雲一つない快晴の空に、朝陽が高々と昇っている。
快晴の空がタワーマンションを見下ろす中、マンション内のリビングでは、輝男が、義母、義妹と一緒にいつも通りの朝食を取っている。
しかし、普通に食事を進める他の二人に対して、輝男は何故か箸の動きが鈍い。
「どうしたの? お義兄ちゃん、全然、ご飯が進んでないけど」
横にいた瑠奈が、心配そうに顔を覗き込む。
瑠奈の目には、熱っぽく重い表情をした義兄の顔と、半分どころか三分の二も減っていない朝食のメニューが映っている。
「そ、そうか?」
輝男は瑠奈にそう言葉を返すも、箸でつかむおかずは極めて少量だ。
それを口に入れるのさえ億劫と言った様子を隠そうとしない。
真向かいに座る真純は、手に持っていた箸をご飯茶碗の上に置くと、輝男のすぐ目の前にまで近付いた。
右手と左手を、それぞれ輝男と自分の額に当てる。
「やだ……すごい熱……」
右手の手のひらから伝わる熱を認め、憂いを帯びた表情を見せる。
「お義兄ちゃん、風邪でもひいたの?」
「いや、別にそんなつもりは……」
心配そうにたずねる瑠奈に、輝男が懸念を払うかのような言葉を返すと、
「何を言ってるの? まだ計ってないけど、かなり熱があるみたいよ」
真純は憂いに満ちた言葉を輝男に返す。
「この状態では、ご飯、食べられそうにないから……
朝ご飯をやめて体温を計ってなさい。
それから、この様子だと学校にも行けそうにないから、先生には義母さんの方から連絡するから」
不安に満ちた面持ちで言い聞かせる義母に、輝男は成すすべがないといった様子で黙ってうなずく。
リビングのテーブルには、朝食がすっかり片付いている。
輝男は一人、椅子に腰を下ろしたまま呆然としている。
やがて、開襟された制服のワイシャツに手を入れ、内側から体温計を取り出す。
そこへ、真純が歩み寄って来る。
輝男から体温計を手渡されると、表示されている数値を凝視する。
「37度9分……やっぱり、かなり熱があるわね」
憂いに満ちた表情を曇らせて深くため息を付く。
そこへ、登校の支度を済ませた制服姿の瑠奈が駆け寄る。
「お義兄ちゃん、やっぱり風邪?」
「あぁ、どうもそうらしい」
心配そうにたずねる義妹に、輝男は苦笑混じりに言い返す。
すると、真純は更に表情を曇らせてため息を付く。
「風邪ならまだしも……インフルエンザとかだったら、かなり厄介だわ」
「え――そんなぁ」
「もう少ししたら、病院に行って、先生に診てもらうから。
……それより、瑠奈、早く、学校に行きなさい」
「あ、うん……行って来ます」
義母と二、三、言葉を交わすと、瑠奈はうながされるがままにリビングを出た。
登校する瑠奈の表情からは、憂慮の念が見え隠れする。
余りにも具合の悪い義兄の姿を見て、不安を募らせているのだ。
◇ ◇ ◇
中心街の外れにある大きな病院から一台の軽自動車が出る。
車内の運転席では、真純がハンドルを握っている。
その横では、輝男がグッタリしたかのように腰を下ろしている。
制服の上に厚手のジャンパーを着込んでいるが、その顔は依然として熱っぽいままだ。
「インフルエンザにでもかかったのかと思ったけど、ただの風邪で一安心したわ」
真純は車を走らせたまま安堵の表情を見せると、
「でも、輝男さん、今日一日は部屋でジッと大人しくしてなきゃいけないわね」
横で腰を下ろしている輝男にそう言葉をかける。
「うん、わかってるよ。
それより、わざわざ義母さんにこんな手間をかけさせて……
病院に行くくらい、自分一人でも大丈夫なのに……」
輝男が申し訳なさそうに言って来ると、
「何、言ってるの? それくらいのこと、義母さんにとっては何ともないわ」
真純は安堵の笑みを絶やさず、輝男に言葉を返す。
インフルエンザか、もしくは、それよりも厄介な病にでもかかったのかと思ったが、ただの風邪だという診断結果を受けて、ひとまずにせよ、ホッと安心しているのだ。
輝男と真純の乗る車は、そのまま滞ることなく自宅への帰途に着く。
◇ ◇ ◇
薄暗くなった空が、輝男たちの住むタワーマンションを見下ろす。
マンション内の自室で、輝男は一人、ベッドの上で寝込んでいる。
依然として熱っぽさは失せていないが、朝食時よりは、幾分、表情が落ち着いている。
既にパジャマに着替え直している輝男は、しっかりと布団を被って眠り続けている。
すると、ドアの向こうからノックをする音が聞こえて来た。
ノックの音を耳にすると、輝男はまぶたをゆっくりと開いた。
「は、はぁい」
輝男が弱々しく応答すると、ドアが外側から開いた。
「お邪魔します」
ドアが開くなり、制服姿の少女たちが、挨拶しながら部屋の中に入って来た。
彼女たちの姿を見るなり、輝男は驚きながら腰を上げた。
「君たち、どうして……?」
驚く輝男の目の前には、桜月を挟むようにして葵と七海が立っていた。
「どうしてって……お見舞いをしに来たに決まってるじゃない」
桜月が用件を言うと、
「同じ生徒会の一員として、天江君が風邪で寝込んでいるのを見て見ぬフリするわけにはいかないでしょ」
「私も先輩が心配ですから、無理言って同行させてもらいました」
葵と七海が続けて言葉をかける。
輝男は熱っぽく笑みを浮かべると、
「皆、わざわざ来てくれて、どうもありがとう」
感謝の言葉を返す。
すると、桜月は、持っていたカバンの中から一冊のノートを手渡す。
「これ、今日の授業の写しだから」
「済まない、日向、わざわざ君にそんなことをさせてしまって……」
「気にしないで。去年のクリスマスに私が風邪で寝込んだ時、お見舞いに来てくれたお返しよ」
輝男と桜月がそう言葉を交わすと、
「天江君、あなた、本当にただの風邪なの?」
葵が心配そうにたずねて来る。
「あぁ。お医者さんに診てもらったら、風邪だって言われて……」
「でも、まだ熱があるんでしょ?」
「あぁ。昼頃、一度、計ったきりだけど」
輝男がそう言うと、葵は輝男の真ん前に近付いた。
至近距離にまで迫ると、自分の左右の手をそれぞれ輝男と自分の額に当てる。
輝男は、数センチの距離もない葵の美貌と制服の下からハッキリと認められる左右の大きなふくらみに、つい顔を赤くしてしまう。
「やっぱり、熱があるみたい」
葵が心配そうにつぶやく。
未だ輝男の具合が悪いことに気を留める余り、当の輝男が自分を間近にしてドキッとしていることに意識が向いていない。
「それより、体温計で計った方が確実じゃないかな?」
桜月は机の上に置いてある体温計を手にして、葵に言葉をかける。
輝男は桜月から体温計を受け取ると、自分の脇に挟んで体温を計ろうとする。
五分ほど経った後、再び、体温計を手にした桜月は、そこに表示されている数値を見る。
「37度9分……全然、熱が下がってないじゃない」
途方に暮れたかのようにつぶやく桜月に、
(さっき、葵が間近に迫ったせいで、余計、熱が上がっちゃったかもしれない……)
輝男は内心、恥ずかしそうにつぶやく。
葵がさっき、自分で熱を計ろうと間近に迫った時のことを思い出しているのだ。
「しかし、天江君って、今まで、病気らしい病気なんてしてなかったんでしょ?」
「今回、風邪をひいた心当たりって、何かありますか?」
「俺、自分でもよくわかんないんだよ。
この時期、いつも以上に健康管理には気を使ってんだけど……
義母さんが言うには、勉強やら何やらで、知らず知らずの内に無理をしたせいかもしれないって……」
訝しげにたずねる葵と七海に、輝男はため息交じりに言葉を返す。
理由はともかく、今、こうして風邪をひき、高熱にさいなまれていることは確かである。
そして、一向に熱が引かない状況に悲嘆を隠せずにいる。
すると、一旦、閉じられたドアが再び外から開かれた。
輝男と桜月たちがドアの方を振り向くと、
「お邪魔するわね」
グレーのジャケットに黒のスカートといういでたちの理華が部屋に入って来た。
「雨宮先生!」
桜月、葵、七海が声を揃えて驚き、
「先生、どうしたんですか?」
輝男は半ば戸惑いながら理華にたずねる。
「何って、天江君のお見舞いに決まってるじゃない」
即座に自らの用件を言う理華。
「まさか、先生までわざわざ来てくれるなんて……」
「可愛い生徒が病気で寝込んでいるんだから、せめて、顔ぐらい見せてあげなきゃと思ってね」
理華は輝男とそう言葉を交わすと、桜月たちの方に目を向く。
「日向さん、黒山さん、それに百川さん、あなたたち、そろそろこの辺でお暇したらどうかしら?」
「え? でも……」
「余り、長居すると、天江君も気が気でないみたいだし。
それに、下手して、皆、風邪をうつされたら困るでしょ?」
理華の今の言葉に、桜月、葵、七海は返す言葉が出て来ない。
「わざわざ顔を見せてくれただけでも、俺、とても嬉しいから。
それに、俺の見舞いに行ったせいで風邪ひいたなんてことになったら、かなりマズいし」
「確かに……」
輝男がそう言うと、桜月、葵、七海はただうなずくばかりだ。
輝男が感謝の気持ちと万一の事態に対する憂慮を率直に言ってくれていることを、すぐに理解したからだ。
「さぁ、わかったら、皆、早く帰りなさい」
「あ、はい……。天江君、早く、元気になってね」
「先生、後はお願いいたします」
「先輩、どうかお大事に」
理華にうながされると、桜月たち三人は口々にそう言って、部屋から出て行った。
桜月たちが部屋を出てドアが閉められると、理華はベッドの上で寝ている輝男と向き合う。
「天江君、具合はどうなの?」
「それが……朝からずっと熱が下がらなくて……」
「インフルエンザじゃなくて、ただの風邪なんでしょ?」
「えぇ……。今日、病院に行ったら、先生からそう診断されて……」
理華は輝男と言葉を交わしながら、彼の様子をジッと見つめる。
理華の目に映る輝男は、熱っぽい顔を重々しく曇らせている。
半ば、苦しそうに吐息をしている様子から見て、本当に具合が悪いようだ。
理華はしばらく輝男を黙って見ていると、ゆっくりと口を開く。
「輝男君、お薬とかは飲んだの?」
「はい、お昼食べた後、一回……」
「悪いけど、それだけじゃ不十分みたいね」
「え?」
「とびっきりの特効薬が必要のようね……」
そう言うと、理華は不敵な笑みを輝男に見せる。
そして、すぐに布団をめくり上げると、輝男のパジャマズボンに手をかける。
「な、何するんですか!? 先生!」
輝男は驚きと恥じらいの混ざった形相で声を上げる。
すると、理華はすかさず、キスで輝男の唇をふさぐ。
担任からの一瞬のキスに、輝男は顔を真っ赤にして言葉を失う。
「ダメよ、そんなに騒いだら。病人は大人しく、静かにしてなさい」
理華はそう言いながら、パジャマズボンをトランクスごと脱ぎ下ろす。
輝男の下半身を素裸にさせると、股から垂れる一物を手に取り、先端にキスをする。
「り、理華さん……マズいよ……」
輝男が恥ずかしそうに声をかける。
「あら、どうして?」
「どうしてって……そんなことして、風邪、うつったらどうするんですか?」
「輝男君、君がそんなことを心配する必要はないわ。
もし、ダメなら、最初からこんなことはしないから」
理華は何の迷いも無い調子で、輝男の懸念をはね付ける。
そして、そのまま、萎えている一物をくわえ込む。
理華の口が前後にゆっくりと動く。
「んっ、んうぅっ……」
かすかなうめき声を漏らしながら、病身の教え子相手にフェラチオを仕掛ける。
(何、考えてんだよ、理華さん……
風邪ひいてどうにもならない俺相手に、こんなことをして……
万一のことが起きたら、どうするつもりなんだよ……?)
輝男はフェラチオに耽る担任に呆れ果て、嘆息しながら、万一の懸念を心の中でつぶやく。
しかし、理華は輝男の懸念など知る由も無く、口の動きをペースアップさせる。
「んんっ、んぐっ、んむっ、んうぅっ……」
艶やかなうめき声が、唾液が跳ねるような音と重なって聞こえる。
前後に動かしたかと思うと、首を傾げ、回すようにして肉の棒を貪る。
(理華さん、相変わらず、フェラチオが上手いなぁ……って、そんなことを言ってる場合じゃない!)
我を忘れて感嘆しかけた輝男だったが、すぐに我に返ってしまう。
一方の理華は、ウットリとした面持ちで教え子自身を貪り続ける。
生温かい口内でしごかれる輝男自身は、固さ大きさが徐々に増していく。
輝男は、理華の口内で自らが固く大きくなっていくのを痛感し、深く嘆息する。
すると、理華は輝男自身から口を離した。
理華の目の前には、唾液にまみれた陰茎が突っ立っている。
しかし、その固さはおぼつかなく、大きさも申し訳程度でしかない。
風邪で体力、気力が減退している影響が、こんなところにも出ているようだ。
お世辞にも十分とはいえない状態の陰茎を見ると、理華は迷わず、ジャケットを脱ぎ、下に着ている白のブラウスのボタンを外す。
はだけられたブラウスの下から、色白の素肌と大きく形良いDカップバストを覆う濃いピンクのブラジャーが姿を現す。
理華は背中に両手を回すと、ブラジャーのホックを外す。
ブラジャーはすぐに緩んだかと思うと、胸元から外れていく。
ブルンと弾み出た美巨乳が、輝男の陰茎を左右から挟む。
「り、理華さん、まさか……?」
輝男が驚きと戸惑いの声を上げると、理華はすぐに、輝男自身をパイズリし始めた。
生々しい肉の摩擦音が、理華の胸中から響く。
「輝男君、これですぐに元気になれるわよ」
理華は笑みを浮かべて言いながら、左右のふくらみで輝男自身をしごき続ける。
柔らかく大きな肉感が、輝男自身に直に肉圧を加え、摩擦を引き起こしていく。
懸命にパイズリを続ける理華に、輝男は恥ずかしそうに顔を赤らめる。
額から冷汗をにじませるも、結果的には担任からの肉の奉仕を甘受する格好となる。
すると、理華はパイズリの強度を増していく。
肉の摩擦音はトーンアップし、摩擦自体も心地よさとある程度の痛さが混ざり合っていく。
「マジでヤバいって、理華さん……」
「あら、全然、ヤバくなんか無いわよ」
「だって、理華さんは“イシテツ”と…」
「あっちはあっち、こっちはこっちよ」
「そんな……まるで、甘いものは別腹みたいな言い方して……
そもそも、こんなことをして、俺の風邪が治るわけでも…」
「あら、やっといつもの元気を取り戻したみたいね」
懸念を言い連ねる輝男の前で、理華は嬉しそうに言う。
パイズリを続ける左右のふくらみの谷間から、固くなった剛直の先端が顔を覗かせて来た。
理華は左右のふくらみで肉柱をしごき続けながら、先端に舌を這わせる。
「ハァ……うぅ……ハァ……」
甘い吐息とかすかなうめきが、剛直の先端に振りかかる。
「だ、だから、ダメだって……理華さん……」
輝男は気だるそうに嘆息しながら、苦悶の声を上げる。
柔らかな肉の感触が、剛直を通して、みだらな刺激となって輝男の神経を侵す。
高熱で思うように体を動かせないせいで、一方的にみだらな刺激を受ける以外に何もできない状態にある。
自分が風邪をひいているのをいいことに好き放題に弄ぶ担任に嘆息しつつも、輝男本人の意思とは関係なしに、体の方は正直な反応を見せる。
苦悶を隠せない輝男の剛直を、理華は美巨乳でもって強くしごき続ける。
はみ出た剛直の個所をくわえ、首を傾げながら貪っていく。
「んんっ……んうぅ……」
艶やかなうめき声と肉と肉の摩擦音が、輝男の耳に容赦無く流れ込む。
輝男の股の辺りは、マグマが煮えたぎるかのような状態にある。
ほんのちょっとのきっかけで、すぐにでも暴発してしまうかのようだ。
しかし、次の瞬間、理華は口と胸を輝男自身から離した。
天を向くように突っ立つ剛直が、唾液にまみれながらその姿をさらす。
高熱で寝込んでいるものとは思えない固く膨張した一物に、当の主(あるじ)は熱っぽい顔を困惑させて嘆息する。
理華はいきり立つ剛直を見ると、そのままスカートを脱ぎ出す。
スカートが床の上に落ちると、細く引き締まった両脚を覆うパンスト、そして、ブラジャーとお揃いのパンティーも次々と脱いでいく。
目の前の理華の姿に、輝男は熱っぽい顔を更に紅潮させる。
理華は、はだけられたワイシャツ以外は、すべて素裸という格好を輝男に見せる。
そのままベッドの上に上がると、固く膨張しきった剛直の先端を、自分の秘裂にあてがう。
「り、理華さん……」
困惑しきった調子で輝男が呼びかけると、
「輝男君、あなたは何もしないでいいから……。私に任せて……」
理華は笑みを赤らめながら輝男に言葉を返す。
理華の腰がゆっくりと下りていく。
「あっ、あぁ……」
切なそうな喘ぎが、理華の口から漏れる。
理華の秘裂は、輝男自身をゆっくりと飲み込んでいく。
(理華さんの中……温かくて……キツイ……)
自分自身を受け入れるヴァギナの微熱と締まり具合に、輝男は内心、嘆息する。
やがて、理華は真上から輝男の腰にぶつかる。
「あぁっ……!」
輝男の上でのけ反り、艶やかな喘ぎを上げる。
理華はそのまま腰を上下に動かし始める。
「あっ、あっ、あぁっ、あっ……う、あぁ……」
上下運動と艶やかな喘ぎを繰り返す理華。
彼女の胸元では、Dカップバストがブルブルと揺れ続ける。
徐々に恍惚の度合いを増して赤らむ担任の美貌と絶えず揺れる美巨乳が、輝男の目に焼き付かれる。
「輝男君ったら……すごく固く……おっきい……」
ウットリと歓喜の声を上げながら、可愛い教え子のモノを貪り続ける理華。
歓喜に浸りながら、腰の動きをペースアップさせる。
動きを速める理華の腰が、輝男の腰に繰り返しぶつかる。
上下二つの腰がぶつかり合う音と、
「あぁっ……んんっ……あっ、ハァッ……うっ、あぁんっ……」
恍惚とした理華の喘ぎが、輝男の耳に流れ込む。
みだらな二重奏と更に狭まるヴァギナの感触が、輝男に苦痛とも刺激とも取れる感覚をもたらす。
輝男は歯を食いしばり、自ずとにじむ冷や汗を増していく。
(ヤバい……! このまま、いつでもイきそうだ……!)
内側で昂る沸騰感を認め、内心、苦悶の声を上げる。
一方、理華は上下に腰を振ったかと思うと、前後に腰をくねらせたりする。
高熱による気だるさで体を思うように動かせない教え子の上で、理華は悩ましく身を揺らし続ける。
「どう? 輝男君、気持ちいい?」
「き、気持ちいいも何も……俺、風邪ひいてんですよ。まだ、熱も下がってないし」
輝男は困惑しきった顔を見せながら、ため息交じりに言葉を返す。
「大丈夫よ。もう少ししたら、熱は下がるはずだから。
それに……輝男君のオ〇ン〇ンは、既に元気になってるみたいだし……」
上下運動と前後のくねりを繰り返しながら、艶やかに言葉をかける。
収縮を続け、熱とぬめりが増していく理華の中で、輝男自身はいいように弄ばされ続ける。
うねりながら締め付ける肉圧が、剛直を通して、輝男の神経にもハッキリと伝わる。
何かをこらえるかのように歯を食いしばり、ベッドのシーツをつかむ輝男。
彼の真上では、理華が腰を振り続けながら、揺れ続ける自分の胸を直に揉みしだく。
「あぁ、いい……いいわ……」
自らを愛撫しながら、艶やかな声で歓喜の念を上げる。
もはや、教え子の病状など頭になく、自分一人、みだらに耽り切って満足しているかのようだ。
そのまま、自分の胸を揉み続けながら腰を振り続け、くねらせていると、
「うぅっ!」
突然、理華は輝男の上にまたがったまま、痙攣でも起こしたかのようにのけ反った。
「ヤ、ヤダ……イきそ……!」
身を震わせながら、自ら限界が近付いたことをうめく。
と、同時に、
「ダ、ダメだ、理華さん……で、出る……!」
輝男は熱に浮かされたかのような声を絞り、自らの限界を訴える。
輝男も理華も、自らの限界が近付いたことを痛感しているのだ。
暴発寸前にまで昂っている輝男の上で、理華は小刻みに腰をぶつけて来る。
剛直が突き刺さったままの秘裂からは、蜜のようなものが漏れ出ている。
水音混じりの肉と肉の衝突音に、
「あぁっ、あんっ、ハァッ、あっ、うぅっ、んっ、あぁんっ……!」
けたたましく艶やかな喘ぎが重なって響く。
理華は自らを愛撫するのをやめ、輝男の胸に自分の両手を押し付ける。
限界にさいなまれながらも恍惚とし、その美貌と素肌を熱っぽく染める理華と、絶えず上下に揺れ続ける美巨乳が、輝男の視界に映る。
一方の輝男は、パジャマに覆われた上半身に汗をにじませ、熱っぽく荒い吐息を繰り返しながら、限界間近の理華の動きを甘受する。
強く腰をぶつけるその内側で、四方の肉壁が輝男自身を思いっきり締め付ける。
熱とぬめりが肉圧と共に輝男自身に絡み付き、輝男の中の沸騰感をいたずらに昂らせる。
「で、出る……! 理華さん……ホントに……もう……!」
「い、いいわよ……来て……! あたしの中に……いっぱい……あぁ、イくぅっ!」
輝男の苦悶の声と理華の恍惚とした声が同時に発せられ、互いの耳に重なって聞こえる。
そして、理華が真上から二、三回、腰をぶつけると、
「あっ、あぁ――――――……」
輝男の上にまたがったまま、体を大きくのけ反らせた。
理華の絶頂の声を耳にすると、輝男は、締まりきった理華の中に濃厚な白濁を一滴残さず吐き出した……
◇ ◇ ◇
輝男はベッドに寝ながら理華と向き合う。
未だ、熱っぽい顔を見せる輝男の前で、理華は既に着替え直している。
病身の教え子を貪り、淫行に耽った姿は、今の理華からはまったく認められない。
しかし、輝男は、風邪をひいてる自分相手にセックスした理華のことを忘れることがどうしてもできない。
心配そうに表情を曇らせると、
「先生、大丈夫ですか?」
担任に向かって不安げにたずねる。
「何も心配することはないって言ってるでしょ?」
理華は笑みを浮かべながら言い返すと、そのまま輝男の頬にチュッとキスをする。
まさかのキスに、輝男は思わず顔を赤らめる。
「天江君、早く、元気になってね」
「あ、はい」
「じゃあ、お大事に」
そう言うと、理華は輝男の部屋から出て行く。
再び、一人きりとなった部屋の片隅で、輝男は天井を見上げながら深くため息を付く。
(俺、本当に早く、風邪を治せるだろうか……?)
未だ高熱に侵されている我が身を案ずるかのように、心の中で苦悩めいたつぶやきを発する。