、俺は理華さんを幸せにしてあげることができるか否か……」
「今は自信が持てないかもしれないけど……
高校、大学を出て立派な社会人になれば、私を幸せにさせるぐらい、天江君には造作も無いはずじゃ……」
「確かにそうかもしれませんけど……
でも、もしかしたら、僕よりも石上先生の方があなたにとってふさわしい相手なのかもしれない……」
自ずと真剣みを帯びた表情を見せながら、輝男は理華にそう言い聞かせる。
理華と石上、職員室での件のやり取りを思い浮かべ、修学旅行でのひと時を思い返しながら、わずかでも揺るがない言葉をかける輝男。
理華と何度も繰り広げた愛欲のひと時は、輝男の脳裏から離れずにいる。
しかし、輝男は、自らの恩師を己の愛欲でがんじがらめにしようという意思をまったく見せようとしない。
理華との愛欲は心に留めておきながらも、彼女の今後――更に言えば、一生の伴侶となり得る男との絆を思うと、いつでも自ら身を引こうという気持ちを隠そうとしない。
輝男にとっては、己の愛欲――あるいはエゴ――より、愛欲の対象たる女性の本当の幸せの方がはるかに大事だからだ。
気づまりな沈黙が店内を覆う。
休憩中のマスターはまったく顔を見せず、他に客が入る気配も無い。
輝男と理華、二人きりの店内。
カウンター越しで輝男は理華をまっすぐに見つめ、理華は憂いを帯びた面持ちでうつむく。
やがて、重く閉ざされた理華の唇が開く。
「……輝男君……」
力の無い口調で理華が呼びかける。
「今日、このバイトが終わったら、私とちょっと付き合ってくれる……」
理華は重くうつむいたまま、輝男にそう申し出る。
「このままだと、モヤモヤした気持ちがますますひどくなるから……」
そう言うと、顔を上げ、輝男をまっすぐに見つめる。
厳しい表情を見せつつも、すがり付くかのようなまなざしで輝男をとらえる。
理華の今の言葉とまなざしに、輝男は黙ってうなずく……
◇ ◇ ◇
暗くなった空から、依然として、みぞれ交じりの雨が降り続く。
タワーマンション七階の一室に、輝男の姿がある。
輝男は、生まれたままの姿でベッドの上にいる。
輝男の真向かいには、やはり生まれたままの姿をした理華がいる。
目の前にいる理華の裸体を見て、輝男は顔を赤くしながら唾を飲み込む。
シミ一つ無い色白の素肌――
細く引き締まり、均整の取れた体つき――
そして、胸元から盛り上がる大きな左右のふくらみ――
何度も抱いた体だとはいえ、改めて見ると、いやらしさよりも美しさの方が表立っているように見える。
緊張しているかのような輝男の表情を見ると、理華はクスッと笑みをこぼす。
「久々なものだから、固まっちゃってるのね」
「いえ、別にそういうわけじゃ…」
言い返そうとした輝男の唇を、理華の柔らかいキスがふさいだ。
「あなたのことだから、どうせすぐに感覚を取り戻すわ」
「理華さん……」
「さ、私を好きなようにして……」
理華がそっとささやくように呼びかけると、輝男は彼女と再びキスをした。
唇を二、三回、重ねると、半開きになった口元に、舌先を差し込ませる。
理華の口内で、二つの舌先がねっとりと絡み合う。
「うぅ……ん、ふ……」
絡み合う舌先の隙間から、ウットリとしたうめき声がかすかに漏れる。
輝男は理華とディープキスをしながら、彼女の美巨乳を優しく揉み出す。
輝男の手のひらは、左右のふくらみの大きく柔らかな感触をジックリと味わう。
「んっ、んうぅっ……」
輝男と舌を絡ませ合う理華は、彼の愛撫に応じてうめく。
輝男は、そのまま舌を絡ませ合いながら、担任教諭のDカップバストを何度も繰り返し揉みしだく。
輝男の指が大きな柔肉に食い込み、
「うぅ……んんっ……んうぅ……」
理華に、甘ったるい吐息を交えたうめき声を上げるようにうながす。
唾液が跳ねるような音と理華の艶やかなうめきが、輝男の耳に絶えず流れ込む。
やがて、輝男と理華はディープキスをやめた。
二人の間をつなぐ唾液の糸が千切れると、輝男は理華をそっと押し倒す。
ベッドの上に押し倒されると、理華は輝男に胸を揉まれ、胸先を舐められる。
執拗なまでの愛撫とざらつく舌の感触が、理華に二重の刺激をもたらし、身悶えさせる。
「あぁ……あっ……うぅ……ん、あ……」
艶めかしく悶えながら、艶やかな喘ぎを上げる。
輝男は理華の喘ぎを聞き入りながら、彼女の胸を貪り続ける。
(理華さんのオッパイ……柔らかくて、大きくて……温かい……)
なだらかで大きな丸みを帯びた形のよいふくらみを堪能しながら、内心、感嘆の念を吐く。
輝男の内心の独白通り、理華の美巨乳は、和菓子のように柔らかでふっくらとした肉感をしており、形が歪むかのように強く揉んでも、すぐに元の形状へと戻っていく。
そして、絶え間無い愛撫に応じるかのように、内側からジンワリと熱を帯びる。
理華のふくらみが熱を帯びるのを感じ取りながら、左右の頂に吸い付き、指でこねくり回す。
「あぁ……ハァ……うぅ……あぁ……」
切ない吐息を交えながら、消え入るような声で喘ぎを繰り返す理華。
何度も愛撫を続ける輝男に目を向けると、
「輝男君……ホントにオッパイが好きなのね……」
赤ん坊のように胸先に吸い付く輝男に、愛しそうに声をかける。
輝男は左右、交互に理華の胸先に吸い付き、舌で舐め回し、指でこねくり回す。
輝男の舌と指は、理華の胸の先端の蕾がピンと固く立っているのを感じ取る。
輝男はベッドの上で、文字通り、体を横たわらせている。
彼の目の前には、黒い茂みを伴ったなだらかな恥丘と左右の細い脚が横向きになっているのが見える。
輝男が目の前の片脚を上げさせ、開かれた付け根に顔をうずめると、向かい側にいる理華は、目の前にある裸の股から突っ立つ肉の棒を片手で優しく握った。
肉の棒の先端にチュッとキスをすると、そのままゆっくりとくわえ込む。
と、同時に、輝男は、理華の両脚の付け根にある肉の花弁に舌を這わせる。
ざらつく舌の感触が股の方から襲ってくる中、陰茎をくわえたまま口を前後に動かす理華。
「んんっ……んうぅっ……んむぅ……」
陰茎でふさがれた口元から、艶やかなうめき声が漏れる。
輝男は理華のうめき声を聞き入りながら、彼女の大事なところを舐め続ける。
執拗に動き回る輝男に舌に応じたのか、理華の秘裂は湿りを帯び、内側からメスのにおいを漂わせる。
輝男はメスのにおいを嗅ぐと、肉の花弁を満遍無く舐め回し、内側に舌を差し込ませる。
貪欲さを増す教え子の舌の動きに、
「んうぅっ……んぐっ……んん……んむっ……!」
理華はフェラチオのペースアップとうめき声のトーンアップで応じる。
大きく前後に動く理華の口内で、輝男の陰茎は絶えずしごかれていく。
生温かく柔らかい口腔による摩擦は、陰茎を通して、輝男にみだらな刺激をもたらす。
一方の輝男は、イヤらしい水音を鳴らしながら、担任の大事なところを貪り続ける。
可愛い教え子による執拗なクンニに、女性教諭の中から濃厚な蜜がトロトロとこぼれて来る。
芳醇なメスのにおいを伴ったイヤらしい蜜は、輝男の舌に舐められながらも、その量を増していく。
理華は自らが蜜を垂らしているのを忘れて、小刻みに口を動かしながら教え子の肉柱を貪り続ける。
唾液が跳ねるような音がトーンアップし、
「んっ、んぐっ、んぐ、んぐ……んうぅ……!」
陰茎でふさがれた口元から、息詰まるようなうめき声が漏れる。
既に理華の口内では、輝男自身が固さ大きさを増していく。
理華が膨張一途の剛直に息詰まるような感触を覚える一方で、輝男は流れ続ける蜜を貪りながら、わき立つ昂りを心ひそかに痛感している。
(理華さん……このまま続けたら……出る……!)
理華の大事なところに顔をうずめたまま、輝男は苦悶の念を独白する。
久方ぶりの教え子の肉の棒を貪らずにいられない理華を前に、暴発へと至る沸騰感を何とか抑えようとする。
しかし、理華は、輝男の内心の苦悶など知る由もなく、小刻みに口を動かし、固く膨張する剛直をしゃぶり続ける。
だが、間も無くして輝男自身を口から離す。
「プハァッ……!」
もう、我慢できないと言わんばかりに、荒く息を吐く。
理華の目の前には、ビンと固く突っ立つ剛直が唾液と別の液で表面をまぶされている。
さっきまで自らが貪った剛直を一瞥すると、後ろの方を振り向く。
頬を赤らめ、乞うようなまなざしを震わせると、
「輝男君……いいわよ……来て……」
そっとささやくような声で輝男を求める。
理華はベッドの上で仰向けに寝そべっている。
左右の細い脚は大きく開かれ、蜜で濡れぼそった秘裂をさらけ出されてしまう。
真正面で膝立ちの体勢を取る輝男は、理華の両脚を抑えながら、自分自身を理華の秘裂にあてがう。
「あっ……」
固く大きな異物が当たる感触に、理華はかすかに声を上げる。
すると、輝男をまっすぐに見上げながら、
「いいわよ……そのまま思いっきり突いて……」
何の迷いもない声で行為をうながす。
理華の今の言葉を聞くと、輝男は理華に向かって一気に腰をぶつける。
輝男の猛進に、理華はベッドのシーツをギュッとつかむと、
「あっ……あぁっ!!」
体を大きくのけ反らせながら、けたたましい喘ぎ声を上げた。
今の理華の叫びを合図に、輝男は大きく前後運動を仕掛ける。
「あっ、あぁっ! あっ、うぅっ、んんっ、んくぅっ……!」
艶やかな喘ぎ声を上げながら、激しく身悶える理華。
真正面から律動を仕掛ける輝男に応じるかのように、絶えず身悶え、揺らしていく。
彼女の胸元では、Dカップはあろう大きな胸のふくらみがブルブルと震え続けている。
「いい……いいわ……すごい……激しい……!」
ベッドのシーツをつかむ左右の手で我が身を支えながら、歓喜の声を艶やかに上げる。
今の理華の声にうながされるかのように、輝男は腰の振りをペースアップさせる。
「あぁっ! うぅっ! んんっ! ん、あっ! あぅっ! ハァッ……!」
妖艶さを増す理華の喘ぎと水音混じりの肉と肉の衝突音が、輝男の耳に流れ続ける。
(り、理華さん……キツイ……!)
輝男は何度も腰をぶつけながら、理華のヴァギナが強く狭まっているのを剛直を通して感じ取る。
律動を繰り返す輝男は、絶えず揺れ続ける理華の美巨乳を認める。
すると、腰をぶつけ続けながら、理華の左右のふくらみを両手でつかむ。
剛直でもって四方の肉壁を突き破る一方で、大きくて柔らかく、ほんのりと熱を帯びている美巨乳をジックリと揉みしだく。
円を描くように揉んだかと思うと、パン生地でもこねるかのような動きで揉んでいく。
ヴァギナと美巨乳からもたらされる二重の刺激に、
「あぁ……いい……いいわ……もっと……もっとぉ……」
理華は恍惚の度合いを増しながら、熱に浮かされたかのような声で更なるみだらを求める。
さっきまで膝立ちの体勢で腰を振り続けた輝男は、今、ベッドの上で仰向けになっている。
彼が見上げる先には、
「あっ、あぁんっ! あっ、うぅっ、ハァッ、んんっ……!」
艶やかな喘ぎ声を上げながら、自ら腰を上下に振り続ける理華の姿があった。
理華は輝男の上にまたがり、ゆっくりと上下運動を続ける。
理華の秘裂には、輝男の股から突っ立つ剛直が突き刺さっているが、理華は自ら進んでこれを飲み込んでいる。
固く膨張した輝男自身を受け入れながら、腰を上下に振ったかと思えば、前後にくねらせる。
「どう? 輝男君、気持ちいい?」
腰を動かし続けながら理華がたずねると、
「とても気持ちいいですよ」
輝男は彼女をまっすぐ見上げながら即答する。
「良かった……。もっと気持ちよくなって」
恍惚とした笑みを浮かべて言うと、理華は腰の動きをペースアップさせる。
「あぁ……んんっ……んうぅっ……」
理華の口から妖艶な喘ぎが漏れる。
理華が上下運動を速め、腰のくねりを強めると、輝男は思わず苦悶の表情を見せる。
(理華さんの中……もっとキツく……熱くなってる……)
騎乗位で自分自身を貪る理華の動きを甘受しながら、内心、感嘆の声を上げる。
輝男自身を飲み込む理華のヴァギナは、熱とぬめりに表面を覆われながら、収縮を強めていく。
ギュッと肉圧が増しているが、真上から体を抑えられている以上、そこから逃れられることなどできない。
理華の動きは、やがて激しく小刻みになっていく。
「あっ! あぁんっ! あっ! あぅっ! うぅっ! ハァッ! あぁっ!」
上ずったような喘ぎが理華の口から漏れ出て、引っぱたくかのような肉と肉の衝突音と共に、みだらな二重奏を響かせる。
理華は繰り返し真上から腰を強くぶつけ、胸元の美巨乳を絶えず揺らし続ける。
輝男が見上げる先には、全身を紅潮させ、恍惚の極みに達したかのような形相を浮かべる理華の姿がある。
我を忘れたかのように腰を振り続け、Dカップバストを上下に波打たせている。
みだらに耽り切る理華を見上げると、真下から彼女の腰をガシッと抑え付ける。
そして、勢いよく真下から腰を突き上げる。
「あぅっ!」
突然の突き上げを受けて、ビクンとのけ反りながら艶やかにうめく理華。
輝男はそれを合図に、小刻みに腰の突き上げを繰り返す。
「あぁっ! うぅっ! イヤッ!」
真下からの荒々しい動きに、理華は何度も押され、揺さぶられながらけたたましく喘ぐ。
輝男が理華の腰から手を放すと、理華は腰の上下運動を再開した。
輝男による真下からの突き上げと、理華による真上からの上下運動が、真正面からぶつかる。
水音混じりの肉と肉の衝突音が響く内側で、狭まる一方のヴァギナと固く膨張した剛直の摩擦が強まる。
「んうぅっ! あぁっ! うっ、ん、あぁんっ!」
妖艶な咆哮を上げながら、教え子と体をぶつけ合い大きなふくらみを揺らし続ける理華。
彼女の今の動きは、内側で激しくなる摩擦をまぎらすかのようである。
「す、すごい……! 輝男君の……すごく……深い……!」
腰を振り続け、真下からの突き上げを甘受しながら、自らを犯す剛直が何度も奥深くへと突っ込んで行くのを感じ取る。
理華の今の言葉と表情からは、苦痛の色はわずかでも認められない。
恍惚に赤らむ美貌が証明するかのように、今の彼女はみだらな歓喜に理性を失いかけているようだ。
しかし、間も無くして、理華はブルッと身を震わせる。
「あぁっ……ダメ……イ、イくっ……!」
声を震わせながら、自らの限界が近付いたことを告げる。
輝男の上にまたがっていたはずの理華は、今、ベッドの上でうつ伏せになっている。
高々と突き上げた美尻の背後で、輝男は激しく小刻みに腰をぶつける。
「うぅっ、うっ……あぁっ……!」
歓喜と苦痛がない交ぜになった叫びを上げながら、背後から荒々しく犯す輝男を甘受する。
輝男は汗をにじませ、荒く息を弾ませながら、両手につかんだ美尻に剛直を抜き差しさせる。
収縮を強める四方の肉壁をぶち破るようにして、貪欲な律動を繰り返す。
理華はベッドのシーツをギュッとつかみ、歯を食いしばる。
色白の素肌は薄赤色に染まっており、絶えず汗を噴き出している。
腰と美尻がぶつかり合う乾いた音に、
「あぁっ! あぅっ! うっ! うあぁっ!」
上ずったような艶やかな喘ぎ声が重なる。
みだらな二重奏を聞き入る輝男の中では、マグマのような沸騰感がグツグツとわき立っている。
理華の喘ぎ、熱、潤み、そして肉圧が、輝男自身をいたずらに昂らせ、暴発へと追い込む。
背後から執拗に犯し続けている輝男だが、熱に浮かされたような形相を苦しそうに歪ませている。
何かを必死にこらえているかのようなその形相からは、輝男自身、余り余裕が無い状態にあるのが容易に見て取れる。
「り、理華さん……お、俺…も……」
輝男が声を震わせながら呼びかけると、
「き、来て……輝男君……。あたしの中に……全部……」
理華はその身をうつ伏せにしたまま、震える声で言葉を返す。
「理華さん……でも……」
「今日は……大丈夫だから……
それに……久しぶりに輝男君とセックスした証し……
あたしの中でいっぱい満たして欲しいの……」
理華はそう言葉をかけ、輝男が抱く懸念をはね付ける。
恐らく、修学旅行・三日目の夜以来になるかもしれない、愛しい教え子との激しいセックスを、全身全霊で受け止めようという意思を隠そうとしない。
しかし、その一方で、今日、石上からプロポーズの言葉をかけられたことを、頭と心の中に留め続けている。
輝男はラストスパートをかける動きのさ中において、理華に結婚を求める石上の姿を脳裏に思い浮かばせる。
しかし、すぐに、迷いを振り払うかのように、激しく小刻みに腰をぶつけ続ける。
肉と肉がぶつかり合う乾いた音が響く中、
「ダ、ダメだ……! り、理華さん……理華さん……!」
輝男は近付く限界にさいなまれながら、背後から犯している担任に向かって叫ぶ。
「き、来て……早く……来て……!」
理華は艶を帯びた声を震わせながら、輝男の今の叫びに即応する。
と、次の瞬間、輝男が背後から腰を強く打ち据えると、
「あぁっ……あっ、あぁ――――――ん!!」
体を大きくのけ反らぜながら、限界の叫びを上げた。
輝男は背後から腰を美尻にぶつけたまま、理華の中を濃厚な白濁で満たしていく。
汗を噴き出し、歯を食いしばりながら身を震わせる輝男の真下で、
(あぁ……輝男君のほとばしりが……あ、熱い……)
一滴残さず流し込まれた白濁の感触に、理華は内心、恍惚の念を叫ぶ……
◇ ◇ ◇
私服に着替え直した輝男は、裸体を毛布に包ませる理華と向き合う。
激しいセックスを済ませた後であることを隠そうとしない理華に、輝男は半ば気まずそうな顔を見せる。
「雨宮先生……石上先生の件はどうするんですか?」
輝男が心配そうにたずねると、
「天江君が心配することは何もないわ。私の方でちゃんと上手くやるから」
理華は笑みを浮かべながら、わずかでも揺るがない面持ちでそう返答する。
「そんなことより……」
理華はそう言うと、輝男の頬にチュッとキスをする。
「明日からの新学期、一生懸命、頑張りなさい」
愛欲に耽るメスから真面目な教諭へと戻った理華が、笑みを絶やさずに言葉をかける。
「はい」
輝男は笑みを見せながら、理華の今の言葉に応諾の返事をする。
冬休み最後の日、一人の男子生徒と担任教諭はこうしてつかの間のひと時を終えていく。