※この作品はR-18です。

天江輝男の日常   作:原野イアン

226 / 242
高校生活最後の思い出(2)

 明朝学園高校の正門から、四人の女子生徒が出て来る。

 卒業生、在校生で賑わった生徒玄関前は、既にひと気が無く、シンと静まり返っている。

 桜月、葵を挟むようにして、栄子と寿里が左右両端にいる。

 彼女たちの手には、卒業証書を収めた細長い筒が握られている。

 

 「長峰さん、苑田さん……

 あなたたちとは色々とあったけど……今となっては、皆、いい思い出だわ」

 

 葵が正面を見据えながら、左右にいる寿里と栄子に向かって呼びかける。

 

 「黒山さん……あなたにそう言われて、正直、とても嬉しいわ……」

 

 寿里もまた、目の前の光景を見据えながら、葵の方を振り向かず、しんみりとした調子で感謝の言葉を返す。

 

 「こうして、あたしたち四人で一緒に最後の下校をしていると……

 余計、“あの時のこと”を思い出して心苦しいわ……」

 

 桜月の脇にいる栄子が、罪悪感をにじませながら沈痛な表情を見せ、深く嘆息する。

 栄子の脳裏には、海外留学を巡る父親との確執で傷心の極みにある輝男を癒す名目で、寿里と一緒に彼とセックスし、桜月、葵と激しく衝突した光景が克明な形で浮かび上がる。

 

 「もう、過ぎたことじゃない。いつまでも引きずってないで」

 

 桜月が栄子と同じ脳裏の光景をよみがえらせながら、彼女に向かってやんわりとたしなめる。

 横から言葉をかける桜月に、栄子は気まずそうに口をつぐんでしまう。

 図らずも輝男と桜月の絆にくさびを打ち込みかけたことを、改めて後悔する。

 しかし、当の桜月は、栄子に怒るどころか、既に終わった過去の出来事として片付ける旨をハッキリとし、落ち着いた表情を見せる。

 そのまま四人一緒に下校の道を歩いていると、

 

 「そう言えば、天江君はどうしたの?」

 

 「そうだわ。卒業式、ホームルームが終わった後、全然、見かけなかったけど」

 

 寿里と栄子は、葵、桜月の方を振り向きながら、輝男のことをたずねる。

 

 「あぁ、天江君なら、もうとっくに帰っちゃってるわ」

 

 「確か、小中君、河原君と一緒にお昼食べて、そのまま一緒に映画を見るとか言ってたわ」

 

 葵と桜月は、今の問いかけにサラッとした調子で返答を言う。

 実際のところ、事実かどうか怪しいが、そんな気配は微塵も見せない。

 

 「そうなんだ……」

 

 寿里が納得したかのように言い返すと、

 

 「でも、あの二人、そんなこと言ってなかったけど」

 

 栄子は疑念をにじませるかのように首を傾げる。

 桜月と葵は、寿里、栄子の態度を別段、気にかけず、そのまま歩を進める。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 桜月と葵が寿里、栄子と一緒に高校生活最後の下校の途に着いている頃――

 

 輝男は、担任、クラスメートが皆、いなくなった三年A組の教室内で、七海と二人きりで向き合っている。

 さっきまであどけない美貌を涙で濡らしていた七海だったが、今はある程度、涙を乾かしている。

 涙に濡れる代わりに、ほんのりと頬を赤らめている。

 

 「第二ボタンをくれたお返しに、高校生活最後の思い出を贈らせて下さい」

 

 ときめくような面持ちを見せながら、七海が輝男に呼びかける。

 

 「俺の…高校生活最後の思い出……?」

 

 七海に向かって訝しげにたずねる輝男。

 すると七海は、着ていた制服のブレザーを脱ぎ出した。

 乾いた布ずれ音と共に、七海のブレザーが床の上に落ちる。

 と、同時に、七海の手が彼女のスクールネクタイを緩め、ほどいていく。

 ブレザーの上に、七海のスクールネクタイが落ちていく。

 七海はさらに、白のワイシャツのボタンを上二つ、ゆっくりと外す。

 やがて、輝男と改めて向き合うと、

 

 「私を……抱いて下さい……」

 

 乞うようなまなざしを震わせながら、消え入るような声で輝男に訴える。

 七海の今の訴えに、輝男は驚きながら言葉を詰まらせる。

 しかしすぐに、至近距離にまで迫る。

 七海は、輝男の左右の腕をギュッとつかむと、すがり付くかのような形相で輝男を見上げる。

 

 「こんなことできるの、今を措いて他にないから……」

 

 「百川、俺と君は、もう一生、会えないわけじゃないから……」

 

 「わかってます。でも今は、先輩と二人きりのひと時を存分に過ごしたいんです。

 …でないと、どうしても先へ進めない気がして……」

 

 すがり付くかのように自分を求める七海に、輝男はついつい苦笑いを浮かべる。

 しかし、間も無くして、神妙な面持ちで可愛い後輩と見つめ合う。

 わずかでも揺るがない最愛の先輩の顔が七海の瞳に映り、自分を切に求めて止まない後輩の美貌が、輝男のまなざしから離れようとしない。

 そして、二人は互いに抱き締め合いながら、真正面からキスを交わし、唇を重ねる……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 三年A組の教室を静寂が覆う。

 しかし、誰もいないわけではない。

 壁に背もたれしている七海に、輝男が真正面から迫り、そのままキスする。

 唇を重ねたかと思うと、半開きになった唇の隙間から舌先を差し込ませる。

 絡み合う舌先から、クチュ、クチュ…とかすかな水音が漏れ、

 

 「ん……ふぅ……んん……」

 

 甘い吐息を交えたかすかなうめきが重なる。

 二人の傍にある机の上には、二人分の制服のブレザーとスクールネクタイが重なり合いながら脱ぎ捨てられている。

 輝男はディープキスを続けながら、七海のワイシャツのボタンを外していく。

 上二つのボタンは、既に七海自身の手で外されており、残るすべてのボタンを片手で器用に外す。

 ボタンをすべて外し終えると、七海とのディープキスをやめる。

 頬の赤みを増し、半ば呆けたような顔を見せる七海。

 彼女が着ているワイシャツははだけられ、色白の素肌と白のブラジャーに覆われた形良いFカップバストがさらされている。

 輝男は七海の首筋にキスをすると、左手で七海の右のふくらみを揉む。

 すぐに、残る右手を左のふくらみに触れさせる。

 優しくジックリと揉みしだく輝男の手の動きに、

 

 「あぁ……ハァ……あっ……んぁ……」

 

 七海は切なそうな喘ぎをかすかに漏らす。

 輝男は下着越しの愛撫を続けながら、

 

 (ホント、可愛い顔に似合わず、オッパイが大きいな……

 でも、こうして七海ちゃんのオッパイを揉めるのも、もしかしたら…)

 

 柔らかく大きな肉感に感嘆としつつも、一種の名残惜しさにさいなまれる。

 何度も愛撫した可愛い後輩の胸がこれで“揉み収め”になるのかと思い、ついつい寂しい気分に襲われる。

 しかし、そのことをおくびにも出さず、ブラジャーのカップをずり上げる。

 ブラジャーの下から、大きくなだらかな丸みを帯びた裸の胸がブルンと弾み出る。

 

 「ヤダ……恥ずかしい……」

 

 裸の胸をさらされ、羞恥に満ちた形相を真っ赤にさせる七海。

 可愛い後輩の恥じらいの声を耳にすると、輝男はすかさず、七海の胸を左右の手でつかむ。

 パン生地でもこねるかのように揉んだかと思うと、円を描くようにして揉みしだく。

 

 「あっ……イヤ……あんっ……」

 

 最愛の先輩の執拗な愛撫に、七海は声を殺して羞恥に喘ぐ。

 輝男はFカップの美巨乳を何度も愛撫すると、七海の胸元に顔をうずめる。

 左右の手でふくらみを揉みつつ、先端の蕾を口に含む。

 

 「うっ、んうぅっ……ヤダ……ハァッ……」

 

 胸先から襲って来る刺激に、七海はイヤイヤと悶え、切なそうな喘ぎを漏らす。

 しかし輝男は、可愛い後輩の胸元に顔をうずめたまま離れようとしない。

 自分の指を大きな柔肉に深々と食い込ませると共に、桃色の胸先に舌を這わせ、指でこねくり回す。

 貪るような二重の刺激が、七海の神経を侵し続ける。

 

 「あぁっ……ダメ……変に…なっちゃう……」

 

 胸から発せられる異様な感覚に、意識がおぼろげになっていく。

 苦悶にも似た思いを漏らす七海の気分を反映するかのように、輝男の舌に舐められている胸先の蕾が徐々に固さを増していく。

 そして、なおも愛撫を続ける輝男の左右の手は、七海の胸が内側からジンワリと熱を帯びていくのを痛感する。

 やがて、輝男は七海の胸元から顔を離し、彼女への愛撫をやめた。

 目の前には、今にもへたり込みそうな状態で、熱っぽい顔をうつろにさせる七海の姿がある。

 さっきまで輝男が貪った七海の美巨乳は、熱を帯びたように薄赤色に染まり出し、先端の蕾はハッキリとわかるくらいに突っ立ち、震えている。

 ディープキスから間を置かずに胸を貪られ、否応なく感じ入っているようだ。

 そのまましばらく呆けているかのように思われた七海だったが、すぐに輝男と目を合わせると、

 

 「先輩ばかり…ズルいです……。私にも……」

 

 熱に浮かされたような声で呼びかける。

 よろよろと右手を伸ばすと、輝男の制服のスラックス越しから、彼の股を丁寧に撫でさする。

 七海の右手のひらは、スラックスの下から認められる盛り上がりを、服の上から丁寧に撫で続ける。

 七海の手の動きに、今度は輝男の方が顔を赤らめて閉口する。

 

 

 輝男は、素裸の下半身をさらしながら直立している。

 足元には、制服のスラックスとトランクスが無造作に脱ぎ捨てられている。

 眼下には、ワイシャツをはだけさせられ、裸の胸をさらされた七海が膝立ちの体勢を取っている。

 七海の目の前には、裸の股から盛り上がっている一物が、こちらをにらむかのように突っ立つ。

 七海の色白で細い手が輝男自身をつかむ。

 先端にチュッとキスをすると、胸元から大きく盛り上がる左右のふくらみで、自分の純潔を奪った肉の棒をギュッと挟む。

 左右の手で自分の美巨乳を抑えると、上下にゆっくりと動かし始めた。

 優しくこすり付ける肉の感触に、輝男は深くため息を付く。

 

 「先輩、気持ちいいですか……?」

 

 スローペースのパイズリを仕掛ける七海が、そっと輝男に呼びかける。

 若干、恥ずかしさをにじませる可愛い後輩の呼びかけに、

 

 「とても気持ちいいよ」

 

 輝男はすぐに感嘆の念を返す。

 七海はそのまま、ゆっくりとしたパイズリを続ける。

 本来の彼女の性質から考えれば、ハレンチ過ぎてあり得ないことだが、最愛の先輩のために恥も外見もかなぐり捨てる覚悟でみだらな奉仕を続ける。

 少々、動きがゆっくりしているのも、恥ずかしい気持ちが残っているせいもあるが、少しでも長く輝男と一緒に事に及んでいたいという思いによるものも大きい。

 これが終われば、恐らく、輝男に抱かれることは二度と無いかもしれないから……

 一方の輝男は、深くため息を付きながら、眼下の光景を眺める。

 見下ろす先には、肉の渓谷から徐々にはみ出ていく自分自身の先端がある。

 優しげな肉圧とゆっくりとした摩擦が陰茎を締め付けているが、それだけでも輝男自身は十分に充血していく。

 あどけない美貌とたわわな肉の果実を兼ね備えた後輩美少女の奉仕は、それだけでも輝男を容赦なく昂らせている。

 七海はパイズリを続けながら、ペロッと舌を出す。

 

 「ハァ……ハァ……」

 

 甘ったるく切ない吐息を漏らしながら、自分の胸中からはみ出た肉の棒の表面を舐め回す。

 肉の摩擦音と七海の呼吸音が、輝男の耳に重なって聞こえる。

 加えて、ざらつく舌の感触が、肉の棒に360度絡み付くのを否応無しに痛感する。

 一通り舐め終えると、口を小さく開き、輝男自身の先端をくわえる。

 図らずも備わったFカップバストで最愛の先輩のモノをしごきつつ、その先端をジックリとしゃぶっていく。

 

 「ん……んん……んうぅ……」

 

 唾液が跳ねるような音と合わさって、かすかなうめき声が七海の口から漏れる。

 パイズリと肉の摩擦音に加えて、フェラチオとそれが伴ううめき、みだらな水音が、幾重もの刺激となって輝男の神経を襲う。

 

 (先輩のオ〇ン〇ン……固くて…大きくて…温かくて……離したくない……)

 

 何度も受け入れた肉の棒の感触と味に、七海は寂しい気持ちをわき立たせる。

 次に抱かれる時が訪れるのかわからず、これが最後かもしれないという恐れを心の奥底に抑えたまま、パイズリフェラを続ける七海。

 すると、

 

 「七海ちゃん……もういいよ……で、出ちゃう……!」

 

 輝男がため息交じりに制止を訴える。

 可愛い後輩のパイズリフェラを甘受していた輝男だったが、そのせいで、自分の中が欲望でわき立っているのを認め、たまらず制止を訴えたのだ。

 このまま続ければ、七海の胸と口だけで果ててしまうかもしれない。

 七海は、最愛の先輩の訴えを聞くと、自分の胸と口を輝男自身から離す。

 七海の目の前には、輝男自身が、唾液にまみれながら天を向くように固く突っ立っている。

 

 

 七海は、教室のど真ん中、左右に合わさった二つの机の上に仰向けになって寝そべっている。

 机の下には七海の制服のスカートが脱ぎ捨てられ、彼女の細い足首には、ブラジャーとお揃いのショーツが引っかかっている。

 弱々しく開かれた七海の股に、輝男が顔をうずめている。

 七海の左右の太ももを抑え、付け根に見えるサーモンピンクの恥肉に舌を這わせる。

 舌なめずりの音と、大事なところを襲うざらつく舌の感触が、七海に二重の刺激をもたらす。

 七海は、机の淵を左右の手でつかんで我が身を支えながら、

 

 「あぁっ……ハァ……ん……うぁ……」

 

 声を殺すように喘ぎながら悩ましく悶える。

 今、輝男は直に見ることができないが、七海の美貌は恍惚の度合いを増しながら赤らんでいく。

 艶やかな喘ぎと荒い吐息を交互に漏らしながら、先輩によるクンニを甘受する。

 

 「て、輝男…さん……気持ちいい……です……」

 

 弱々しくも歓喜の念を漏らす七海の声が、輝男の耳に流れる。

 彼女の今の言葉が嘘でない証拠に、肉の花弁から蜜がジンワリと染み出て、漏れ出る。

 輝男は、七海のイヤらしい蜜を舐めながら、内側から吐き出される芳醇なメスのにおいを嗅ぐ。

 更には、内側から突き出た小さな豆のようなものを口に含む。

 輝男が途切れることのない蜜の流れを舐め続け、花弁の内側に舌を差し込ませると、

 

 「イヤ……ダメ……そんなにしたら……イっちゃう……」

 

 七海は、仰向けになったままイヤイヤと身悶え、泣くような声で苦悶の念を訴える。

 現に、七海の目元には、うっすらと涙がにじみ出ている。

 七海の今の訴えを聞くと、輝男はようやく、七海の大事なところから顔を離す。

 輝男が離れたものの、七海は股を開いたままグッタリとしている。

 輝男は、裸の股をさらしながら直立し、七海の片方の太ももを片手で抑える。

 そして、もう片方の手で、蜜で濡れぼそり、ひくついている七海の秘裂に自らをあてがう。

 

 (ヤダ……さっきより固く大きくなってる……)

 

 一瞬、自分の身にあてがわれた剛直の大きさ、固さを見て、内心、驚嘆の声を上げる。

 一方の輝男は、意を決したような面持ちで七海を見下ろすと、

 

 「百川……行くぞ……!」

 

 絞るような声で一言、呼びかける。

 

 「はい……」

 

 七海はすぐに首を縦に振り、応諾の一言を返す。

 輝男は七海に向かってゆっくりと腰を進ませる。

 

 「うっ、うぅ……!」

 

 七海は机の淵をつかむ握力を増しながら、苦しそうにうめく。

 額に冷や汗が噴き出て、苦しそうに顔を歪め、歯を食いしばる。

 

 (キ、キツイ……!)

 

 思ったよりも固く大きい異物の感触に、七海が内心、苦悶の声を上げると、

 

 (七海ちゃんの中……いつにも増してキツイ……!)

 

 ほんの少しだけ入ったのに、七海の中が手狭になっている感触に、輝男もまた、内心、苦悶の声を上げる。

 七海のヴァギナは、愛する男のモノを受け入れると同時に、それを拒み、あるいは、逆に絡め取るかのようにギュッと収縮を強めていく。

 七海の心境を反映するかのように四方から締め付けてくる肉圧を認めつつも、それにあらがうかのように、ゆっくりと腰を進ませる。

 

 「あっ、あぁ……!」

 

 スローペースの猛進に応じるかのように、七海はのけ反り、切なそうな喘ぎを漏らす。

 と、次の瞬間、輝男は勢い良く七海に向けて腰をぶつけた。

 

 「あっ! ハァッ……!」

 

 意を決したような突進に、七海は痙攣でも起こしたかのようにのけ反り、息詰まるような喘ぎを漏らす。

 すぐにグタッと顔を横向けにさせると、荒い吐息をうつろに繰り返す。

 

 「せ、先輩の……固くて…大きいの……奥に…当たってる……」

 

 恍惚に顔を赤らめ、目元に涙をにじませながら、荒い吐息を交えて弱々しく言う七海。

 彼女の中では、輝男自身の先端が最奥に突き当たっている。

 輝男は一旦、深呼吸した後、腰をゆっくり引かせる。

 輝男の動きに合わせるかのように七海がのけ反り、

 

 「あぁ……」

 

 切なそうに喘ぐ。

 間を置かずに、輝男はゆっくりと前後運動を仕掛ける。

 鈍い抽送音が、剛直でつながれた輝男と七海の間から響く。

 スローペースの律動に、七海は悩ましげに悶える。

 悶える七海の胸元で、Fカップの美巨乳がブルブルと震える。

 輝男は、額から汗をにじませながら、眼下で仰向けになる七海を見下ろす。

 輝男の視線の先には、恍惚とした美貌と絶えず震える左右のふくらみが目に付く。

 深く感じ入り、悶え続ける後輩美少女を認めると、律動をペースアップさせる。

 七海の中でゆっくりと前後に動いていた輝男自身は、スピードを速めながら行き来を繰り返す。

 締め付けを続ける四方の肉壁から染み出る熱とぬめりが、輝男自身の貪欲な動きを加速させる。

 剛直とヴァギナの間では、すぐに強めの摩擦が引き起こされ、

 

 「あぁんっ! あっ! イヤッ! んぁっ!」

 

 七海は大きく悶えながら、上ずった喘ぎを上げる。

 七海の喘ぎにガタガタと揺れる机の音とトーンアップした抽送音が重なる。

 さっきまで静寂に包まれていた教室は、一転して、イヤらしい雑音の絶えないおぞましい空間と化した。

 しかし、輝男と七海はそんなことに構わず、二人きりの愛欲に耽る。

 剛直を行き来させていた輝男は、苦も無く自分の腰を七海にぶつける。

 水音混じりの肉と肉の衝突音が、輝男と七海の耳元に届く。

 

 「んんっ! うっ、んくぅっ! あぅっ……んぁっ……!」

 

 容赦ない律動に、七海はのけ反り、身悶え、息詰まるような喘ぎを繰り返す。

 彼女の中では、輝男自身が限界まで固く膨張し、ヴァギナとの摩擦を強める。

 絡み付く熱とぬめり、四方からの肉圧は、輝男自身を容赦なく昂らせ、限界ギリギリへと追い込む。

 七海は、またも目元から涙をこぼすと、頬ににじむ汗と混ぜ合わせながら、机上や床の下へと落としていく。

 荒く息を弾ませながら、なおも真正面から腰をぶつける最愛の先輩に、

 

 「あぁっ……! イヤ……ヤダ……お腹…壊れちゃう……!」

 

 強まる一方の苦痛を、絞るような声で痛切に訴える。

 しかし次の瞬間、痙攣でも起こしたかのようにビクッとのけ反ると、

 

 「も、もっと……もっと強く……!」

 

 震える声で更なるみだらを求める。

 苦痛を訴えた舌の根の乾かぬ内に、淫欲を訴える叫びを上げる七海。

 最愛の先輩との愛欲が苦痛と理性を凌駕していく。

 

 

 輝男は、汗をにじませながら椅子に腰を下ろしている。

 汗だくで疲れたかのような顔を見せるその先には、

 

 「あっ、あっ、あっ、あっ……」

 

 機械的に喘ぎを繰り返しながら、七海が腰を上下に振っているのが見える。

 輝男の腰の上にまたがり、茂みの奥の裂け目に、輝男自身をくわえたまま腰を揺らしている。

 上下運動を繰り返す七海の胸元から、大きな左右のふくらみが上下に波打つ。

 あどけない美貌を恍惚させ、絶えず胸を揺らし、我を忘れて腰を揺らし続ける七海に、輝男は成されるがままといった様子で、彼女の動きを甘受する。

 

 「んうぅっ……ハァ……んぅ……ハァッ……んぁ……!」

 

 艶やかなうめきと荒い吐息を交互に聞き入りながら、七海の中の感触を堪能する輝男。

 

 (さっきよりすごい締まり様だ……! 俺に食らい付いて離さない……!)

 

 限界まで締め付けんとするヴァギナの感触に、内心、感嘆の声を上げる。

 すると、輝男は七海の腰を左右から抑え、すぐに腰を強く突き上げる。

 

 「んぅあっ!」

 

 突然の突き上げに押されながら、息詰まるような喘ぎを上ずらせる七海。

 七海の今の喘ぎを合図に、輝男はそのまま真下から腰を打ち据える。

 

 「あんっ! ヤダッ! あぅっ! うぁっ!」

 

 自分の腰を抑え付けながら突き上げを繰り返す輝男に、七海はのけ反りながら、上ずった喘ぎを上げる。

 七海の今の叫びに、輝男は荒い息遣いとペースアップする突き上げで応じる。

 ギュッと狭まるヴァギナを突き破るかのように、輝男自身が上下運動を繰り返しながら、七海の中、最奥に突き当たる。

 

 「ま、また……奥に当たって……あぁんっ!」

 

 またも輝男の猛進を認めたかと思うと、すぐに跳ねるようにのけ反り、苦痛とも歓喜とも取れる喘ぎを上げる。

 剛直とヴァギナの摩擦はお互いの許容限度を超えつつあるが、輝男は腰の動きを止める気配を見せない。

 

 「ど、どうだ……? 七海…ちゃん……」

 

 荒く息を弾ませながら輝男がたずねると、

 

 「す、すごい……激しい……! 今まで一番…気持ちいい……です……!」

 

 一方的な突き上げを甘受する七海の口から、歓喜の念が途切れ途切れに漏れる。

 腰を抑え付けられ、真下からの突き上げを甘受しつつも、胸元のFカップバストはさっきと変わらずブルブルと震え、上下に波打つ。

 

 

 七海は机の上に突っ伏し、左右の手でギュッと淵をつかむ。

 疲労と恍惚が混ざった美貌を赤らめ、汗をにじませている。

 目元に涙をにじませ、荒く息を弾ませる七海の背後で、輝男が仁王立ちしている。

 突き上げられた美尻の真ん中、蜜が漏れ出る秘裂に剛直を深々と突き刺している。

 七海の美尻を左右から抑え付けると、勢い良く腰を美尻に打ち据える。

 腰をぶつけた拍子に、輝男自身が七海の中、奥深くへとめり込むと、

 

 「あぁっ……!」

 

 七海は机の淵をつかんだままのけ反り、息詰まるような喘ぎを上げる。

 七海の喘ぎを聞くと、輝男は繰り返し、背後から七海の美尻に腰をぶつける。

 

 「あっ、んぅっ、うっ、んくぅっ……ハァッ……んっ……んぁ……!」

 

 荒い吐息を交えながら、息詰まるような喘ぎを繰り返す七海。

 限界まで狭まるヴァギナと固く膨張しきった剛直の摩擦は、七海に少なからぬ苦痛をもたらす。

 しかし、しばらくすると、

 

 「あぁ……あんっ……んっ……あぅっ……んん……あぁんっ……」

 

 七海の喘ぎは、恍惚としたかのようにハッキリと艶を帯びていく。

 繰り返される律動に限界が間近いのを忘れて、恍惚の極みへと至る刺激が七海の神経を蝕む。

 可愛い後輩の艶やかな喘ぎに煽られたかのように、輝男の腰の動きは激しく小刻みになっていく。

 輝男と七海の間では、引っぱたくような衝突音が絶えず響く。

 剛直が小刻みに行き来を繰り返す秘裂の隙間からは、蜜がトロトロとこぼれ続けている。

 太ももを伝い、教室の床に落ちていく。

 卒業式後の教室での二人きりの逢瀬に、誰一人気付くことなく、また、垣間見る者もいない。

 そのままの状態がしばらく続くと、

 

 (ヤ、ヤバい……これ以上は……!)

 

 背後から可愛い後輩を犯しながらも、冷や汗をにじませ、苦悶に歯を食いしばる輝男。

 輝男の中では、これ以上は無理だと言わんばかりに、淫欲の昂ぶりがグツグツと煮えたぎる。

 暴発が間近いことを認めながらも、そのことをおくびにも出さず、机の淵をつかむ七海の左右の手首をつかむ。

 七海の左右の腕を後ろへと引っ張ると、更に小刻みに腰を打ち据える。

 すると、

 

 「あぁっ、イヤッ、ダメッ……! イ、イく……イっちゃう……!」

 

 涙をにじませ、こぼしながら、震える声で自らの限界を訴える七海。

 七海の今の訴えに、輝男は律動と肉と肉の衝突音で応じる。

 ラストスパートをかけるかのように、繰り返し、小刻みに強く腰を打ち据えると、

 

 「な、七海…ちゃん……! 俺も……」

 

 これ以上は我慢できないと言わんばかりに、荒く息を弾ませながら、自らの限界を呼びかける。

 すると、

 

 「き、来て……。このまま……私の中に……全部……」

 

 七海は涙を流しながら、うながすかのような言葉を熱っぽい声で言う。

 輝男は七海の今の返事を聞くと、吹っ切ったかのように激しく腰を打ち据える。

 二、三回、引っぱたくかのように美尻に腰をぶつけた後、七海に向けて深々と一突きを食らわせる。

 輝男の動きに押されて、限界まで狭まるヴァギナを突き破って輝男自身の先端が最奥までめり込むと、

 

 「あぁっ……! あぁ――――――……!」

 

 七海は両腕を後ろに引っ張られたまま、体を大きくのけ反らせ、絶頂の声を上げた。

 七海の今の咆哮を聞くと、溜まりに溜まった輝男の欲望が、七海の中で一気に爆発した。

 

 「あぁ……熱い……」

 

 七海は涙を流しながら、自分の中に注ぎ込まれる熱い濁流に歓喜の声を震わせる。

 背後にいるせいで輝男にはよく見えないが、今の七海の形相は、今までで一番かと思われるような色っぽさと恍惚さに満ち満ちている……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 静寂に包まれた明朝学園高校の校舎から、一組の男女生徒が出て来る。

 カバンを担ぎ、卒業証書を収めた筒を右手に持つ輝男と、いつも変わらぬ姿を見せる七海である。

 卒業生、在校生を問わず、ほとんどの生徒が下校して久しい時刻、二人もようやく、下校の途に着こうとする。

 

 「先輩、東京の大学でも是非、頑張って下さい」

 

 七海が輝男の方を振り向きながら笑顔で言うと、

 

 「百川こそ、これからもこの学校で頑張って」

 

 輝男はすぐに七海の方を振り向き、笑顔で言葉を返す。

 

 「三年になったら受験勉強にも本腰を入れなきゃいけないけど……

 そっちの方もしっかりと頑張って」

 

 「はい。私、必ず、志望大学に受かるよう、一生懸命、勉強に励みます」

 

 「俺は向こうの方で頑張るけど、いつまで君のことを忘れず、いつも君のことを見守り、応援しているから」

 

 「ありがとうございます。先輩のこの気持ち、私、決して忘れません」

 

 笑顔を見せ合いながら言葉を交わすと、

 

 「それから……同級生や後輩の皆とは、これからも仲良く…な」

 

 輝男は心からの満面の笑みを七海に見せて、重ねて言葉をかける。

 

 「はい……。私、学校の皆とは、いつまでも仲良くしていきます。

 輝男さんも、これからも、日向先輩や黒山先輩とはいつまでも仲良くしていて下さい」

 

 七海はこれ以上は無い心からの笑顔を見せながら、輝男に言葉を返す。

 

 「ありがとう……。君の今の言葉、決して忘れないよ」

 

 笑顔を絶やさない輝男の返事に、クスッと笑みをこぼす七海。

 今日、無事に学校を巣立っていく輝男と彼を温かく見守る七海の背中を押すかのように、温かさを増す春の風が二人の周りを舞っていく。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。