屋上手前の踊り場で、輝男と寿里、そして理華が向き合っている。
気まずそうな顔を見せる輝男と寿里に向かって、伊達メガネをかけている理華は、わざとらしいくらいに厳しい表情でにらみ付け、両腕を組んでいる。
「わかってると思うけど……
学校は勉強、部活等に打ち込む場所であってセックスに耽るところじゃないのよ」
「み、見てたんですか?」
「えぇ……。見回りをしてたら、エッチしてる真っ最中だったから……
本当だったら、あの時、途中でやめさせていたところだったけど、せめてもの温情で最後までサせてあげたんだから」
鋭く追及するかのような理華の言葉に、輝男は言葉を詰まらせてしまう。
隠しようのない、否定できない事実を見られてしまい、いかなる弁明も通じないことを痛感しているのだろう。
すると、輝男と理華の間に割って入るかのように、寿里が前に出てきた。
「先生、元はと言えば、私のせいなんです。
私が天江君とエッチしたいと無理にお願いしたせいで……
だから、天江君を責めるのはやめて下さい」
沈痛な面持ちで理華と向き合いながら、輝男を庇うかのような言葉をかける寿里。
輝男だけでなく、自らもまた窮状のただ中にあるのに、怖気付くどころか、自らと体を重ねた相手を守ろうと精一杯の勇気を見せようとする。
しかも、“彼氏”でも何でもないただの同級生、行きずりも同然のセックスの相手のために……
無理を承知で自分とセックスしてくれた輝男に対するせめてものお返しのつもりか?
“彼氏”持ちの自分と体を重ねながらも、当の“彼氏”のことを気にかけてくれた礼のつもりか?
いずれにせよ、泥をかぶる覚悟を見せるかのような寿里を、理華はまっすぐ見つめる。
厳しい表情を崩さぬまま、ゆっくりと口を開く。
「長峰さん、あなた、確かB組……石上先生のクラスだったわね?」
「はい、そうですが」
「放課後に校内でセックスするなんて、明らかなルール違反だわ。
残念だけど、担任の石上先生にだけは報告せざるを得ないようね……」
冷淡に言い放つ理華に、寿里は血の気が引いたような顔を見せながら言葉を詰まらせる。
理華の今の言葉に、最悪の事態を予感したのだろう。
愕然としたまま何も言い返せない寿里を見ると、理華はすぐに口を動かす。
「長峰さん、今回の件に関しては、今は保留させてもらうわ。
でも、おとがめ無し、無罪放免では無いから、そのことだけは肝に銘じておいて」
寿里に向かって冷たく言い放つと、すぐに輝男の方に目線を向ける。
「でも、天江君、あなたは絶対に見逃すわけにはいかないから。
嫌でも責任を取って、処分を受けてもらうわ」
わざとらしく厳しい表情でにらみながら、鋭い口調で理華が言うと、
「はい」
輝男は仕方ないと言わんばかりに、ため息交じりに応諾の一言を返す。
輝男の応諾を聞くと、理華は一人、輝男たちに背を向け、その場から去って行く。
遠のく理華の後ろ姿に、寿里は沈痛な面持ちを見せる。
「ごめんなさい。私のせいで天江君にとんだ迷惑をかけて……」
輝男の方を向くなり、すぐに頭を下げ、謝罪の言葉をかける。
寿里の詫びの言葉を聞くと、輝男は彼女の方を振り向き、笑みを浮かべる。
「君が何も心配することはないよ。いつものことだから。
それに、君が不利を被るようなことはさせないから」
そう言うと、足元に置いてあった通学用デイバッグを拾い上げる。
「結局、俺は君とヤっちゃったけど……
河原とはこれからも仲良くやっていてくれよ」
笑みを絶やさずに言うと、輝男は一人、階段を下りて、その場から去って行く。
寿里は一人、その場に取り残されたかのように、去り行く輝男の後ろ姿を黙って見つめる。
その表情は、困惑の極みにあるかのように重く曇っている。
(どうしよう……まさか、こんなことになっちゃうなんて……
天江君と黒山さんのエッチを盗み撮りしたなんて、まったくの嘘なのに……)
今更のように罪悪感を独白する寿里。
嘘で輝男を脅し、セックスにこぎつけたことが叱責へとつながり、胸が痛くなるような悔悟の念を強めていく。
自分と輝男が今後、どうなるのか……?
そのことに対する不安が、寿里の中でいたずらに募っていく……
◇ ◇ ◇
夜空がタワーマンションを見下ろす。
マンション内のリビングに、二人分のメニューが並んでいる。
「お義兄ちゃんの分が無いけど、どうしちゃったの?」
夕食を食べながら瑠奈がたずねると、
「実は、雨宮先生から連絡が来て……
輝男さん、今日、学校でちょっとした騒ぎを起こしちゃったとかで厳重注意を受けてもらうから、預からせて下さい…って……
だから、輝男さん、今日の夕飯は向こうで食べることになったから」
真純はまったく動ずることなく、輝男の不在を説明する。
愛しい義息が騒ぎを起こし、とがめられているというのに、心痛する素振りをまったく見せない。
義母の今の説明に、テーブル越しに向き合う瑠奈は、憮然とした面持ちで夕食を食べ続ける。
(あのババア……ただ注意するだけで済ますはずが無いわ……!)
愛する義兄を“厳重注意”の名目で手元に確保した理華に対して、内心、苛立ちを募らせる。
同じ頃、同じマンションの別のリビングで、輝男と理華はテーブル越しに向き合っていた。
輝男はブレザーを脱ぎ、開襟したワイシャツに緩めたスクールネクタイ、制服のスラックスといういで立ちをしている。
一方の理華は、伊達メガネを外し、白のブラウスを開襟させ、ひざ丈のスカートからパンストを脱いだ細い色白の生美脚を覗かせている。
輝男と理華もまた、テーブルの上に並べられたメニューを口にしている。
「…で、昼休みに日向さんとエッチしようとしたところを黒山さんに見られて……
放課後、誰もいなくなった教室で黒山さんとエッチしているところを長峰さんに盗み見されて……
口止め代わりに、今度は長峰さんとエッチしちゃったってわけ?」
問いただそうとする理華に、輝男は箸を持つ手を止めて黙ってうなずく。
輝男の反応に、理華は呆れ顔で深くため息を付く。
しかしすぐに、何も無かったかのような顔を見せ、夕食を再開する。
夕食が終わりに差し掛かった頃、理華が再び、口を開く。
「わかってると思うけど……
あなたや日向さん、黒山さん、それに長峰さんも、来年は大学受験を控えているのよ。
そのことをわかっていながら、校内でセックスに興じるなんて、相当、溜まってるのね。
特に天江君、今日だけで三回もエッチしてるあなたの場合、なおさら…」
「言わないで下さい。僕だって、まさかこんなことになるとは思ってませんでしたから」
輝男は顔を真っ赤にして、すぐに理華に反論する。
羞恥の極みにあるのを隠そうとしない輝男に、理華はクスッと笑みをこぼす。
「天江君、別にエッチするなって言ってるわけじゃないから。
ただ、大学受験を控えているのを忘れ、勉強をおろそかにしてまでセックスに耽るなって言いたいだけだから。
あと、性病に注意して、避妊も心掛けておかないと……
学業半ば、大学受験を前にして万一の事態が起きたらシャレにならないんだから」
「わかってます……」
笑みを浮かべつつも、とがめるかのように言葉をかける担任に、輝男は応諾の一言を返すのが精一杯である。
リビングのテーブルが綺麗に片付けられている。
夕食を食べ終え、ひと息付いている輝男のもとへ、理華が歩み寄って来る。
輝男と理華は、再びテーブル越しに向き合っている。
「先生、ごちそうさまでした。今日の夕飯、とても美味しかったですよ」
輝男はようやく表情を和らげ、理華に礼を言う。
理華は輝男の今の言葉を聞くと、笑みを浮かべながらまっすぐに見つめる。
ジッと見つめ続ける理華に、輝男は訝しげに首を傾げる。
「どうしたんですか? 先生」
「天江君……可愛い同級生の女の子もいいけど……
そろそろ、大人のお姉さんも恋しくなったんじゃないかな?」
そう言うと、理華は笑みを浮かべ、輝男をまっすぐ見つめたまま、ほんのりと頬を赤らめる。
理華の今の様子に、輝男は何かに気付いたかのような顔を見せる。
「せ、先生……まさか……!?」
「何、驚いたような顔を見せてるの? 始めからわかりきっていたくせに」
戸惑い気味に声をかける輝男に、理華は平然とした調子で言葉を返す。
そのまま席を立つと、すぐに輝男の真ん前に迫る。
頬を赤らめながらジッと見つめる美人教諭の笑み、開襟されたブラウスの隙間からチラッと見える肉の渓谷に、輝男は硬直しながら紅潮する。
「せっかくの機会だから、思いっきりシましょ?
勉強やら何やらで溜まったものは、日向さんたち相手では十分に吐き出し切れないから」
「変なこと言わないで下さい、理華さん」
「最後までちゃんとヤってくれないと、お家に帰してあげないから」
艶やかな笑みを絶やさずに強迫する担任教諭に、輝男は紅潮しきった形相で閉口する。
◇ ◇ ◇
ベッドの横で、輝男と理華が向き合う。
同時にまぶたを閉じると、そのままキスを交わす。
唇を重ね、半開きになった唇の隙間から舌先を差し込ませる。
うねり合う舌先の隙間から、唾液の跳ねるような音が小さく聞こえる。
「ん……んん……んふぅ……」
やがて、甘い吐息を交えながら、かすかなうめき声が聞こえる。
輝男は理華とディープキスを続けながら、積極的に舌をうねらせ、絡み付く理華の動きを認める。
(理華さんだって、人のことを言えないじゃないか……
自分から積極的に攻めてくるくらいに溜まって……)
愛しい教え子との淫欲のひと時にはまろうとする美人教諭に、当の教え子は内心、呆れてしまう。
やがて、輝男と理華はディープキスをやめた。
二人の間をつなぐ唾液の糸が千切れると、輝男はそっと理華をベッドの上に押し倒す。
理華の首筋に舌を這わせながら、ブラウスのボタンを器用に外していく。
一つ、また一つとボタンが外され、すぐにブラウスははだけられた。
はだけられたブラウスの内側からは、色白で形良いDカップバストを覆うピンクのブラジャーが姿を現した。
輝男の手が、理華の胸をブラジャー越しにつかむ。
そのまま下着越しの愛撫を仕掛けると、
「あっ、あぁっ……」
理華の口から、切なそうな喘ぎがかすかに漏れる。
ブラジャーの質感とその下にある柔らかく大きな肉感を同時に味わいながら、下着越しの愛撫を何度か繰り返す。
ふと、理華の顔を見ると、恥ずかしそうに赤らんだ顔を横に背けている。
寿里とのひそやかなセックスをとがめた時の厳しさは、今の理華からはまったく認められない。
愛しい教え子による愛欲の責めを、甘んじて受け入れる姿勢だけが認められる。
輝男はブラジャーのカップをずり上げ、裸の胸をさらけ出す。
色白の美巨乳がブルンと弾み出ると、直に揉みしだいていく。
「あっ、ヤダ……あんっ……」
裸の胸を愛撫する輝男に、理華はイヤイヤと首を横に振りながら、羞恥と恍惚の混ざった声を上げる。
円を描くように揉んだかと思うと、パン生地でもこねるかのように、なだらかな丸みを強く歪める。
輝男の手のひらは、理華の胸の滑らかな肌触りとモチモチした触感を存分に味わう。
愛撫を続けながら、理華の胸元に顔をうずめると、胸先の桃色の蕾を口に含み、舌で舐め回す。
「あぁっ……んうぅっ……」
胸先から襲って来るみだらな刺激に、理華はたまらずうめき、のけ反る。
一方の輝男は、そのまま理華の胸の柔らかな肉感を味わいつつ、舌と指を通して胸先の触感も堪能する。
「あぁっ、ヤダ……ハァッ……あぁ……んぅ……」
途切れることのない切ない喘ぎが、輝男の耳に流れ込む。
愛撫を受け、胸先を貪られ、理華はすっかり感じ入っているようだ。
輝男の手のひらは、理華の美巨乳がジンワリと熱を帯びてきているのを感じ取る。
と、同時に、輝男に舐められ、指でこねられている左右の胸先は、ピンと固く突っ立っていく。
やがて、輝男は理華の胸元から顔を離した。
見下ろすようにして理華と向き合うと、紅潮しながら呆けている理華の美貌がハッキリと見えた。
呆けたような顔をしつつも、乞うようなまなざしで輝男をまっすぐ見つめている。
輝男は、素裸の下半身をさらしながらベッドの上で仁王立ちになっている。
輝男が見下ろす先には、ブラウスをはだけられたままの理華が、膝立ちの体勢で輝男の裸の股と向き合っている。
理華の目の前には、固く突っ立つ輝男の陰茎がある。
輝男の陰茎には、やや濁った色彩の残滓のようなものが、あちこちにこびり付いている。
「ヤダ、もう、輝男君ったら……
日向さんたちとのエッチの痕跡をそのままにしちゃうなんて……」
肉の棒にこびり付く残滓を見ながら、呆れ果てた調子で言葉をかける。
輝男が言葉を返すのを待たずに、理華はペロッと舌を出す。
理華の舌は、上から下、下から上、360度…と、肉の棒を隅々まで舐め回す。
二、三回、一物の表面を舐め回しながら、同級生女子三人との淫交の痕跡を跡形も無く拭い取ろうとする。
ざらつく舌の感触が、肉の棒の表面を通して、輝男の神経に少なからぬ刺激として伝わっていく。
陰茎にこびり付いていた残滓を舐め取り終えると、理華は輝男自身の先端にチュッとキスをする。
そのまま大きく口を開け、輝男自身をくわえ込む。
「んっ、んんっ、んうっ、んぅっ……!」
艶やかなうめき声を漏らしながら、初めから速いペースで輝男自身をしゃぶる。
柔らかく生温かい口腔が陰茎をこする感触に、輝男は成されるがままに深く嘆息する。
(理華さん、いつになく積極的だな……
まさか、桜月や葵、それに長峰と既にエッチしたことに対するせめてもの腹いせのつもりか……?)
貪欲に教え子自身を貪る美人教諭の動きに、輝男はその大元を探るかのように思いを馳せる。
しかし、輝男の心境に関係なく、理華の口内では、輝男自身が固さ、大きさを増していく。
輝男の耳には、唾液の跳ねるような音に混じって、艶を帯びたうめき声が絶えず聞こえてくる。
学校でも一、二を争う美人教諭によるフェラチオは、輝男でなくとも否応なしに気分を昂らせてしまう。
既に、理華の口内では、固く膨張した剛直が、柔らかく生温かい口腔に絶えずこすられている。
「んっ、んぐっ、んうぅっ、んくぅっ……!」
なおもフェラチオを続ける理華の口元からは、息詰まるようなうめき声が漏れる。
口内にとらわれている剛直のせいで息苦しさを感じつつも、輝男自身を離す気配を見せない。
むしろ、首を傾げ、回すように口を動かしながら、輝男自身をしゃぶり続ける。
前後に口を動かしたかと思うと、回すように口を動かし…を、二、三回繰り返す理華。
激しくもねっとりとした担任のフェラチオに、輝男の中では淫欲がわき立ち始めていく。
しかし、間も無くして、理華は大きく息を吐きながら、輝男自身を口から離した。
桜月たちとのセックスの痕跡に代わって、担任教諭の唾液が、固く突っ立つ剛直の表面をまぶしている。
「輝男君ったら、もう、こんなに元気になっちゃって……
そんなにあたしが欲しくてたまらないのね……」
恍惚とした笑みを赤らめながら、理華が言葉をかける。
「な、何、言ってんですか、先生…」
反論めいた言葉を言おうとした輝男だったが、理華の柔らかなキスが彼の反論をさえぎった。
一瞬のキスの後、輝男は顔を赤らめながら、理華とまっすぐ向き合う。
「私を好きなようにしたら、今日の件は許してあげる……」
寿里との件を蒸し返しながら、艶を帯びた声で切望の念を言う理華。
理華の今の求めに、輝男は返す言葉が出てこない……
「あっ、あぁんっ!!」
理華はベッドの上で仰向けになりながら、体を大きくのけ反らせ、喘ぐ。
一糸もまとわぬ裸体をさらし、胸元から盛り上がる美巨乳をブルンと震わせる。
理華の正面には、輝男が膝立ちの体勢で理華の腰を左右からつかみ上げている。
理華の腰を浮かせると、左右の脚の付け根にある秘裂に、固く膨張した剛直を差し込ませる。
剛直を通して腰をぶつけると、その拍子に理華の体が前後に揺れる。
最初から勢い良く前後運動を仕掛ける輝男に、理華はベッドのシーツをギュッとつかみながら、その身を前後に揺さぶられる。
「あぁんっ、いいっ、すごい……!」
激しい律動を繰り返す輝男に、理華はその身を押され、悶えながら、歓喜の念を叫ぶ。
理華のDカップバストはブルブルと震え続け、輝男と理華の間では肉と肉の衝突音が高らかに響く。
「すごく……激しく……うぅっ、深い……!
お、奥……奥に…当たってる……!」
絶えず悶えながら、艶やかに声を上げる理華。
彼女の中では、輝男自身の先端が、最奥に何度も突き当たっているのだ。
これで何度目かわからないくらいに理華を犯す輝男は、繰り返し腰をぶつけ、グッと歯を食いしばる。
(理華さんの中……いつもよりキツイ……!)
律動を繰り返すたびに収縮を強めるヴァギナの感触に、内心、感嘆する。
摩擦を繰り返す剛直とヴァギナの間で、熱とぬめりが大きく染み出てくる。
とどまる所を知らない肉圧にさいなまれながらも、絡み付く熱とぬめりが肉圧を相殺し、むしろ、更なる動きを煽り立てる。
「あぁっ、んうぅっ……! な、中……いっぱい……!」
収縮を続けるヴァギナの中で限界まで固く膨張する輝男自身に、理華はたまらず苦悶の声を上げる。
理華の素肌からは汗がにじみ出ており、色白の色彩は熱を帯びたかのように薄赤色に変色していく。
肉圧と熱、ぬめりが自分自身に絡み付く中、輝男はうっすらと目を開ける。
視界が開けると、律動に押され、絶えず悶える担任の姿と恍惚に赤らむ美貌、そして、震え続けるDカップバストが否応なしに突き付けられた。
途端、輝男は何かが吹っ切れたかのように、腰の動きを激しく小刻みにさせる。
左右の手で抑え、引き上げた理華の腰に、自分の腰を絶えず何度もぶつける。
引っぱたくかのような肉と肉の衝突音に水音が混じり、
「うぅ……あぁ……あっ……! イヤ……動かない…で……!」
息詰まるような喘ぎと苦痛を訴える声が、理華の口から漏れる。
激しく前後運動を繰り返す剛直と狭まる一方のヴァギナの摩擦が、理華に確実な苦痛をもたらしているのだ。
苦痛にさいなむ理華を前にして、輝男は動きを減退させる気配を見せない。
輝男がそのまま律動を繰り返し、腰をぶつけ続けると、
「あぁっ、ヤダッ……激しい……! もっと……もっとぉ――――――……!」
理華はシーツをつかむ握力を増し、激しく苦悶しながらも、更なるみだらを求めるかのように咆哮する。
輝男は汗のにじむ裸体を仰向けにさせている。
彼が見上げる先には、
「あっ、あぁっ、あんっ、んあっ……!」
艶やかな喘ぎを繰り返しながら腰を上下に振る理華の姿があった。
輝男の腰の上にまたがる理華は、輝男の股から突っ立つ剛直を自分の秘裂で抜き差しさせている。
さっきは、輝男の猛進に責められてばかりだった理華が、今は輝男の上で彼自身を貪ろうとする。
理華の上下運動に合わせるかのように、胸元の美巨乳が上下に波打つ。
「どう? 気持ちいい?」
恍惚の極みにあるかのような面持ちで見下ろしながら、輝男にたずねる理華。
「気持ちいいに決まってるじゃないですか」
熱に浮かされたような声で輝男が返答すると、理華は上下運動に代わって腰を前後にくねらせる。
「んっ、んうぅっ、あ、ハァッ……」
悩ましく腰をくねらせ、切なそうな喘ぎを漏らす。
理華はそのまま、上下運動と前後のくねりを交互に繰り返す。
輝男は、熱に浮かされたような顔を見せながら、複雑に腰を動かし、中にある自分自身をいいように弄ぶ担任の動きを甘受する。
輝男の方から何もせずとも、理華の方から腰を動かし、胸を揺らし、恍惚に赤らむ顔を見せることで、輝男は得も言われぬ刺激を得ていく。
そのまま、みだらに踊る担任を眺めていた輝男だったが、突然、額に汗をにじませ、苦しそうに歯を食いしばる。
(ヤバい……! 俺の中がグツグツと煮えたぎる……!)
上下、前後と複雑に揺れる腰の動きに応じて複雑に締め付けるヴァギナの肉圧が、輝男の中の沸騰を急激に増していったのだ。
絡み付く熱とぬめりも、更なる沸騰を一助する。
すると、輝男は突然、左右の手を勢い良く突き上げた。
上下に揺れる汗ばんだ左右のふくらみをつかむと、そのまま強く揉みしだく。
円を描くように揉んだかと思うと、絶えず上下に揉んでいく。
と、同時に、真上の理華目がけて、輝男の腰が勢い良く突き上げを食らわす。
「んうぅっ!」
突然の突き上げに、理華はのけ反りながらうめく。
しかし、輝男は構わず、愛撫と突き上げを延々と繰り返す。
「あんっ! んうぅっ! イヤッ、ハァッ……!」
上下、前後と腰を動かし、教え子自身を好きなように弄んでいた理華だったが、今は、その教え子からの突き上げと愛撫に成されるがままといった様子を見せる。
上下にぶつかり合う二つの腰から、肉と肉の衝突音がトーンアップして響く。
肉と肉の衝突音を聞きながら、汗ばみ、熱を帯びている美巨乳の感触を、手のひらを通して味わう輝男。
更に言えば、限界までギュッと狭まるヴァギナの肉圧を認めながらも、最奥目がけて突き上げを繰り返す。
輝男の上で、理華は上下に身を跳ね、喉を突き出すようにしてのけ反る。
自慢のDカップバストは、真下からの愛撫に抑えられ、震わせ、揺らすこともままならない。
「ヤダ……また奥に…当たって……すごい……キツイ……」
狭まるヴァギナに密着しながらも、それを突き破って猛進を繰り返す輝男自身に、理華は息詰まるような声を震わせる。
理華の美貌は、苦痛と恍惚が混ざったかのように歪んでいる。
熱っぽく火照る素肌からは、絶えず汗が噴き出て、飛び散っている。
苦痛と恍惚の中で成すすべがない理華を前に、輝男はなおも真下から突き上げ、愛撫を続ける。
すると、
「あぁっ、イヤッ、ダメッ、イ、イくぅっ!」
痙攣でも起こしたかのようにのけ反ると、上ずったような声で理華が限界を訴える。
限界が間近いのを認めると、理華は腰の動きを再開する。
真下から突き上げる輝男の腰に、小刻みな上下運動で応じる。
引っぱたくような水音混じりの衝突音に、
「あぁっ、あんっ、んっ、うぅっ、ハァッ、あっ、ハァッ……!」
息詰まるような艶やかな喘ぎが重なる。
輝男は理華の喘ぎを聞き入りながら、限界まで強く締め付けるヴァギナの動きを認め、思わず身を震わせる。
輝男の中では、淫欲の昂ぶりが暴発寸前にまで沸騰している。
「ダ、ダメだ……! 理華さん、俺も……!」
輝男は絞るような声を上げながら、ようやく自らの限界を声に出した。
それでも、彼の腰と左右の手は、別の生き物のように真下から理華を犯し、彼女のたわわな肉の果実を味わい続ける。
「き、来て……! 早く……! あたしの中に……輝男君の熱いの…全部……!
あたし……今日は……大丈夫だから……!」
愛撫を甘受し、腰を小刻みに振り続けながら、震える声で理華が言葉を返す。
理華の今の言葉に、輝男は真下からの強い一突きでもって応じる。
すると、
「あっ、あぁっ……! うっ、あぁ――――――……!」
理華は輝男の腰の上でまたがり、左右の大きなふくらみを揉まれながら、体をのけ反らし、絶頂の声を上げた。
理華が果てて間も無く、ギュッと締まり切った彼女の中に淫欲の濁流が流し込まれた……
◇ ◇ ◇
輝男は一人、制服に着替え直している。
心地良い疲労ともいうべき形相を見せつつも、何も無かったかのような面持ちを装うとする。
間も無くして、輝男が制服を着替え終えると、
「輝男君」
背後から輝男に呼びかける声が聞こえて来た。
輝男が振り返ると、火照りの収まらぬ裸体をブラウスで羽織っただけの理華が、至近距離から見つめてきた。
「今日の輝男君、いつになく最高だったわ。
これで、溜まってたものも全部吐き出ちゃったわね」
「え、えぇ……まぁ……」
恍惚の収まらぬ笑みを浮かべて言って来る担任に、輝男は恥ずかしそうに口ごもる。
すると、理華はすかさず、輝男の頬にチュッとキスをする。
一瞬のキスの後、改めて輝男とまっすぐ向き合うと、
「エッチもいいけど、勉強の方もそれ以上に、一生懸命、頑張りなさい」
笑みを絶やさずに、担任教諭としての言葉を輝男にかける。
「はい」
理華の今の言葉に、輝男は笑みを浮かべて、応諾の一言を返す。
やがて、“702”と記されたプレートが掲げられた玄関ドアから、輝男が出て来た。
理華の自宅を後にして、マンション内の廊下を黙々と歩きながら、
(さすがに今日は、もうこれで“打ち止め”だよな……?)
内心、自分に言い聞かせるようにして、そうつぶやく。
桜月から葵、葵から寿里、そして、寿里から理華――
まるで連鎖反応のように、同級生、担任と何度もセックスしたことに、疲弊にも似た気持ちをわき上がらせる。
しかし、そのことを胸の内にとどめながら、ようやくにして帰途に着こうとする。