ホテル・ラブベストの一室で、輝男と小春はまっすぐ向き合っている。
「もう時間も遅いから、一回しかやれないぞ」
「え―――? できれば一晩中ヤりまくりたいんだけどなぁ……」
「おい、小春」
「冗談よ、冗談」
イタズラっぽく笑みをこぼす小春に、輝男は深くため息を付く。
改めて顔を向き合わせると、そのままキスを交わす。
唇を重ね、半開きになった唇の隙間から舌先を差し込ませる。
うねうねと絡み合う舌の感触が、輝男と小春の神経に伝う。
絡み合う舌の隙間から、唾液が跳ねる音に混じって、
「うぅっ、んふぅ……んうぅ……」
甘い吐息を交えた切なそうなうめき声が漏れる。
ディープキスをやめると、輝男と小春は互いの服を脱がし合う。
二人の足元には、Tシャツやジーンズ、ミニのデニムスカート等が、無造作に脱ぎ捨てられていく。
輝男の目の前には、黒のキャミソールに淡いピンクのパンティーといういで立ちの小春が立っている。
一方の小春は、グレーのシャツに柄物のトランクスのみをまとう輝男を見つめる。
輝男は再び小春と唇を重ねると、横にあるベッドに彼女をそっと押し倒す。
舌を絡ませながら、キャミソール越しに豊満な胸を揉みしだく。
「うっ、んうぅ……」
絡み合う舌の隙間から、切なそうなうめき声が漏れる。
ディープキスとキャミソール越しの愛撫に、小春はほんのりと頬を赤らめる。
輝男の手は、キャミソールとその下にある下着、そして大きく柔らかな肉の感触を重ねて堪能する。
ディープキスを続けながら、キャミソール越しの愛撫を二、三回繰り返すと、そのままキャミソールをずり上げる。
キャミソールの下からは、小麦色の素肌、そして、形良いGカップバストを覆う淡いピンクのブラジャーが姿を現した。
輝男はディープキスをやめると、キャミソールを脱がし、下着越しの愛撫を仕掛ける。
輝男の手が、柔らかく大きな左右のふくらみを下着越しに揉みしだく。
「あぁっ、あんっ……」
輝男の愛撫に、小春は艶やかな喘ぎで応じる。
小春の喘ぎを聞き入りながら、輝男は下着越しの愛撫を続ける。
何回か愛撫を繰り返した後、小春のブラジャーのカップをずり上げる。
ずり上げられたブラジャーの下から、小麦色の素肌に覆われた美巨乳がブルンと弾み出た。
輝男は裸の胸を直に揉みながら、先端に舌を這わせる。
「あんっ、んうっ……ヤダ、もう……輝ちゃんったら……」
胸先から来るみだらな刺激に、小春はのけ反り、身悶えながら、切なそうに喘ぎ、声を上げる。
たわわな肉の果実に指を食い込ませながら、先端の小さな蕾を舌でなぞり、空いた指でこねくり回す。
「んうぅっ、あっ、ハァッ……あっ、んっ、あぁっ、ハァ……」
切なそうな喘ぎと吐息を繰り返しながら、愛する男が我が胸を貪ることを甘受する小春。
輝男は飽くこと無く、小春の美巨乳を貪り続ける。
柔らかく、もっちりとしつつも、何度強く揉んで、形を歪ませても、すぐに元のなだらかで丸みを帯びた形状へと戻るGカップバストを心行くまで堪能する。
輝男の手は、小春の胸のモチモチした触感を認めつつも、内側から生じて来るかすかな熱も感じ取る。
舐め回し、吸い付き、指でこねくり回す先端の蕾も、徐々に固さを増してピンと立っていくのを認める。
すっかり感じ入っていることを示すかのように、
「あぁっ……イヤッ……あんっ……ハァッ……」
小春の喘ぎは艶やかさを増し、吐息も熱っぽくなっていく。
輝男は小春の胸元から顔を離すと、パンティーに手をかける。
感じ入る余り、体の力が抜けてしまったのか、小春は熱っぽく呆けたまま、輝男の動きを止めようとしない。
輝男の手は、難なく小春のパンティーを脱がす。
小春は裸の股をさらされると、片脚を大きく開かされる。
左右の脚の付け根に、輝男を顔をうずめる。
茂みの奥、秘裂の内側にある肉の花弁に、輝男は舌を差し込ませる。
ざらつく舌の感触が股の方で当たると、小春はハッと我に返った。
顔を上げて、自分の股に顔をうずめる輝男を認めると、
「ヤダ、ちょっと、そこ汚いから……!」
頬を赤らめ、戸惑いながら、輝男に向かって声を上げる。
しかし、輝男は構わず、小春の肉の花弁を舐め回す。
ざらつく舌の感触が花弁に触れる様に、
「あんっ、イヤッ、あっ、あぁっ……!」
イヤイヤと身悶えながら、艶やかに苦悶の声を上げる。
小春は真上から輝男の頭を両手で抑えようとするが、力が入らず、ただ単に手を添えているだけとなってしまう。
輝男は肉の花弁を舐め回し、内側を舌でほじくると、中から顔を出した小さな豆のようなものを口に含む。
「うぅっ、ヤダッ、んうぅっ……」
真下から襲って来る刺激に、小春はのけ反り、艶やかに喘ぐ。
輝男は、絶え間ない喘ぎを聞き入りながら、小春の大事なところを荒らし続ける。
舌なめずりする音に、別のかすかな水音が重なる。
輝男の執拗なクンニに、小春の大事などころがジンワリと潤い、蜜のようなものを垂らしてきたのだ。
漏れてくる蜜に混じって、芳醇なメスのにおいも、小春の中から吐き出される。
かぐわしいにおいを嗅ぎながら、小春の中から漏れる蜜を舐め取ろうとする。
唾液が跳ねるような音と砂ぶるような水音が、輝男と小春の間から響く。
「あぁっ……イヤ……ヤダ……ダメだってば……」
イヤイヤと身悶え、のけ反りながら、弱々しく苦悶の声を上げる小春。
成すすべがないと言わんばかりに、自分の秘所から蜜がこぼれ続けるのを甘受する。
一方の輝男は、こぼれ続ける蜜を貪り、舐め尽くそうとするが、流れる量は増すばかりだ。
蜜を舐め尽くそうと動き続ける舌の感触が、小春の神経に少なからぬ刺激をもたらし、皮肉にも蜜の勢いを増しているようだ。
小春の口からは、苦悶の声や喘ぎの代わりに、荒く切ない吐息だけが繰り返し漏れ出ている。
輝男はようやく、小春の股から顔を離す。
体を起こしてみると、恍惚に赤らむ小春の美貌が眼下に見える。
小春は自分を見下ろす輝男を認めると、まっすぐに目線を合わせる。
「て、輝ちゃんばかり、ズルいよ……。アタシも……」
弱々しく呼びかける小春は、輝男の顔と内側から大きな盛り上がりが認められるトランクスを交互に注視する。
ベッドの上で腰を下ろす輝男。
一糸もまとわぬ裸体を見せ付ける彼は、眼下にあるものをため息交じりに見つめる。
輝男が見下ろす先には、裸の股と向き合いながら身を屈める小春の姿があった。
裸の股から突っ立つ一物を左右のふくらみで挟むと、上下に優しくこすっていく。
さっきまで恍惚とした小春の顔は、得意げな笑みに切り替わっている。
小麦色の素肌に覆われた左右二つの大きな肉の果実は、輝男のモノを自らの中に埋もれさせている。
小春は、笑みを絶やさずに、輝男自身をジックリとパイズリする。
「輝ちゃん、気持ちいい?」
「あぁ、とても気持ちいいよ」
輝男の返答を聞くと、小春はパイズリをペースアップさせる。
上下に動く速度が速まり、左右から挟み、陰茎をしごく肉圧が強まっていく。
柔らかな肉が左右から押し潰してきて、輝男自身に得も言われぬ刺激をもたらす。
小春の胸中にある陰茎は、徐々に固さ、大きさを増していく。
生々しい肉の摩擦音が、輝男の耳に絶えず流れ込む。
絶え間ない肉圧と摩擦音は、輝男自身を絶えず充血させる。
間も無くして、剛直の先端が肉と肉の渓谷からはみ出て来た。
「ヤダ、もう、輝ちゃんったら、こんなにおっきくなっちゃって」
喜色満面に、からかうかのような言葉をかける小春。
パイズリを続けながらも、先端にチュッとキスをし、舌を這わせる。
柔らかな肉の摩擦に加えて、ざらつく舌の感触が自分自身をなぶる様に、輝男は体に電流が流れるかのような刺激を覚える。
自分の行為が、愛する男に確実に刺激をもたらしているのを認めると、小春は輝男自身の先端を口にくわえる。
上下に動き、パイズリを仕掛ける美巨乳からはみ出た個所を、一ミリも逃さずくわえ込む。
首を傾げながら回転するかのように口を動かすと、
「んっ、んうぅっ……んむっ……」
剛直でふさがれた口元から、艶やかなうめき声を漏らす。
ウットリと顔を赤らめながらパイズリフェラに興じる小春に、輝男は歯を食いしばり、ベッドのシーツをギュッとつかむ。
(小春のヤツ、相変わらず上手い……。それに、食らい付いて放さない……!)
パイズリフェラを甘受しながら、内心、感嘆の声を上げる。
輝男の耳には、肉の摩擦音と唾液が跳ねる音、そして、
「んぐっ、んぐ……んうぅっ……!」
息詰まるような艶やかなうめき声が、みだらな三重奏となって届く。
美巨乳と生温かく柔らかい口腔に包まれた剛直は、既に固く膨張しきっている。
その根元の内側では、淫欲の昂ぶりがグツグツと煮えたぎっている。
輝男は深くため息を付いたかと思うと、グッと歯を食いしばる。
ちょっとでも気を緩めば、すぐにでも暴発してしまいそうな状態にある。
すると、小春は輝男自身を自分の胸と口から離した。
パイズリフェラから解放された輝男の剛直は、天を向くように固くビンと突っ立っている。
「小春……」
「わかってるって……。野暮なことは言わせないで……」
ため息交じりに呼びかける輝男に、小春は笑みをこぼしながら言い返す。
輝男はベッドの上で仰向けに寝そべっている。
そこへ、小春が輝男の腰の上にまたがる。
天を向くようにいきり立つ剛直を、さっきのクンニで濡れぼそった秘裂にあてがう。
ゆっくりと腰を沈めると、
「あっ、あぁ……お、おっきい……」
自らが受け入れる男自身に、たまらず声を震わせる。
輝男は、蜜のぬめりに助けられて小春の中に入って行く自分自身を感じ取ると、
(小春の中、狭い……)
徐々に突き進むヴァギナの狭い感触に、内心、感嘆の声を上げる。
剛直の侵入に応じて、ヴァギナが条件反射的に収縮を仕掛けたのかもしれないし、輝男自身が既に固く膨張し、相対的にヴァギナが手狭に感じられたのかもしれない。
いずれにせよ、小春は真上から腰を沈めながら、愛する男自身を深々と受け入れようとする。
「あっ、んうぅ……」
固く大きな異物を飲み込むことに少なからぬ苦痛を覚えたのか、またも声を震わせる。
すると、意を決したかのように、真上から思いっきり腰をぶつける。
腰をぶつけた途端、
「あっ、あぁんっ!!」
輝男の腰の上にまたがりながら、小春は体を大きくのけ反らせ、けたたましく喘ぐ。
一瞬、ビクンとのけ反った後、輝男と向き合うようにして重くうな垂れる。
重くうな垂れ、荒く息を吐く小春を認めると、
「おい、大丈夫か?」
輝男は仰向けに寝そべったまま、心配そうに呼びかける。
小春は重くうな垂れたまま輝男を見下ろすと、
「輝ちゃん……メッチャおっきいけど……奥……奥に当たってる……」
恍惚とした笑みを赤らめながら、艶を帯びた声で言葉をかける。
事実、輝男自身の先端は、小春の中、最深部に突き当たっているのだ。
自分を見つめる小春の笑みと彼女の中の感触に、輝男は何とも言えない表情を見せる。
間も無くして、小春は体勢を直すと、腰をゆっくりと上下に動かし始める。
「あっ、あっ、あぁっ……」
かすかに喘ぎ声を漏らしながら、スローペースに上下運動を繰り返す小春。
ゆっくりと動いているのに、彼女の胸元からは、左右の大きなふくらみがハッキリと震えているのが見える。
輝男は、恍惚の度合いを増す小春の顔と、悩ましく上下に動く腰、そして、絶えず震え続けるGカップバストを見上げる。
何回かゆっくりと上下運動を繰り返す小春だが、徐々に動きを速めていく。
小春の動きに合わせて、輝男と小春の間から水音混じりの衝突音がハッキリと聞こえて来る。
そこへ、ベッドのきしむ音と、
「あっ、んんっ、ハァッ、うっ、んうっ、あぁんっ……!」
小春の切なく艶やかな喘ぎが重なる。
小春の中では、収縮を続けるヴァギナの表面を熱とぬめりが覆い、異様な肉圧でもって輝男自身を貪り続ける。
(小春、すごく締まってくる……! 熱とぬめりも絡み付いて止まない……!)
輝男は深くため息を付きながら、自らに絡むヴァギナの肉圧と熱、そして愛液に感嘆とする。
剛直が突き刺さったままの秘裂の隙間からは、蜜がトロトロとこぼれ続ける。
そこへ、ペースアップした上下運動がぶつかり、水音混じりの衝突音をトーンアップさせる。
小春は更に激しく腰を振り続けながら、
「あぁんっ! いいっ! いいよぉっ! メッチャ気持ちいい!」
声を上げて歓喜の念を訴える。
小春の胸元からは、美巨乳が繰り返し上下に波打っている。
波打つ美巨乳と恍惚さを増す小春の美貌、そして、彼女の中で果てしなく増す肉圧と熱、ぬめりは、輝男自身に限度知らずの刺激をもたらす。
真上からぶつけ続ける小春の腰の動きは、輝男の中の昂ぶりをいたずらにわき立たせていく。
このままいけば、小春のせいで、彼女の中で暴発しかねない。
すると、輝男は突然、勢い良く体を起こした。
体を起こした輝男と入れ替わるかのように、小春はベッドの上に背中から転倒する。
「キャッ」
たまらず声を上げる小春の左脚を上げさせると、輝男は自分の腰を勢い良くぶつけてくる。
秘裂に突き刺さったままの剛直は、輝男の動きに合わせて前後に行き来を繰り返す。
引っぱたくかのような肉と肉の衝突音が、輝男と小春の間で響く。
「あんっ! イヤッ! あぁっ! ハァッ! あっ! んうぅっ! んあっ!」
真正面からの律動にのけ反りながら、けたたましく喘ぐ小春。
律動に押される小春の体に合わせて、彼女の胸元の左右のふくらみがブルブルと震え続ける。
輝男は荒く息を弾ませながら、何度も自分の腰を小春にぶつける。
荒々しい律動に応じるかのように、小春の中では、四方の肉壁が、熱とぬめりを増しながら収縮を強めていく。
限界まで締め付けんとする肉圧を痛感しながらも、自分自身を小春の中、奥深くへと突き進ませる。
「うぅっ! ヤダッ! あんっ! て、輝ちゃん、激し過ぎだよ……!
お、お腹……壊れちゃう……!」
大きく身悶えながら、苦悶の声を上げる小春。
輝男自身は先端が最深部に突き当たっているが、小春はそのことを感じ取る余裕を持てないようだ。
固く膨張した剛直と限界まで収縮を続けるヴァギナの摩擦が、小春に少なからぬ苦痛をもたらしているのだ。
苦痛を隠せぬ小春に構わず、輝男は荒く息を弾ませながら律動を繰り返す。
彼の体は、熱を帯びたかのように薄赤色に染まり、素肌には汗がにじみ出ている。
小春は紅潮した顔を苦痛に歪ませ、イヤイヤと身悶え続ける。
すると、
「も、もっと……輝ちゃん……もっとぉ――――――……」
さっきまでの苦痛から一転して、みだらを求める艶やかな咆哮を上げる……
輝男は小春の片脚を上げさせたまま、彼女を文字通りに横たわらせる。
二、三回、腰をぶつけると、今度はそのまま、小春をうつ伏せの状態にさせ、肘をつかせる。
すると、輝男は膝立ちの体勢で小春の腰を背後から引き上げる。
輝男と小春の間には、依然として、剛直が秘裂に突き刺さっている。
プリッとした肉付きの美尻を左右からつかむと、勢い良く腰をぶつける。
「あぁんっ!!」
背後から犯して来る輝男に、小春はのけ反りながらけたたましく喘ぐ。
うつ伏せのままベッドのシーツをギュッとつかむ小春に、輝男は背後から腰をぶつけ続ける。
水音混じりの肉と肉の衝突音が、腰と美尻の間から絶えず響く。
輝男は歯を食いしばり、汗を噴き出しながら、激しく小刻みに前後運動を繰り返す。
ギュッと締め付けを増す肉圧を感じ取りながら、腰の動きを止めようとしない。
むしろ逆に、肉壁を覆う熱とぬめりを潤滑油代わりにして、激しい律動を繰り返す。
「うっ、うぅっ……! す、すごい……激しい……!」
小春は背後からの荒々しい律動を甘受しながら、息詰まるような声で歓喜の念を上げる。
摩擦がもたらす絶え間ない苦痛は、いつしか、小春の感覚を麻痺させてしまっているようだ。
小春もまた、体を薄赤色に染め、小麦色の素肌に汗をにじませている。
しかし、今の彼女は、うつ伏せたまま背後から剛直を行き来させられ、
「あぁっ! あっ! んぁっ! あぁんっ!」
けたたましい喘ぎを繰り返すだけである。
すると、輝男は背後から左右の手を伸ばし、小春の両手首をつかんだ。
細く引き締まった両腕を引き上げると、引っぱたくかのように腰を美尻にぶつけ続ける。
ベッドのきしむ音と肉と肉の衝突音に、
「あぁんっ! んっ! あぁんっ! あっ、あんっ!」
艶やかだが上ずった喘ぎが重なる。
途端、輝男は表情を苦くさせ、歯を食いしばる。
額から冷汗を垂らし、手足、そして、腰の辺りをわなわなと震わせる。
「こ、小春……俺……!」
搾るように声を上げて、小春に呼びかけようとする。
(小春の中、熱く、ギュッと締め付けて……食らい付いて離さないみたいだ……!
このままじゃ、すぐにでも……!)
律動で責め続けるヴァギナの感触に苦悶し、内心、限界の声を上げる。
熱とぬめりと肉圧が、輝男自身をギュッととらえ、彼の中に絶えず刺激をもたらす。
小春の中がもたらす刺激は、輝男の中でわき立つ昂りを容易に限界へと追い込む。
自らが暴発寸前であるのを痛感しながらも、輝男はそれを必死に押し隠し、激しく小刻みに律動を繰り返す。
すると、
「あぁんっ! ダメ! 輝ちゃん、ア、アタシ……イく……イっちゃう……!」
両腕を抑えられ、背後から犯されるがままの小春が、声を張り上げて限界を叫ぶ。
輝男が限界にさいなむと同時に、小春もまた、自らの限界にその身を震わせる。
四方の肉壁は、これ以上は無理なくらいに締め付けを強める。
小春が限界間近であることを認めると、輝男は小刻みに腰をぶつけ続ける。
ラストスパートをかけようとする輝男自身に、小春の中は締め付けを増しながらも、最深部への突入を許す。
ベッドのきしむ音と肉と肉の衝突音が重なって響く中、
「こ、小春……で、出る……!」
輝男は言葉少なく、声を震わせながら、背後から小春に呼びかける。
なおも自分の中を荒らす輝男の動きを認めながら、
「き、来て……早く来て……。輝ちゃんの熱いの……いっぱい……頂戴……」
小春は声を震わせて、輝男を痛切に求める。
間も無くして、輝男が二、三回、腰を思いっきり強く打ち据えると、
「あぁっ! あっ! あぁ――――――んっ……!」
小春は体を大きくのけ反らせながら、絶頂の叫びを上げた。
小春の艶やかな咆哮を聞くと、輝男は、ギュッと締まり切った小春の中で自分自身を暴発させた。
両腕を背後から抑え付けられ、後ろから腰をぶつけられたままの小春は、淫欲の濁流が自分の中に流し込まれるのを甘受する。
「あぁ……熱い……」
恍惚とした美貌を赤らめ、目元に涙をためながら、歓喜に声を震わせる……
◇ ◇ ◇
青春中央駅正面入り口で、輝男と小春が向き合っている。
二人の頭上では、星々が遠くきらめく夜空が広がっている。
「すっかり、暗くなっちゃったな……」
輝男が表情を曇らせながらため息交じりにつぶやく。
時刻はもう既に夜に差し掛かっている。
春休み初日とはいえ、まだ高校生の身分である若い男女がこうして夜遅く街中をぶらついていることに、輝男は不安を隠せないでいる。
しかし、真向かいにいる小春は、輝男とは対照的にあっけらかんとした顔を見せている。
「心配しないで。
アタシなら、全然、平気だし、輝ちゃんが迷惑を被るようなことはさせないから」
笑みを浮かべて言うと、輝男の頬にチュッとキスをする。
「お、おい、小春」
輝男が思わず顔を赤らめると、
「じゃあ、輝ちゃん、またね――――――」
小春は笑顔で手を振りながら、駅舎の中へと消えて行く。
ようやく帰途に着こうとする小春の後ろ姿を、輝男はいつまでも眺めている。
すると、ジャンパーのポケットから、振動音が鳴り出した。
輝男は、ポケットからスマートフォンを取り出し、電話に出る。
「もしもし」
『あぁ、輝男君。私、桜月だけど』
電話の向こうから、桜月と思しき少女の声が聞こえて来た。
「どうしたんだ? こんな夜分に」
輝男が用件を尋ねようとすると、
『さっき千堂さんから電話が来たんだけど……
明日から、うちの学校で映画のロケがあるらしいの』
桜月は電話の向こうから輝男に用件を告げる。
「何だ、映画の撮影か……」
ただならぬことを告げられながらも、関係ないと言わんばかりに素っ気ない返事をする輝男。
すると、
『それが……明日から行われる撮影って、泉梓の初主演映画の撮影らしいの』
電話の向こうから、用件の詳しい内容を告げる声がかかる。
途端、輝男は、スマートフォンを手にしたまま驚きの表情を見せる。
「泉梓の……!? それは本当なのか!?」
信じられないと言わんばかりに、電話の向こうの桜月にたずね返す。
『私も人伝えで聞いたものだから、本当かどうかはわからないわ』
桜月が、電話の向こうで半ば戸惑い気味に言葉を返す。
「そうか……わかったよ。わざわざ電話をかけてくれてありがとう」
電話越しに礼を言うと、輝男はすぐに電話を切った。
ツーツー…と不通音を耳にすると、手にしているスマートフォンを操作する。
(本当なんだろうか……? あの泉梓が明日、こっちに来るなんて……!)
努めて平素の表情を装いながら、内心、驚きと戸惑いの入り混じった思いをつぶやく。
輝男はそのまま、手にしているスマートフォンをジッと見下ろす。
見つめる先には、一緒になって写真に収まる幼い男女――すなわち、幼い頃の輝男と幼なじみの少女の画像が表示されている……