※この作品はR-18です。

天江輝男の日常   作:原野イアン

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素敵なバレンタインデー(2) 放課後にて…

 明朝学園高校校舎の廊下を、生徒たちがひしめく。

 教室から出て来た彼らは、階段を下り、生徒玄関へと向かっていく。

 一人、また一人といなくなっていく教室内の時計は、三時四十分を指している。

 下校の途に着くべく階段を下りる生徒たちの中で、一人の男子生徒が、あからさまに肩を落とし、落胆のため息を付く。

 

 「ハァ―――……今年も収穫ゼロだったよ……」

 

 小中高大は、ガックリと肩を落としながら落胆しきった形相を見せる。

 すると、左右にいた男子生徒二人が小中の肩を抱いてきた。

 

 「ガッカリするな、同士よ」

 

 「チョコを一個ももらえなかったのは、俺たちだって同じだぜ」

 

 クラスメートと思しき男子生徒二人が、左右から小中に慰めの言葉をかける。

 彼らは、自分たちと同じようにバレンタインのチョコをもらえなかった小中を励まそうとする。

 

 「お前らに慰められても、何の気休めにもならないよ」

 

 男子生徒二人の慰めの言葉に、小中は落胆しきった調子で言葉を返す。

 いかなる根拠によるものかわからないが、登校時、輝男に対して、女子からいっぱいチョコをもらう旨を自信もって宣言したのに、一個の収穫も得られなかった事実は、ちょっとやそっとの慰めで癒されるものではない。

 少なくとも、小中自身はそう思っている。

 いずれにせよ、小中は、自分を慰めてくれた男子生徒二人と共に生徒玄関に着き、下校へと向かう。

 

 

 同じ時刻――

 

 ひと気の無くなった二年A組の教室で、輝男と理華が向き合っている。

 理華は、輝男をまっすぐに見つめながら、ジャケットのポケットから何かを取り出す。

 理華の手には、高級チョコブランドの包み紙でラッピングされた小箱がある。

 輝男は理華が差し出した小箱を受け取ると、

 

 「ありがとうございます」

 

 笑みを浮かべながら、理華に一礼する。

 

 「お口に合うかどうかわからないけど」

 

 「先生がくれたんですから、美味しいに決まってますよ」

 

 輝男は理華とそう言葉を交わすと、小箱をカバンの中にしまう。

 そして、理華をまっすぐに見つめると、

 

 「ところで、石上先生とはどうなってますか?」

 

 彼女に向かって際どい質問をする。

 理華は輝男からの今の問いに顔を赤くすると、

 

 「……あ、あなたには関係無いことよ……」

 

 恥ずかしそうな面持ちで返答をはぐらかす。

 輝男はそんな理華を見つめると、

 

 (この様子だと、結構、いい感じになってるな……)

 

 内心、愛しそうにつぶやく。

 輝男がまっすぐに自分を見つめる中、理華はすぐに表情を切り替えると、

 

 「悪いけど、この後、職員会議があるから。

 天江君も、用が済んだから早く帰りなさい」

 

 輝男にそう言って、一人、教室を出て行った。

 理華の姿が視界から消えると、輝男もまた教室を後にする。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 ひと気の無い静まり返った校舎内を、輝男は一人、黙々と歩く。

 階段を下りて一階に着くと、生徒玄関ではなく、何故か向かいにある保健室へと歩を進める。

 そのまま保健室に入ると、二人の女子生徒が椅子に腰かけていた。

 

 「天江君、あなた遅いわよ。今まで何をしていたの?」

 

 葵は輝男を鋭くにらみながら問いかける。

 横で腰を下ろしている七海は、輝男を見るなり、顔を真っ赤にして言葉を詰まらせる。

 

 「そんなことより、こんなところに呼び出して、一体、何の用なんだ?」

 

 輝男は、二人のもとへ歩み寄りながら肝心の問いかけをしてくる。

 すると、葵はいつも見せる鋭く厳しい形相を赤らめながら、勢い良く席を立つ。

 恥ずかしそうに顔を赤らめつつも、いつも以上に鋭くにらんで来る葵に、輝男は思わずたじろぐ。

 葵は輝男を鋭く一瞥すると、制服のブレザーのポケットから包み紙とリボンでラッピングされた小箱を取り出し、押し付けるようにして輝男に手渡す。

 

 「も、もしかして、バレンタインのチョコ?」

 

 「き、聞かないで……!」

 

 思わず唖然とする輝男に、顔を真っ赤にしながらぎこちなく言葉を返す葵。

 すると、

 

 「せ、先輩……」

 

 横から、恥ずかしそうに呼びかける声が聞こえてきた。

 輝男が振り向くと、包み紙でラッピングされた小箱を両手に持つ七海が、恥ずかしそうに顔を赤らめながら輝男を見ていた。

 

 「こ、これ……」

 

 声を震わせながら、輝男に小箱を差し出す。

 輝男は七海から小箱を受け取ると、

 

 「百川もありがとう」

 

 笑みを浮かべながら、お礼の言葉をかける。

 葵と七海から受け取った箱をカバンの中にしまうと、

 

 「二人ともどうもありがとう。それじゃあ」

 

 一言、そう言って、保健室を出ようとする。

 すると、

 

 「待って!」

 

 背後から、鋭い調子で呼び止める声が聞こえて来た。

 輝男が振り返ると、依然として顔を赤らめながら、自分を鋭く見つめる葵の姿を認めた。

 

 「天江君、あなた、まさかこのまま帰るわけじゃないよね?」

 

 「いや、だって、もう、用事は済んだはずだろ?」

 

 「私と百川さんが、何故、わざわざ、こんな時間に、あなたを保健室まで来させたのかわからないの?」

 

 「皆の目を気にして、日中はチョコを渡せられないから……じゃないのか?」

 

 「そ、それだけじゃありません……」

 

 輝男と葵の会話に割って入るかのように、七海が言葉を添えて来る。

 恥じらいに赤らむ顔で輝男を一瞥すると、すぐに白幕で仕切られた一角に目を向ける。

 七海の今の動作に、輝男は何かを察したかのように、恥ずかしそうに顔を赤らめる。

 

 「ま、まさか……?」

 

 「チョコを渡すだけだったら、廊下とかでも十分なんだから……」

 

 言葉を詰まらせる輝男に、葵はすぐに言葉を返す。

 

 「それに、今なら、先生たちも職員会議をしている最中でここには来ませんから」

 

 葵を後押しするかのように、七海が言葉をかける。

 顔を赤らめながら自分をまっすぐに見つめる葵と七海に、輝男は言葉を詰まらせながらも顔を赤らめる。

 二人がくれるのはチョコだけじゃない。

 何も言わないが、そのことを否応無しに痛感する……

 

 

 白幕で仕切られた一角の内側――

 

 一対あるベッドの片方に、三枚のブレザーと防寒用のベスト、そしてスクールネクタイが重なるように脱ぎ捨てられている。

 もう片方のベッドでは、上は白のワイシャツといういで立ちの輝男が、淵に腰を下ろしている。

 すぐ傍に立つ七海に顔を向けると、そのまま彼女とキスをする。

 七海と唇を重ね、舌を絡ませ合う輝男の下では、葵が身を屈めている。

 白のワイシャツと制服のスカートといういで立ちの葵は、輝男のスラックスからさらけ出した肉の棒にチュッとキスをする。

 ペロッと舌を出すと、肉の棒の表面を隈無く舐め回す。

 輝男は、自分自身にまとわりつくザラッとした舌の感触を認めつつも、後輩女子とねっとりと舌を絡ませ合う。

 

 「うぅっ、フゥ――……んうぅ……」

 

 絡み合う舌の隙間から、七海の切なそうな吐息とうめき声が漏れる。

 唾液の跳ねるような音が併せて聞こえる中、輝男は七海のワイシャツのボタンを一つ、また一つと外す。

 ディープキスをやめると、七海はワイシャツのボタンをすべて外され、はだけられているのに気付いた。

 色白の素肌と、Fカップはあろう形良い左右のふくらみを覆うシンプルな白のブラジャーをさらされて、羞恥に紅潮する。

 輝男はすかさず、七海の胸を左右の手でつかむと、そのまま下着越しに揉みしだく。

 

 「ああっ、イヤッ、ヤダ……」

 

 下着越しの愛撫に、七海は声を殺しながら恥ずかしそうに喘ぐ。

 一方、輝男の肉の棒を舐め回していた葵は、大きく口を開け、輝男自身をくわえ込む。

 輝男が目線を下げると、葵が自分自身をくわえながら口を前後に動かしているのを認めた。

 

 「んんっ、んうぅっ、んむっ……」

 

 陰茎でふさがれた口元から、甘くくぐもった声が漏れる。

 懸命に口を動かす葵と、口内で自分自身がしごかれる感触に、輝男はため息を付く。

 しかし、すぐに七海の方へと顔を向け、下着越しの愛撫を再開する。

 輝男の手のひらは、ブラジャーの質感と、その下にある大きく柔らかな肉感を同時に堪能する。

 

 「あぁっ……うぅ……」

 

 七海は、か細く喘ぐことで、愛する先輩からの愛撫に応じる。

 何回か下着越しの愛撫を繰り返した後、輝男は七海のブラジャーのカップをずり上げる。

 ブラジャーの下から、色白で形良いFカップバストが、ブルンと弾み出る。

 七海の美巨乳をジックリと揉みしだきながら、胸先を口に含む。

 

 「うぅ……あぁっ……」

 

 大きな柔肉に食い込む指の感触と、胸先を甘噛みする口の感触に、七海は声を震わせながらのけ反る。

 パン生地でもこねるかのように愛撫したかと思うと、円を描くかのような動きで揉んでいく。

 様々に弄んでいく輝男の手の動きに、七海は身を震わせながら声を殺す。

 みだらな責めに耐える後輩の健気な態度に甘えるかのように、輝男は赤ん坊のように七海の胸先に吸い付き、指でもう片方の桃色の蕾をこねくり回す。

 

 「あぁっ……イヤッ、ヤダッ……」

 

 いつの間にか、胸元に顔をうずめている輝男の執拗な責めに、七海が顔を真っ赤にして首を横に振る。

 恥じらいに満ちた形相を浮かべ、拒絶を意味するかのようにイヤイヤと首を振りつつも、それ以上の行動に出ようとしない。

 結果的に、胸先を貪る輝男の責めを甘受する格好となる。

 

 (七海ちゃんのオッパイ……ホントに柔らかくて、大きくて、温かい……

 バレンタインのチョコなんかより、七海ちゃんのオッパイの方が……)

 

 輝男は後輩の胸元に顔をうずめながら、その感触に深く感嘆する。

 絶え間ない愛撫を受けて、左右の大きなふくらみは内側からジンワリと熱を帯びてきている。

 

 「あぁ……んんっ……う、あぁ……」

 

 輝男の耳に、ウットリとした艶やかな喘ぎが流れ込む。

 七海の胸元からようやく顔を離すと、恍惚とした顔を赤らめながら呆けている七海をすぐに認めた。

 

 (七海ちゃん、もう、すっかり感じ入っている……)

 

 七海の顔を見て、輝男が内心、そうつぶやくと、

 

 「んんっ、んぐぅっ、んうぅっ……!」

 

 息詰まるようなうめき声が、輝男の耳に流れ込んだ。

 ハッと何かに気付いたかのような顔で目線を下げると、輝男自身をくわえ続けている葵が、フェラチオの動きを更にペースアップしているのが見えた。

 陰茎にふさがれた口元からは、唾液が跳ねるような音がトーンアップして響く。

 

 「お、おい、黒山……!」

 

 輝男は戸惑いに満ちた顔で葵に言葉をかける。

 葵の口内では、輝男自身が既に、固く膨張している。

 七海の美巨乳を貪るのに気を取られて気が付かなかったかもしれないが、葵の懸命なフェラチオのせいで、輝男自身は絶えず充血し、固さ、大きさを増していたのだ。

 葵の口内で膨張していく剛直は、生温かく柔らかい口腔によって絶えずこすられ続ける。

 

 (ヤ、ヤバい……!)

 

 葵のフェラチオを眺めていた輝男は、自分の中でわき立つ沸騰感を認め、内心、苦悶の声を上げる。

 しかし、葵は輝男自身をくわえたまま離そうとしない。

 このままでは、葵の口内で確実に暴発する。

 そう思われた刹那、

 

 「プハァッ……」

 

 葵は大きく息を吐きながら、輝男の剛直を口から離した。

 葵のフェラチオから解放された剛直は、唾液と別の液に表面をまぶされながら、ビンと固く突っ立っている。

 固く膨張しきった自分自身に、輝男は、恥ずかしそうに顔を赤らめ、深くため息を付く。

 すると、葵が腰を上げて、輝男とまっすぐに向き合う。

 

 「天江君……もう、いいわよね……」

 

 頬を赤らめ、乞うようなまなざしを震わせながら、言葉をかける。

 いつも見せる鋭さ、厳しさは、かなり和らいでいる様子だ。

 葵の今の言葉に輝男が言葉を詰まらせていると、

 

 「輝男さん……私も……」

 

 裸の胸をさらされたままの七海が、やはり、乞うようなまなざしを震わせながら、輝男に呼びかける。

 自分にすがり付かんばかりの美少女二人のまなざしに、輝男は顔を赤らめたまま、言うべき言葉が出てこない……

 

 

 葵と七海は、左右に密着しながらベッドの上で仰向けになっている。

 一人用のベッドの上にギリギリの状態で収まる彼女たちは、はだけられたワイシャツとずり上げられたブラジャーの他には、何も身にまとっていない。

 いずれも、恥ずかしそうに顔を赤らめ、たわわな肉の果実をさらしながら、正面にいるものを見据える。

 

 「て、輝男さん……」

 

 「どっちから……行くの……?」

 

 七海と葵が、正面にいる輝男に向かってたずねる。

 輝男は、上半身ワイシャツ、下半身は素裸という格好で、眼下にある葵と七海を見る。

 二人は、それぞれ片手で自分の太ももを持ち上げ、付け根にある秘裂を見せ付ける。

 極めて狭い閉鎖空間の中で、同じ愛する男のために、恥も外見もかなぐり捨てようとする。

 輝男はしばらく無言で一瞥した後、七海の秘裂に剛直を差し込ませた。

 

 「あっ、あぁっ!」

 

 輝男自身の猛進に、七海はのけ反りながら喘ぐ。

 と、同時に、葵の秘裂に右手の人差し指と中指を突っ込ませた。

 

 「あっ、んうぅっ!」

 

 葵の艶やかな喘ぎが、輝男の耳に流れ込む。

 輝男は強めに腰を振りながら、中に差し込んだ二本指を小刻みに動かす。

 

 「あぁっ、イヤッ、あんっ、んうっ、あぁっ……!」

 

 最愛の先輩の律動に身悶えながら、艶やかな喘ぎを繰り返す七海。

 そのすぐ横では、葵もまた艶めかしく身悶えていた。

 

 「うぅっ! あぅっ! んんっ、んくぅっ……!」

 

 激しく行き来を繰り返す二本指に、葵はたまらず身悶え、のけ反り、喘ぐ。

 二人の喘ぎにベッドのきしむ音、そして、腰と腰がぶつかり合う乾いた音が重なって聞こえる。

 輝男は、それぞれ指と剛直で葵と七海を犯しながら、

 

 (二人とも、結構、締まってる……)

 

 収縮を強める中の感触に感嘆する。

 葵も七海も、輝男自身が自分の中に入るとすぐに、条件反射的に四方の肉壁を狭め、肉圧を加えようとしている。

 指であろうが剛直であろうが、輝男自身が入って行くだけでそれを強くとらえようという意思が、最も大事なところに反映されていく。

 狭まっていくヴァギナの感触を痛感しながらも、輝男は剛直と指による律動を続行する。

 

 「あぁっ、あんっ、イヤッ」

 

 剛直による激しい律動に、七海はのけ反りながら、艶やかな喘ぎを繰り返す。

 

 「あぁ……あっ、んうぅっ……」

 

 ヴァギナをかき回さんとする二本指の小刻みな動きに、七海は身悶え、声を殺してうめく。

 絶えず悶える二人の胸元からは、図らずも備わった左右の大きなふくらみが、ブルブルと震え続けるのが見える。

 輝男は、絶えず震える美巨乳と恍惚の度合いを増す二つの美貌を見ると、突然、剛直と二本指を引き抜いた。

 そして、すかさず、もう左手の人差し指と中指を、七海の中に差し込ませる。

 その一方で、七海の中を荒らしたばかりの剛直を、葵の中に勢いよく差し込ませる。

 

 「あっ、あぁっ……!」

 

 新たなる猛進に、葵と七海は声を揃えて喘ぐ。

 輝男はそれを合図に、激しく小刻みな律動を再開する。

 輝男と葵の間から、肉と肉の衝突音が絶えず響く。

 と、同時に、七海の秘裂からは、グチュグチュ…と水音が鳴っていく。

 

 「あぁんっ、いいっ、すごい……!」

 

 剛直の猛進を受け、葵の口から歓喜の念が漏れる。

 

 「イ、ヤダ……そ、そんなにしたら……」

 

 自分の中をかき回す指責めに、七海は声を震わせて苦悶の念を訴える。

 律動と指責めを繰り返す輝男は、葵と七海を犯す剛直と二本指が、いずれも熱とぬめりに絡まれていくのを認める。

 

 「葵……七海ちゃん……気分はどうだ……?」

 

 腰を振り続け、指を動かし続け、荒く息を弾ませながら輝男が呼びかける。

 葵は剛直による律動に絶えず身悶えながら、

 

 「いい……すごい……とても……気持ち…いい……」

 

 熱に浮かされたかのような声で歓喜の念を返す。

 葵の横にいる七海は、絶え間ない指責めに、痙攣でも起こしたかのようにのけ反ると、

 

 「ダ、ダメ……も、もう……何も……考えられない……」

 

 恍惚とした声で、答えにならない返答を返す。

 

 

 輝男はベッドの上で仰向けに寝そべっている。

 熱に浮かされたかのような顔で、前方に見えるものを見上げる。

 輝男が見上げる先には、

 

 「あっ、あぁっ、んんっ、ハァッ、あっ、んうぅっ……」

 

 艶やかな喘ぎを繰り返しながら腰を振り続ける七海の姿があった。

 七海の秘裂は、輝男の股から突っ立っている剛直を飲み込んでいる。

 剛直を受け入れながら、上下運動を繰り返し、真上から腰をぶつける。

 

 「あぁっ……うっ、ん……あぁ……」

 

 七海の喘ぎが切なそうに繰り返されるが、上下にぶつかり合う腰の音に苦も無くかき消される。

 そして、七海の動きに合わせるかのように、胸元から盛り上がるFカップバストが絶えずブルブルと揺れ続ける。

 自ら進んでみだらに耽り切る後輩の姿を眺めていると、突如、肉の花弁が、輝男の視界を真上からふさいだ。

 

 「輝男君……私のも……お願い……」

 

 輝男の顔の上にまたがっている葵が、切なそうな声で輝男に懇願する。

 さっきまで剛直に荒らされたせいか、葵の秘裂は、メスのにおいを漂わせながら濡れている。

 輝男は、自分自身を飲み込みながら更に肉圧を増す七海の感触を認めつつも、葵の腰をグイッと引き寄せ、秘裂を舐め始めた。

 

 「あぁっ、いいっ……!」

 

 真下からのざらつく舌の感触に、葵は歓喜に声を震わせる。

 そんな葵の目の前では、

 

 「あっ、んんっ、あっ……! て、輝男さんの……キツイ……!」

 

 腰の動きをペースアップした七海が、たまらず苦悶の声を上げる。

 自らのヴァギナが更に狭まっているのを忘れて、固く膨張した剛直がもたらす摩擦に、少なからぬ苦痛を覚えているのだ。

 しかし、七海は自らの動きを減退させず、上下運動で輝男自身を貪り続ける。

 一方の輝男は、七海がもたらす熱とぬめり、そして肉圧を痛感しつつも、葵の肉の花弁を舌で舐め回す。

 ジュルッと貪るような水音が、輝男と葵の間から漏れ、

 

 「あぁっ、そこ、いい……」

 

 葵は我を忘れたかのように歓喜の声を上げる。

 葵の歓喜の声を聞き入りながら、輝男の舌は肉の花弁の内側に差し込まれる。

 指、剛直に続いて入り込む舌に、葵は痙攣でも起こしたかのようにのけ反る。

 

 「うぅっ、イヤッ……」

 

 身を震わせながら喘ぐと、自分の美巨乳を自らの手で揉みしだいていく。

 自らを愛撫する葵の目の前で、七海は、腰の振りを更に激しく小刻みにさせる。

 腰の動きに合わせて、中のヴァギナは、剛直にこすり付ける動きを一層強める。

 

 (な、七海ちゃん……!)

 

 強烈さを増していく摩擦に、輝男は葵の大事なところに顔をうずめたまま、苦悶の声を上げる。

 

 「あぁっ、ダ、ダメ……止まらない……! イ、イっちゃいそう……!」

 

 艶を帯びた声で苦悶を訴える七海。

 既に恍惚の極みに達し、あどけなさの残る美貌を紅潮させている。

 最愛の先輩を強く求めつつも、限界が容赦無く近付くのを痛感せずにいられない。

 

 (七海ちゃん……そんなに長くは続けられそうにないな……)

 

 輝男は剛直を通して、七海の体の具合を感じ取る。

 内心、七海のことを多少なりとも案じつつも、自らは、舌でもって葵の大事なところを荒らし続ける。

 立ち込めるメスのにおいを嗅ぎながら、絶えず流れ出る蜜を舐め尽くそうとする。

 更には、内側から顔を出して来た肉芽を口に含む。

 

 「うぅっ、あぁっ!」

 

 輝男の貪欲な動きに、葵は艶やかな喘ぎで応じる。

 葵の喘ぎを聞き入りながらも、限界まで狭まる七海のヴァギナを痛感する。

 増量する熱とぬめり、そして、ヴァギナの肉圧で輝男自身を絡め取り、逃がすまいとする。

 

 「あぁっ……うぅっ……んんっ、くぅっ……ハァッ……」

 

 上下運動を繰り返し、美巨乳を揺らし続ける七海だが、その声には余裕がないように見える。

 

 「いい……いいわ……もっと……もっと……」

 

 大事なところを舌で貪られる感触に、葵は歓喜の声を震わせる。

 二人の艶やかな声とベッドのきしむ音、そして、七海からの肉圧と葵がもたらす潤みが、輝男に幾重ものみだらな刺激をもたらす。

 輝男は既に、自分の中で淫欲が煮えたぎっているのを痛感している。

 いつ暴発してもおかしくない状態にある我が身をギリギリまで抑え付け、葵の大事なところを貪り、七海の中の窮屈な感触を限界まで堪能する。

 やがて、

 

 「ダ、ダメ……! も、もう、イく……イっちゃう……!」

 

 七海は腰を上下に振り続けながら、泣くような声で自らの限界を訴える。

 すると、

 

 「ヤ、ヤダ……私……もう……」

 

 自らを愛撫し、輝男に肉の花弁を貪られていた葵が、我が身と声を震わせていく。

 “鬼の生徒会長”と可愛い後輩が共に果てようとしているのを認めると、輝男は自らが犯す葵の中に舌を差し込ませ、限界までうごめかせる。

 輝男の貪欲な舌の動きに応じるかのように、葵は体の震えを強ませ、流れる蜜の量を増していく。

 

 「うぅっ、イヤッ、ダメ……壊れちゃう……!」

 

 自らの限界を見透かしたかのように執拗に責める輝男に、弱々しい声で苦悶の念を上げる葵。

 葵の苦悶の叫びに、輝男は肉芽を執拗に貪ることで応じる。

 

 「あ、あぁ……うぅ……あぁ……」

 

 クリトリスを執拗に責める輝男に、葵は自らを愛撫する手を止め、切なそうに声を震わせる。

 とどまるところを知らない執拗な責めに、体の震えを抑えられずにいる。

 そんな葵の前では、七海が二、三回、真上から腰を強くぶつけていく。

 しかし、次の瞬間、

 

 「あぁっ、あっ、あぁ――――――ん……」

 

 七海は輝男の腰の上にまたがったまま、体を大きくのけ反らせ、絶頂の声を上げた。

 七海の今の叫びを聞くと、輝男は七海の中に淫欲の濁流を流し込んだ。

 七海の中で果てながらも、なおも葵の大事なところを、口と舌で責め続ける。

 しかし、間も無くして、

 

 「あっ、うぅっ……んあぁ――――――……」

 

 葵もまた、輝男の顔の上にまたがりながら、声を上げて果てた……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 白幕で仕切られた一角の内側で、輝男、葵、七海は、制服に着替え直している。

 三人とも互いに背を向け合っている。

 さっきまで激しいセックスに耽っていた余韻か、または、羞恥によるものか……?

 彼らはいずれも、恥ずかしそうに顔を赤らめながら黙り込んでいる。

 やがて、彼らは着替え終えると、輝男を先頭にして、仕切りの外側へ出ようとする。

 仕切りの外へ顔を出した途端、輝男は驚愕の形相を赤らめた。

 

 「お疲れ様……」

 

 驚愕し、紅潮する輝男をまっすぐに見つめながら、真白が不敵な笑みを浮かべる。

 そのまま仕切りから出て来る輝男の後ろに、葵と七海が続けて顔を出す。

 二人もまた、目の前にいる真白を認めて、羞恥に言葉を詰まらせる。

 

 「せ、先生……」

 

 葵が申し訳無さそうに言って来ると、

 

 「皆まで言わなくていいわよ。

 あなたたちの考えることはお見通しなんだから」

 

 真白は不敵な笑みを崩すことなく、葵の言葉を返す。

 

 「職員会議で私がいないのをいいことに、好きなだけここでエッチしまくってたんでしょ?」

 

 続けて言葉をかける真白に、輝男たちは恥ずかしそうに顔を赤らめながら言葉を詰まらせる。

 明らかに図星を指された輝男たちだが、真白は彼らをとがめるような様子はまったく見せない。

 

 「バレンタインのチョコをあげるついでに、鬼のいぬ間にエッチ……

 ヤりたい盛りな年頃のあなたたちなら、無理はないかもね……」

 

 すべてを見透かしたかのような真白の言葉に、

 

 「先生、僕たちがバカげたことをしでかしたのは、否定のしようがありません。

 でも、僕はまだしも、黒山や百川に懲罰を科すことだけは……」

 

 輝男は気まずそうな顔を見せつつも、できる限り、葵と七海を庇おうとする。

 真白は輝男の今の言葉を聞くと、不敵な笑みを和らげる。

 

 「天江君、黒山さん、それに、百川さん……

 私は別に、あなたたちを罰するつもりは無いわ……

 ただ、少しは程々にして、今後は十分、気をつけなさいと言いたいだけだから」

 

 「も、申し訳ありませんでした……」

 

 真白の今の言葉に、葵と七海は声を揃えて詫びの言葉をかける。

 

 「さぁ、用が済んだら、帰った帰った」

 

 真白がうながすように言うと、葵と七海は保健室を出て行く。

 二人に遅れて輝男も保健室を出ようとすると、

 

 「待って」

 

 背後から呼び止める声が聞こえて来た。

 輝男が後ろを振り返ると、真白はハート型の包みを差し出して来た。

 

 「天江君、もらって」

 

 かすかに頬を赤らめながら、真白が言葉をかける。

 

 「先生、これって……」

 

 「野暮なこと、言わせないで」

 

 一言、二言、言葉を交わした後、輝男は真白からハート型の包みを受け取る。

 

 「先生、ありがとうございます。では」

 

 真白に一礼すると、すぐに保健室を出る輝男。

 既に薄暗くなった廊下を歩きながら生徒玄関へと向かう。

 一人きりとなった保健室の中で、真白は深く嘆息する。

 

 (私だって、チョコあげるついでに輝男君とエッチしたかったのに……)

 

 男女の愛の記念日に愛しい教え子に抱かれなかった寂寥感を、胸の内に募らせるのであった……

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