快晴の空がタワーマンションを見下ろす。
マンション内のリビングに、朝陽が放つ日差しが差し込まれる。
リビングでは、輝男と瑠奈、真純がテーブルを挟んで向き合い、食事をしている。
「結局、今年の夏休みは勉強漬けだったわね、輝男さん」
「うん。でも、お盆前に一泊で海水浴に行ったけど」
「アタシもお義兄ちゃんと一緒に海水浴に行きたかったなぁ……
こっちは部活に勉強とろくなことがなかったよ」
「何、言ってんだ。二学期に入ったら、大事な大会が控えてるんだろ?」
「そりゃそうだけど……」
「お前、夏休み中、ずっと練習してきたんだから、諦めなければきっといい結果を出せるよ」
「お義兄ちゃんが応援に来てくれたら、余裕で優勝できるけど」
「あいにくだけど、俺も色々と忙しいから、顔を出せる余裕なんてないよ」
「もう、意地悪!」
朝食のメニューを口にしながら言い合う輝男と瑠奈に、真向かいにいる真純はクスッと笑みをこぼす。
いつもと変わらぬ朝食の光景がそこにある。
数十分後、バッグを手にした輝男がリビングに姿を現す。
朝食の後片付けを終えた真純が、輝男の方へと歩を向ける。
「今日を入れて、夏休みもあと二日だけど、いつも大変ね」
「キツイかキツくないかと言えばキツイけど、今のこの状況を我慢して乗り切らないと、どうしても次へ進めないから」
「あなたが大変な思いを強いられているのは、義母さんもわかってるけど……
余り、無理をしないでね」
「うん、わかってるよ」
心配するかのように曇りがちな笑みを見せる真純に、輝男は元気な笑みを浮かべて言い返す。
そして、そのままリビングを出て、マンションから出て来る。
予備校の講義を受けるために、輝男は家を出たのだ。
◇ ◇ ◇
輝男は中心街の大通りを歩いている。
正面向こうに、青春中央駅の駅舎が見える。
駅舎の向こう、GTT・青春校を目指して、そのまま歩を進める。
すると、はいているジーンズのポケットから振動音がかすかに聞こえて来た。
ポケットからスマートフォンを取り出し、電話に出る。
「もしもし」
『あ――輝ちゃん、アタシ!』
向こうから聞こえて来る威勢のいい声に、輝男は呆れ顔でため息を付く。
「お前か……どうしたんだよ? こんな時間に……」
『輝ちゃん、今、どこにいるの?』
「駅前の大通り。これから予備校に行くところだよ」
『奇遇だね。アタシ、今、青春中央駅正面入口手前にいるんだ』
電話相手が、今、自分のいる場所を告げると、輝男はすぐに電話を切った。
深くため息を付きながらスマートフォンをしまうと、何も無かったかのような顔で再び歩を進める。
(こりゃ、今日の予備校はサボりだな……)
平素の表情で歩を進めながら、内心、ため息交じりにつぶやく。
五分後、輝男は青春中央駅の正面入口に着いた。
その場に立ち止まり、辺りを見渡すと、入口のすぐ横の壁際に、一人の少女が背もたれして立っているのが見えた。
特徴的な小麦色の素肌にサラサラした長い金髪。
デイバッグを肩に担ぎ、Tシャツの内側から大きな左右のふくらみを見せ付けている。
輝男は、少女の前に歩み寄りながら、
「よぉ」
と、声をかける。
輝男の呼び声に、壁に背もたれしていた小春はすぐに輝男の方を振り向いた。
「輝ちゃん、久しぶり!」
嬉々とした面持ちで輝男の真ん前に歩み寄り、彼に声をかける。
「お前、今日はどうしたんだ?」
「この夏休み、バイトと勉強、一生懸命頑張ったご褒美に…って、パパとママが許可してくれたんだ」
「そりゃ良かったな……って言うか、こっちの事情も全然、考えないで……」
「何、言ってんの?
もうすぐ夏休みも終わりなんだから、今から素敵な思い出をいっぱい作らなくちゃ」
余り、ありがたくないかのように淡々とした態度を見せる輝男に、小春は気持ちを逸らせ、急かす。
そのまま輝男の右腕にギュッと抱き付くと、勢いよく歩を進める。
「お、おい、待てよ、小春!」
無理矢理に引っ張られて、輝男は恥ずかしそうに顔を赤らめ、声を上げる。
しかし、小春を振り払い、彼女を拒むことがどうしてもできなかった。
◇ ◇ ◇
青春中央駅とは反対方向に遠く離れた海。
そこの砂浜に、輝男と小春の姿がある。
「さすがに夏休みも終わりとあってガランとしてるな……」
「いいじゃん。何だか貸し切りみたいで」
青々と広がる海原を眺めながら、輝男と小春が言う。
輝男の言う通り、辺りには人影はまったく無い。
八月も終わりに近づき、海水浴シーズンも過ぎたせいか、今、輝男と小春の他に人の姿がまったく無い。
小春は、足元にデイバッグを置くと、おもむろにTシャツを脱ぎ出した。
横にいた輝男は、小春の今の行為に顔を赤らめて驚く。
「おい、小春!」
たまらず驚きの声を上げる輝男に構わず、小春はTシャツのミニのデニムスカートを脱ぎ出す。
すると、
「じゃ―――ん!」
元気良くかけ声を上げながら、細く引き締まった裸体を覆う黒のビキニを披露した。
胸元から大きく盛り上がるGカップの美巨乳を、黒のビキニブラが窮屈そうに覆っている。
小春は体を回転させながら、ビキニ姿の時分を輝男に見せ付ける。
程良くくびれた腰、プリッとした肉付きのいい美尻にフィットしている黒のビキニパンツが、否応無く輝男の目に映る。
恥ずかしげもなく水着姿を披露する小春に、輝男の方が恥ずかしそうに顔を赤くする。
「今年の夏休み、輝ちゃんと一緒に海水浴を楽しむためにわざわざ買ったんだ」
「わざわざ、俺なんかのためにそんなことをしなくてもいいのに」
輝男は呆れながら小春に言葉を返す。
「でも、輝ちゃん、今年は予備校やら何やらで全然、構ってくれなかったし……
アタシもアタシで、バイトやら夏休みの課題やらで、ろくに遊ぶ時間が取れなくて……」
「だから、夏休みも終わりに近い今頃になって、俺と一緒に海に行ったってわけか?」
「うん」
「でも、俺、水着なんて持ってないし……
そもそも、今日、お前とこうして一緒に付き合うなんてまったくの想定外だったから」
「そんなの気にしないでいいよ。輝ちゃんはそこでのんびりしていればいいんだから」
小春は輝男にそう言い返すと、一人、海の方へ駆けて行った。
海の中に足を踏み入れると、絶えず歓声を上げながらはしゃぐ。
「イヤ―――ン、気持ちいい」
小春は自らに海水をかけながら、嬉々として歓喜の声を上げる。
他に誰もいない海の上で子供のようにはしゃぐ小春を、輝男は砂浜から見つめる。
嬉しそうな表情と、ビキニに包まれながら揺れるたわわな肉の果実が、輝男の目に焼き付かれる。
輝男はドキッと顔を真っ赤にすると、その場に腰を下ろし、そのまま仰向けに寝そべる。
一方、小春は、一人、海の中を泳ぎ始める。
他に誰もいない海辺の砂浜で、輝男はボンヤリと青空を見つめ続ける。
そして、澄み切った青空を眺めながら、物思いに耽るような顔を見せる。
(できることなら、ずっとこのままでいたい……
大好きな皆に仲良く囲まれながら、心穏やかにのんびりとした日々を過ごしていたい……
余計なしがらみや下手なせめぎ合いなんかまったく無い……
本当の意味で平和で、誰もが仲良くしている……
そんな世界で、一生を送りたい……)
いつの時代も変わらぬ青空を見つめながら、心の奥底に秘めた思いをつぶやく。
受験勉強や日々の生活の忙しさに、輝男は知らず知らずの内に疲弊の念を募らせていたのだ。
人と人の温かい絆と過酷な生存競争を要する社会――
相容れない二つの要素が輝男の中でせめぎ合い、彼の心を大いに疲れさせていたのだ。
他に誰もいない穏やかな空間のど真ん中にいるせいで、輝男は、心の底に抑えていた正直な思いを発露させる。
競争や栄誉、心身の疲弊とは無縁な、優しい絆に包まれた世界、そして人生――
かなえられそうにない理想を胸の内に抱えながらも、今はただ無為に青空を眺める。
残暑の温かい空気が砂浜を覆う。
仰向けに空を見上げながら、輝男はいつの間にか眠っている。
すると、何者かの唇が輝男の唇に重なる。
閉ざされたまぶたが震え出し、ゆっくりと開く。
目を開けた瞬間、真ん前にあるものを見て、輝男はハッと驚き、体を起こす。
「お、お前……まさか……!?」
「エヘッ、キスしちゃった」
目の前にいる水着姿の小春が嬉しそうに言う。
「…ったく、油断も隙もあったもんじゃない」
「しょうがないでしょ? 輝ちゃんが隙だらけなのがいけないんだから」
嬉々として言って来る小春に、輝男は深く嘆息し、閉口する。
そしてすぐに、再び、仰向けに寝そべって青空を見上げる。
その横では、水着姿の小春が砂浜に腰を下ろす。
ビキニに覆われた大きなふくらみと肉付きのよい美尻がすぐ真横にあるが、輝男は一瞬でも振り向こうとしない。
青空を見上げる輝男につられて、小春も広々と澄み切った空を見上げる。
穏やかな風と静かに波打つ音だけが、輝男と小春の周りを覆う。
しばしの静寂の後、小春が口を開く。
「ずっと、このままでいたい……そう思ってるんでしょ?」
自ずと神妙な面持ちを見せながら、小春が呼びかける。
「どうして、そんなことを……?」
「輝ちゃんの考えてることくらい、ちゃんとわかるわよ」
「悔しいけど、さすがだよ……」
輝男は感心したかのように言葉を返しながらも、なおもまなざしを真上の青空に向ける。
「アタシだって、できることならずっとのんびりしたいよ……
……でも、そんなこと、絶対にかなわない。
輝ちゃんもアタシも、これから色々と大変なことが待ち受けている。
嫌でも前に進まなきゃ、この世の中、絶対に生きていけない」
「……お前も少しは成長したな……
親父さんたちに押し付けられたバイトでタップリ絞られたせいか?」
「変なこと、言わないでよ。輝ちゃんのせいに決まってるじゃない。
夏休みなのに、学校の補習やら予備校やら受験やらで勉強漬けになってる輝ちゃんのことがどうしても気になって……
アタシももう一年経ったら、輝ちゃんみたいに苦労しなきゃいけないって思うと……」
「随分と買い被ってくれるな……」
輝男はそう言葉を返すと、
(まさか、桜月や葵たちと一泊二日で海水浴行って、エッチしたなんて口が裂けても言えないや……)
お盆前に桜月や葵、理華、真白と一緒に海水浴に行った時のことを思い出し、内心、そうつぶやく。
知れたらただじゃ済まないことを必死に胸の内に抑えながら、なおも小春と一緒の時を過ごす。
未だ暑い日差しが、海水浴で濡れた小春の体を乾かしていく。
小春の体が乾くと同時に、輝男はようやく体を起こし、立ち上がる。
「小春、おかげで気持ちがリラックスできたよ。じゃあ」
輝男はそう言って、小春に背を向ける。
しかし、すぐに、小春の手が、輝男の着ている半袖のワイシャツを後ろからギュッとつかむ。
「ちょっと、何、逃げようとしてんの?」
唇を尖らせて言って来る小春に、輝男はその場に立ち止まり、後ろを振り返る。
輝男が後ろを振り返るなり、小春は彼に向かって言葉をかける。
「ただ海を泳いでのんびりするだけなら、わざわざ遠くから来た意味が無いじゃん」
「何、言ってんだ? それだけでも十分だろ?」
「夏休みももうすぐ終わっちゃうんだよ。
夏休みが終わる最後の思い出に……その…」
小春は言葉を濁すと、輝男と向き合いながら頬を赤らめる。
じろっとにらみつつも、頬を赤らめ、乞うようなまなざしで輝男をとらえる。
「お、おい、まさか、こんなところで……!?」
輝男は顔を赤らめながら戸惑いの声を上げる。
ひと気が無いとはいえ、どこからでも目を付けられるポイントのど真ん中で、戸惑いながら立ち尽くす。
しかし、小春はためらわず、一歩も引かぬ姿勢で、至近距離から輝男と向き合う。
「せっかくなんだから……シよ?」
艶を帯びた声で呼びかける小春に、輝男は言葉を失いつつも、拒み、突き放すことができずにいる……
◇ ◇ ◇
海と街の間を大きく隔てるように雑木林がそびえる。
防風林の役割も果たす雑木林の真ん中、鬱蒼と茂る木々の間で、輝男と小春が向き合う。
「どうして、さっきの砂浜じゃなくてここなの?」
「あそこだと向こうから丸見えだろ?
ここも十分、安全とは言い切れないけど、あの砂浜よりは少しはマシだから」
砂浜よりは人目に付く危険性は少ない木々の間で言葉を交わす二人。
そのまままっすぐ向き合うと、
「いいか? 行くぞ……」
そっとささやくように輝男が呼びかける。
すると、
「待って」
小春は制止を呼びかけ、着ていたTシャツとミニのデニムスカートをまたも脱ぐ。
再び、黒のビキニのみをまとう姿を輝男に見せる。
「どうせ、水着着てるんだから、水着姿でエッチしなきゃもったいないじゃん」
小春の今の言葉に、輝男は呆れ顔でため息を付く。
しかし、すぐに表情を切り替えると、まぶたを閉じ、唇を近付けさせる。
小春も瞳を閉じて、輝男と唇を重ねる。
キスを交わすと、半開きになった唇の隙間に舌先が入り込む。
輝男と小春の間で、二つの舌先がうねり合い、絡み付く。
輝男の耳に、唾液の跳ねるような音と、
「ん……んん……んうぅ……」
切なそうなうめき声がかすかに聞こえる。
輝男は小春とディープキスを続けながら、水着越しに形良いGカップバストに触れる。
優しくつかみ、円を描くようにして揉みしだく。
舌を絡ませながら水着越しの愛撫を続けると、甘ったるい吐息が輝男の頬に当たり、
「んぅ……んふ……んっ……」
艶を帯びた喘ぎが、輝男の耳に流れ込む。
輝男と小春はディープキスをやめるが、輝男はそのまま愛撫を続ける。
ビキニブラの質感とその下にある柔らかく大きな肉感を、輝男の手のひらは十分に堪能する。
「いいよ、輝ちゃん……もっと……」
輝男の愛撫を甘受しながら、小春はウットリと歓喜の声を上げる。
円を描くようにして揉んだかと思うと、パン生地でもこねるように揉みしだく。
様々な形でジックリと愛撫するも、肝心のビキニブラには手を付けない。
「輝ちゃん……水着、外してくれないの?」
「さすがに裸のオッパイをさらすのは気が引けるからな。
それに、その水着姿でも十分イケるし」
「輝ちゃんったら……ちゃんとわかってんじゃん」
愛撫に感じ入って顔を赤らめつつも、快活に言葉をかける小春。
そのまま水着越しの愛撫を甘受しながら、輝男の股にそっと手を差し伸ばす。
ジーンズ越しに輝男の股に触れると、そのまま丁寧に撫でさする。
小春の細い手は、ジーンズ越しに輝男の股が盛り上がっているのを認め、そのまま動きを続ける。
一方の輝男は、小春が自分の股を撫でさするのを認めると、愛撫を続ける手の動きを鈍らせる。
「今度はアタシにサせて」
小春は活発な笑みを赤らめながら言葉をかける。
図太い大樹に背もたれしながら、輝男が仁王立ちしている。
輝男が見下ろす先には、膝立ちの体勢を取る小春が、輝男の裸の股に顔をうずめている。
成すすべがないと言わんばかりに深くため息を付く輝男の眼下で、裸の股から突っ立つ肉の棒をくわえ、前後にしゃぶり続ける小春。
「んっ、んん……んうぅ……」
陰茎でふさがれた口元から、艶やかなうめき声が漏れる。
小春は陰茎をフェラチオするだけでなく、根元に近い部分を片手で握り、絶えずしごいていく。
徐々にフェラチオはペースアップされ、速まる口の動きに合わせて、柔らかく生温かい口腔が輝男自身をしごいていく。
(すごい、上手い……。気持ちいい……)
ペースアップするフェラチオがもたらす刺激に、輝男は内心、感嘆の声を上げる。
小春は口を前後に動かすだけに飽き足らず、首を傾げながら、回すように口を動かす。
様々に動く小春の口内で、輝男自身は絶えず充血していく。
「んん……んぐ……んむぅっ……!」
フェラチオを続ける小春の口元から、息詰まるようなうめき声が漏れる。
小春の口内では、輝男自身が固さ、大きさを増し、小春に息苦しさをもたらしている。
しかし小春は、息苦しさを痛感しながらも、愛する男のモノを貪り続ける。
「お、おい、小春……」
輝男は、自分自身が固く膨張し、昂ぶりが中でわき立つのを認め、たまらず小春に呼びかける。
すると、小春は大きく息を吐きながら、輝男自身を口から離す。
唾液に表面をまぶされ、固くいきり立つ輝男自身に、小春はクスッと笑みをこぼす。
辺りを行き交う者のいない孤独と静寂の中、雑木林の真ん中で、小春は水着姿のまま大樹にしがみ付く。
左右の細い脚をピンと直立させるも、美尻と大事なところを包むビキニパンツは、股の辺りがずらされている。
ずらされた奥、桃色の恥肉が見える裂け目に、何者かの舌が差し込まれる。
輝男は、ビキニパンツに覆われた美尻に顔をうずめ、ずらされた奥にある肉の花弁に舌を這わせる。
貪るように舌を舐め回す輝男に、
「あんっ、あぁ……んぁ……」
小春は何度ものけ反りながら、艶やかな喘ぎを繰り返す。
日中の野外という状況下、なけなしの理性を振り絞るかのように、声を殺して喘ぎ続ける。
小春の喘ぎを聞き入りながら、輝男は小春の大事なところを貪り続ける。
花弁の表面を舐め回し、舌先を内側に入り込ませる。
砂ぶり、貪るような動きを見せながら、小春の美尻から離れない。
自分の大事なところを荒らす貪欲な舌の動きと、砂ぶり、貪るような水音、舌なめずりする音に、
「ヤダ……もう……おかしく…なっちゃう……」
小春は身を震わせ、のけ反りながら、戸惑いの念を艶やかに言う。
そして、またすぐに艶やかな喘ぎを繰り返す。
小春の喘ぎを耳にする輝男は、彼女の中から漂う芳醇なメスのにおいを嗅ぐ。
メスのにおいに煽られ、貪り、吸い付くように口を動かすと、花弁に染み出る蜜を舌で舐め取っていく。
「あぁ……いい……ハァ……メッチャ…いい……」
トーンアップする舌なめずりの音と執拗さを増すクンニに、小春は艶を帯びた声で恍惚の念を言う。
小春の活発な美貌は恍惚の度合いを増し、遠目にもわかるくらいに紅潮している。
小春の今の状態を反映するかのように、肉の花弁に染み出た蜜は、トロトロとこぼれ続ける。
輝男の舌が小春の蜜を舐め尽くそうとするも、蜜はまったく途切れない。
やがて、輝男が小春の美尻から離れた。
体を起こし、背後から小春の美尻をつかむ。
ずらされたビキニパンツの奥、濡れぼそった秘裂に、輝男自身の先端があてがわれる。
背後からの動きを認めると、小春は大樹にしがみ付く腕をほどき、図太い幹に左右の手を押し当てる。
「行くぞ」
「いいよ、来て……」
一言、二言、言葉を交わした後、輝男自身が小春の中にゆっくりと入って行く。
「うぅっ……キツイ……」
固く大きな異物が半分ほど中に入り、小春はたまらず苦悶の声を上げる。
しかし、輝男は構わず、すぐに腰をぶつける。
ずらされたビキニパンツに覆われた美尻が裸の腰にぶつかると、
「あぁっ……!」
小春は、両手を目の前の幹に押し当てた状態でのけ反り、息詰まるような喘ぎを発する。
「す、すごい……! 輝ちゃんったら……奥に当たって……!」
自分の中に輝男自身が深々と入り込むのを認め、感嘆の声を上げる。
小春の今の言葉を聞くと、輝男は前後に腰を動かす。
「あぁ、あっ、あぅ、うっ、ハァ、あっ、ハァ、ハァッ……!」
ヴァギナの中を行き来する剛直の動きに、小春は艶やかな喘ぎで応じる。
輝男は荒く息を弾ませながら、がむしゃらに律動を繰り返す。
背後からの律動に押されて、小春の体が前後に揺れる。
胸元からは、ビキニブラに覆われた美巨乳が絶えず震え、揺れている。
やがて、輝男と小春の間からは、水音混じりの衝突音が響き出る。
「うっ、うぅっ……んんっ、んくぅっ……」
声を殺すような艶やかなうめきが、肉と肉の衝突音と重なって輝男の耳に流れ込む。
滅多に人が行き来しないとはいえ、誰かが通りすがるかもしれない雑木林のど真ん中で、水着姿の美少女を犯す。
リスクの大きいシチュエーションに、輝男の淫欲は知らず知らずの内に昂っていく。
輝男の腰の動きは自ずとペースアップし、小刻みに小春の美尻を打ち据える。
「ヤダッ……。輝ちゃん……また固く…大きくなってる……」
行き来を繰り返す輝男自身が自分の中で更に固く、大きくなったのを認め、小春が声を上げる。
「痛いか?」
絶えず腰をぶつけながら輝男がたずねると、小春は背を向けたまま首を横に振る。
「痛くない……。むしろ、メッチャ気持ちいい……
輝ちゃんがアタシの中で暴れてると、頭の中が真っ白になっちゃいそう……
つらいことも嫌なことも、皆、忘れられそうな……」
背を向けながら言葉を返す小春に、輝男は律動を繰り返す。
狭まるヴァギナと固く膨張した剛直が、小春の中で摩擦を強める。
「あぁん、いい……すごい…激しい……。もっと……もっとぉ―――……」
愛する男に背後から犯され、我を忘れたかのように咆哮する小春。
黒のビキニを着たままの小春が、大樹に背もたれしている。
至近距離から向き合う輝男は、小春の右太ももを持ち上げ、ずらされたビキニパンツの隙間から腰をぶつける。
ずらされた隙間の向こう側、蜜で濡れぼそった秘裂に剛直が行き来すると、小春は輝男の肩をギュッとつかむ。
真正面からの律動にのけ反り、その身を揺さぶられ、ビキニブラに覆われた胸を絶えず震わす。
「いいよ、輝ちゃん……。もっと……もっと強く……」
艶を帯びた声で輝男を求める小春。
小春の求めに応じるかのように、真正面から腰をぶつける輝男。
小春の中で熱とぬめり、そして、四方からの肉圧を痛感する。
汗をにじませ、荒く息を弾ませながら、うっすらと目を開ける。
すぐ目の前には、恍惚に赤らむ小春の美貌と、絶えずブルブル震える美巨乳が否応無く目につく。
小春もまた、閉ざしたまぶたを開き、至近距離から輝男と向き合う。
「輝ちゃん……キスして……」
熱に浮かされたような声でキスをせがむ小春。
輝男はすぐにキスを交わしながら、小刻みに腰をぶつけ、律動をペースアップさせる。
(すごい締まりようだ……。下手したら、噛み千切ってしまうかもしれない……!)
更に締め付けを増す小春のヴァギナに、内心、驚嘆の声を上げる。
キスと律動でもって二重の刺激、もしくは責めを加え続ける輝男。
すると、小春は輝男とのキスをやめて、ビクンと体をのけ反らせる。
「あぁんっ、ヤダ……イ、イく……!」
たまらず限界が近いことを告げる小春。
輝男の肩をつかむ手、彼の手で持ち上げられた右太ももがわなわなと震え出す。
今の小春の声に、輝男は激しく小刻みな律動でもって応じる。
引っぱたくような肉と肉の衝突音と、
「あぁ、あぅ、うっ、んんっ、うぅっ、んっ、ハァッ……」
声を押し殺しつつも艶を帯びた喘ぎが、輝男の耳に重なって聞こえる。
限界まで締め付けんとするヴァギナの動きを痛感しつつも、至近距離から小春と向き合う。
恍惚とし、紅潮しきった美貌に汗が噴き出て、ビキニを着ている状態にも関わらず、Gカップの美巨乳は上下に波打っている。
輝男の両肩をつかんで我が身を支えていた小春だったが、ここに来て、輝男の身にギュッと抱き付く。
力強く抱き締める小春の腕力、正面から染み付けられる汗と熱を受け止めながら、ラストスパートをかけるかのような動きを見せる。
汗をにじませ、荒く息を弾む輝男の中でも、熱いほとばしりが煮えたぎり、いつでも暴発してしまう状態にある。
「こ、小春……俺……」
「来て……早く……輝ちゃんの熱いの……アタシの中に…全部、ちょうだい……!」
自分に呼びかける輝男に、うながすかのような言葉を返す小春。
輝男は何も言い返さず、絶えず真正面からの律動を繰り返す。
「あぁん、ダメ……! マジでもう…ダメ……! 早く…来て……イくぅっ……!」
その身を更に震わせ、限界まで自らの中を狭めながら、泣くように声を上げる小春。
「こ、小春……こは…」
小春の名を呼びかけようとした輝男だったが、その途中、彼自身がヴァギナを突き破り、小春の中、最奥に突き当たると、
「あぁっ、あっ、イヤァ――――――……」
小春は輝男を力強く抱き締め、密着したまま体を大きくのけ反らせ、絶頂の声を上げた。
小春が果てて間も無く、溜まりに溜まった熱いほとばしりが、小春の中に一滴残さず流し込まれた……
◇ ◇ ◇
漆黒の夜空がタワーマンションを見下ろす。
輝男は、マンション内の自室で黙々と勉強を続けている。
ふと、ペンを持つ手を止め、机上に置いてあるスマートフォンを操作する。
ディスプレイに一枚の写真が表示される。
海をバックに、輝男とビキニ姿の小春が一緒に並んで立つ姿を写した写真だ。
小春が自分の腕にギュッと抱き付く姿を、輝男が自分で自撮りしたものだ。
(ありがとう、小春。俺にとっても素敵な夏休みの思い出になったよ。
俺、また、頑張るから……)
今日の日中に撮った自撮り写真を見つめながら、輝男は内心、つぶやく。
自ずと表情がほころび、笑みを浮かべる。
再びスマートフォンを元に戻すと、輝男は勉強を再開する。
素敵な思い出を胸にしまいながら、将来のための一歩を更に進まそうとする。