リビングに、パジャマ姿の輝男が入って来る。
ダイニングにある冷蔵庫からアイスコーヒーのボトルを取り出し、グラスにアイスコーヒーを注ぐ。
グラスを手にしながら再度、リビングの方へ向かうと、真純がテレビの前のソファーに腰を下ろしているのが見えた。
テレビを見ている真純の横に、輝男はゆっくりと腰を下ろす。
「何か、トラブル起こして先生に注意されたそうだけど、大丈夫なの?」
平素の表情を崩さぬまま、真純が輝男に言葉をかける。
正面にあるテレビを見たまま振り向こうとしない真純に向かって、輝男は口を開く。
「心配しないでいいよ。大したことじゃないから」
そう言い返すと、グラスに注がれたコーヒーを一口、二口飲む。
「輝男さんに限って間違いは無いと思うけど……余り、無茶なことはしないでね」
「うん、わかってる」
義母と義息は、共にテレビを見ながら、一言、二言、言葉を交わす。
余計な心配をかけたくない義息の横で、義母は努めて不安を押し隠そうとする。
互いを気遣う心を内に抱えながら、二人は安息のひと時を過ごす。
平素の表情でテレビを見ている輝男からは、さっきまで担任と激しくセックスに興じていたことは、わずかでも認められない。
横で普通にテレビを見ている真純は、すぐ傍にいる義息が、今日だけで担任ばかりか同級生女子三人と事に及んだことなど知る由も無い。
輝男が自室に入って行く。
明かりをつけた途端、輝男は目の前にあるものを見て、思わず驚く。
輝男の目の前には、やはりパジャマ姿の瑠奈が、ベッドの上でしゃがみ込んでいるのが見えた。
瑠奈は、輝男が部屋に入るなり、彼をじろっとにらむ。
「ど、どうしたんだ? 瑠奈」
半ば戸惑い、半ば呆れながら、瑠奈のいるベッドの方へ歩み寄る。
すると、瑠奈はベッドから下りて、輝男の前につかつかと詰め寄る。
「お義兄ちゃん、あのババアとエッチしてたでしょ!?」
思いっきり不機嫌な形相でにらみ付けながら、義兄を問い詰めようとする。
「バ、ババアって……雨宮先生のことか?」
「あのババア、変な言いがかりをつけて、さっきまでずっとお義兄ちゃんとヤりまくってたんだわ!」
唇を尖らせて怒りの声を上げる瑠奈に、輝男は困惑しきった形相で言葉を失う。
「べ、別にエッチしたわけじゃないさ。
ただ、ちょっと変なトラブルに遭って、そのことで先生から注意を受けて…」
「注意するくらいなら、学校の中でも十分じゃない!
わざわざ家まで連れて行くなんて、エッチする以外に何の目的があると言うの!?」
半ば事実を否定しながらもしどろもどろに弁明する輝男を、瑠奈の鋭い声がさえぎる。
理華の意図を怖いくらいに正確に見抜く瑠奈の追及に、輝男はたまらず言葉をを詰まらせてしまう。
困惑しきったまま何も言い返せずにいる輝男に、瑠奈は半ば寂しそうな表情を見せながら、頬を赤らめる。
「お義兄ちゃんったら……ママや桜月さんたち、それに先生とばっかりヤって……」
そう言うと、輝男の腕をギュッとつかんで、義兄に向けて我が身を寄せる。
「瑠奈、どれだけ寂しい思いをしているかわかってるの……?
なのに、お義兄ちゃん、ずっと瑠奈のことを振り向いてくれない……」
沈痛な面持ちをうつむかせながら、義兄に対する思慕と寂しい思いを言い連ねる瑠奈。
輝男は瑠奈の今の言葉を聞くと、ため息を付きながら義妹の頭を優しく撫でる。
「別にお前のことを嫌いになったわけでも、どうでもいいと思ってるわけでもない。
可愛い義妹(いもうと)を抱いて汚すのが忍びなくて、ずっとシなかっただけだから」
「そんなこと、お義兄ちゃんが心配しなくてもいいのに。
本当に嫌だったら、一度でも体も心も許したりはしないから。
本当はダメだとわかっていても、瑠奈、お義兄ちゃんのことが大好きだから……」
禁忌を承知の上で愛する義兄に進んで抱かれる思いを述べる瑠奈に、輝男はヤレヤレ…といったような面持ちを見せる。
わずかな沈黙の後、瑠奈はゆっくりと顔を上げる。
頬を赤らめ、乞うようなまなざしで輝男をジッと見上げる。
「お義兄ちゃん……瑠奈とまたエッチして……
桜月さんたちや先生みたいに、思いっきり……」
愛する義兄を見つめながら、わずかでも迷わない調子でただならぬことを訴える瑠奈。
瑠奈の今の訴えに、輝男は半ば戸惑いながら言葉を失うと、
(もう、今日だけで四回もセックスしたのに……)
内心、困惑の念を叫ぶ。
昼休み、桜月とセックスしようとしたところを葵に見られ……
放課後、葵とセックスしたところを寿里に目撃され……
葵とのセックスの口止め代わりに寿里を抱いたことを理華にとがめられ……
そして今、理華と事に及んだことをとがめる妹から切々と求められている。
我が身を襲う淫欲の連鎖反応に、思わず途方に暮れてしまう。
◇ ◇ ◇
床の上に、二人分のパジャマが無造作に脱ぎ捨てられている。
すぐ傍のベッドの上では、白のショーツのみをまとう瑠奈が仰向けに寝そべっている。
頬を赤らめ、乞うようなまなざしで、目の前にあるものを見上げる。
瑠奈が見上げる先には、グレーのノースリーブのシャツに柄物のトランクスといういで立ちの輝男が、まっすぐにこちらを見つめている。
覆い被さるようにして瑠奈の前に迫ると、真上から瑠奈とキスを交わす。
何回か唇を重ねると、半開きになった唇の隙間から舌先を差し込ませる。
うねりながら絡み付く義兄の舌先に、
「んっ、んんぅ……」
義妹はたまらずうめき声を上げる。
唾液が跳ねるような音が小さく響く中、瑠奈は義兄の二の腕をギュッとつかむ。
執拗に絡み付く義兄の舌にあらがうかのように、瑠奈も懸命に舌を動かす。
「んうぅ……んっ、んんぅ……」
絡み合う舌の隙間から、甘い吐息と切ないうめき声が併せて漏れる。
やがて輝男は、瑠奈とのディープキスをやめた。
改めて義妹と向き合うと、彼女の幼い美貌は赤みを増しているように見える。
熱に浮かされたかのように荒い吐息を繰り返し、呆けたような表情と乞うようなまなざしを崩さない。
輝男は瑠奈の首筋に舌を這わせると、控えにふくらむ左右の乳房を優しく揉み始める。
「あん、ヤダ……」
義兄の愛撫に、瑠奈は切なそうな喘ぎで即応する。
円を描くように揉みながら、胸先の先端を口に含む輝男。
胸先から襲って来る甘噛みの感触に、瑠奈はビクンとのけ反り、イヤイヤと首を横に振る。
「あぁ……イヤ……ハァッ、ハァ……うぅ……んぁ……」
瑠奈の切ない喘ぎと荒い吐息が輝男の耳に流れ込む。
輝男の手のひらは、瑠奈の胸のスベスベした肌触りと柔らかな肉感をジックリと堪能する。
真純や小春はもちろん、桜月と比べてもふくらみは小さい方だが、揉み心地では負けず劣らずである。
「あぁ……ヤダ……あぁん……お、お義兄ちゃん……」
愛撫を受け続ける内に、瑠奈の喘ぎは自ずと艶やかさを増していく。
艶を帯びた喘ぎに耳を傾けながら、控えめながらも柔らかなふくらみと桃色の小さな蕾を味わい続ける輝男。
輝男の手のひらは、瑠奈の控えめなふくらみがかすかに温かくなっていくのを感じ取る。
と、同時に、ピンと固くなる胸先の頂が、輝男の舌と指腹によって何度も弄られる。
喘ぎだけでなく、肝心の体も、愛する義兄に抱かれていることに深く感じ入っていることを示そうとする。
輝男が顔を上げると、ほんのりと赤らむBカップの美乳と、固く突っ立ちながら震える桃色の蕾、そして、熱っぽく恍惚とした義妹の幼い美貌が見えた。
歳と幼さの残る容姿に似合わぬ色気に、輝男は思わず顔を赤らめ、ドキッとする。
「お、お義兄ちゃん……瑠奈も……」
切なく弱々しい声を上げながら、義兄を見つめ、求めようとする瑠奈。
自分を求める義妹を、輝男は黙って見つめる。
ベッドの上で、輝男は生まれたままの姿で仰向けに寝そべっている。
彼の目の前には、引き締まった美尻が突き付けられている。
左右の手で美尻を抑えると、美尻の真ん中に顔をうずめる。
美尻の真ん中に見える秘裂に向けて、舌を上下に動かす。
肉の花弁を舐める輝男の股の方で、生温かく柔らかい感触がわき上がる。
輝男の真向かいでは、右の太ももにショーツを引っかけている瑠奈が、身を屈めながら、裸の股から突っ立つ一物をくわえ込んでいる。
ゆっくりと口を上下に動かし、
「んっ、んうぅっ……んぅ……」
かすかなうめき声を漏らす。
輝男は義妹のフェラチオを認めると、目の前に突き付けられた義妹の秘所を舌で舐め回す。
表面を隈無く舐め回し、内側に舌を差し込ませる。
貪欲な義兄の舌の動きに、
「んっ、んくぅっ……!」
瑠奈は義兄自身をくわえたままたまらずうめく。
美尻の方からわき上がるみだらな刺激をまぎらすかのように、口の動きをペースアップさせる。
速まる口の動きに合わせて、唾液が跳ねるような音が漏れ出て、
「んっ、んんっ、んうぅっ……!」
トーンアップした甘くくぐもった声と重なる。
一方の輝男は、柔らかく生温かい口腔が陰茎をこすっていくのを感じ取ると、瑠奈の内側から出て来た小さな豆のようなものを口に含む。
「あぁっ……!」
途端、瑠奈は、体に電流が流れたかのようにのけ反り、たまらず声を上げる。
義兄自身を口から離すと、輝男の方を振り返る。
「お義兄ちゃん、気持ちいい?」
「あぁ、とても気持ちいいよ」
義妹からの問いかけに、輝男は美尻から顔を離して返答する。
「ママや桜月さん、先生と比べて、どう?」
「比べようが無いよ。皆、それぞれに気持ち良くさせてくれるし……
誰が一番だなんて、言えるわけがないじゃないか」
快く体を重ねてくれる相手なら、誰であろうと分け隔てようとしない義兄の言葉に、瑠奈は再び彼の股座に顔をうずめる。
陰茎の根元に口を含み、下から上へと筋をなぞるように表面を舐める。
輝男は再び瑠奈の美尻に顔をうずめ、こまめに舌を動かしていく。
瑠奈の美尻からは、舌なめずりの音がハッキリと聞こえ、蜜のようなものが花弁に染み出て来る。
「あっ、あぁっ……」
舌の動きをペースアップさせる義兄に、瑠奈はその身と声を震わせる。
そして、すぐさま義兄自身をくわえると、さっきよりも動きを速めてしゃぶっていく。
小刻みに動く口元から、唾液の跳ねるような音と、
「んっ、んうぅっ、うっ、んむっ、んぅっ……」
艶やかなうめき声が重なって聞こえて来る。
輝男は瑠奈のうめきを聞き入りながら、彼女の中から吐き出される芳醇なメスのにおいを嗅いでいく。
メスのにおいに煽られるようにして、舌の動きを加速させる。
表面を舐め回し、内側をほじくろうとすると、瑠奈の中から蜜のようなものがトロトロとこぼれて来た。
輝男の舌は、蜜を舐め尽くそうと懸命に動き回る。
瑠奈の美尻からは、舌なめずりの音と砂ぶり、貪ろうとする水音が交互に聞こえて来る。
瑠奈は、美尻の方から聞こえてくるみだらな水音を聞き入りながら、懸命にフェラチオを続ける。
「んっ、んぐっ、んんっ、んうぅっ……!」
義兄自身をしゃぶり続ける瑠奈の口元から、息詰まるようなうめき声が漏れる。
瑠奈の口内では、陰茎が固く膨張した状態となっている。
瑠奈は少なからぬ息苦しさを感じつつも、義兄自身をくわえたまま離そうとしない。
柔らかく、生温かい口腔が絶えず陰茎をこすっていく様に、美尻に顔をうずめたままの輝男はたまらず眉をひそめる。
(瑠奈のヤツ、遠慮な無しじゃないか……!)
自分自身を貪り続ける義妹に、輝男は内心、苦悶の声を上げる。
口でもって義妹がもたらすみだらな刺激に、陰茎が充血するだけでなく、自らの中がグツグツとわき立つのを、否が応にも痛感する。
あふれる一方の蜜の流れをむなしく舐め回しながらも、そこから逃れる動きを見せようとしない。
(もう、今日だけで四回もシたのに、またわき立つなんて……!
久々に瑠奈とヤってるせいなのか? それとも……)
自分の中で昂り、わき立つ淫欲に、内心、恨めしい思いをつぶやく。
率直には認めがたいが、底抜けの淫欲が、たった一日で幾度も事に及ぶことを可能にしているのだろうか……?
すると、
「プハァッ……!」
瑠奈は荒く息を吐きながら、ようやく輝男自身を口から離した。
解放された輝男自身は、唾液と先端から漏れた別の液で、表面を隈無くまぶされながら固くいきり立っている。
呼吸を落ち着かせると、自分のフェラチオで固く膨張した一物を不敵な笑みで見つめる。
「お義兄ちゃんったら、そんなに瑠奈とエッチしたくてたまらないのね」
半ばからかうかのように瑠奈が言うと、
(瑠奈のヤツ、理華さんと同じことを言って……)
美尻から顔を離した輝男が、呆れ果てた思いを内心、吐く。
輝男の責めから解放された美尻の真ん中は、蜜で濡れぼそり、メスのにおいを漂わせながらひくついている。
瑠奈は、ベッドの上で股を開きながら仰向けに寝そべっている。
見つめる先には、開かれた左右の脚を抑えながら、固く膨張した剛直をあてがう義兄の姿がある。
蜜で濡れぼそり、ひくついている秘裂に、コンドームが密着した剛直の先端が当たる。
「お義兄ちゃんったら、わざわざゴムなんかしなくても、今日は大丈夫なのに」
「何、言ってんだ? 万一のことがあったらヤバいだろ?
こうして、最後までシてもらうだけでもありがたく思え」
たしなめるように言葉を返す輝男に、瑠奈はムスッと表情を曇らせる。
しかしすぐに、輝男は意を決したような面持ちで瑠奈を見つめる。
義兄の真剣な表情に、義妹は自ずと緊張する。
「行くぞ、瑠奈」
「うん……」
言葉少なく言い合うと、輝男はゆっくりと腰を進ませる。
「んっ、んうぅっ……!」
固く大きな異物が入り込む感触に、瑠奈はベッドのシーツをつかみ、苦しそうにうめく。
(瑠奈の中、何度ヤっても、やはり狭くてキツイな)
幼さの残る体に合わせるかのように、瑠奈の中は、固く膨張した一物が入り込むにはかなり狭い状態になっている。
輝男は深呼吸を繰り返しながら、自分自身を瑠奈の中に突き進ませる。
表面を覆う愛液のぬめりが進行を助けているが、それ以上に、ヴァギナの窮屈な感触が輝男の動きを難儀させ、瑠奈に少なからぬ苦痛をもたらす。
輝男は、汗を噴き出し、苦しそうに歯を食いしばる瑠奈の顔を認めると、
「痛いか? 苦しいなら、やめてもいいんだぞ」
心配そうに義妹に呼びかける。
義兄の呼びかけに、義妹はすぐに首を横に振る。
「しばらくヤってなかったから、体が慣れてないだけよ」
そう言い返すと、瑠奈は真下から迫り、輝男と唇を重ねる。
一瞬のキスの後、頬を赤らめながら、乞うようなまなざしで輝男と向き合う。
「瑠奈、大丈夫だから……。そのまま動いて……!」
すがり付くような面持ちで健気に訴える瑠奈。
輝男は言葉を返す代わりに、一気に腰をぶつける。
狭いヴァギナを突き破り、瑠奈の中、最奥に、輝男自身が突き当たる。
意を決した義兄の猛進に、瑠奈は喉を突き出しながら、体を大きくのけ反らせる。
「あっ、あぁっ……!」
息詰まるような喘ぎが、瑠奈の口から漏れる。
そしてすぐに、力尽きたかのようにグッタリと横たわり、荒い吐息を繰り返す。
瑠奈の小柄な裸体に汗が噴き出ているのが、輝男の目にもハッキリと映る。
呼吸を落ち着かせると、瑠奈はゆっくりと口を動かす。
「お、お義兄ちゃんの……瑠奈の中……奥に…当たってる……」
目元にうっすらと涙をにじませながら、歓喜と恍惚の念を弱々しく上げる。
恍惚と疲弊が入り混じった顔を赤らめる瑠奈を見下ろすと、
「瑠奈、動くぞ……。力、抜いて」
そっとささやくように輝男が呼びかける。
瑠奈の応諾を待たずに、輝男は腰を動かし始める。
スローペースな前後運動に、
「あっ、あぁっ……イヤッ、あんっ……」
瑠奈はベッドのシーツをつかみながら身悶え、切なそうな喘ぎを漏らす。
「うぅっ、あっ、んんっ、ハァッ……」
途切れることのない義妹の喘ぎを聞きながら、ゆっくりと腰を前後に動かす輝男。
義妹の体を気遣ってのことだが、同時に、今の時分で既にギュッと狭まっているヴァギナの感触から、余り激しく動かせずにいる。
そのままゆっくりとした律動を繰り返していると、
「お義兄ちゃん……もっと……もっと強く動いて……」
瑠奈は、涙に濡れる瞳で義兄を見上げながら、切なそうに訴える。
義妹の今の訴えに、輝男は腰の動きを止める。
「何、言ってんだ? 今の時分でもかなりキツイだろうが」
「瑠奈が動いていいって言ってんだから……お願い……」
ためらいを隠せない義兄に、瑠奈はなおも痛切に訴える。
ベッドのシーツをつかんでいた左右の手を放し、素肌をさらす義兄の二の腕をギュッとつかむ。
自分をとらえて離すまいとする義妹に、輝男は言葉を詰まらせたまま、黙って見つめる。
わずかな沈黙の後、輝男はまた、腰をゆっくりと動かす。
二、三回、スローペースな律動を繰り返した後、徐々に腰の動きを速める。
速まる義兄の律動に、瑠奈はのけ反りながら、
「あっ、あぁっ……! あっ、ハァッ……!」
息詰まるような喘ぎ声を、荒い吐息と共に放つ。
瑠奈の中では、わずかな隙間も無いヴァギナを、固く膨張した輝男自身が絶えず行き来している。
繰り返される摩擦に、四方の肉壁からは摩擦熱と愛液のぬめりがいたずらに増していく。
混ざり合う熱とぬめりが往来を繰り返す剛直に絡み付く。
収縮を強めるヴァギナと固く膨張した剛直の摩擦に、輝男は荒く息を弾ませ、汗を噴き出し、苦しそうに歯を食いしばる。
やがて、輝男と瑠奈の間からは、肉と肉の衝突音が水音混じりに響く。
剛直が突き刺さった秘裂の隙間から蜜が漏れ出て、真正面からぶつかる輝男の腰と衝突し、水音を鳴らす。
「あぁ……! イヤ、ヤダ……! い、痛い……!」
真正面からの律動に押されるように身悶えながら、たまらず苦痛の声を上げる瑠奈。
輝男の耳に、水音混じりの衝突音と併せて、瑠奈の苦痛のうめきが届く。
「だ……だから、言っただろ……! かなりキツイから無理だって……!」
「そんなの……お義兄ちゃんが、中々、瑠奈とエッチしてくれないせいよ……!」
今更のように無理を指摘する輝男に、瑠奈は息詰まるような調子で反論する。
義妹の身を案ずるようなことを言う輝男だが、彼女の中を荒らす動きを止めようとしない。
相手が愛しい義妹であっても、一度、スイッチが入った以上は、最後まで突き進まないと気が済まないようだ。
輝男の腰の動きは、更に激しく小刻みになっていく。
肉と肉の衝突音も、引っ叩くかのようにトーンアップする。
律動に押されるように前後に揺れる瑠奈の素肌は、熱っぽく薄赤色に染まり、絶えず汗を飛び散らしている。
控え目にふくらみBカップバストも、ハッキリわかるくらいにフルフルと震えている。
輝男の二の腕をつかんでいた瑠奈は、ありったけの腕力を使って、輝男を自分の方へ引き寄せる。
文字通り、義兄妹の裸体が上下に重なり合うと、瑠奈は左右の腕を輝男の背中に回してギュッと抱き締める。
密着した輝男と瑠奈の間では、汗と熱が混ざり合っている。
至近距離にまで顔を近付けた輝男と瑠奈は、目を合わせるなり、自ずとキスを交わす。
唇を重ね、舌を絡ませ合いながらも、輝男の腰は、別の生き物のように瑠奈に目がけて小刻みに衝突を繰り返す。
引っぱたくような水音混じりの衝突音と、大きくベッドのきしむ音、そして、
「うぅっ、んんっ、んふぅ―――……」
絡み合う舌から漏れる切ないうめき声が、輝男の耳に重なって流れ込む。
瑠奈は、抱き締める腕力を更に増すと、輝男とのディープキスをやめた。
「お、お義兄ちゃん……すごい……! 激し過ぎて……気持ちいいよぉ――――――……」
途切れることのない義兄自身の猛進に、我を忘れたかのように歓喜の叫びを上げる。
そして、
「も…もっと……もっと強く……!」
自分の中でわき上がる苦痛も刺激も何もかも忘れて、愛する義兄に向かって更なるみだらを求める……
輝男はベッドの上で腰を下ろしながら、荒く息を弾ませ、繰り返し腰を突き上げる。
腰を突き上げる先には、
「あぁっ、あんっ、あぁんっ、ハァッ、あっ、んあっ……!」
真正面からギュッと抱き付き、押されるようにのけ反りながら喘ぐ瑠奈の瑠奈があった。
なおも輝男に抱き付き、密着する瑠奈は、義兄による真下からの突き上げを甘受する。
突き上げを繰り返す輝男と瑠奈の間には、固く膨張しきった剛直が、瑠奈の小さな秘裂に深々と突き刺さっている。
「んっ、んんっ……! お義兄ちゃんの……何度も瑠奈の中…奥に当たってる……
もし、ゴム着けてなかったら、絶対、赤ちゃんできちゃうかもね」
「瑠奈……そんなこと、冗談でも受け付けられないぞ……!」
冗談半分に言葉をかける瑠奈に、輝男は強い一突きを食らわす。
最奥目がけて猛進する義兄自身に、瑠奈は痙攣でも起こしたかのようにのけ反る。
そして、瑠奈の中は、今の一突きに対するささやかな報復と言わんばかりに、ギュッと収縮を強める。
四方から絡み付く熱とぬめり同様、ヴァギナの肉圧は、コンドームに隔てられても輝男自身に痛烈な感触をもたらす。
苦痛と刺激がない交ぜになった幾重もの異様な感触に、輝男は汗をにじませ、歯を食いしばる。
すると、
「ああっ、イヤッ、る、瑠奈……イっちゃう……!」
真下からの突き上げを受け続けていた瑠奈が、跳ねるようにのけ反りながら限界の声を上げた。
限界に差し掛かると同時に、瑠奈の左右の脚が、輝男の腰に絡み付く。
義兄を逃がすまいとする義妹の動きに、当の義兄は、小刻みな突き上げの繰り返しで応じる。
今の瑠奈の叫びと自分自身を取り巻くヴァギナの痛烈な感触に、輝男の中で淫欲が昂っていく。
抑えに抑えていた沸騰が限界へとわき立つのを痛感し、ラストスパートをかけるかのように腰の突き上げを繰り返す。
「あぁんっ、いいっ! もっと……もっと強く……!」
力一杯に抱き締め、絡み付きながら、淫欲を激しく求めて止まない瑠奈。
輝男は、自らに密着する熱と汗、限界まで締め付けんとする肉圧に、自らを容赦なく昂らせる。
コンドームを着用しているのを忘れてがむしゃらに腰をぶつけ続け、荒い吐息を繰り返す。
「る、瑠奈……! 俺もそろそろ……」
荒く息を弾ませながら、絞るような声で輝男が呼びかけると、
「は、早く……! る、瑠奈……もう……ダメ……!」
瑠奈は荒い吐息を交えながら、震える声で呼び返す。
一瞬、輝男と瑠奈の目が合うと、瑠奈はすかさず、輝男とまたキスを交わす。
柔らかな義妹の唇の感触に、義兄は力を込めた真下からの一突きで応じる。
と、次の瞬間、
「あぁっ、イヤッ、ダメッ……! イ……イくぅ――――――……」
瑠奈は輝男を力一杯に抱き締め、体を大きくのけ反らせながら、絶頂の叫びを上げた。
間も無くして、ギュッと締まり切った瑠奈の中で、輝男は思いっきり果てた……
◇ ◇ ◇
輝男の自室は、闇と静寂に包まれている。
静まり返った一室の隅、ベッドの上で、二つの裸体が、互いに向き合いながら文字通りに横たわっている。
「俺、もう今日はホントにこれ以上は無理だから……」
疲れ切ったような面持ちで輝男が言うと、
「うん……。瑠奈もとても疲れちゃった……」
真正面にいる瑠奈は、恍惚と疲労の混ざった面持ちで言葉を返す。
火照りの収まらぬ形相を見せながら、心地よい疲労ともいうべき状態に浸っている。
瑠奈は自分の部屋に帰るどころか、愛する義兄の身にギュッと抱き付く。
「お義兄ちゃん、お休み……」
火照りの収まらぬ顔をほほ笑ませながら、就寝のあいさつをし、そっとまぶたを閉じる。
すぐに安らかに寝入る義妹を見て、輝男は表情を和らげる。
(今日はホントに大変だったよ。そんなつもりなんてまったく無かったのに……)
内心、深く嘆息しながら、脳裏にある光景を浮かばせる。
桜月、葵、寿里、理華、そして、瑠奈……
連鎖反応のように、同級生、担任、そして義妹と次々にセックスを繰り広げたことが、輝男の脳裏に浮かび上がったまま離れようとしない。
成り行きとはいえ、たった一日で五回も激しくセックスしたことに、我ながら呆れ、驚嘆することを禁じ得ない。
しかし今は、すべてが終わり、安息が訪れたことを痛感して止まない。
瑠奈に遅れること数分、輝男もまたまぶたを閉じ、そのまま眠りにつく。
こうして、一見、いつもと変わらないが、極めて特異で刺激的だった一日が終わりを告げていく。