高々と昇る朝陽がタワーマンションを見下ろし、心地良い日差しが窓を通り抜ける。
日差しが差し込むリビングで、輝男は真純、瑠奈といつも通り朝食を食べている。
「輝男さん、今夜、義母さんと瑠奈、家にいないから」
「どうしたの?」
輝男は箸を持つ手を止め、真純に問いかける。
「あなたたちが寝ていた時、瑠奈のおばあちゃんが亡くなったって電話が来たの。
それで、今夜、おばあちゃんのお通夜に行かなければいけないから」
真純の返答を聞くと、輝男は横にいる瑠奈の方を振り向く。
瑠奈は朝食を食べてはいるが、陰鬱な面持ちを見せている。
「そうか……
お前が義母さんと一緒にこの家に入った後も、お前のことをずっと可愛がってくれたんだもんな」
輝男は沈痛な面持ちを見せながら、瑠奈に言葉をかける。
輝男の気づかいに、瑠奈は無言で首を重く縦に振る。
今の瑠奈の様子を見ると、とてもこれ以上、言葉をかけることなどできる状態じゃない。
輝男は再び、目の前にいる真純の方を向く。
「良かったら、俺もお通夜に付き合うよ」
「ありがとう。でも、私と瑠奈で十分だから。それより、留守番の方をお願い」
真純は輝男のせっかくの申し出を丁重に断る。
すると、三人は何も無かったかのように朝食を再会する。
◇ ◇ ◇
空は依然として、快晴を保っている。
快晴の空が見下ろす中、明朝学園高校校舎の屋上で、輝男は桜月と横並びに腰を下ろしながら昼食の弁当を食べている。
「天江君、今夜、何か予定でもある?」
桜月は弁当を食べながら、輝男に向かってそうたずねる。
輝男が箸を持つ手を止め、真横にいる桜月の方を振り向くと、
「実は今日、家に私一人しかいないから」
「どうして?」
「パパ、今週、ずっと仕事で出張に行ってるし、ママは今日、明日と、勤め先の職場の慰安旅行で家を空けるから。
……もし良かったら、今夜、私の家で一緒に勉強しながら…その……」
桜月はそこまで言うと、恥ずかしそうに顔を赤らめ、言葉を詰まらせてしまう。
今の申し出の裏に、ひそかな思いを抱いているのを隠そうとしない。
すると、
「何だったら、俺の家に来なよ」
輝男の率直な言葉が、桜月の耳に流れ込んだ。
桜月は今の言葉に驚きながら、輝男と向き合う。
「え、いいの!? でも…」
「実は今夜、義母さんも義妹(いもうと)も大事な用事があって家を空けることになってるんだ。
そのまま向こうで泊るとも言ってるし」
「え、嘘!? じゃあ、輝男君の家にお邪魔していいの!?」
「あぁ、俺は全然、大丈夫だよ」
輝男が柔らかな表情で応諾の返事をすると、桜月は咄嗟に輝男に抱き付いた。
「ありがとう! じゃあ、私、今夜、お邪魔するからね!」
「お、おい、日向! そんなところで抱き付くなって!」
桜月の抱擁に、輝男は顔を赤らめ、思わず慌ててしまう。
◇ ◇ ◇
タワーマンション内の天江家の玄関ドアが外から開かれる。
ドアの向こうから、制服姿の男女が二人、家の中に入る。
輝男と桜月だ。
二人はそのままリビングに入って行く。
「うわぁ……ここが輝男君の家ね」
桜月はリビングを見渡しながら感嘆する。
静寂に包まれたリビングには、整理整頓が行き届いている。
「しかし、今日は早めに帰れて助かったわ。おまけに明日は休みだし」
桜月はそう言いながら、リビングのテーブルに向かう。
輝男もまたテーブルに向かい、椅子に腰を下ろす。
壁に掛かっている時計の針が四時十分を指している。
静寂に包まれた室内で、二人はカバンから教科書や参考書、ノートを取り出す。
輝男と桜月はそのまま勉強に取り掛かる。
義母も義妹もいない孤独も、真正面から向き合う同級生の存在で苦も無くかき消されている。
時計の針が静かに動く中、輝男と桜月は滞りなく勉強を進める。
もっとも、以前に桜月の家でやった時と同様、輝男が桜月に問題の解き方を教える等、輝男がリードする形で勉強が行われている。
窓の外はすっかり暗くなっている。
時計の針が六時半を指す頃、輝男と桜月は勉強を進める手を止めた。
共に疲れたような顔を見せ、フゥーッとため息を付く。
勉強を中断した二人は、既に夜に差し掛かっていることに気付く。
「ねぇ、そろそろ夕飯でも食べない?」
「あぁ。それじゃあ、近くのコンビニで弁当でも…」
「あぁ待って」
桜月は輝男を制止すると、席を立ち、キッチンの方へ向かった。
炊飯ジャーを開け、ご飯が多少なりとも残っているのを認めると、続いて、コンロの上に置いてある鍋のふたを開ける。
鍋の中には味噌汁が二人分くらい、残っているようだ。
恐らく、真純が作り溜めしたものだろう。
更に桜月は、冷蔵庫の中まで確認する。
冷蔵庫の中には野菜や肉等が載ってある。
「おい、どうしたんだ?」
輝男は桜月の今の行動を訝しく思い、彼女に問いかける。
すると、桜月は振り向き様に、輝男に言葉をかける。
「夕飯のおかず、私が作るから」
わずかな迷いも無い桜月の今の言葉に、輝男は思わず唖然となる。
「え? 君が作るの?」
信じられないと言わんばかりにたずね返す輝男。
しかし、桜月は構わず、着ていた制服のブレザーを脱ぐと、傍に掛かってあるキッチン用のエプロンをまとう。
「簡単なヤツだけど作ってみるわ」
「大丈夫かい?」
「私に任せていいから、輝男君はそこで待ってて」
桜月はそう言い返すと、器用に髪を後ろに束ね、料理に取り掛かった。
包丁を叩く音が流れるように聞こえ、フライパンに油を引く音が響く。
輝男は一人、やり残した勉強を進めながら、時折、料理を進める桜月の後ろ姿を見る。
輝男の視線の先には、滞りなく夕飯のおかずを作っていく桜月の姿が認められる。
さっきまでの勉強では輝男にリードされっぱなしだった桜月も、料理となると一人前と言っていいくらいにスムーズに事を進めている。
輝男は筆を持つ手を止め、しばし料理を進める桜月の姿を眺める。
三十分ほど経った頃――
テーブルの上には二人分のメニューが並んでいた。
ご飯にみそ汁、野菜炒めにコールスローのドレッシングサラダ――
輝男と桜月は真正面に向き合いながら、二人きりの夕食を取る。
「うん、美味い!」
野菜炒めとサラダを口にした輝男が感嘆の声を上げる。
「本当?」
桜月は目の前で感嘆する輝男に、信じられないと言わんばかりに問いかける。
「あぁ、普通に美味しいよ。いつも食べてるご飯とまったく大差無いよ」
「いつも、お義母さんが作ってるんでしょ? 私のものと比べてどうなの?」
「桜月の作ったご飯も義母さんの作るご飯も、どちらも甲乙つけ難いよ」
輝男の今の言葉に、桜月は思わず照れてしまう。
「しかし、君って、結構、料理が上手なんだね」
「あ、ありがとう……。輝男君にそう言ってもらえるなんて……」
桜月は、頬を赤らめながら、思わずドギマギしてしまう。
輝男が普通に食事を再開する傍で、桜月はモソモソと自分が作ったおかずをゆっくりと食べる。
(輝男君に初めて抱かれてから……いつ、お嫁さんに行ってもいいように料理の腕を磨いているから……)
未だ照れてる形相の奥で、内に秘めた思いを独白する。
幸いと言うべきか不運と言うべきか、今の桜月の秘めた思いに輝男は気付く様子を見せない。
それでも、桜月が作ってくれた夕食に美味しそうに舌鼓を打つ。
更に三十分が経った。
テーブルには、茶わんや皿がすべて片付けられている。
キッチンの流しの音が止まると、桜月は傍に掛かっている手拭きタオルで両手を拭き、エプロンを元の場所に掛け直す。
後片付けを終えた桜月は、再びテーブルの方へ向かい、輝男と向き合いながら腰を下ろす。
「手短なもので済ませちゃったけど、どうだったかしら?」
「いや、とても美味しかったよ。ありがとう」
笑みを浮かべながら礼を言う輝男を、桜月は無言でジッと見つめる。
まっすぐな瞳とほんのりと赤らむ頬が、輝男の目に映る。
「どうしたの?」
半ば首を傾げながら輝男が問いかけると、
「……まだ……“おかず”が残ってるの……」
桜月は緊張した調子で言葉を返す。
輝男をまっすぐに見つめながら、スクールネクタイを緩め、ワイシャツのボタンを一つ、二つと外す。
桜月の今の動作に、輝男は思わず頬を赤らめる。
「今度は、私を食べて……」
か細い声で呼びかける桜月に、輝男は、緊張と恥じらいに顔を赤らめながら言葉を失う。
◇ ◇ ◇
さっきまでリビングにいた輝男と桜月は、今、輝男の自室にいる。
真正面に向き合う二人の足元に、制服のブレザーが無造作に脱ぎ捨てられている。
輝男と桜月は共に目を閉じると、そのままキスをした。
互いに抱き合い、柔らかな唇を重ね合わせる。
(輝男君の唇、温かい……)
(桜月……何て柔らかい唇をしているんだろう……)
二人は相手の唇の感触に心の中で感嘆する。
輝男と桜月は、一旦、唇を離すと、再びキスをした。
そして、重なり合う唇の隙間から舌を絡ませて来た。
唾液が跳ねるような音が、二人の耳に小さく聞こえる。
「うぅ……ぅふ……」
絡み合う舌の隙間から、か細いうめきが漏れる。
輝男は桜月とディープキスをしながら、桜月の背中に回した手を片方、下の方へ這わせる。
輝男の片手は、制服のスカートの上から桜月の尻を丁寧に撫でさする。
「うっ、うぅ……!」
ディープキスを続ける桜月は、尻の方から来る異様な感触にたまらずうめく。
そして、輝男の背中に回した右手を離すと、彼の股の方に忍び込ませた。
輝男は、制服のスラックスに覆われた股を細い手が何度も撫でさするのを感じ取った。
しかし、片手で桜月の尻の柔らかな肉感を味わうことをやめない。
桜月もまた、輝男がちょっとした痴漢行為を続けるのと同じように、彼の股を優しく撫で続ける。
「うぅっ、んんっ……」
絡み合う二つの舌の隙間から漏れるうめきが、ほんのりと艶を帯びていく。
すると、輝男と桜月はようやくディープキスをやめた。
ディープキスをやめるとすぐに、輝男は桜月の尻から自分の手を離した。
桜月もまた、輝男の股が盛り上がってきているのを感じ取ると、すぐに片手を引っ込ませる。
輝男の目の前に、若干、火照った桜月のあどけない美貌が見える。
「ヤダ、もう……輝男君ったら……」
桜月が半ばすねたように言葉をかける。
輝男は桜月の今の言葉にクスッとほほ笑むと、彼女の体をすぐ横のベッドの上にそっと押し倒す。
桜月はベッドの上に押し倒されると、輝男の手ですぐにネクタイを外され、ワイシャツのボタンをすべて外される。
ボタンをすべて外され、はだけられたブラウスの内側から、色白の素肌とCカップの美乳を覆う水色のブラジャーが姿を現した。
輝男の手がブラジャーの上から桜月の胸をつかむ。
そのまま揉みしだくと、
「あっ、あぁ……」
桜月の口から自ずと切なそうな喘ぎが漏れる。
二、三回、愛撫を繰り返しながら、ブラジャーの質感とその下にある柔らかな肉感を同時に堪能する。
やがて、輝男は桜月のブラジャーをずり上げた。
ブラジャーの下から、形良い色白のCカップバストがプルンと弾み出る。
輝男は桜月の裸の胸を繰り返し揉む。
円を描くようにして愛撫する輝男に、
「あんっ、イヤ……」
桜月は赤らんだ顔を背けながら、恥ずかしそうに小声で喘ぐ。
輝男は桜月のかすかな喘ぎを聞きながら、彼女の胸元に顔をうずめる。
愛撫を続けながら、胸先の小さな蕾を口に含む。
「うぅっ……」
声を殺しながらのうめきが、輝男の耳に流れ込む。
柔らかな肉感を直に味わいながら、桃色の頂を満遍無く舐め回す。
「あぁ……うぅ……あ、ハァ……」
自分の胸を貪り続ける輝男の動きに、桜月は悩ましげに身悶え、荒い吐息と切なそうな喘ぎを交互に繰り返す。
やがて、輝男の手のひらは、桜月の美乳が内側からジンワリと熱を帯びたのを感じ取った。
そして、輝男の舌は胸先の蕾が固く立っていくのを直に認める。
愛おしむように優しく揉み続け、赤ん坊のように桃色の頂に吸い付く。
「あぁ……んん……ハァ、ハァ……」
桜月の口から、艶やかな喘ぎと切なそうな吐息が漏れ出る。
桜月の喘ぎと吐息を聞くと、輝男は顔を上げた。
「桜月、気持ちいいか?」
「……うん……」
輝男からの問いかけに、桜月は弱々しく返答する。
彼女のあどけない美貌は紅潮しきっており、体の力が抜けたような覚束ない形相を浮かべている。
「もっと気持ちよくしてあげるよ」
輝男はそう言うと、体を下げ、桜月の下半身の方へと向かった。
輝男の目の前に、桜月の制服のスカートが見える。
スカートをめくり、ブラジャーとお揃いのショーツをあらわにさせる。
輝男の手がショーツにかかり、スルッと苦も無く脱がす。
ショーツの下からブラウンの茂みが姿を現す。
輝男は茂みの奥に顔をうずめると、秘裂に舌を這わせる。
桜月は股の辺りから来る異様な感触に、
「キャッ、ヤダ……そこ、汚い……」
可愛らしく悲鳴を上げ、ためらいの念を口走る。
しかし、輝男は構わず、肉の花弁を隈なく舐め回す。
ペチャ、ペチャ…と、唾液の跳ねるような音が輝男と桜月の耳に入る。
桜月はさっきよりも大きく体をくねらせながら、
「あんっ、ヤダ、あぁっ……! んんっ、うぅっ……!」
切なそうな喘ぎを艶やかに発する。
ベッドのシーツをギュッとつかみながら、クンニにさいなまれる我が身を支えようとする。
「ハァ、ハァ……あぁ……あぅ……ハァ……ハァ……」
荒い吐息と艶やかな喘ぎが、桜月の口から交互に発せられる。
輝男は桜月の喘ぎと吐息を聞き入りながら、肉の花弁を舌で味わい、内側をほじくろうとさえする。
すると、芳醇なメスのにおいを伴いながら、蜜のようなものがトロッと流れてきた。
輝男の舌はいやらしい蜜を舐め取ろうとする。
しかし、蜜は途切れることなく流れ続けるばかりか、その量を増していく。
鼻をつくような芳醇なにおいが嗅覚を突き刺し、流れ続ける蜜が舌の労力を倍増させる。
桜月の股から、すするような物音と何かを強く舐める音が響き出す。
強まる一方のクンニに、桜月は痙攣でも起こしたかのように腰を浮かせる。
「うっ、うぅっ……! あん、イヤ……!」
苦しみを訴えるような艶やかな喘ぎが、桜月の口から漏れる。
すると、輝男はようやく桜月の股から顔を離した。
クンニから解放されて、桜月の腰がくたっと脱力する。
桜月は、グッタリとした様子で弱々しく息を吐く。
心なしか、色白の素肌がほんのりと朱に染まっているように見える。
そんな桜月を見下ろしながら、輝男はスクールネクタイを外し、ワイシャツ、スラックスを次々と脱ぐ。
桜月が弱々しく顔を上げると、目の前には、上半身、グレーのシャツのみといういでたちの輝男が、膝立ちの体勢で向き合っていた。
更に目線を下げると、驚きながら両手で顔を覆った。
「もう、こんなに……!」
顔を覆う両手の隙間から、輝男の裸の股から伸び出る陰茎を覗き見する。
「君のおかげにもうこんなになっちゃったよ」
輝男は苦笑混じりに言葉を返す。
裸の美乳、秘裂を続け様に貪る内に、十分に充血したのだ。
脱ぎ捨てられたブレザーの上に、ワイシャツやスラックス、スカート、そして下着類が重なる。
すぐ傍のベッドの上では、仰向けに寝そべる桜月と膝立ちの体勢を取る輝男が向き合っている。
共に生まれたままの姿をさらしている。
「桜月、行くよ……」
意を決したかのような調子で、輝男が言葉をかける。
「うん、来て……」
桜月は頬を赤らめ、ときめくような調子で輝男にうながす。
十分に固く、膨張した陰茎が、濡れぼそった秘裂に触れる。
少しずつ輝男自身が中に入ると、
「あっ……! うあ……!」
桜月はのけ反りながら、息詰まるかのように喘ぐ。
徐々に、しかし着実に、輝男の陰茎は桜月の中に飲み込まれる。
そして、三分の二程、入ったところで、輝男は一気に腰をぶつけた。
「あっ、あぁんっ!!」
桜月はビクンと大きくのけ反り、艶やかな悲鳴を上げた。
輝男は桜月の悲鳴を聞くと、腰を前後に動かし始めた。
「あんっ、あぁんっ、あっ、あぅっ、んあぁっ!」
桜月は輝男の律動に身を揺さぶられながら、艶やかな喘ぎを繰り返す。
桜月の体が揺れるのに合わせて、彼女の美乳がプルプルと揺れる。
輝男は押されるようにその身をくねらせ、美乳を震わせながら絶えず喘ぐ桜月を見下ろしながら、腰の動きをペースアップさせる。
「あぁんっ、いいっ! もっと、もっとぉ―――!」
桜月の艶やかな叫びが肉と肉の衝突音に重なる。
「桜月の中……いつもより温かくて潤ってるよ」
輝男は腰をぶつけ続けながら、桜月に向かって言葉をかける。
輝男の剛直は、桜月のヴァギナが熱と愛液に染まっているのを直に感じ取っている。
輝男はそのまま桜月の体に上から重なる。
輝男の引き締まった胸板と桜月の柔らかな裸の胸が、押し潰されるように重なる。
輝男と桜月はすぐ間近にまで顔を近付けると、そのままキスをする。
唇を重ね、舌を絡ませながら、桜月は輝男の背中に両腕を回す。
「うぅ……うぅ……」
絡み合う舌の隙間から、艶やかなうめきが漏れて来る。
輝男は桜月に抱き締められながら、激しく腰の振りを繰り返す。
水音混じりの肉と肉の衝突音が桜月の耳に入り、剛直が暴れ続ける感触が神経を伝う。
(て、輝男……君……今まで一番……気持ちいい……!)
輝男とディープキスを続けながら、桜月は内心、感銘にも似た気持ちを吐く。
一方の輝男は、懸命に腰を振り続けながら、
(桜月の中……いつもよりキツイ……!)
ギュッと狭まる桜月のヴァギナの感触を受け取っていた。
桜月の中では、熱が昂り、染み出る愛液の量が増していた。
激しく抜き差しを繰り返す秘裂からは、蜜がトロトロとこぼれ続けている。
「あんっ! んあっ! あぅっ! んんっ! あ、ハァッ!」
桜月は激しく身悶えながら、けたたましく喘ぐ。
腰を大きく浮かされた状態で、剛直を通して男の腰をぶつけられる。
水音混じりの衝突音を聞きながら、輝男は桜月の左右の脚を引き上げ、前後運動を繰り返す。
桜月はいわゆる“深山”の体勢で犯されながら、その身を悶えさせ、美乳を震わせる。
「て、輝男君……の……さっきよりすごい……!」
息詰まるように喘ぎながら、歓喜の念を口走る。
ベッドのシーツをつかむ手で我が身を支えながら、無意識の内に悩ましげに身悶える。
輝男は絶えず腰をぶつけながら、自分の貪欲な動きを甘受する桜月を見下ろす。
桜月のあどけない美貌は恍惚の度合いを増し、色白の素肌は熱を帯びたように赤みを増している。
頬、そして、左右のふくらみには、噴き出るように汗がにじんでいる。
輝男もまた、息せき切りながら汗をにじませている。
彼の引き締まった体も、熱を帯びたように赤みを増している。
(さ、桜月……ますますキツくなってる……!)
輝男は、桜月の中が窮屈さを増しているのを身をもって痛感している。
桜月のヴァギナが収縮を続けているのもあるが、輝男自身が限界まで固く膨張しているせいもある。
いずれにせよ、桜月の中で生じる強い摩擦は、二人に苦痛と刺激をもたらして止まない。
「い、いた……そ、そんなに動いちゃ…イヤ……! こ、壊れ…ちゃう……!」
桜月は途切れ途切れに苦痛を訴える。
やはり、愛する男がもたらすとはいえ、手加減を知らない痛みに体が耐えられないのだろう。
しかし、桜月の哀訴を聞きながらも、輝男の腰が止まることは無い。
彼女の哀訴をかき消すかのように、水音混じりの衝突音がトーンアップする。
「うっ、うぅっ!」
桜月は艶やかにうめきながらのけ反ると、
「ダ、ダメ……もう……イく……イっちゃう……!」
震える声で自らの限界を訴える。
声だけでなく、両腕、両脚もわなわなと震えが止まらない。
桜月の今の訴えを聞くと、輝男は腰の動きを更に激しく、小刻みに繰り返す。
パン、パン、パン…と引っぱたくような音が、輝男と桜月の間から響く。
何も言わずとも、輝男がラストスパートをかけているのは明白だ。
「あぁ……うぅ……!!」
桜月は息詰まるようにうめきながら、力一杯にシーツをギュッと握る。
目元からは涙がうっすらとにじみ出る。
「さ、桜月……お、俺も……!」
輝男が息詰まったかのような調子で桜月に呼びかける。
輝男もまた、腰の辺りを絶えず震わせている。
実を言うと、さっきから股の辺りで、マグマが沸き立つような感覚が昂っているのだ。
しかし、温かく、潤みを帯びた桜月の中を存分に味わいたい気持ちから、ギリギリまで堪えようとしている。
狭まる一方の肉壁、昂る熱、そして量を増す愛液――
それらすべては、輝男の愛欲、淫欲を果てしなく駆り立て、性交における潤滑油の役割を務めている。
「あぁ……あっ……あぁ……うぅ……」
輝男の耳に、震えるような声で桜月の喘ぎが途切れ途切れに伝わる。
桜月もまた、限界に差し掛かっているようだ。
そんな桜月の喘ぎも、限界ギリギリまで続けようとする輝男の激しい動きにかき消されてしまう。
「さ、桜月……桜月……桜月……!」
輝男はうわ言のように愛しい少女の名を呼び続ける。
すると、
「あぁっ……ダ、ダメ、ダメ……! イく、イっちゃう……イく……!」
桜月は半ば慌てるかのように叫びながら、自らの限界を訴える。
そして、桜月がビクンと体を大きくのけ反らせると、輝男は一気に自分の剛直を桜月の中から引き抜いた。
と、次の瞬間、剛直の先端から白濁の奔流が一気に噴き出た。
白い濁流は、桜月のへそ回り、胸元、そして、頬や目元に、淫欲の痕跡を容赦無く刻ませた。
「あっ、あぁ……!」
桜月は絶頂の余韻に浸るかのように、細く締まった肢体を震わせながらかすかにうめく。
愛する人の欲望のしたたりがその身を汚したことに、まだ気づいていない……