※この作品はR-18です。

天江輝男の日常   作:原野イアン

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人気アイドルとまさかの一夜?(1)

 輝男は一人、自室で黙々と勉強している。

 教科書、参考書のページを目で追って、ノートにペンを走らせる。

 窓の外には、漆黒の夜空が広がって見える。

 輝男の傍に置いてあるデジタル式の時計は、“pm.9:45”と時刻を表示している。

 ペンの走る音だけが、静まり返った密室に小さく響く。

 しばらくした後、輝男はペンを走らせる手を止めた。

 疲れたような顔で天井を仰ぎ、深くため息を付く。

 一、二分ほど、そのままの状態で呆然としていると、ふと、何かに気付いたかのような顔を見せる。

 机上の端に置いてあったスマートフォンを拾い上げると、操作を始める。

 やがて、スマートフォンのディスプレイに一枚の画像が表示された。

 画像には、輝男と同世代くらいの一人の少女が黒のビキニ姿でビーチにしゃがんでいる姿が撮られてある。

 

 特徴的な柔和な美貌――

 

 肩にかかる長い栗色の髪――

 

 透き通るような色白の素肌と細く引き締まった肢体――

 

 そして、ビキニの下から自己主張する、Fカップはあろう左右の大きなふくらみ――

 

 間も無くして、輝男は画像をスライドする。

 すると、別の画像がディスプレイに表示された。

 今度の画像には、さっきと同じ少女が、ブレザーの制服姿でとある教室に立っている姿が撮られてある。

 画像の下には、

 

 春花、18歳――

 

 と、ピンク色で記された見出しが併記されている。

 輝男はその後も、水着、セーラー服、スポーツウェア、私服…と、様々な衣装をまとう同じ少女の画像をスマートフォンのディスプレイを通して見る。

 

 「もう十年以上も前に引退したのに、こんなに画像…というかグラビアが残ってるなんて……

 本当にすごい人気があったんだな……」

 

 画像を眺めながら嘆息する輝男。

 今、輝男が見ているのは、佐倉春花を写したグラビアのネット画像である。

 春休みに現役人気アイドルとなっていた幼なじみの泉と再会したことがきっかけで、真純が昔、人気アイドルだったことを知った輝男。

 当の真純に対しては、過ぎた過去のこととして受け止める旨を言った輝男だったが、やはり興味を抱かずにはいられなかった。

 誰かに聞いたり、話をするわけにもいかず、一人、ネット検索をして、アイドルとして活躍していた頃の義母の姿を追っていたわけだ。

 人気アイドルだった頃の義母・真純――または佐倉春花の画像を眺めている内に、輝男はついついときめくかのように顔を赤らめる。

 

 「しかし、良く見ると本当に可愛いよな……。人気があったのも頷けるよ。

 俺だって、もしかしたら大ファンになってたかもしれない」

 

 笑顔でこちらを見つめるかのような春花のアップ画像を眺めながら、感嘆の念をつぶやく。

 自分と同い年くらいの彼女の美しい姿を見ると、ついつい気持ちが揺らいでしまう。

 アイドルや芸能人には容易になびかない輝男でも、画像の中の春花の可愛らしく、美しく、魅惑的な姿には、心を動かさずにいられない。

 すると、閉ざされたドアの向こうからノックをする音が聞こえて来た。

 

 『輝男さん、入りますよ』

 

 ドアの向こうから、輝男に向かって呼びかける声が聞こえてきた。

 途端、輝男はハッと我に返るなり、狼狽したような顔を見せる。

 慌ててスマートフォンをしまい、勉強しているジェスチャーを見せる。

 

 

 輝男は、反対側に回転させた椅子に腰を下ろしている。

 カップに注がれたホットココアを飲んでいると、

 

 「輝男さん、勉強の方はどうなの?」

 

 傍に立つ真純が、柔和な笑みをうかべながらたずねる。

 

 「今のところ、問題無いよ」

 

 平素の表情で輝男が返答すると、

 

 「そう……それならいいけど……

 でも、学校の勉強に加えて、大学受験の勉強もしないといけないから、今まで以上に大変になるかもしれないわね」

 

 真純は笑みを浮かべながら、心配そうに言葉を返す。

 

 「大丈夫だよ。ちゃんとやっていれば問題無いから」

 

 「確かに、そうかもしれないけど、正直、一人きりだと色々と難しいんじゃないかしら?

 一人きりだと、志望校に入れるかどうか、学力を判定することもままならないみたいだし……

 この際、予備校に入るか、学力診断を受けるかしておかないと、受験は上手くいかないと思うわ」

 

 心配するかのように義母が言葉をかけると、

 

 「その時になったら考えるよ……

 もちろん、なるべく早い内にやるけどね」

 

 輝男は、不安を取り払うかのような言葉を返して、ココアを飲み干す。

 ココアを飲み終えると、自分をまっすぐに向き合う義母を見る。

 一瞬、真純の姿に、さっきネット画像で見たビキニ姿の佐倉春花の幻が重なる。

 一瞬の幻影に思わず顔を赤らめるも、すぐに表情を落ち着かせる。

 

 (同一人物だから仕方がないけど……

 義母さんを見ていると、“佐倉春花”がどうしてもチラついて離れない……!)

 

 内心、戸惑いに似た思いを吐く輝男だが、真純は義息の今の戸惑いに気付いていない。

 間も無くして、空になったカップを載せた盆を両手に持つと、

 

 「余り無理しないで、勉強を頑張りなさい」

 

 笑みを浮かべながら、優しく義息に言葉をかける。

 輝男は義母の言葉にうなずくと、再び勉強に取り込む。

 真剣な面持ちで教科書、参考書に目を通し、ノートにペンを走らせる義息の姿を見ると、真純は静かに部屋を去る。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 どのくらい、時間が経ったのだろうか……

 

 机上のスタンドライトだけが照る中、輝男は机の上に突っ伏するように眠っている。

 教科書、参考書、そしてノートは開いたまま。

 輝男の手には、シャープペンシルが握り締められている。

 勉強を続けていた輝男だったが、眠気に抗し切れず、そのままの状態で眠ってしまったのだ。

 静かに寝息を立てる輝男は、目を覚ます気配をまったく見せない。

 すると、

 

 『……ぉくん……輝男君……』

 

 どこからか、輝男に呼びかける声が聞こえて来た。

 優しくささやきかけるような声が、聴覚を通して輝男の意識に届く。

 

 (誰かが俺を呼んでる……。一体、誰が……?)

 

 どこからか聞こえる呼び声に、輝男は意識が目覚めかける。

 まぶたは閉ざされたままだが、呼び声の主を意識の中で探ろうとする。

 途端、柔らかな感触が肌に触れるのを感じ取った。

 まぶたが開き、体をゆっくりと起こす。

 ふと、横を振り向いた瞬間、一瞬、唖然とした後、驚愕の表情を見せる。

 輝男のすぐ目の前には、見慣れない少女が一人、立っていた。

 ラメの入った銀と黒の衣装をまとい、細く引き締まった両腕、両脚をさらしている。

 衣装の下からは、大きな左右のふくらみが自己主張している。

 そして、ストレートな栗色のロングヘアを伴った色白の美貌は、柔和な笑みを絶やさずにいる。

 自分と同い年くらいの目の前の少女に、輝男は驚愕しきったまま言葉を失う。

 しかしすぐに、覚束ないながらも口を動かす。

 

 「さ……佐倉…春花……!?」

 

 信じられないと言わんばかりに、目の前に立つ少女に向かってたずねる。

 輝男の今の問いかけに、真正面から向き合う佐倉春花(さくら・はるか)はすぐにうなずく。

 彼女は、コンサートかテレビ番組で見せるステージ衣装のような衣服を身にまとい、輝男をまっすぐにとらえたまま離さない。

 

 「こんばんわ……と言うか、初めまして、天江輝男君」

 

 春花はにこやかな顔で輝男に挨拶する。

 

 「ど、どうして……君が……?」

 

 なおも信じられないと言わんばかりに、戸惑いの念を交えながらたずねる輝男に、

 

 「輝男君、私に会いたがっていると言うので、サプライズで来ちゃった」

 

 にこやかな笑顔を絶やさぬまま返答する春花。

 春花の返答に、輝男は開いた口がふさがらない。

 

 「ゆ、夢だよな……? もう、佐倉春花なんてとうの昔に…」

 

 唖然としながらも、なおも戸惑う輝男の口を、春花のキスがふさいだ。

 真正面から触れる柔らかな唇の感触に、輝男は顔を真っ赤にして身を固くする。

 一瞬のキスを終え、春花は再び輝男とまっすぐ向き合う。

 

 「野暮なことは言わないで。

 夢であろうと何だろうと、あなたは今、こうして私と一緒にいるんだから」

 

 笑みを見せながら言うと、輝男の手を引っ張り、ベッドの方へ連れて行く。

 輝男はベッドの淵に腰を下ろすと、横にいる春花の方を振り向く。

 春花もまた、輝男の方を振り向く。

 

 「春花さん……君はサプライズで来たって言ってたけど……どうして、俺のところに……?」

 

 「私、他にもファンの人はいっぱいいるけど……

 あなたは、他のファンの人たちとは違う、何か違う要素みたいなものが感じられて……」

 

 「違う要素って……?」

 

 「上手く言えないけど……遠い将来、ずっと一緒にいてくれそうな気がして……」

 

 「何だか、まるで君と僕が結婚でもするみたいな言い方じゃないか」

 

 輝男がそう言うと、春花はすぐに首を横に振った。

 

 「結婚とは全然、違うけど……

 それより深い絆で結ばれそうな気がするの……

 本当の家族以上に深く結ばれた絆……

 地味でささやかだけど、アイドルをやる以上に充実した、有意義な生きがいを伴った……」

 

 輝男をまっすぐ見つめたまま、春花は言葉を返す。

 自分を求めて止まないような春花のまなざしに、輝男は言うべき言葉が中々、出て来ない。

 

 (まさか、アイドルやっているのに疲れて、俺のところに来たわけじゃ……?

 それに、そもそも、これは夢のはず……

 でも、まるで現実に体験しているかのような感覚がしてならない……)

 

 自分がまだ幼い時に引退したはずの人気アイドルと今、間近に接していることに、輝男はなおも戸惑いの念を禁じ得ない。

 夢の中だとわかっていながらも、まるで現実のように向き合っていることに、驚きと戸惑いを募らせる。

 そんな輝男の心境を察してか否か、春花はそっと左手を差し伸ばした。

 色白でほっそりとした柔らかな手の感触が、輝男の右手を握る。

 

 (や、柔らかくて……温かい……)

 

 春花の手の感触に、輝男はドキッと顔を赤らめる。

 春花は輝男の手を握りながら、乞うようなまなざしを震わせる。

 

 「輝男君……私のわがまま……聞いてくれるかしら……?」

 

 柔らかな笑顔から一変して、はかなげな表情を曇らせる。

 

 「せっかく会った記念に……私とエッチして……」

 

 まっすぐ見つめたままささやくように訴える春花に、輝男は顔を真っ赤にして驚く。

 

 「き、君と……エッチ……!?」

 

 人気美少女アイドルからのまさかの申し出に、驚きの余り、言葉を失う。

 しかし春花は、驚く輝男に構わず話を続ける。

 

 「私、一度でいいから、十分に愛のあるセックスがしたいの……」

 

 すがり付くかのような面持ちで輝男を見つめながら、わずかでも揺るがない調子で言葉をかける。

 輝男は、春花の今の言葉本気だと認めながらも、応諾の返事をためらう。

 

 「そんな……俺なんかが、君のような人気アイドルと……」

 

 輝男がためらいの言葉を口走ると、春花は真正面から、輝男にそっと抱き付く。

 衣装越しに柔らかく大きなふくらみが輝男の体に押し潰され、人肌の温もりとほのかな香りが輝男の頬と肌にかかる。

 

 「あなたとなら、愛のあるセックスができると思って……」

 

 輝男の胸元に頬を寄せながら、春花が言葉をかける。

 自分に抱き付いて離れない春花を愛しそうに見つめると、

 

 (この様子だと、“枕”を散々、強いられて、かなり疲れ果てているようだな……

 なのに、セックスを嫌うどころか、こうして人の愛を求めるなんて……)

 

 春花を取り巻く状況に内心、心痛の念を漏らす輝男。

 疲れ果て、傷付き果てた心を癒してもらいたくてたまらない人気アイドルを、まったく拒もうとしない。

 わずかの間の沈黙の後、輝男の口がゆっくりと開く。

 

 「春花さん……それで君の気が済むのなら、一度だけなら……」

 

 言葉が少なく応諾の返事を言う輝男に、春花は顔を上げ、輝男をまっすぐ見つめる。

 頬を赤らめ、笑みを浮かべる春花の姿が、輝男の目に焼き付かれる。

 春花と向き合う輝男は、一瞬、目の前の春花と真純の幻が重なり合うのを見た。

 自分と同い年くらいの人気美少女アイドルと実年齢よりも若々しい美貌の義母が、輝男の中でピッタリと合致する。

 一瞬の幻影に唖然とし、言葉を失っていると、

 

 「ありがとう、輝男君」

 

 春花は感謝の言葉と共に、輝男とまたキスを交わす。

 

 「春花さん……」

 

 人気アイドルからのキスに、輝男が顔を真っ赤にして言葉を詰まらせると、

 

 「春花…って呼んで……」

 

 春花は笑みを絶やさずに言葉を返す。

 

 「春花……」

 

 改めて春花の名を呼ぶと、今度は輝男の方から春花にキスをする……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 春花は衣装を着たまま、ベッドの上で腰を下ろす。

 真正面には、パジャマを着たままの輝男が、腰を下ろしながら春花と向き合っている。

 二人はそのまま何度目かのキスを交わす。

 繰り返し、唇を重ねると、輝男の手が春花の胸に衣装越しに触れる。

 服の下から盛り上がるふくらみを優しく揉んでいく。

 

 「んっ、んんぅ…」

 

 キスでふさがれた春花の口元から、かすかなうめきが漏れる。

 輝男は、衣装の質感とその下にある柔らかく大きな肉感を味わいながら、愛撫を繰り返す。

 

 (春花のオッパイ……服を着ていても、大きく柔らかいのがハッキリとわかる……)

 

 春花の胸の感触に内心、感嘆する。

 やがて、輝男は春花とのキスをやめ、一旦、彼女の胸元から手を放す。

 春花は、顔を赤らめながら輝男を一瞬、まっすぐに見ると、自ら衣装の上着をはだける。

 フロントファスナーを静かに下へ下ろし、乾いた布ずれ音と共に上着を脱ぐ。

 輝男の目の前には、色白の素肌と、大きく形よいFカップバストを覆う白のブラジャーが見えた。

 輝男は、二、三回、下着越しの愛撫をすると、ブラジャーのカップをずり上げた。

 ブラジャーの下から、色白の美巨乳がブルンと弾み出る。

 輝男はすかさず、裸の美巨乳を揉みしだく。

 

 「あっ、あぁっ……」

 

 輝男の動きに応じるかのように、切なくも艶やかな喘ぎが春花の口から漏れる。

 なだからな丸みを帯び、和菓子のように形よい形状を保つ左右のふくらみを、飽くことなく何度も揉む。

 円を描くように揉んだかと思うと、パン生地でもこねるかのように愛撫する。

 

 「輝男君の手……とても優しい……」

 

 ジックリと愛撫する輝男に、嬉しそうに言葉をかける春花。

 輝男は春花をそっと押し倒すと、裸の胸に顔をうずめる。

 柔らかく大きな左右のふくらみが、輝男の視界をふさぐ。

 愛撫を続けながら、胸先の蕾に吸い付き、指でこねくり回す。

 

 「あっ、あぁんっ……イヤ……」

 

 胸先から襲って来る刺激に、春花はイヤイヤと身悶えながら、切なそうに喘ぐ。

 輝男は、人気美少女アイドルの喘ぎを聞き入りながら、美巨乳を揉みしだき、胸先を貪り続ける。

 交互に左右の胸先に吸い付き、舌で表面をなぞる。

 

 「あっ、ハァッ……あぁっ、んうぅっ……」

 

 春花の口から、荒く甘ったるい吐息に混ざって、気だるくも艶やかな喘ぎが漏れる。

 輝男の手の指は、色白で大きい乳房に深々と食い込んでいる。

 しかし、何度強く揉んで形を歪めても、春花の胸は元の美しい形状に戻る。

 柔らかく、モチモチしているがハリのある大きな左右のふくらみを前に、愛撫の手を止めようとしない。

 一方、輝男の舌は、左右の胸先にある桃色の小さな蕾を舐め回し続ける。

 ざらつく舌の感触がみだらな刺激と共に春花の神経を侵す一方で、輝男の指腹は、胸先の蕾が固く立っていくのを感じ取る。

 

 (春花のオッパイ……温かくなってる……)

 

 輝男は春花の胸先を貪りながら、内側からわき上がる微熱を手のひらを通して感じ取る。

 輝男の手のひらは、Fカップバストを揉み続けながらも、ジンワリと熱を帯びて来ているのを認める。

 手のひらに収まり切れないたわわな肉の果実を堪能する左右の手の動きに、

 

 「あぁ…いい……気持ちいい……よ……」

 

 甘い吐息を交えながら、ウットリと歓喜の声を上げる春花。

 すると、輝男は春花の胸元から顔を離し、体を起こす。

 真上から見下ろすと、恍惚に赤らむ春花の美貌が、否が応にも輝男の目に映る。

 呆けたような春花の顔に、一瞬、真純の柔和な笑みが重なる。

 一瞬の幻に、輝男は冷や水をかけられたような衝撃を受ける。

 ハッと我に返りつつも、そのまま春花をジッと見下ろす。

 

 (こんな可愛い娘が、十年ほど経ったら俺の義母さんになるなんて……)

 

 義母の昔の姿を目の当たりにして、今の義母に思いを馳せる。

 真純にしても春花にしても、いずれも文句の付けどころのない美人である。

 しかし今は、春花と直に向き合い、事に及ぼうとしている。

 それでも、今の状況に対する戸惑いのせいか、裸の胸をさらされた春花を見つめたまま、そこから先へ進めずにいる。

 すると、

 

 「どうしたの? 輝男君」

 

 輝男をまっすぐ見上げる春花が、心配そうにたずねる。

 今の呼びかけに、輝男はまたもハッと我に返る。

 

 「何だか、止まったままだけど」

 

 「え? そ、そうかい……?」

 

 「まさか、私を相手に遠慮しているの? それとも……」

 

 「いや、別にそういうわけじゃないよ」

 

 半ば気まずそうに輝男が言うと、春花はゆっくりと腰を上げる。

 一介の高校生でしかない輝男相手に、裸の上半身を迷わずさらす春花。

 柔和な笑みを赤らめ、ほんのりと熱を帯びた美巨乳を見せ付ける春花に、輝男は、恥ずかしそうに顔を赤らめながら言葉を失う。

 口ごもったまま何もしてこない輝男に、春花はすかさずキスを交わす。

 

 「このまま最後まで……ね?」

 

 一瞬、唇を重ねた後、笑みを浮かべながら優しい声で呼びかける。

 

 

 ベッドの端に、衣装やパジャマ、そして、男女二人分の下着が、無造作に脱ぎ散らかされている。

 ベッドの上では、輝男が生まれたままの姿で仰向けに寝そべりながら、目の前に突き付けられた美尻の真ん中に顔をうずめる。

 プリッとした肉付きの安産型の美尻を、左右の手で両脇からつかみ、真ん中に見える秘裂に舌を差し込ませる。

 

 (これが、人気アイドル・佐倉春花の……)

 

 間近に見る人気美少女アイドルの大事なところに、思わず感嘆の念を漏らす。

 輝男の舌は、秘裂の内側にある肉の花弁を満遍なく舐め回す。

 一方、輝男の真向かいでは、やはり生まれたままの姿をさらす春花が、身を屈めながら、裸の股から盛り上がる肉の棒を形良いFカップバストで両脇から挟み付ける。

 股の方からざらつく舌の感触が襲って来る中、左右の大きなふくらみを両脇から抑え付け、上下に動かし始める。

 春花の美尻からは、舌なめずりの音が小さく鳴っている。

 輝男の舌は、上下に動きながら肉の花弁を舐め、時折、舌先を内側に差し込ませる。

 

 「あっ、あぁっ……」

 

 貪欲に責める舌の動きに、春花はたまらずのけ反り、切なそうな喘ぎを漏らす。

 股の方から募るみだらな刺激をまぎらすかのように、自らの胸を上下に動かし、胸中にある肉の棒をしごいていく。

 春花の美尻に顔をうずめたままの輝男は、陰茎を通して伝わる左右からの肉圧と生々しい肉の摩擦音を認める。

 

 「どう? 輝男君、気持ちいい?」

 

 笑みを浮かべてパイズリを続ける春花の問いに、

 

 「とても気持ちいいよ」

 

 美尻から一度、顔を離した輝男が、歓喜の念を即応する。

 再び美尻の真ん中に顔をうずめると、舌の動きをペースアップさせる。

 唾液の跳ねるような音が春花の美尻から漏れ、

 

 「あぁっ、あんっ……」

 

 春花は何度もビクンとのけ反り、艶やかな喘ぎを上げる。

 すると、パイズリをペースアップさせて、輝男の陰茎に強い摩擦をもたらす。

 肉の摩擦音はトーンアップし、左右から挟み付ける大きな柔肉は、ハッキリと強くこすり付けていく。

 

 (ヤバ過ぎてたまんない……!

 あの人気アイドル・佐倉春花が、俺のためにパイズリをしてくれるなんて……!)

 

 普通であれば絶対にあり得ないシチュエーションに、輝男は驚嘆の念を隠せずにいる。

 春花の美巨乳による肉圧は、陰茎を通して確かに輝男の神経を伝っている。

 加えて、今、自らが顔をうずめる美尻の肉感、熱、大事なところの生々しい感触も、本物であるかのように、輝男の神経にみだらな刺激をもたらす。

 舌の動きを貪欲にさせ、砂ぶるような動きさえ見せる。

 やがて、春花の中から、芳醇なメスのにおいが吐き出されてきた。

 メスのにおいを嗅ぐ輝男は、秘裂に蜜が染み出て、そのまま潤っていくのを感じ取った。

 一方、パイズリを続ける春花は、輝男自身の先端が肉の渓谷から伸び出るのを認めた。

 

 「ウフフ……輝男君ったら、すっかり元気になっちゃって……」

 

 嬉しそうに笑みをこぼすと、剛直の先端にチュッとキスをする。

 輝男は自分自身の先端に唇が触れるのを認めつつも、春花の大事なところから漏れ出る蜜を舐め取ろうとする。

 アイドルの蜜を舐め尽くさんとする輝男だが、舌を動かせば動かすほど、蜜の流れは増すばかりだ。

 収まりきれない蜜を舐めながら、濃度を増すメスのにおいを嗅いでいく。

 くらくらするようなかぐわしいにおいが、輝男の嗅覚を突き刺す。

 向こうの方から、貪り、砂ぶるような水音を耳にしつつも、固く膨張する剛直の先端をくわえ込む春花。

 首を傾げながら、回すようにして口を動かし、剛直の先端をしゃぶる。

 

 「んんっ、んうぅっ……」

 

 フェラチオに耽る艶やかなうめき声が、人気美少女アイドルの口から漏れる。

 春花は輝男自身の先端を貪りつつも、左右のふくらみで固く突っ立つ肉の棒をしごき続けるのをやめない。

 パイズリフェラがもたらす二重の刺激が、輝男自身を限界まで充血させ、彼の中を著しく昂らせる。

 とめどもない蜜の流れを舐め続ける輝男だったが、自分の中でわき立つ昂ぶりに、つい動きを止めてしまう。

 

 (ヤバい……! このままじゃ…暴発してしまう……!)

 

 自分の中がグツグツと煮えたぎる感覚に、内心、苦悶の声を上げる。

 しかし、内心、苦悶を増す輝男に、春花は左右からの肉圧と生温かく柔らかい口内の感触で応じる。

 このまま、限界までパイズリフェラを続けるつもりだ。

 しかし、間も無くして、春花は輝男自身を自らの口と胸から離す。

 ようやくパイズリフェラから解放された輝男自身は、天を向くような状態で固く膨張しきっている。

 春花は輝男の体から身を離すと、しゃがみ込むような姿勢で体の向きを前後に反転させる。

 輝男は体を起こすと、自分をまっすぐに見つめる春花と、裸の股から直立する自分自身を交互に見る。

 人気美少女アイドルによる献身で激しくいきり立つ自分自身に、顔を真っ赤にして言葉を詰まらせる。

 すると、

 

 「輝男君……やっぱり、最後は“中”がいいかしら……?」

 

 柔らかな口調でたずねる声が、輝男の耳に流れ込んだ。

 輝男はすぐに、目の前にいる春花の方を振り向く。

 春花は柔和な笑みを赤らめながら、輝男をまっすぐ見つめる。

 これ以上は何も言わず、乞うようなまなざしで輝男を見つめながら放そうとしない。

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