輝男が自宅のあるタワーマンションへ入って行く。
桜月とのデートの余韻に浸るかのように、嬉しそうな表情を絶やさずにいる。
エレベーターが十階に停まると、ドアの内側から輝男が出て来た。
そのまま歩を進め、自宅へ帰ろうとした刹那、目の前に見える天江家の自宅ドアが開いた。
ドアの内側から誰かが出て来ると、
「あ!」
ドアから出て来た者と輝男が、共に驚きの声を上げた。
「せ、先生……!」
思わず驚く輝男の目の前には、
「あら、天江君じゃないの」
私服姿の雨宮理華が立っていた。
「せ、先生、どうして!?」
驚きと戸惑いに満ちた調子で輝男がたずねる。
驚きを隠せない輝男に対して、理華は落ち着いた態度を見せる。
「どうしてって……あなたの家に挨拶に行ってたの」
「そ、そうですか……」
理華の返答に、輝男は力無く言葉を返す。
「じゃあ、また明日、学校でね」
理華は、桜月と同じ言葉を輝男にかけながら、すれ違うようにして輝男の前から去った。
穏やかな表情さえ見せてくれる担任に、輝男は何故か、不安げに表情を曇らせる。
しかし、今、この場で悩んでいても仕方ないと思ったのか、すぐさま家の中へと入って行く。
天江家のリビングで、真純はファッションカタログを流し見している。
輝男は心配げに表情を曇らせながら、真純とテーブル越しに向き合っている。
「雨宮先生、さっきまで家にお邪魔してたみたいだけど」
「えぇ、そうよ」
不安に満ちた調子で言って来る輝男に、真純は穏やかな調子で言葉を返す。
「僕のこと、何か言ってなかった?」
「成績がいい上に、学校生活も真面目に送っていて実に感心しているっておっしゃってたわ。
どうすれば、あんな風に立派に育つんですか…って言ってくれたのよ」
「そうなの……」
輝男の口から気の抜けたような返事が漏れる。
すると、真純は輝男の方をまっすぐに見つめる。
「輝男さん……あなたは今まで通りにやっていれば、何も問題ないわ。
学校のクラスメートの皆もそうだけど、先生方とも仲良くしなさい」
真純の口からもっともらしい言葉が流れ出る。
真純の今の言葉に、輝男はただ、うなずき、応諾の意を示す以外に何もできなかった。
輝男は自室のベッドの上で仰向けに寝そべる。
天井をまっすぐ見上げるその表情は、依然として曇り切っている。
(先生の申し出を断って、桜月とデートしたけど……
それが何かしらの悪影響を及ぼさなければいいんだが……)
輝男は先日、学校で理華からの申し出を断ったことを思い出しながら、内心、苦悩をつぶやく。
今度の日曜――つまり、今日――、理華の自宅で“補習”を受けること――
適当な理由で担任からの申し出を断ったことが、今頃になって輝男の心に重くのしかかる。
まるで、嘘をついた逃げたかのような罪悪感すらわき上がらせてしまう。
(でも、雨宮先生……理華さんに悪いことをしたのは間違いないからな……)
内心そうつぶやくと、輝男は大きくため息を付く。
桜月とのデートを楽しんだ余韻は、既に輝男の中から消え失せている……
◇ ◇ ◇
明朝学園高校校舎第一棟・三階廊下の端で、輝男は理華と向き合っている。
冷静な表情を見せる理華に、輝男もまた平素の表情を見せる。
「天江君、今度の日曜はどうなの?」
理華がそうたずねると、
「今度は大丈夫ですよ」
輝男は迷うこと無く返事をする。
「そう……。じゃあ、今度の日曜、待ってるから」
理華はそう言うと、輝男に背を向け、一人、その場から去って行く。
去り行く理華の後ろ姿を見つめながら、
(……せめて、一回くらいは付き合ってあげないと……)
輝男は心の中でそうつぶやく。
すると、
「天江君」
傍から輝男に呼びかける声が聞こえて来た。
自分に向けた呼び声に、輝男は思わず驚く。
そして、声が聞こえてきた方を振り向く。
「何だ、日向か」
輝男は目の前に立つ桜月を見て、ため息交じりに言葉をかける。
「雨宮先生と何か話をしてたけど、何、話してたの?」
「この前の中間考査の成績の件でちょっとね。あの人、色々とうるさくて」
問いかけて来る桜月に、輝男は適当な嘘で応じる。
本当はまったく違う内容のようだが、桜月はまったく怪しむ様子を見せない。
理華との秘密の関係をバラされたくない輝男だったが、今のところはバレていないようだ。
「それより、もうすぐ授業が始まるよ」
桜月がうながすように言うと、輝男は桜月と一緒に歩を進める。
ほんの数分程度の何気ない学校生活の一コマに、誰一人、怪しい目を向ける者はいない。
◇ ◇ ◇
あいにくの曇天がタワーマンションを見下ろす。
マンション七階の廊下に、私服姿の輝男がいる。
輝男の目の前には、“702”と横書きで記された表札プレートを横に掲げたドアがある。
(まさか、また、ここに来ることになろうとは……)
輝男は内心、そうつぶやくと、ドアの横の呼び鈴を押す。
すると、ドアの内側からこちたへ近付く足音が聞こえて来た。
間も無く、ドアが内側から開かれると、
「あら、いらっしゃい」
ラフな部屋着を着ている二十代半ばくらいの女性が、輝男に向かって挨拶して来た。
嬉しそうに笑みを浮かべる女性に、輝男は何故かドキッとした。
柔和な美貌の下、黒のインナーに覆われた胸元からは、大きな胸の谷間がハッキリと見えた。
「せ、先生……何て格好を……」
輝男は顔を赤くしながら、恥ずかしそうに言葉をかける。
輝男の目の前にいるのは、黒のインナーとブラウンのハーフパンツを着ている雨宮理華である。
「もう、こんなところで先生だなんて言わないで」
理華はやや不機嫌に返事をすると、輝男の腕を引っ張り、家の中へ入れようとする。
「ささ、中へ入った入った」
「ちょ、ちょっと、先生!」
驚き、困惑しつつも、輝男は理華の自宅の中へと消えていく。
リビングのテーブルで、輝男と理華は真正面に向き合っている。
机上には英語の教科書や参考書、ノート等が並べられてある。
「天江君、他の教科はそれなりに高い成績を出してるけど、英語がどうもいまいちみたいね」
「えぇ……僕も頑張ってるんですけど、どうも上手くいかなくて……」
担任にして英語教諭でもある理華の苦言に、輝男は気まずそうに言葉を返す。
どうやら、輝男は英語が苦手のようだ。
「とにかく、次の期末考査では、英語で高得点を目指さないと。
そのためには、マンツーマンでの補習が必要になるから」
「わざわざ僕のためにそんなことをしてくれて、身に余る思いです」
真剣に表情を切り替える理華に、輝男もまた真剣な表情を見せる。
二人はそのまま、マンツーマンでの“補習”に取り掛かった。
「だから、その文章はこのように訳するんじゃなくて……」
「この日本語は英語で何て言うか、この前の授業で教わったばかりでしょ」
“補習”を進めている内に、理華の厳しい声が輝男に容赦無く振りかかる。
自宅のリビングであるにも関わらず、“補習”に取り組んだせいで、学校で教諭をしている時のスイッチがついつい入ってしまう。
学校で授業を行なうのと同じくらいの厳しさで輝男に臨む。
輝男は理華の叱咤に難渋しながらも、ノートに筆を走らせ、文章の英和訳、問題の解答等をしていく。
しかし、理華はただ口で叱咤するのに留まらず、輝男に向かって身を乗り出す。
「天江君、あなた、どのように今の問題を解いてるの?」
理華は身を乗り出しながら、輝男のノートを覗き込もうとする。
途端、輝男は目の前に突き付けられたものに、思わず紅潮する。
輝男の視線の先には、インナーの内側にあるたわわな左右の肉の果実とそれが生み出す深い谷間がハッキリと見えた。
知性と厳しさを併せ持つ人柄にそぐわない豊かな肉感に、輝男は我を忘れたかのようにドキッとする。
理華は紅潮したまま固まっている輝男を認めると、
「天江君、何、ボゥッとしているの?」
訝しげに言葉をかけてくる。
理華の今の言葉に、彼女の胸元に見とれていた輝男はハッと我に返った。
「す、すみません!」
慌てながら詫びの言葉をかけると、わざとらしいくらいに教科書、ノートに視線を向ける。
理華はそのまま、輝男との二人きりの“補習”を再開する。
輝男は理華の説明を聞きながら、教科書、参考書に目を向け、ノートを取る。
輝男は真剣な面持ちで“補習”を受けつつも、
(理華さん……家の中では、いつもあの格好なんだろうか……?
そうだとしたら、学校の時とは違い、かなり無防備になるな……)
内心、すぐ目の前にいる理華に思いを巡らす。
今、理華が身にまとうラフな格好は、否が応にも意識せざるを得ない。
学校での真面目で厳しい姿との余りのギャップが、輝男にとって印象的だったからだ。
しかも、意識しているのか無自覚なのかわからないが、服の上からでもわかる均整の取れたスタイルと大きな胸元は、相手次第では、否が応にも欲を煽られずにいられない。
最悪の場合、そのまま襲われたら、余程のことがない限り一たまりも無い。
しかし、今は心の中で頭をもたげて来た欲を必死に押し殺す。
真剣な表情を装いながら理華と向き合い、“補習”を進める……
教科書やノート、参考書が並べられたテーブルの上に、チャーハンとワンタンスープが二人分、並べられている。
輝男は湯気の立つチャーハンを口にすると、
「美味い……!」
チャーハンを口に含みながら感嘆する。
輝男と向き合う理華は、彼の今の言葉に笑みを浮かべると、自らもチャーハンを食べる。
「よろこんでもらえて嬉しいわ」
さっきまでの厳しい表情から一変して、優しく温和な笑顔を輝男に見せる。
輝男はそのまま、チャーハンとワンタンスープを美味しそうに食べる。
十数分経った後、テーブルに並べられた皿は、すべて空になった。
食事を終えた輝男は、リラックスしているかのように深く息を付く。
「どう? 美味しかったかしら?」
「とても美味しかったですよ」
「ありがとう。
さっきまでかなり厳しく当たってたお詫び代わりに、腕によりをかけたつもりだったけど……」
「そんなこと、気にしないで下さい。僕が英語、中々、上手くいかないのがいけないんですから」
そう二言、三言、言葉を交わすと、理華は、輝男に向かって神妙な面持ちを見せた。
「どうしたんですか、先生?」
理華の態度に、輝男は訝しげにたずねる。
理華は神妙な面持ちを崩すこと無く、輝男に向かって口を開く。
「天江君……あなた、さっきの“補習”で相当、疲れたでしょ……
私が元気をつけてあげないと、天江君、この後の“補習”は、もっと厳しくなるわよ」
理華の今の言葉に、輝男は思わず唖然となる。
「そ、そんな……先生にそんなことをしてもらう必要など……」
輝男がややためらいがちに言葉を返すと、理華は突然、席を立った。
そして、そのまま、輝男の間近にまで迫ると、彼にキスをした。
理華のまさかのキスに、輝男は驚き、顔を赤らめた。
しかし、すぐに理華は輝男から唇を離した。
「な、何のマネですか、先生!?」
輝男は驚きの余り、理華に向かって声を上げる。
すると、理華は頬を赤らめながら、インナーの胸元を小さく引き下げる。
輝男の目の前に、胸元の谷間が更に深く見える。
「天江君……私を好きなようにして……」
艶を帯びた声で、ささやくようにして言葉をかける。
輝男は理華の今の言葉に、困惑の度合いを増しながらも紅潮する。
「そんな……! いくらでも、担任の先生にそんなことを……!」
当然のように輝男がためらいの返事を言うと、
「お願い……私……天江君が欲しいの……
この前、あなたに抱かれた時の感触が忘れられなくて……」
乞うようなまなざしを震わせながら、理華が熱っぽくささやきかける。
輝男は理華のまなざしを見ると、そのままの状態で言葉を詰まらせる。
(結局は、こういうことになるのか……)
心の中でため息を漏らす輝男。
薄々、予感はしていたが、杞憂で終わって欲しかったことが現実のものになったのだ。
決して、理華のことを嫌がっているわけではないが、このまま進めば禁断の深みにはまって取り返しがつかなくなるのではという懸念が、輝男の頭から離れずにいる。
すると、何も言わずにいる輝男に、理華が優しく抱き付いて来た。
頬を赤らめつつも、神妙な面持ちで見つめる理華の美貌が、至近距離から突き付けられている。
真ん前にいる理華に、輝男は思わずドキッとなり、唾を飲み込んでしまう。
「天江君……私と……先生とヤるのが怖いのね……
先生とヤれば、学校生活に支障を来たすんじゃないか……って」
理華の今の言葉に、輝男は愕然としたまま、何も言い返せない。
心中を明らかに見透かされたのだから、仕方が無い。
輝男が愕然とし、困惑したまま何も言えずにいると、
「大丈夫、何も心配しないで。
あなたが私を抱いたことで、あなたが不利を被るようなことは絶対にさせないから。
学校では普通に担任、生徒として接するけど、ここでは男と女として接する。
そう気持ちを切り替えれば、輝男君だって何とかなるでしょ?」
「でも、そんなこと、口で言うほど簡単なことじゃ…」
「あなただって、普通に頭がいいんだから、それくらいのこと上手くやれるでしょ」
なおもためらいの気持ちを言う輝男を、理華の言葉が中途でさえぎる。
そして再び、理華の唇が輝男の唇をふさぐ。
今日、二度目のキスに、輝男の中で何かが吹っ切れた。
射貫くようなまなざしが、理華を真正面から見据える。
「理華……さん……」
輝男の口から、担任を下の名前で呼ぶ声が漏れる……
◇ ◇ ◇
ベッドのすぐ横で、輝男と理華は互いに向き合いながら抱き合う。
二、三回、唇を重ねた後、舌を絡ませ合う。
クチュ、クチュ…と唾液の音がかすかに鳴り出す。
ねっとりと絡み合う舌の隙間から、
「んん……んふぅ……」
甘ったるい吐息が漏れ出る。
輝男は理華とディープキスを続けながら、理華の背中に回した手を尻の方へ這わせる。
ハーフパンツに覆われた理華の尻を、輝男の手が撫で回す。
「んんっ……んっ……」
輝男と舌を絡ませ合っている理華は、尻の方から来る異様な感触にたまらずうめく。
(先生のお尻……服の上からでも柔らかく感じる……)
輝男は理華と舌を絡ませ合いながらも、彼女の尻の柔らかな感触に感嘆する。
やがて、輝男と理華は口を離した。
ディープキスを終えると同時に、輝男は理華の体をベッドの上に優しく押し倒す。
理華を押し倒したかと思うと、すぐに彼女のインナーウェアを脱がす。
インナーウェアの下から、色白で細く引き締まった裸の上半身が姿を現す。
輝男の目に、透き通るような素肌と形良いDカップバストが映る。
輝男の左右の手が理華の裸の胸をつかむ。
柔らかくて大きな肉の果実を、円を描くようにして揉んでいく。
「あっ、あぁ……」
輝男による愛撫に、理華はか細く喘ぐ。
指を食い込ますように強く揉むかと思えば、すぐに、上下に動かしたりする。
様々な形で愛撫を繰り返す輝男に、
「あぁ……んんっ……あんっ、うぅっ……あ、ハァッ……」
艶やかな喘ぎを発しながら身をくねらせる。
悩ましげに身悶え、荒く切なそうな吐息をする。
そんな理華に煽られてか、輝男は愛撫を続けながら、彼女の胸元に顔をうずめる。
桃色の小さな蕾を口に含んだかと思うと、その表面を舌で舐め回す。
「んっ、んんっ……」
胸先から生じるいやらしい刺激に、理華は小さな痙攣を繰り返し、艶やかにうめく。
「あ、天江君……ったら……意外と甘えん坊なのね……
ハァ、ハァ……赤ちゃんのように……ハァ……オッパイを吸おうとして……」
荒い吐息を交えながら、理華が言葉をかける。
「先生のオッパイ、結構、大きいから……
それに、さっき、理華さん、自分を好きなようにしてって言ったじゃないですか……」
輝男は理華の胸先を貪りながら、彼女に言葉を返す。
理華の切ない吐息と艶やかな喘ぎを聞き入りながら、柔らかな肉感と固さを増す蕾を同時に味わう。
何も出て来ないとわかっていながらも、理華の胸先の頂を舐め回し、甘噛みしていく。
(理華さんのオッパイ……本当に大きくて、柔らかくて、温かい……病みつきになっちゃう……)
輝男は理華の美巨乳を味わいながら、心の中で感嘆の念を上げる。
輝男の手のひらは、理華のたわわな胸が徐々に熱を帯びていくのを感じ取っている。
そして、輝男の舌は、理華の胸先の蕾は固く突っ立っているのを直に認めている。
すると、輝男は理華の胸元から顔を離し、体を起こした。
理華は輝男が愛撫をやめたのを感じ、名残惜しそうに彼をボゥッと見上げる。
輝男は理華のまなざしに構わず、彼女のハーフパンツに手をかける。
理華のハーフパンツは、輝男の手で苦も無く脱がされる。
スルッと脱がされたハーフパンツの下から、レース模様のパープルのパンティーが姿を現した。
(上着こそラフなくせに、下着は結構、気合入れているんだな……)
輝男は思わず、心の中で呆れてしまう。
しかし、すぐにパンティーも脱がし、理華を文字通りの素裸にしてしまう。
細く締まった左右の脚を開かせ、濃いめの黒い茂みの奥に顔をうずめる。
茂みの奥に見える秘裂を舌で舐め回す。
「あっ、あんっ! んんっ、あっ……!」
真下から来る刺激に、理華は声を上げてのけ反る。
理華の喘ぎを聞き入りながら、輝男は秘裂―肉の花弁を隈なく舐め回す。
唾液が飛び跳ねるような音が、輝男と理華の耳に小さく聞こえる。
理華はイヤイヤと身悶えながら、
「あぁ……んんっ……ハァ……あんっ、んあっ……」
切ない吐息を交えながら、艶やかな喘ぎを繰り返す。
輝男は理華の大事なところを舐めながらも、彼女の中から、何かが出て来るのを感じ取った。
芳醇なメスのにおいに混じって、蜜のようなものが流れ出て来ている。
輝男は理華の中から漏れ出る蜜の流れを舐め尽くそうとする。
ジュルッ…とすするような物音が、理華の股座から響く。
理華の腰がかすかに震え、何度も小さく上向く。
「あぁ……ハァ……んんっ……」
切なそうな喘ぎを繰り返し、その身をくねらせながらも、教え子によるみだらな行為を甘受する。
しかし、すぐに、
「ま、待って……」
息せき切るかのように、制止を呼びかける。
輝男がクンニをやめて顔を上げると、
「わ、私にも……天江君の……」
理華は瞳を震わせ、美貌を紅潮させながら、輝男に懇願する。
理華の今の懇願に、輝男は黙ってうなずく。
ベッドの傍、床の上に、ジーンズやTシャツ、そして、下着類が無造作に脱ぎ捨てられている。
ベッドの上では、輝男が生まれたままの姿で仰向けになっている。
輝男の目の前には、プリッとした肉付きの美尻が突き付けられている。
輝男は美尻の真ん中で濡れぼそっている個所に顔を近付けさせる。
左右の手で美尻をつかむと、美尻の真ん中、蜜のようなもので濡れている秘裂に舌を這わせる。
一方、輝男の股の方では、理華が身を屈めながら、股から突き出る肉の棒に舌を這わせている。
上から下、下から上という風に筋をなぞると、先端にチュッとキスをする。
そして、口を開けると、ゆっくりと肉の棒をくわえ込む。
秘裂の奥から漂うメスのにおいが、輝男の嗅覚を刺す。
秘裂から染み出るいやらしい蜜を、輝男の舌が舐め回していると、
「んんっ、んんっ、んむっ、んふぅ……」
理華が甘くくぐもった声を漏らしながら、輝男の陰茎をしゃぶっている。
理華の艶やかなうめきと、唾液が跳ねるような音が、輝男の耳に流れ込む。
輝男は構わず理華の秘裂を舐め続ける。
理華の中で分泌される蜜を舐め尽くそうとするが、舐め尽くせないばかりか逆に量が増す結果となる。
一方、輝男自身をくわえている理華は、口の動きを徐々にペースアップさせている。
唾液交じりの音がトーンアップし、
「んむっ、んうぅっ……んぐっ、んぐぅっ……!」
懸命にフェラチオを続ける理華のうめきは、艶やかさを増している。
ペースアップする理華の口内で、生温かく、柔らかな口腔が、輝男の陰茎を強くこすっている。
理華がもたらすみだらな刺激が、陰茎を通して輝男の神経を蝕む。
(り、理華さん……上手い……!)
輝男は理華の大事なところを貪りながら、彼女に対する感嘆の念を独白する。
温かくも容赦無い理華のフェラチオに、輝男は自分自身が充血していくのを感じ取る。
「んぐ……んぐ……んぐっ……!」
小刻みに口を動かし続ける理華が、息詰まるようなうめきを上げる。
理華の口内では、充血している輝男の剛直が、膨張し、固くなっていく。
自らがしゃぶり、くわえている教え子の剛直が果てしなく膨らむ様に、理華は息苦しささえ感じてしまう。
しかし、理華は輝男自身をくわえたまま、放そうとしない。
唾液交じりの水音を響かせながら、
「んぐ、んぐ、んぐ、んぐ……!」
息詰まってはいるが、艶やかなうめき声を繰り返し発する。
途端、輝男の股がかすかに震え出した。
(ヤバい、このまま続けたら……出る……!)
輝男は股の辺りから生じる震えに、内心、苦悶の声を上げる。
理華の中から漏れ出る蜜を舐め取りながらも、股の辺りから生じる沸騰感にさいなまれている。
すると、
「プハァッ……」
理華が大きく息をしながら、輝男のモノを口から離した。
理華の目の前で、唾液と先端から漏れた別の液で表面をまぶされた剛直が、天を向くように突っ立つ。
固く、大きな姿で直立する教え子の陰茎を、理華は凝視する。
そして、体をよろよろと起こすと、輝男と向き合う形で体勢を変える。
「もう、我慢できない……」
艶を帯びたか細い声で、理華が訴えるように言って来る。
理華の今の言葉と震えるまなざしが、輝男を否応無く直撃する。