水着姿の桜月、葵、理華、真白が、海を背にして砂浜に立っている。
真ん中に立つ桜月と葵の横に、理華と真白がそれぞれ寄り添っている。
真向かいには、輝男がスマートフォンを手に構えている。
横向きになっているディスプレイには、並び立つ桜月たちの姿が写っている。
「皆、行くよ」
輝男が呼びかけると、桜月たちは一斉に笑みを浮かべる。
そして、桜月を除く三人は、身を屈め、水着の下に浮かぶ肉の谷間を見せ付ける。
そのままシャッター音が鳴ると、今の桜月たちの姿がデジタルフォトとして撮られた。
「ねぇ、ちゃんと撮れてる?」
「あぁ、ばっちりだよ」
桜月からの問いかけに即答する輝男。
彼の手にあるスマートフォンのディスプレイには、海を背にした海水浴の記念写真がしっかりと撮られている。
「…にしても、アドリブがキツイよ。しかも、葵まで一緒になって」
スマートフォンに表示されているデジタルフォトに、輝男は呆れながらため息を付く。
輝男の見つめる先には、身を屈めて胸の谷間を水着越しに見せ付ける葵、理華、真白の姿が写っている。
「どうせ、水着姿で記念写真を撮るなら、セクシーポーズの一つや二つ、しないともったいないじゃない」
「天江君としても、勉強疲れを癒すのにもってこいだし」
「まったく……。そんなこと、ちゃんとした教師が言うセリフじゃありませんよ」
理華と真白の言葉に、輝男が呆れながら言い返すと、
「天江君、次はあなたの番よ」
うながすかのように葵が言葉をかける。
今度は、輝男を挟むようにして、桜月と葵が左右両脇に立つ。
海を背に直立する三人を、理華が手にしているスマートフォンのフォト機能がとらえる。
ディスプレイには、輝男、桜月、葵の姿がブレること無く映っている。
「じゃあ、行くわよ。はぁい」
理華はそう呼びかけながら、ディスプレイに表示されているシャッターアイコンをタップする。
と、次の瞬間、桜月と葵は、輝男の腕に左右からギュッと抱き付いてきた。
突然の予期せぬ事態に驚き、戸惑う輝男の姿が、デジタルフォトとしてしっかり撮られた。
「おい、また、アドリブかまして……」
まさかの抱き付きに顔を赤らめ、困惑の声を上げる輝男。
困惑する輝男に、桜月も葵もクスッと笑みをこぼす。
「天江君ったら、こんなことで照れちゃうなんて」
「でも、いい思い出にはなったでしょ?」
桜月と葵が続けて言うと、真向かいにいる理華と真白はドッと笑い声を上げる。
輝男は笑い声に囲まれながら、呆れ顔でため息を付く。
でも、実際のところは満更でも無いと言った様子である。
照り付ける太陽の下、桜月と葵が海へと入って行く。
「日向さん、ちょっとひと泳ぎしない?」
「いいけど、私、黒山さんほど上手くないから」
「そんなの気にしないでいいわ。
受験勉強に本腰を入れる前の貴重な機会ですもの。
悔いが残らないよう、思いっきり泳いでおかないと」
「それもそうね」
葵と桜月はそう言葉を交わすと、一斉に泳ぎ出した。
軽やかなクロールで遠くへと進む葵の後ろを、桜月がかき分けるようにして泳ぐ。
「黒山さんったら、また今日も勢い良く飛ばしちゃって」
昨日に続きまたも遠泳する葵の後ろ姿に、やはり海に入ってる理華が苦笑する。
(日向さんも楽しそうに泳いじゃって……
今日の海水浴が終われば、これから受験勉強で大変な思いをするから……
時間が許す限り存分に泳ごうと言うわけね?
それでなくとも、高校生活最後の夏休みですもの。
素敵な思い出を一つでも作りたいのね。
高校を卒業したら、それぞれ別々の道を進まなければいけないから……
日向さんと黒山さん、それに輝男君も……)
泳ぐ桜月と葵を眺めながら、内心、感慨深げにつぶやく理華。
はかり知れない苦心を伴う受験勉強だけでなく、その先にあるものに思いを馳せ、ついつい寂しそうな顔を見せる。
可愛い教え子たちの今後に思いを巡らしながら、いつかは訪れる別れが頭の中によぎり、理華の心を曇らせる。
すると、傍から海水が勢い良く理華の身に振りかかった。
理華が振り向くと、
「もう、隙だらけなんだから」
不敵な笑みを浮かべながら、真白が理華目がけて海水をかける。
「やったわね!」
理華もまた、笑みを浮かべながら水をかける。
嬌声を上げながら水かけをする理華と真白を、向こうの砂浜から一つのまなざしが眺める。
「…ったく、いい大人がみっともない」
当に二十歳を過ぎた大人の女性二人が子供のように水を掛け合い、はしゃぐ姿に、輝男は呆れながら苦笑いする。
口では呆れているが、理華と真白を愛しそうに見つめている。
ふと、目線を別の方に向けると、Uターンしながら泳いで来る葵や、十メートル付近を回りながらゆっくりと泳ぐ桜月の姿を認める。
砂浜の上に敷いた敷物の上に腰を下ろしていた輝男は、着ていたパーカーを脱ぎながら立ち上がる。
「さて、俺もひと泳ぎするか」
そうつぶやきながら海の方へ向かおうとすると、
「あら? 天江君じゃない」
横から輝男に呼びかける声が聞こえて来た。
輝男が振り向くと、グレーの三角ビキニをまとう一人の長身の女性が、目の前に立っていた。
歳にして二十代前半――
亜麻色の長い髪を伴った整った美貌――
均整の取れたスレンダーな肢体に、Dカップはあろう形良い左右の大きなふくらみ――
「か、香菜子さん……!」
目の前に立つ小中香菜子(こなか・かなこ)を認めて、輝男は驚きの声を上げる。
「天江君、今日も海水浴なの?」
香菜子は、輝男に笑みを浮かべながら言葉をかける。
「香菜子さんも海水浴ですか?」
「えぇ。とても気持ちよかったら、今日も来ちゃった。
ところで、天江君、もしかして、これから泳ぎに行こうとしたところ?」
「そうですが、何か?」
「せっかくだから、一緒に泳ぎましょう」
「いいんですか?」
「一人きりより、誰か一緒の方が楽しいに決まってるじゃない」
輝男と香菜子はそう言葉を交わすと、波が打ち寄せる渚へと向かう。
◇ ◇ ◇
波が足元のすぐ手前に打ち寄せる中、輝男と香菜子は準備体操をする。
体操しながらふと横の方を見ると、香菜子が屈伸を繰り返している。
下向きに体を曲げると、ビキニに守られたたわわな肉の果実が重そうに垂れていく。
左右のふくらみとクッキリした肉の谷間を認めると、輝男は思わず顔を赤らめる。
そしてすぐに、正面を向き直し、準備体操を再開する。
(小中のお姉さん、美人でスタイルもいい上にオッパイも大きい……
俺としたことが、たかが一同級生のお姉さんにこんなにドキドキしちゃうなんて……)
すぐ横にいる香菜子と脳裏に浮かぶ彼女の弟に、輝男は戸惑いの念を強める。
準備体操を終え、輝男と香菜子は共に海に入って行く。
はるか向こうの沖ではなく、真横の奥にある海水浴場の端へ向けて並んで泳ぐ。
輝男も香菜子も、軽やかなクロールで泳いでいるが、そのスピードはほぼ互角である。
(香菜子さん、結構、泳ぎ上手いな。下手したら、俺の方が負けちゃいそう)
ほぼ横並びに泳ぐ香菜子を認め、輝男は内心、驚嘆の念を吐く。
二人はそのまま、五十メートルほど向こうへと泳ぎ進む。
やがて、輝男と香菜子が海から上がってきた。
砂浜に足を踏み入れるが、そこは、前方左右を小さな岩山や大きな岩壁で囲まれている。
「ヤベェ……随分、遠くまで来てしまった」
ひと気の無い海水浴場の端に着いてしまい、輝男は途方に暮れてしまう。
しかし、香菜子は落ち着いた表情を見せる。
「大丈夫よ。今来たところを引き返せばいいから。
それより、ちょっと一休みしましょう」
そう言うと、砂浜の上に腰を下ろす。
輝男もまた、香菜子の横で腰を下ろす。
暑い陽光が真上から注がれ、海に濡れた体を乾かそうとする。
波打つ音だけが輝男の耳に流れ、時折、風が吹き付け、その身に当たる。
数分程、沈黙が続いた後、香菜子が口を開く。
「ねぇ、天江君……。君、好きな女の子とかいるの?」
「はい」
小中の姉からの今の問いに、輝男は迷わず即答する。
「やっぱり、その娘とは今も付き合ってるの?」
「えぇ、そうですが……」
輝男の今の返答を聞くと、香菜子は口を閉ざし、しばし沈黙する。
輝男は香菜子の方を振り向かず、正面に見える海原をジッと見つめる。
やがて、香菜子が重く閉ざした口元を開かせる。
「天江君、東大、目指していると言うけど……
受験勉強を続けているとなると、その娘と一緒にいるのもままならないんじゃないの?」
自ずと神妙な面持ちを見せながら、香菜子が言葉をかける。
自身も東大受験で色々と苦労した手前、輝男も相当、苦労を強いられると思い、今のような言葉をかけたのだろう。
香菜子の今の言葉を聞くと、輝男はすぐに口を開く。
「確かに、受験勉強は大変ですけど……
彼女はいつも傍にいて、僕が心を折れかけると、すぐに僕のことを癒してくれますから……
俺、彼女には大変、感謝してます」
輝男の今の言葉を聞くと、香菜子はすかさず口を開く。
「ちなみに、その娘とは何度もエッチしちゃったわけ?」
ただならぬ問いかけをサラッと言って来る香菜子に、輝男は驚きながら顔を赤らめ、言葉を詰まらせる。
香菜子は輝男の方を振り向き、紅潮し、絶句する輝男を見て、ニヤッと笑みを浮かべる。
「どうやら図星ね」
香菜子が半ばからかうかのように言葉をかけると、
「へ、変なことを言わないで下さい!」
輝男はスッと立ち上がりながら、香菜子の方をまっすぐに向き、抗議の声を上げる。
香菜子もまたスッと立ち上がり、輝男とまっすぐ向き合う。
「別に恥ずかしがることはないわよ。君くらいの歳なら当然のことだから」
そう言葉をかけると、至近距離にまで近付き、艶やかな笑みを見せる。
「その娘が大事なのは大いに結構だけど……
たまには、他の女の子とエッチしたいと思わない?」
艶を帯びた声で呼びかける香菜子に、輝男は顔を赤らめながら一瞬、言葉を失う。
「何、言ってんですか? 香菜子さん。……まさか?」
輝男がハッと何かに気付くと、香菜子の細い片手が、トランクス型の水着越しに輝男の股を撫でさする。
大事なところを水着越しに撫でさする香菜子に、輝男は恥じらいに顔を紅潮させ、身を固くする。
何も言い返せない輝男をまっすぐ見つめながら、香菜子がほんのりと頬を赤らめる。
「一回でいいから、私とエッチして」
艶を帯びた声で呼びかける香菜子に、輝男は一瞬、言葉を失う。
「昨日はデタラメ半分で言ったけど、今日は本気だから……
昨日の天江君やさっきの泳ぎっぷりを見たら、どうしてもエッチしたくて……」
「何、言ってんですか? クラスメートのお姉さんでしかない人とエッチするなんて……」
ためらい、拒むかのような言葉を香菜子に返す輝男。
去年、今年とクラスが一緒で、事あるごとによく絡む小中の姿が輝男の脳裏に浮かぶ。
比較的仲良く付き合わさせてもらっている小中の手前、彼の姉を抱くことにいささかなりとも躊躇の念を覚える。
すると、香菜子はすかさず、輝男の唇をキスでふさいだ。
一瞬のキスの後、輝男とまたも向き合う。
「私と君だけの秘密にするから……。お願い、天江君が欲しいの……」
頬を赤らめ、乞うようなまなざしを震わせながら、淫欲、愛欲を求める言葉をかける香菜子。
彼女の切々とした訴えを、輝男は快諾もしなければ、冷たく突き放すこともしない……
◇ ◇ ◇
行き交う者がいない孤独と静寂の中、香菜子は二メートル程の小さな岩山を背に立っている。
真ん前には、緊張しながら顔を赤らめる輝男が仁王立ちしている。
香菜子は輝男をまっすぐ見つめると、クスッと笑みをこぼす。
「そんなに固くならないで。好きな娘といつもしているようにすればいいから。
……私を好きなようにして」
香菜子がささやくように言葉をかけると、輝男はゆっくりと唇を重ねる。
キスを交わし、舌を絡ませながら、ビキニの上から香菜子の胸を揉む。
輝男の手のひらが、ビキニの質感とその下にある柔らかな肉感を堪能する。
輝男の耳には、唾液が跳ねるような音と、
「んっ、んん……」
切なそうなうめき声が重なって聞こえる。
ディープキスをやめると、香菜子はすぐに背中に両手を回す。
背中の結びが外れると、ビキニブラはすぐに緩み、形良い美巨乳が姿を現した。
なだらかな丸みを帯び、大きく膨らむたわわな肉の果実に、輝男は思わず息を呑む。
「いいわよ、さぁ……」
香菜子が笑みを浮かべながら、うながすかのように言葉をかける。
輝男は迷わず、香菜子のDカップバストを揉みしだく。
優しく、ゆっくりと、円を描くようにして愛撫する輝男に、
「あっ、あ、ハァ……」
香菜子は切なそうな喘ぎと吐息で応じる。
(香菜子さんのオッパイ……思ったより柔らかくて温かい……)
香菜子の裸の胸を揉み続けながら、その感触に感嘆する輝男。
その輝男の股を、香菜子の片手が水着越しに撫でさする。
輝男は、股の辺りから来るスベスベした感触と募る刺激を認めながらも、香菜子の胸に顔を近付ける。
パン生地でもこねるかのように揉みしだきしながら、先端の蕾に吸い付き、舌で舐め回す。
「あぁっ、うっ、んぁ……」
胸先から来るみだらな刺激に、香菜子はたまらずのけ反り、艶やかに喘ぐ。
輝男が愛撫を続け、胸先に吸い付いていると、水着越しに輝男の盛り上がりを撫でさすっていた香菜子の片手が、輝男の水着の中に入り込んだ。
香菜子の手が陰茎に直に触れると、輝男は驚いたかのように、香菜子の胸元から顔を離す。
輝男が恥ずかしそうな表情で顔を赤らめると、
「天江君、今度は私にサせて……」
香菜子は頬を赤らめ、クスッと笑みをこぼしながら言葉をかける。
静かに波打つ音だけが、海の方から聞こえて来る。
海水浴の喧騒から遠く離れた岩場で、輝男は一糸もまとわぬ姿で仁王立ちしている。
顔を赤らめ、ため息を付きながら、眼下にあるものを見つめる。
見つめる先には、輝男の裸の股と向き合う形で膝を屈し、身を屈める香菜子の姿がある。
ある程度、固くなっている肉の棒を片手に持ち、先端にチュッとキスをする。
口を開け、くわえ込むと、前後に口を動かす。
「ん……んん……んうぅ……」
スローペースにフェラチオをする香菜子の口元から、かすかなうめき声が漏れる。
生温かく柔らかい口腔が陰茎を包み込み、撫でるようにこする様に、輝男は深く嘆息する。
香菜子のフェラチオは徐々にその動きを速めていく。
一分もしない内に、陰茎でふさがれた香菜子の口元からは、唾液の跳ねるような音と、
「んぅっ、んうっ、んむっ、んんぅ……」
艶やかにトーンアップしたうめき声が漏れる。
口で輝男自身をしゃぶりつつ、根元の部分を握った片手で肉の棒をしごいていく。
「か、香菜子さん……上手い……」
同級生の姉のフェラチオに、輝男はため息交じりに感嘆する。
深く感じ入っていることを示すかのように、輝男自身は、香菜子の口内で固く、大きくなっていく。
柔らかく包み込んでいた香菜子の口腔は、固さを増す陰茎にハッキリと摩擦を加えていく。
輝男は荒く息を吐きながら、香菜子に成されるがままと言った様子だ。
それでも、真上から香菜子の頭に手を触れると、優しく撫でていく。
香菜子は構わず、口の動きを速めていくが、
「んっ、んぐ……んぐぅ……んうっ、んくぅっ……」
艶やかなうめき声が息詰まっていく。
香菜子のフェラチオのせいで、輝男自身は際限なく固さ、大きさを増し、香菜子に息苦しい感覚をもたらしている。
(ヤバい……! 気持ち良くて……出ちゃう……!)
フェラチオを甘受していた輝男は、自分の中でわき立つ昂ぶりを認め、内心、苦悶の声を上げる。
すると、香菜子が輝男自身を口から離した。
荒く息を吐く香菜子の目の前には、唾液にまぶされながら天を向くように固くいきり立つ輝男自身が見える。
同級生の姉を前にして、自分自身を淫欲に充血させ、輝男は羞恥の余り、言葉を失う。
そんな輝男に、香菜子は柔らかな笑みを赤らめながら、乞うようなまなざしを向ける。
「いいわよ。来て……」
そう言うと、弟の友人のモノを貪ったその唇で当人とキスを交わす。
「あっ、あぁんっ……!」
静寂に包まれている岩場に、艶やかな悲鳴が響く。
香菜子が二メートル弱の小さな岩山にしがみ付きながら、背後から押されるようにその身を揺らし、のけ反る。
香菜子の背後では、輝男が香菜子の右太ももを持ち上げながら、ビキニパンツをずらした秘裂に剛直を差し込ませ、何度も腰を打ち据える。
「ヤダ、もう、こんな格好……恥ずかしい……」
股を開かされた状態で事に及び、香菜子は思わず羞恥の声を漏らす。
香菜子の恥じらいの声を、肉と肉の衝突音がかき消す。
パン、パン…とぶつかり合う音と、熱っぽく息の弾む音が、香菜子の耳に流れ込む。
輝男は暑い外気と淫欲に煽られ、素肌を熱っぽくさせながら、何度も腰を打ち据える。
輝男の腰の動きに合わせて、剛直はヴァギナを突き破り、何度も香菜子の中、最奥に突き当たる。
「す、すごい……! 天江君の……何度も奥に……当たってる……!」
「か、香菜子さん……気分はどう……?」
「と…とても…気持ちいい……。何も考えられないくらい……」
歓喜に声を震わせながら、輝男に言葉を返す香菜子。
背後からの律動に押されてその身を揺らすと、胸元から盛り上がるDカップバストをブルブル震わせる。
素肌には汗が噴き出ており、震え続ける美巨乳からも汗が飛び散る。
一方の輝男は、歯を食いしばり、目元や頬にかかる汗を拭うのを忘れて腰をぶつけ続ける。
(か、香菜子さんの中……キツくなってる……!)
締め付けを増すヴァギナの肉圧を認め、内心、苦悶の声を上げる。
「いい……いいわ……。もっと…もっと突いて―――」
香菜子は、我を忘れたかのように更なるみだらを求めて吠える。
輝男は砂浜の上に呆然と寝そべっている。
仰向けに寝そべるその上では、
「あっ、んうぅっ、うっ、うぅっ、んくぅっ……!」
艶やかな喘ぎを繰り返しながら、香菜子が上下に身を揺らし、艶やかな喘ぎを繰り返す。
恍惚の度合いを増す美貌と、上下に揺れる美巨乳を輝男に見せ付ける。
輝男と香菜子の間には、ずらされたビキニパンツから見える秘裂を通して、輝男自身が深々と突き刺さっている。
騎乗位の体勢で輝男自身を貪ると、
「どう? 気持ちいい?」
熱っぽくも艶やかな声で、眼下の輝男にたずねる。
「はい……。気持ちいいです」
「もっと気持ち良くなって」
香菜子はそう言い返すと、小刻みに腰を上下に振る。
そして、すぐに、前後に腰をくねらせる。
上下運動と前後のくねりを交互に繰り返し、中に飲み込んだ輝男自身をいいように弄ぶ。
うねりながら締め付けを増す香菜子のヴァギナに、輝男は汗をにじませ、苦しそうに歯を食いしばる。
「あぁ……あぅ……うっ、んうっ……ハァ、んぁっ……」
艶やかな喘ぎを繰り返しながら、恍惚の声を上げる香菜子。
弟の同級生、友人を相手に、得も言われぬ快感に浸り切っているかのようだ。
すると、輝男は突然、真下から腰を勢い良く突き上げた。
「んうぅっ!」
まさかの突き上げに驚きの声を上げ、ビクンとのけ反る香菜子。
「香菜子さん、せっかくで悪いけど……我慢できない……」
輝男はそう言いながら、真下から激しく小刻みに腰の突き上げを繰り返す。
香菜子もまた、真上から小刻みに腰をぶつけて来る。
香菜子の秘裂から漏れる蜜のせいで、輝男と香菜子の間で水音混じりの衝突音が響く。
「あぁっ、いいっ、すごい……激しい……!」
「香菜子さん……すごい…締まってる……!」
輝男自身の容赦ない猛進と香菜子の中で強まる肉圧に、香菜子と輝男は共に熱っぽく声を上げる。
剛直とヴァギナの摩擦が少なからぬ刺激と苦痛をもたらすも、輝男も香菜子も動きを減退し、止めようとしない。
夏の熱気に煽られ、そのまま限界まで突き進むかのようだ。
輝男は真下から腰を突き上げながら、汗ばみながら揺れ続ける香菜子の裸の胸に左右の手を伸ばす。
香菜子のDカップバストを抑え、揉みしだきながら、小刻みに腰をぶつける。
「あ、天江君、オッパイが好きなのね……」
真下からの愛撫を認め、香菜子が恍惚の声を上げる。
突き上げに加え、愛撫を甘受しながらも、真上から腰をぶつける動きを止めようとしない。
「いいわよ、そのまま…あっ、んぁっ……!」
行為の続行をうながそうとした刹那、痙攣でも起こしたかのように身を震わせる。
「ヤ、ヤダ……イく…イっちゃう……」
声を震わせ、自らの限界が間近いことを告げる。
香菜子の今の言葉を聞くと、輝男は引っ叩くように腰を突き上げながら、強めの愛撫を仕掛ける。
ラストスパートをかけるかのような輝男の動きに、
「あぁっ、イヤッ、あんっ、ハァッ、あぅ、んぁっ……!」
香菜子はその身を揺さぶられながら、艶やかな喘ぎを上ずらせる。
一方の輝男は、激しい突き上げと執拗な愛撫を繰り返しながら、全身に汗を噴き出し、苦しそうに歯を食いしばる。
「か、香菜子さん……お、俺も……!」
淫欲の昂ぶりがこれ以上、抑えようがないことを認め、苦しそうに限界の声を上げる輝男。
香菜子は、突き上げと愛撫による二重の攻めを受けながらも、輝男の今の言葉を聞くと、
「いいわよ、そのまま私の中に……。今日は大丈夫だから……」
熱っぽい声で言葉を返す。
しかしすぐに、体をわなわなと震わせると、
「あぁ…ダメッ……もう、イっちゃう……ホントに…イくぅっ……!」
息も絶え絶えといった様子で限界の訪れを告げる。
「か、香菜子さん……香菜子さん……!」
輝男はうわ言のように香菜子の名を呼びながら、二、三度、真下から腰を強く打ち据える。
と、次の瞬間、
「あぁっ、あっ……あぁ――――――ん……」
香菜子は輝男の上にまたがり、胸を揉まれたまま、体を大きくのけ反らせ、絶頂の声を上げた。
香菜子が果てて間も無く、香菜子の中に淫欲の濁流が一滴残さず吐き出された……
◇ ◇ ◇
数十分程、経った頃、海水浴客で賑わう海に、一組の男女が泳ぎながらやって来た。
輝男と香菜子は、まるで何も無かったかのように、他の海水浴客と同じように海の上を泳いている。
間も無くして、輝男と香菜子は、波打つ渚に着いた。
そのまま並んで砂浜を歩いていると、
「輝男君」
傍から輝男に呼びかける声が聞こえて来た。
声が聞こえて来た方を振り向くと、心配そうな面持ちをした桜月がこちらへ歩み寄って来た。
「どこへ行ってたの? 心配したんだから」
「あぁ、ごめん」
重い表情でとがめる桜月に、輝男は申し訳なさそうに詫びの言葉をかける。
桜月は輝男の詫びの言葉を聞くと、すぐ横に香菜子がいるのを認めた。
「小中君のお姉さん」
「ごめんなさい。私が天江君に無理に付き合わせちゃったせいで……」
香菜子は申し訳なさそうに笑みを曇らせ、桜月に詫びの言葉をかける。
ふと、輝男の方を見ると、気まずそうな顔をそらしながら、頬をかすかに赤らめている。
恥ずかしそうな表情で言葉を詰まらせる輝男を一瞥すると、改めて香菜子と向き合う桜月。
自ずと神妙な面持ちを見せると、香菜子に向かって口を開く。
「小中君のお姉さん……あなたにどうしてもお願いしたいことがあるんです」
切々とした調子で桜月が言うと、香菜子もまた神妙な面持ちを見せる。
桜月の口ぶりからして、何かただならぬことでもあるのではとすぐに察する。
何も言わずまっすぐに見つめる香菜子を認めると、桜月は神妙な面持ちで口を動かす。
「あなたの弟さんに、天江君への余計な詮索をやめさせてもらいたいんです」
桜月の今の申し出に、香菜子は黙って耳を傾ける。
「あなたにだけは、特別に教えてあげますが……
天江君、何人もの女の子と仲良く付き合っているんです。
同じ学校に通っている娘だけでなく、よその学校に通っている娘も何人か……
小中君、そのことに勘付いて、天江君にしつこくたずねてきているんです。
事が公けになったら、天江君はもちろん、付き合っている彼女たちも色々と迷惑を被るかもしれません。
だから、あなたの方で小中君に…」
「やめろ、桜月」
一番の懸念を訴える桜月を、傍からの声が中途でさえぎった。
桜月が振り向くと、輝男が厳しい表情を見せた。
「余計なことで香菜子さんを煩わせないでくれ」
「輝男君、あなたや最上さん、小春ちゃんのことを思って言ってるのよ。
それに、私や葵さんだって……」
「もし、何かあっても、俺の方で何とかするって言ったじゃないか。
俺のことで香菜子さんを巻き込んで、余計な心配をかけさせるつもりか?」
輝男と桜月はまっすぐ向き合いながら、最も肝心なことな厳しく言い合う。
すると、
「わかったわ」
輝男と桜月の耳に快諾の声が流れて来た。
二人が振り向いた先には、ニコッとほほ笑む香菜子の姿があった。
「安心して。あの愚弟(バカ)には、私からキッチリ言っておいてあげるから」
桜月の申し出を快諾するかのような香菜子の今の言葉に、輝男は気まずそうに表情を曇らせる。
「香菜子さん、あなたにそんなことをさせてもらうなんて……」
「心配すしないで。あなたたちが困るようなことは、絶対にさせないから」
香菜子はそう言うと、輝男、桜月に続けて目線を向ける。
「天江君、素敵な娘がいて幸せね」
ほほ笑みながら言葉をかける香菜子に、輝男も桜月も、恥じらい、照れながら顔を赤らめる。
香菜子はなおも輝男をまっすぐ見つめると、
「大学受験、頑張ってね。
それから、桜月さんや他の女の子とも、これからも仲良く付き合いなさい」
にこやかな表情を絶やさずに励ましの言葉をかける。
「香菜子さん、ありがとうございます」
輝男は一言、言葉を返して一礼すると、桜月と一緒にその場を去って行く。
(いいわね、桜月ちゃん……。私もあんな素敵な恋人が欲しかったわ……
あの様子だと、あの二人、相当デキちゃってるわね。
……まったく、うちの愚弟(バカ)とはエライ違いだわ……)
香菜子は、遠のく輝男と桜月の後ろ姿を見つめながら、内心、羨望を交えてため息交じりにつぶやく。
「すまん、桜月。俺…」
「気にしないで、私、別に怒ってないから」
「ヤっちゃった後で今更、あれこれ言っても、言い訳にもならないが……」
「わかってるわ。小中君のお姉さん、輝男君のことを気に入ってくれたみたいだから」
砂浜を歩きながら一言、二言、言葉を交わすと、輝男は言葉を詰まらせる。
「香菜子さんのこと……信じて間違いないから……」
桜月はそう言うと、柔らかな笑みを浮かべながら、横にいる輝男の方を振り向く。
「それより、皆が心配してるから、早く行きましょう」
「あぁ……」
輝男はようやく笑みを戻すと、桜月と一緒に歩を進める。
桜月たちと一緒のひと時を再開する輝男を、夏の太陽が彼方から見下ろし続ける。