※この作品はR-18です。

天江輝男の日常   作:原野イアン

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同級生&後輩と癒しのひと時

 明朝学園高校内の保健室に、三人の女子生徒たちがいる。

 彼女たちは、長椅子に並んで腰を下ろしながら、缶ジュースを飲んでいる。

 女子生徒たちの真向かいには、グレーのジャケットに同色のひざ丈スカートといういで立ちの若い女性と、白衣をまとった同年代くらいの女性が、女子生徒たちと向き合うようにして座っている。

 

 「皆、中間考査、お疲れ様。

 正式な成績発表はまだ先になるけど、皆、いい成績を収めたみたいね」

 

 グレーのジャケット、スカートをまとう理華が、にこやかな表情を見せながら女子生徒たちに言う。

 

 「黒山さんや百川さんは、生徒会の仕事で色々と忙しいのに、前回、三学期の期末考査の時とほぼ同じくらいの成績で取り敢えずは一安心したわ。

 特に黒山さんは、大学受験を控えてるから、ここで成績を落とすわけにもいかないしね」

 

 理華の横にいる白衣姿の真白は、長椅子に隣り合って座っている葵と七海に向かって言葉をかける。

 落ち着いた面持ちで言って来る生徒会顧問に、二人は缶ジュースを飲むのを止めて、彼女の方を黙って見つめる。

 すると、葵の横に腰を下ろしている桜月が、物憂げな顔をうつむかせながら深くため息を付く。

 

 「どうしたの? 日向さん」

 

 理華は教え子の憂鬱をすぐに認め、たずねる。

 桜月は心配げに重い表情を見せながら、理華に向かってゆっくりと顔を上げる。

 

 「実は、どうしても気がかりなことがあるんです」

 

 「何なの? その気がかりなことって……」

 

 「最近、天江君、何だか元気が無いんです」

 

 沈痛な調子で悩みを打ち明ける理華に、理華と真白は神妙な面持ちを見せる。

 桜月の横で腰を下ろしている葵は、憂慮の念を示すかのように表情を重くさせる。

 七海もまた、先輩女子が打ち明けた悩みを聞いて、物憂げな顔をうつむかせる。

 彼女たちは皆、桜月が打ち明けた苦悩に対して、共感の意を示す。

 

 「天江君、普段はいつも通りに振る舞ってはいるんですが、一人きりになると、何だか深刻そうに悩んでいるみたいで……」

 

 「何を悩んでいるか、聞いたりしないの?」

 

 「いいえ、何度か聞こうとしたんですけど、別に悩みなんて無いから…としか言ってくれなくて……」

 

 「明らかに悩みを抱えているのに、日向さんにも悩みを打ち明けないって相当、ヤバいみたいね……」

 

 輝男が抱えている苦悩について桜月から話を聞き出すと、理華はため息交じりにつぶやく。

 理華が半ば戸惑いながら深く嘆息していると、

 

 「もしや、最上さんか大富小春、あるいは両方とも孕ませちゃって、どう責任を取るべきかを悩んでたりして……」

 

 すぐ傍にいる真白が、まるで他人事のように、輝男と深く関係を結んでいる少女たちのことを言ってのける。

 真白の今の言葉に、桜月、葵、七海は、驚愕の形相を赤らめる。

 

 「せ、先生!」

 

 「そんなの、冗談でも受け入れられません!」

 

 「ヤダ、もう、そんなデタラメなんか真に受けちゃって」

 

 たまらず声を上げる桜月と葵に、真白は笑いながら言い返す。

 そして、カップに注がれている飲みかけのコーヒーを飲み干すと、

 

 「わかってるわよ。彼、受験勉強でかなり行き詰まっているんでしょ?」

 

 不敵な笑みを見せながら、桜月たちに向かってそう言葉を続ける。

 真白の今の言葉に、桜月はすぐにうなずく。

 

 「私たちに余計な心配をかけさせたくないか……

 そうでなければ、私たちに悩みを打ち明けても何の意味も無いと決め付けているのか……

 いずれにせよ、天江君は今、受験のことに限っては殻に閉じこもっているみたいなんです」

 

 葵は厳しい表情を見せながら、輝男の心境を察するかのような言葉を言う。

 理華は、葵の今の話に神妙な面持ちを崩そうとしない。

 

 「こればかりは仕方がないとしか言いようがないわね。

 大学受験を目指す者なら、誰でもぶち当たる壁なんだから。

 日向さんも黒山さんも、同じく大学受験を目指しているから、天江君の気持ちが嫌というほどわかるはず」

 

 「……かと言って、仕方がないとあきらめて、何もしないというわけにもいかないわね。

 まだ本番まで半年以上先なのに、今の時分で落ち込んでたら、肝心な時に何もできなくなっちゃうから」

 

 「私はまだ二年生で、大学受験なんてまだまだ先ですけど……

 やはり、一人きりで悩みを抱えている天江先輩の姿は、どうしても見るに堪えません」

 

 理華、真白、そして七海は、受験勉強で苦悩しているであろう輝男の気持ちに思いを馳せていく。

 

 「確かに、私たちも大学受験を控えていますが……

 天江君が苦しみ、悩んでいる姿を見て見ぬフリするのはどうしても忍びなくて……

 私たちまで不要に落ち込んでしまいかねません」

 

 「同じ学校に通う仲間として……共に大学受験を頑張り合う間柄として……

 何とか、天江君を元気づけてあげたいんです」

 

 何度も体を重ね、絆を結び合った輝男に対する憂慮を、桜月と葵は口々に言う。

 理華は、輝男のことを思う桜月たちの言葉を黙って聞くと、手にしているカップに注がれている飲みかけのコーヒーを飲み干す。

 一呼吸、間を置いた後、桜月たちをまっすぐに見つめながら口を開く。

 

 「……簡単なことじゃない。

 皆で体を張って天江君を慰めてあげれば済むことだから」

 

 さっきまでの厳しい雰囲気から一転して、あっけらかんとした調子で桜月たちに言葉をかける。

 理華からのまさかの言葉に、桜月、葵、七海は、驚きながら顔を赤らめ、そのまま言葉を失う。

 

 「か、体を張って慰めるって……」

 

 「どうしちゃったの? 別に驚くことでもないでしょ?

 皆で一緒になって天江君とヤりまくるってことよ」

 

 半ば狼狽し、戸惑いながら言って来る葵に、理華は平然とした調子で言い返す。

 理華の今の言葉に、真白はニヤッと不敵な笑みを見せる。

 

 「天江君相手にいつもしていることをやるだけだから。

 日向さんも黒山さんも、受験勉強で色々と溜まってるんでしょ?

 せっかくだから、天江君と思いっきりエッチして、溜まってたもの、全部、吐き出しておかないと。

 ストレスやモヤモヤ抱えたまま受験勉強を続けても、ろくな結果に終わらないんだから。

 特に今の時分ならなおさらよ」

 

 驚愕が収まらない桜月と葵に向かって、平然とした調子で煽るような言葉をかける真白。

 すると、同じように驚愕する七海を認め、彼女の方に目を向ける。

 

 「百川さんもついでに、天江君に抱かれてもらったら。

 今を逃すと、下手をしたら、卒業するまで天江君に抱かれる機会なんて無いから」

 

 真白が不敵な笑みを絶やさずに半ばからかうかのように言葉をかけると、

 

 「せ、先生! 言わないで下さい!」

 

 七海は今にも泣き出しそうな顔を紅潮させながら、抗議めいた声を上げる。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 曇天の下、学校の屋上で、輝男が一人、壁に背もたれしながら腰を下ろしている。

 手にしていた缶ジュースを飲み終えると、重い表情でうつむく。

 

 <東大は言わずもがなだが……関東国大と御学堂大学も、今の君の学力では絶対に入れんよ>

 

 <君は、東大に受かりたいために、我が校に来て、講義を受けているようだが……

 このまま頑張っても、結局は、東大は無論のこと、三流、四流の地方大学に入れることすらままならん。

 我々とて、初めから東大に入れる頭など持ち合わせていない空っぽ頭のクズの遊び相手をやるほど、暇でも無ければ物好きでもない>

 

 先日、予備校で学力診断テストの結果を聞かされた時、講師の男が言い放った傲慢な言葉が、輝男の脳裏に繰り返し響く。

 これまでの頑張りを全否定し、奈落の底へ突き落とすかのような彼の言葉が、輝男の中で音量を増しながらリピートする。

 他に誰もいない孤独の中、悔しさと怒りに表情を歪ませる。

 手にしている缶ジュースは既に空になっているが、その空き缶を力一杯に握り締め、変形させる。

 

 (何でなんだよ……!?)

 

 腹の底で怒りの声を上げると、咄嗟に腰を上げた。

 そして、自らの握力でひどく変形した空き缶を、正面に見えるフェンス目がけて力一杯に投げ付ける。

 

 「くそぉっ!」

 

 フェンス目がけて暴投された空き缶が屋上の地面に転がる中、輝男は怒りと苛立ちの混ざった声を再び上げる。

 すると、

 

 「天江君、こんなところにいたの?」

 

 傍からそっと呼びかける少女の声が聞こえて来た。

 振り向くと、神妙な面持ちを見せながら立っている桜月の姿があった。

 桜月の姿を認めるなり、輝男は気まずい表情を見せる。

 怒りと悔しさに我を忘れかけた輝男だったが、ようやくにして我に返り、恥ずかしい気持ちをにじませる。

 

 「君こそ、こんなところへ何しに来たんだ?」

 

 落ち着きを取り戻しながら輝男がたずねると、

 

 「明日、休みだけど、天江君、何か予定でもある?」

 

 桜月は神妙な面持ちを崩さずに輝男にたずね返す。

 

 「いや、別に無いけど……」

 

 「それなら、明日、雨宮先生のところで勉強会やるけど、一緒に行かない?」

 

 「あぁ、いいけど」

 

 「良かったぁ……。じゃあ、明日の朝九時、雨宮先生の家に集合ね」

 

 笑みを浮かべながら輝男に言うと、桜月は一人、屋上を去って行く。

 去り行く桜月の後ろ姿を眺めると、

 

 (本当は、朝から予備校で講義受けなきゃいけないけど……でも、いいか。

 どうせ、予備校に行っても、講師から死ぬほどイヤミを言われるだけだし)

 

 やましさをわずかでもにじませることなく、心の中でそうつぶやく。

 一方、校舎内に戻った桜月は、一人、階段を下りて行く。

 下階へと向かうその表情は、どこか物憂げである。

 桜月の脳裏には、屋上で、怒りと苛立ちに任せて空き缶を投げ付ける輝男の姿が克明に浮かんでいる。

 

 (輝男君、かなり苛立っている……

 やっぱり、このまま放っておくわけにはいかない……)

 

 重い表情の奥で、最愛の男を取り巻く苦境に思いを馳せる。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 曇天がタワーマンションを見下ろす。

 私服姿の輝男は、カバンを手にしてマンション内の通路を黙々と歩いている。

 やがて、輝男の足が止まった。

 目の前には、“702”と部屋の番号を記したプレートが貼られたドアがある。

 ドアの横の呼び鈴を押すと、

 

 『はい、どうぞ』

 

 インターホンから応諾の声が聞こえて来た。

 

 「お邪魔します」

 

 輝男はそう言いながらドアを開け、部屋の中に入って行く。

 そのままリビングに入ると、何故か入口手前で立ち止まった。

 

 「遅かったじゃない」

 

 テーブル前の席に腰を下ろしている葵が、輝男を認めて彼に声をかける。

 葵の向かいには、やはり桜月が腰を下ろしている。

 既に桜月と葵が来ているのを認めると、

 

 「百川、君も?」

 

 輝男は信じられないと言った様子で、葵の横にいる七海を認め、彼女に声をかける。

 

 「私、特別にお呼ばれしたんです」

 

 七海はわずかな迷いも見せずに、輝男に言葉を返す。

 いずれも私服姿の桜月たちのところへ、輝男がゆっくりと歩み寄る。

 桜月の横の空席に腰を下ろすと、部屋の中を見渡す。

 

 「ところで、先生は?」

 

 「大事な急用ができたからって、今、いないの」

 

 「そうか……。じゃあ、俺たちだけで勉強会をするか」

 

 肝心の理華の不在を訝しく思いながらも、桜月たちに向かって本来の用事を切り出そうとする輝男。

 しかし桜月たちは、輝男を見たまま動こうとしない。

 その上、勉強会をやると言うのに、テーブルの上には、教科書や参考書、ノートが一切、載っていない。

 

 「どうしたんだ? 皆、教科書やノート、出してないけど」

 

 輝男が不審げに呼びかけると、

 

 「天江君、勉強もいいけど……その……」

 

 桜月は言葉を返そうとして、中途で恥ずかしそうに口をつぐんでしまう。

 頬を赤らめてうつむく桜月に、輝男はつい首を傾げてしまう。

 

 「どうしたんだ? 日向」

 

 輝男が桜月に向かって心配そうにたずねようとすると、

 

 「天江君、私たちとエッチして」

 

 真向かいにいる葵が、単刀直入に話を切り出してきた。

 葵の今の言葉を聞くと、輝男は驚き、唖然としながら彼女と向き合う。

 輝男の目には、鋭く厳しい形相を見せつつも、頬を赤らめながら自分をまっすぐに見つめる葵の姿が映る。

 

 「エ、エッチって……何、言ってんだ、黒山!?」

 

 困惑しきった面持ちで輝男が言葉を返そうとすると、

 

 「輝男君、あなた、受験勉強でかなり気持ちがモヤモヤして溜まっているだろうから……

 だから、苛立ちやモヤモヤを発散させるためにも、私たちとエッチして」

 

 桜月は輝男をまっすぐに見つめながら、切々とした調子で輝男にそう訴える。

 桜月の今の訴えを聞くと、輝男は振り向き様に、恥じらいに赤らむ顔を桜月に見せる。

 

 「私たちも、受験勉強で色々と溜まっちゃってるから……

 輝男君に思いっきり抱かれないと、モヤモヤした気持ちがまったく晴れなくて……」

 

 自らも抱えている受験勉強のストレスを訴える桜月に、輝男は顔を赤らめたまま返す言葉が出て来ない。

 すると、

 

 「先輩……」

 

 オドオドと呼びかける声が、輝男の耳に入って来た。

 声が聞こえて来た方を振り向くと、すがり付くような面持ちを赤らめながらまっすぐに見つめて来る七海の姿があった。

 

 「私、しばらく、先輩に抱かれてませんでしたから……

 先輩の疲れた心、頑張って癒してあげますから……だから……」

 

 ノンフレームのメガネの向こうで、乞うようなまなざしを震わせながら、七海が震える声で呼びかける。

 輝男は言葉を詰まらせながらも、辺りを見渡す。

 視線の先には、自分をまっすぐにとらえたまま離さない美少女三人のまなざしがある。

 

 「輝男君……」

 

 「先輩……」

 

 「天江君、どうなの?」

 

 自分を求めて止まない桜月、七海、そして葵の美貌――更に言えば、私服の下からでもハッキリと認められる葵と七海の大きな胸のふくらみ――に、輝男は言うべき言葉がまったく出て来ない。

 いずれにせよ、輝男がその場を動かずにいることだけは間違い無い……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 輝男は直立しながら、桜月、葵、七海と向き合っている。

 葵を真ん中にして、桜月、七海が両脇に立っている。

 輝男は三人と交互にキスを交わす。

 一通り、唇を重ねた後、再度、葵とキスを交わす。

 半開きになった葵の唇の隙間に舌先を差し込ませる。

 うねりながら絡み付く舌の感触に、

 

 「んうぅっ……」

 

 葵はたまらずうめき声を上げる。

 甘い吐息を交えたかすかなうめき声と唾液が跳ねるような音が、輝男の耳に流れ込む。

 やがて、ディープキスを終え、二人の間をつなぐ唾液の糸が千切れると、葵はそのまま膝立ちの体勢で身を屈めた。

 葵の手が、輝男がはいているジーンズのジッパーを下ろす。

 迷うこと無くジーンズの内側から肉の棒を取り出すと、着ていたTシャツを脱ぎ出した。

 色白の素肌と形よいEカップバストを覆うシンプルな水色のブラジャーをさらしたかと思うと、ブラジャーもすぐに外した。

 色白の美巨乳をブルンと弾み出す葵を、輝男はため息交じりに黙って見つめる。

 すると、七海もまた、輝男の前で膝立ちの体勢で身を屈めた。

 そのままブラウスのボタンを一つ、また一つと外し、一分もしない内にブラウスをはだけさせた。

 ブラウスの内側からは、やはり色白の素肌と、シンプルな白のブラジャーに包まれたFカップの美巨乳が姿を現す。

 ブラジャーのカップをずり上げ、裸の胸をさらすと、至近距離で葵とまっすぐ向き合う。

 向き合う葵と七海の間には、輝男の股から突き出た肉の棒がたわわな四つの果実に挟まれている。

 

 「お、おい、黒山……それに、百川も……」

 

 羞恥とためらいに表情を曇らせながら、肉の棒を裸の胸で挟む葵と七海に声をかける輝男。

 葵と七海は、今の輝男の呼びかけを合図に、両脇から抑えた自らの美巨乳を上下に動かし始めた。

 スベスベした肌触りと柔らかな肉感が、輝男自身をとらえ、撫でるように摩擦していく。

 二人はまるで示し合わせたかのように、共にスローペースでのパイズリを仕掛けて来る。

 

 「どうです? 先輩、気持ちいいですか?」

 

 恥ずかしそうに顔を赤らめながらも、最愛の先輩のモノを己が胸でこすり付け、ウットリとした声で呼びかける七海。

 

 「遠慮しないでいいから、思いっきり気持ち良くなって」

 

 鋭く厳しい形相を見せつつも、羞恥に顔を紅潮させながら葵が言う。

 後輩の美巨乳と自分の胸を合わせながら、その隙間に収まっている男自身を絶えずこすり続ける。

 いずれも申し分無い美少女である同級生――しかも生徒会長――と後輩によるWパイズリに、輝男は恥じらいに顔を紅潮させながら身を固くしてしまう。

 すると、すぐ傍に立っていた桜月が、着ていたTシャツを脱ぎ出した。

 大きさでは葵と七海に劣るが、なだらかな丸みを帯び、美しい形状を誇るCカップバストを淡いピンクのブラジャーで覆っている。

 

 「いいわよ、輝男君」

 

 ニコッとほほ笑みながら輝男に呼びかける桜月。

 輝男は桜月の呼びかけを聞くと、左右の手を桜月の胸元に伸ばす。

 輝男の左右の手は、桜月の胸をブラジャー越しにつかむ。

 そのまま下着越しの愛撫をする輝男。

 ブラジャーの質感とその下にある柔らかな肉感が、輝男の手のひらに染み付く。

 

 「あっ、んぅっ……いいよ……そのまま……」

 

 輝男の愛撫に感じ入ったのか、艶やかな声で歓喜の念を伝えようとする桜月。

 二、三回、下着越しの愛撫を繰り返すと、ブラジャーのカップをずり上げた。

 輝男の目の前に、色白の美乳がプルンと弾み出る。

 輝男はすかさず、左右の手で裸の胸を直に愛撫する。

 

 「あっ、あぁっ……」

 

 裸の胸を優しく揉みしだく輝男に、桜月はかすかな喘ぎで応じる。

 輝男は、円を描くようにして揉んだかと思うと、パン生地でもこねるかのような愛撫を仕掛ける。

 桜月は顔を紅潮させ、荒い吐息を繰り返しながら、愛する男になされるがままの状態でいる。

 

 「ねぇ、輝男君……」

 

 熱っぽく呼びかける桜月の声が、輝男の耳に流れ込む。

 

 「輝男君、受験勉強で色々とつらい思いをしているけど……

 あなたは決して一人ぼっちじゃないんだから……

 一人で悩みやつらい思いを抱えていても、それで問題は解決されるわけじゃ無いわ。

 だから…」

 

 「桜月……」

 

 輝男が内に抱えている苦悩を察するかのように言葉をかける桜月を、当の輝男がさえぎった。

 輝男は桜月の柔らかな美乳をつかんだまま、彼女とまっすぐ向き合う。

 

 「俺のことを心配して色々と言ってくれるのは、心から感謝しているよ。

 俺としては、君の…いや、君たちのその気持ちだけで十分だよ。

 こうして、その身でもって俺を癒そうとしてくれているんだから。

 でも、今は、君たちとのひと時に集中させてくれないか」

 

 桜月は言うに及ばす、葵や七海の気持ちを汲むかのように言葉を返す輝男。

 と、次の瞬間、体に電流でも流れたかのような痛覚に、思わず顔をしかめる。

 ふと、目線を下げると、葵と七海が、輝男自身を各々の美巨乳で挟み付けながら、Wパイズリをペースアップさせていた。

 葵と七海のWパイズリを認めた途端、左右から挟み付ける肉圧と強まる一方の肉の摩擦が、みだらな刺激となって輝男の神経に流れ込んで来た。

 

 「ヤダ、もう、こんなになって……」

 

 葵はパイズリを続けながら、輝男自身が固さ、大きさを増すのを見て感嘆する。

 

 「葵さん……私、何だか、変な気分になっちゃいました……」

 

 葵と一緒にパイズリを続けている七海が、半ば呆けたような顔を見せながら、熱っぽい声で呼びかける。

 二人は、自らの大きな左右のふくらみで同じ愛する男のモノを強くこすり続けているが、お互いもまた、大きな柔肉でこすり合わせている。

 肉の渓谷から、剛直の先端がいきり立ったかのようにはみ出るのを認めながらも、互いの胸先をこすり合わせる。

 Wパイズリは、相手に得も言われぬ刺激をもたらすだけでなく、仕掛ける側の当人たちにも甘美な肉の刺激をもたらしているようだ。

 

 「あぁっ、ハァッ、あぁ……」

 

 「ヤダ……何だか、おかしくなっちゃう……」

 

 生々しい肉の摩擦音に重なって、葵の切ない喘ぎと戸惑いと歓喜の入り混じった七海の声が聞こえる。

 恍惚に我を忘れかけながらも、葵も七海もパイズリの動きをわずかでも減退させようとしない。

 真下で繰り広げられる美少女二人の肉の献身を呆然と眺めていると、横から伸ばされた左右の腕が輝男の後頭部に回され、彼をそのままこちらの方へ引き寄せた。

 無理矢理に、柔らかな左右のふくらみが備わる胸元に顔を押し付けられると、

 

 「お願い、私のを……」

 

 切なそうに求める少女の声が、輝男の耳に届いた。

 桜月は輝男の頭を左右の腕で抱き寄せ、自らの胸元にうずめさせたのだ。

 輝男は桜月にうながされるがままに、彼女の左右の胸元を交互に口に含む。

 口付けし、舌を這わせ、あるいは、指先でこねくり回す。

 

 「んんぅっ、いい……いいわ……」

 

 胸先から襲って来るみだらな刺激に身を震わせながら、歓喜に声を震わせる桜月。

 間も無くして、桜月が抱擁を解くと、輝男は桜月の胸元を貪りながら、左右の手で愛撫を再開する。

 胸先を舐め回し、指で弄り、左右の手でジックリと揉みしだく。

 幾重ものみだらな刺激に、

 

 「あぁっ、んっ、んあっ……あぅ……」

 

 桜月は無意識の内に、艶やかな喘ぎを繰り返す。

 桜月の美乳を真正面から味わっている輝男だったが、途端、内側から昂ぶりが煮えたぎっていくのを感じ取る。

 桜月の美乳を貪っている間も、葵と七海はWパイズリを続けていたのだ。

 内側からわき上がる痛覚を認めると、股の方から襲って来る左右の肉圧が、激しい刺激となって神経を伝っていくのを痛感した。

 輝男の股の辺りでは、葵と七海がパイズリを続けながら、肉の渓谷からはみ出た剛直の先端を舌で舐め回していた。

 ざらつく舌の感触が絶えず先端に触れ、棒の部分もなぞるようにして何度もなめられていく。

 肉圧と舌による容赦無い刺激は、輝男自身を容易に暴発寸前に追い込む。

 しかし輝男は、桜月の胸元に顔をうずめたまま、愛撫と胸先の蕾を弄る動きを続ける。

 徐々に熱を帯びる桜月の左右のふくらみと、固さを増す胸先の蕾は、輝男にとってはこの上なく捨てがたい。

 ほんのりと赤みを帯びる和菓子のような丸いふくらみを揉まれ、胸先を舐め回され、指でこねくり回される様に、

 

 「あぁっ、ヤダッ、あんっ……」

 

 桜月は歓喜に震え、艶やかに喘ぐ。

 輝男は桜月の反応を心地良く感じながらも、股の方から襲って来る左右の肉圧も併せて感じ取る。

 ようやくにして、桜月の胸元から顔を離すと、Wパイズリに耽る葵と七海に目を向ける。

 

 「あ、葵……七海ちゃん……」

 

 輝男が呼びかける先には、大きな左右のふくらみで剛直を摩擦し続けながら、先端部分を交互にくわえ、しゃぶる葵と七海の姿がある。

 

 「んっ、んうぅっ……」

 

 葵が輝男自身の先端をくわえながら艶やかにうめくと、

 

 「輝男さん……すごいです……」

 

 恍惚とした面持ちの七海が、なぞるように剛直の表面を舐めながら、歓喜の念を口走る。

 二重のパイズリと口淫を間近に突き付けられると、輝男はまたも苦しそうに顔をしかめる。

 

 「ダ、ダメだ、ヤバい……! 葵……七海ちゃん……!」

 

 苦悶に声を震わせながら二人に呼びかける輝男だったが、次の瞬間、二対のたわわな双乳に抑え付けられていた輝男自身が、先端から濃厚な白濁を噴き出した。

 噴き出された淫欲のほとばしりは、葵と七海の目元や頬にかかり、その美貌を容赦無く汚していく。

 

 「す、すまん! 大丈夫か!?」

 

 自分の淫欲のせいで葵と七海の顔が汚されたのを見ると、輝男は慌てて謝り、傍にあったティッシュペーパーを二人に差し出す。

 

 「わざわざ、そんなことしなくてもいいのに……」

 

 葵が輝男に言葉を返すと、

 

 「先輩ったら、こんなにいっぱい出しちゃって……。やっぱり、かなり溜まってたんですね」

 

 七海は、頬にこびり付いた濃厚な白濁を拭い取りながら、屈託の無い調子でそうつぶやく。

 輝男が吐き出したほとばしりは、七海のメガネのレンズにもこびり付いているが、当の七海は、まったく気に留める気配を見せない。

 二人の反応に、輝男は何とも言えない面持ちで深く嘆息する。

 すると横から、桜月が顔を覗かせて来た。

 

 「ねぇ、今度は、私がシてあげてもいいかな?」

 

 にこやかにほほ笑みながら、桜月が言葉をかける。

 桜月は輝男の顔と剛直を交互に見る。

 輝男の剛直は、さっき淫欲を吐き出したばかりなのに、いきり立ったままわずかでも萎える気配を見せない。

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