夜空がタワーマンションを見下ろす中、マンション内のリビングで、輝男は真純、瑠奈とテーブル越しに向き合っている。
三人ともパジャマに着替え、ミルクティーを口にしている。
「今日の雨宮先生、とても綺麗だったわ……」
真純が笑みを浮かべながらため息を付く。
今日の日中に執り行なわれた理華と石上の結婚式を思い出しているのだ。
同僚にして生涯の伴侶となる男と共に晴れの式を迎え、喜びと決意の念を交えた表情と、きれいな純白のウェディングドレスが、真純の脳裏から離れることはない。
「僕らが日々の授業を頑張ったおかげで、先生たちは無事、ゴールインできたんだから……
僕も他の皆も、とても感無量だったよ」
輝男もまた、理華と石上の結婚式を思い出しながら、誇らしげな笑みを浮かべる。
自分や桜月たち、明朝学園高校の三年生全員が無事、卒業したのを見届けた上でようやく結婚にこぎつけたのだ。
他の同級生たち共々、前々から理華と石上の関係を知っていただけに、ようやく実を結んだことを我が事のように嬉しく思っている。
そのまま、ミルクティーを飲み干そうとすると、
「……輝男さん、いつ、誰と結婚して、式を挙げてくれるのかしら……?」
真正面から向き合う真純が、柔和な笑みを見せながら言って来る。
義母の今の一言に、輝男は何も言い返さず、彼女をまっすぐに見る。
すると、
「アタシ、お義兄ちゃんの白いタキシードと桜月さんの純白のウェディングドレスが見たいな」
真純の横にいる瑠奈が、嬉々とした笑みを浮かべながら、義兄に言葉をかける。
途端、輝男は顔を真っ赤にして、驚きの余り、言葉を詰まらせる。
「ヤダ、お義兄ちゃん、何、真っ赤になってるの?
もしかして、同じこと、考えてたんでしょ?」
「瑠奈、いい加減にしろ!」
からかうかのように言って来る瑠奈に、輝男は顔を赤らめたまま、怒りの声を上げる。
しかし、瑠奈は萎縮するどころか、悪びれた態度を見せようとしない。
瑠奈の態度に、呆れ果てた表情を見せながら深くため息を付く。
「悪いけど、俺はこれから、四年間、大学で勉強し、その後、社会人として頑張らなきゃならないんだ。
結婚なんて先のそのまた先の話だ」
「でも、いつかは誰かと結婚するんでしょ?」
「あのなぁ……お前、どうして、俺の結婚にそんなにこだわるんだ?
自分自身の進学や将来のことを考える方が大事だろ?」
「そりゃそうだけど……
お義兄ちゃんって、桜月さんや葵さん、それに千早さんと……
とっても仲良くしている女の子たちに事欠かないじゃない。
お義兄ちゃんもそうだけど、桜月さんたちだって、お義兄ちゃんとの関係を大事にしているから。
だから、もし、お義兄ちゃんが結婚するとしたら、桜月さんたちの中から選ばなきゃいけなくなるでしょ?
やっぱり、義妹(いもうと)として、お義姉(ねえ)さんになる人はどんな人か、気になるのは当然じゃない」
半ば、期待に胸を弾ませるかのような瑠奈の笑みに、輝男は努めて感情を抑えながら閉口する。
しかし、一呼吸、間を置いた後、ゆっくりと口を開く。
「俺のことを気にする暇があったら、勉強でもしてろ」
またも、呆れ果てた調子でため息交じりに言葉をかける輝男。
義兄のぞんざいな態度に、瑠奈は不機嫌に表情を曇らせる。
「もう、お義兄ちゃんの意地悪」
すねたように言い返す瑠奈に、横にいる真純はクスッと笑みをこぼす。
いつも変わらぬ義母子(おやこ)三人の和やかな団らんがそこにあった。
しかし、平素の表情で義母、義妹と向き合う輝男は、内心、和やかとは程遠い気分にある。
(こうして、義母さんや瑠奈と一緒にいられるのも、今日、明日までかもしれない……
明後日には、大学進学のために上京しなきゃいけないんだから……)
平素の表情を装いながら、内心、寂しい思いをつぶやく輝男。
御学堂大学に進学することが決まり、明後日、大学のある東京へと引っ越さなければならない。
自ら選んだ道とはいえ、深い絆で結ばれた最愛の義母(はは)、義妹(いもうと)と離れ離れになる寂しさを、ここに来て強めていく。
何気無い態度を装いながらも、目の前で向き合う、義母、義妹の姿を、その瞳に焼き付かせようとする。
一方、輝男とテーブル越しに向き合う瑠奈も、平素の表情で言葉を交わしながらも、向かい合う義兄の姿をその瞳に焼き付かせようとする。
(もう、明後日には、お義兄ちゃんが遠くに行っちゃう……
世界で一番、大好きなお義兄ちゃんが……)
平素の表情の奥で、最愛の義兄と離れ離れになる寂しさ、つらさをつぶやく瑠奈。
別離の寂しさを胸の内に抑える義兄妹の傍で、真純はいつもと変わらぬ様子を見せる。
内心では何を思っているかわからないが、今、傍で義理の息子、娘を優しく見つめていることだけは確かだ。
◇ ◇ ◇
一時間ほど経った後、輝男は自室のベッドの上で寝そべっていた。
仰向けに寝そべりながら、天井の明かりをボンヤリと見上げている。
(この部屋で夜を明かすのも今日、明日限りか……
今までは何とも思わなかったけど、もうすぐここを去ると思うと、やはり寂しいものがあるな)
ずっと、毎日過ごしていた自室のど真ん中で、輝男はまたも寂しい気持ちに襲われている。
物憂げな表情の奥で、様々な思い出が脳裏によぎっていく。
机に向かって毎日のように続けた勉強――
義母や義妹、そして、愛する少女たちとの愛欲の交わり――
忘れることのできない思い出の数々が、輝男の中で浮かんでは消えて行く。
すぐ傍に置いてある時計は、“22:05”と時刻を表示しているが、輝男はまったく寝付く気配を見せない。
そのまましばらく静止していると、ドアの向こうからノックをする音が聞こえて来た。
『お義兄ちゃん、入るよ』
ドアの向こうから入室を示唆する声が聞こえて来た。
輝男の応答を待たずに、ドアが外側から開かれた。
ドアの向こうから、パジャマ姿の瑠奈が入って来て、すぐに輝男の手前に近寄る。
輝男が体を起こすと、瑠奈は真横に寄り添う。
「どうしたんだ?」
「何だか、寝付けなくて……」
一言、二言、言葉を交わすと、輝男と瑠奈はそのまま口をつぐむ。
一分ほど、沈黙が続いた後、瑠奈がゆっくりと口を開く。
「お義兄ちゃんさぁ……アタシと離れ離れになるけど……
正直、とても寂しいでしょ?」
「全然。むしろ、うるさいヤツと離れることができて、とても気が楽になるよ」
輝男は、真横にいる瑠奈の方を振り向かず、素っ気ない調子で義妹からの問いかけに答える。
義兄の冷たい一言を聞くと、瑠奈は当然のように、ムッと不機嫌な顔を見せる。
「お義兄ちゃんったら、ホントに素直じゃないんだから。
ホントは、ママや瑠奈と離れ離れになるのがとても寂しいくせに」
すねたように鋭い調子で言って来る瑠奈に、輝男は一瞬、苦い表情を見せてしまう。
最も痛いところを突かれたかのように、苦い顔を見せながら何も言い返さずにいる。
胸の奥底に秘めた思いを暴かれ、思わず動揺する義兄の横で、瑠奈は彼の方を振り向こうとしない。
振り向く代わりに、前を向きながら言葉を続ける。
「ママや瑠奈と離れたくなかったら…」
と、話を切り出そうとすると、
「いくらお前の頼みでも、それだけは聞けない。
これは、俺自身が選んだことだから」
真横にいる輝男は、厳しい表情で正面を見据えながら、義妹の言葉を中途でさえぎり、拒むような返事をする。
「お前の頼みや自分自身の寂しさのために後戻りするくらいなら……
俺は初めから大学受験なんて考えなかったさ。
でも、そうしたら、自ら、将来の道を断ってしまうことになる。
お前や義母さんとの絆、一緒に過ごす日々も大事だけど……
それと同じくらいに、自分の将来のために頑張ることの方が、俺にはとても大事なことなんだ。
例え、それが、大好きな家族と離れ離れになることであっても……」
わずかでも揺るがない真剣な調子で、不退転の思いを言い連ねる輝男。
最愛の家族と離れ離れになる寂しさはまったく消え失せていないが、自分の将来を第一に考えることを声高に言い、何とか迷いを振り払おうとする。
義兄の今の言葉に、瑠奈は沈痛な面持ちを見せながら黙り込んでしまう。
自らが差し伸ばした手を最愛の義兄が拒んだ心痛をわき上がらせる一方で、当の義兄の揺るがない決意を理解し、言い返す言葉を中々、出てこない。
またも、重苦しい沈黙が二人の間を覆う。
沈黙の中、瑠奈が真横から輝男の方へ手を伸ばす。
輝男の片手に触れると、義兄の手をギュッと握り締める。
強い握力と人肌の温もりに、輝男はようやく義妹の方を振り向く。
「瑠奈……」
輝男が呼びかけると、瑠奈はゆっくりと義兄の方を振り向く。
寂しさを押し隠せない表情で、輝男をまっすぐ見つめる。
「お、おにい…ちゃん……」
震える声で瑠奈が呼びかける。
「東京に引っ越す前に……る、瑠奈と……
もう一回だけ……エッチして……」
声だけでなく、乞うようなまなざしを震わせながら、義兄の切望の念を言う瑠奈。
頬を赤らめ、乞うようなまなざしで向き合う義妹を、輝男は驚きつつもまっすぐに見つめる。
「お義兄ちゃんも瑠奈も、今、かなり気持ちがモヤモヤしているから……
一晩中かかってもいいから、思いっきりエッチでもしないと……
お義兄ちゃんも瑠奈も、心のモヤモヤが消えて無くならないから……
だから…」
そこまで言うと、瑠奈の目元に、涙がうっすらとにじみ出て来る。
自分を求める余り、今にも泣き出しそうな義妹に、輝男は驚きながら言葉を詰まらせる。
しかし、すぐに厳しい表情を瑠奈に見せる。
「瑠奈……シてあげてもいいか……
……これが最後になるかもしれないんだぞ……」
言い聞かせ、念を押すかのように、強く真剣な調子で言葉をかける輝男。
義兄の今の言葉に、瑠奈は涙をにじませながら、無言でまっすぐ見つめる。
輝男が言わんとしていることを理解したのか、反論も反発もわずかでも見せようとしない。
何度も義妹を抱いてはいるが、やはり心の奥では、可愛い義妹(いもうと)を犯し、汚すことに、多少なりとも罪悪感を抱いている輝男。
大学進学で上京するこの機会に、お世辞にも健全とは言いがたい関係を終わりにして、本来あるべき関係に修正しようという意思を、臆することなく当の相手に見せる。
沈黙の中、瑠奈は黙って首を縦に振る。
首肯すると同時に、頬を赤らめ、乞うようなまなざしを見せつつも、悲哀を隠せない瑠奈の目元から涙がこぼれ出る。
自分を見つめたまま泣き出す義妹を見ると、輝男は無言でまぶたを閉じる。
間も無くして、義兄と義妹はそっと唇を重ねた……
◇ ◇ ◇
輝男は何度も瑠奈とキスを交わしながら、彼女をベッドの上にそっと押し倒す。
着ていたパジャマのボタンを一つ、また一つと外す。
ボタンがすべて外され、はだけられたパジャマの内側から、色白の素肌が見える。
輝男の手が、瑠奈の淡いピンクのブラジャーに触れる。
下着越しに優しく愛撫する義兄に、義妹は恥ずかしそうに顔を赤らめ、ソッポを向く。
下着越しの愛撫を続けながら、ブラジャーの質感とその下にある柔らかな肉感を手のひらに染み付けさせる輝男。
やがて、ブラジャーのカップを上にずり上げる。
Bカップはあろう、柔らかくも控え目に膨らんでいる美乳が姿を現す。
「お前、何回もエッチしているくせに、全然、オッパイ大きくならないな」
輝男はクスッと笑みをこぼしながら、眼下の妹にからかい半分の言葉をかける。
瑠奈は、恥ずかしそうに赤らんだ顔を横に背けたまま、ムッと不機嫌な表情を見せる。
「ひどい……! 瑠奈、一番、気にしてたのに……!」
コンプレックスを平然と突かれて、思わず怒りの声を上げる。
しかし、輝男は構わず、ソッポを向いたままの瑠奈の頬にチュッとキスをすると、裸の胸を揉み始める。
円を描くようなジックリとした愛撫を繰り返す輝男に、
「あっ……あぁ……」
瑠奈は声を震わせながら喘ぐ。
お世辞にも大きいとは言えないが、柔らかな肉感とスベスベした肌触りは、他の少女たちに勝るとも劣らない。
輝男は義妹の胸を揉みしだきながら、彼女の胸元に顔をうずめる。
胸先にある桃色の小さな蕾に、輝男は舌を這わせる。
小さな突起の輪郭をざらつく舌がなぞる様に、
「あぁ……んっ……ん、ぁ……」
瑠奈は、体に電流が流れたかのような反応を示し、悶え、喘ぐ。
義妹の喘ぎを聞き入りながら、輝男は愛撫を続け、胸先を貪り続ける。
「い……いいよ……お義兄ちゃん……気持ちいい……」
瑠奈の口から、ウットリとした歓喜の声が漏れる。
感じ入っている様子が口先だけでない証拠に、瑠奈の控えめな美乳はほんのりと熱を帯び始めている。
そして、輝男に舐められ、吸い付かれ、指でこねくり回されている桃色の小さな蕾は、ピンと固く突っ立っていく。
「瑠奈……お前の体はホントに素直だな。正直に反応してる」
控え目な胸元に顔をうずめたまま、義兄が言葉をかけると、
「もう、お義兄ちゃんったら……素直なのは体だけじゃないもん」
義妹は、熱っぽい声ですねたかのような言葉を返す。
やがて輝男は、瑠奈の胸元から顔を離す。
体を起こして眼下にあるものを見下ろす。
見下ろした先には、熱っぽく顔を赤らめた瑠奈が、震える瞳で最愛の義兄を見上げている。
ふと目が合うと、瑠奈は覚束なげに右手を上に伸ばす。
瑠奈の右手のひらが、パジャマズボンに守られた輝男の股に触れ、上下に撫でさする。
何度も撫でさする瑠奈の右手に、今度は輝男が顔を赤らめる。
「お、おい、瑠奈……」
「お義兄ちゃん……瑠奈も…欲しい……」
すがり付くような面持ちを紅潮させながら、義妹が義兄に切望する。
ベッドの端に、二人分のパジャマと下着が、山のように重なりながら脱ぎ捨てられている。
ベッドの真ん中では、生まれたままの姿をさらす輝男と瑠奈が、互い違いに向き合っている。
輝男は、目の前にある細く締まった片脚を開かせ、根元に顔をうずめる。
一方の瑠奈は、裸の股から突っ立つ肉の棒を真ん前に認め、片手で優しく握る。
先端にチュッとキスをすると、口を開け、ゆっくりと飲み込む。
輝男は、股の辺りから来る生温かい感触を認めつつも、すぐ目の前にある裂け目の向こう側、サーモンピンクの恥肉に舌を這わせる。
なぞるように上下に舌を動かしながら、肉の花弁を舐め回す。
瑠奈は、大事なところに触れるざらつく舌の感触を痛感しつつも、自らくわえた義兄自身を離そうとしない。
ゆっくりと口を前後に動かし、肉の棒をしゃぶり始める。
「ん……んん……んぅ……」
甘くくぐもった声を漏らしながら、最愛の義兄自身にスローペースなフェラチオを仕掛ける。
口だけでなく、根元の部分を握った片手でもしごくことを忘れない。
輝男は、生温かく柔らかい口腔が自分自身を優しくしごくのを認めながらも、肉の花弁を舐め続け、内側に舌を差し込ませる。
若干、湿りを帯びた舌なめずりの音が、瑠奈の耳に流れる。
瑠奈は少しずつフェラチオをペースアップする。
唾液が跳ねるような音がハッキリと聞こえ、
「んぅ……んっ……んむぅ……」
艶を帯びたうめき声と重なる。
義妹の大事なところを貪り続ける輝男は、花弁が湿りを帯び、内側から芳醇なメスのにおいを吐き出したことをすぐに認める。
メスのにおいを嗅ぎながら、染み出る蜜を舐め取ろうとする。
舌の動きを加速させる一方で、内側から突き出た小さな豆のような突起を口に含む。
幾重もの刺激が瑠奈の神経を伝い、全身に流れていく。
瑠奈は、根元の部分を握っていた片手を離すと、義兄自身を深々とくわえていく。
「ん……ぐ……んぐぅ……」
根元の部分まで飲み込み、息詰まるようなうめき声を上げると、口の前後運動を速める。
股の辺りから震えるような衝動を痛感しながらも、最愛の義兄自身を懸命に貪り続ける瑠奈。
ハッキリとしごくような口腔の動きを感じ取りながらも、貪り、砂ぶるような水音を鳴らしながら、大事なところからあふれ出る蜜をすすり、舐め尽くそうとする輝男。
容赦なく義妹を貪りながらも、自らの中で欲望がわき立つのを認める。
みだらなしたたりを義妹の中から噴き出し、淫欲のどん底に叩き落そうとする一方で、自らもまた、昂ぶりが煮えたぎるのを抑えられずにいる。
そのまま根競べでもするかのように、互い違いに向き合いながら懸命なフェラチオと執拗なクンニを繰り返す二人の義兄妹。
やがて瑠奈の方から、輝男自身を口から離した。
荒く息を吐く瑠奈の片手には、さっきよりも固く大きくなった肉の棒が握られている。
瑠奈が発した唾液に加えて、先端から漏れ出た別の液が、剛直の表面をまぶしている。
自分自身がフェラチオから解放されたのを認めると、輝男もようやく瑠奈の秘裂から顔を離す。
瑠奈の秘裂は蜜で濡れぼそり、メスのにおいを吐き出しながらひくついている。
まだ、幼さの残る小柄な体に似合わず、淫欲に順応する一匹のメスの姿をさらす。
輝男は、瑠奈の片方の太ももを持ち上げたまま、彼女の顔の方を向く。
輝男と同時に、瑠奈もまた、義兄の方へ目線を向ける。
再び目を合わせた義妹は、すがり付くようなあどけない美貌を紅潮させ、乞うようなまなざしをハッキリと震わせる。
「お願い……来て……」
歳と見た目に似合わぬ艶やかな声で、最愛の義兄に懇願する。
瑠奈は股を開いたまま、ベッドの上で仰向けになっている。
開かれた股の中央には、蜜で濡れぼそった秘裂が、何かを待ち受けるかのようにひくついている。
真正面で向かい合う輝男は、膝立ちの体勢で瑠奈の左右の太ももを抑え、更に開かせる。
「ヤダ、恥ずかしい……」
大股開きされた瑠奈は、義兄をまっすぐ見上げながら、恥じらいに顔を真っ赤にして言葉をかける。
瑠奈の今の言葉に、輝男は、剛直を秘裂にあてがうことで応じる。
既に表面が濡れきっているせいで、輝男自身の先端は、苦も無く瑠奈の中に入って行く。
「う……ぁ……」
固く大きな異物が入る感触に、瑠奈はのけ反りながら、震える声で喘ぐ。
輝男はゆっくりと腰を進ませ、自分自身を瑠奈の中に突き進ませる。
桜月たちほどではないが、瑠奈もまた、数え切れないくらいに抱き、犯している。
それでも、瑠奈の中は、歳のせいもあってか、他の少女たちのそれより手狭で窮屈にさえ思える。
少しずつ進んでいく義兄自身の動きに、瑠奈は苦悶に顔を歪め、薄赤色に染まる素肌に汗をにじませる。
輝男もまた、思ったよりも難儀している状況に、額に冷や汗をにじませ、歯を食いしばる。
瑠奈の中は、主(あるじ)の意思に関わらず、男自身を拒むかのように狭い状態を崩そうとしない。
すると、
「お、お義兄ちゃん……」
輝男の耳にそっと呼びかける声が聞こえて来る。
一旦、動きを止め、眼下にある瑠奈を見下ろす。
瑠奈は熱っぽく顔を赤らめ、涙に濡れた瞳で、自分を犯そうとする義兄を見上げている。
「遠慮しないでいいから……。思いっきり…突いて……」
声を震わせながらも、切望の念をハッキリと言って来る瑠奈。
すると輝男は、まるで吹っ切ったかのように意を決したような顔を見せる。
一度、深呼吸をした後、一気に腰をぶつける。
突然の輝男の猛進に、瑠奈は力一杯にベッドのシーツをつかむと、
「うぅっ……! ん、あっ……!」
深々と突き刺さる義兄自身に押されるかのように、小柄な肢体を跳ねるようにのけ反らす。
輝男は思いっきり自分自身を突き進ませると、瑠奈の中、最奥に突き当たったのを痛感する。
輝男の下で、瑠奈は汗の噴き出る体をグッタリさせ、荒く息を弾ませる。
狭いヴァギナを突き破っての猛進に、さすがの瑠奈も、神経の著しい消耗は避けられないようだ。
輝男は深々とつながったまま、瑠奈の荒い呼吸が落ち着くのを待つ。
十数分ほど経った頃、ようやく瑠奈の呼吸が落ち着く。
瑠奈はなおも目元に涙をにじませ、あどけない美貌を紅潮させながら、義兄をまっすぐ見上げる。
「お、お義兄ちゃんの……瑠奈の中……奥に…当たってる……」
涙声を震わせながら伝えて来る瑠奈の言葉が、輝男の耳に届く。
一呼吸、間を置いた後、輝男はゆっくりと腰を引く。
そして、すぐに腰を進ませる。
前後運動をスローに繰り返しながら、義妹の中をジックリと堪能する。
「あっ、あぁ……あんっ……んっ、んぁ……」
悩ましく悶える瑠奈の喘ぎが、鈍い抽送音と重なって、輝男の耳に届く。
いつもより比較的ゆっくりな動きで、義妹との交わりを繰り広げようとする。
「どうだ? 瑠奈」
「うん……気持ちいい……」
スローペースの律動を仕掛ける輝男に、瑠奈が歓喜の念を返す。
輝男はゆっくりとした動きをキープしながら、律動を繰り返す。
「あぁっ、んぁっ、んっ、んぉっ……ハァ……うっ……ハァッ……」
水音混じりの抽送音に、艶やかを増す瑠奈の喘ぎが重なる。
ゆっくり犯しながらも、義妹はすぐにみだらに耽り切ろうとする。
可愛い義妹(いもうと)を抱くのもこれが最後と自分に言い聞かせるかのように、スローペースで義妹を犯していく。
義妹の中の感触、恍惚とした声、淫欲に耽り切る顔と姿――
それらすべてを、自分の中に刻み込ませようとする。
すると、
「お、お義兄ちゃん……」
またも、熱っぽく呼びかける声が輝男の耳に届く。
汗をにじませながら目を開き、眼下の義妹を見下ろすと、
「お願い……キスして……」
涙に濡れた瞳で見上げる瑠奈が、切々と輝男に訴える。
輝男はあぐらをかきながら、突き刺さった剛直でつながったままの義妹の小柄な体を抱き起こす。
抱き起こされた拍子に、瑠奈は真正面から輝男に抱き付く。
輝男は至近距離から顔を合わせ、すぐにキスをすると、同時に腰を突き上げる。
唇を重ね、舌先を絡ませ合いながら、義兄自身の強めの上下運動を甘受する瑠奈。
「んんっ……んぅっ……」
義兄とのディープキスを続ける瑠奈が、真下からの突き上げに応じるかのようにうめく。
輝男は構わず、キスを続ける義妹に向けて、繰り返し腰を上下にぶつける。
水音混じりの肉と肉の衝突音が、輝男と瑠奈の間から響く。
上下の腰だけでなく、抱き締め合う控え目な美乳と引き締まった胸板も密着していく。
押し合う互いの胸の間で、熱と汗が混じり合う。
やがて、瑠奈が輝男とのディープキスをやめると、
「あっ、あんっ、んっ、ハァッ、ハァ……うぅ……んぁっ……」
上下に押されるようにのけ反りながら、艶やかな喘ぎを繰り返す。
輝男は荒く息を弾ませながら、瑠奈に向けて真下から腰をぶつけると、
「だ、大丈夫か……?」
なけなしの理性を振り絞って、心配するかのように呼びかける。
「だ、大丈夫……とっても…気持ちいい…よ……」
瑠奈は、ありったけの力で義兄を強く抱き締めながら、震える声で歓喜の念を返す。
瑠奈の歓喜に、輝男はペースアップした腰の突き上げで応じる。
義兄の荒い息遣いと引っぱたくかのような音が、瑠奈の耳に重なって聞こえる。
剛直が突き刺さった秘裂の隙間からは、蜜が途切れること無く漏れ出ている。
「お、お義兄ちゃん……もっと……もっとぉ―――……!」
延々と犯していく義兄の身を強く抑えながら、更なるみだらを求めて咆哮する瑠奈。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ……!」
輝男の自室にリズミカルな喘ぎが響く。
ベッドの上で仰向けに寝そべる輝男の真上で、瑠奈が腰を上下に振り続ける。
瑠奈は、直立する剛直を下の口でくわえ、騎乗位の体勢で義兄自身を貪っている。
懸命に腰を振り続ける瑠奈の真下で、輝男はたまらず歯を食いしばる。
(瑠奈の中、すごい締まってる……! これ以上は……!)
いつもより長めのセックスをしたせいか、瑠奈の中の締まり具合がかなり強まっている。
輝男は、四方から締め付ける肉圧と、真上から腰をぶつける義妹の動きを、併せて甘受する。
汗をにじませ、熱っぽく顔を赤らめながら、うっすらと目を開く。
見開いた先には、上下運動をペースアップさせ、目元から涙をこぼす瑠奈の姿があった。
(瑠奈のヤツ……痛いのを我慢して……)
輝男はすぐに、ギュッと狭まるヴァギナと固く膨張した剛直の摩擦に、瑠奈がたまらず泣いたものと認識した。
しかし、次の瞬間、
「お、お義兄ちゃん……行かないで……!
どこにも行かないで……!
ずっと……いつまでも……瑠奈の傍にいて……!」
瑠奈は真上から腰をぶつけながら、涙声で最愛の義兄との別離に対する寂しさを声高に叫ぶ。
義妹の今の叫びに、輝男はハッと何かに気付いたかのような表情を見せる。
しかし、間を置かずに、義妹の腰を真下から抑えると、またも自らの腰を真下からぶつける。
「あぅんっ!」
突然の突き上げに、瑠奈は義兄にまたがったままのけ反り、驚きの声を上げる。
輝男はそのまま、真下から激しく小刻みに腰を繰り返しぶつける。
水音混じりの引っぱたくかのような衝突音が、義兄妹の聴覚に突き刺さる。
「お、おに……おにい…ちゃん……!」
瑠奈は上下運動を途絶えさせると、涙声を震わせながら最愛の義兄に呼びかけようとする。
瑠奈のあどけない美貌は恍惚と悲哀が混ざり、目元からは涙がポロポロとこぼれ出て行く。
(瑠奈……お前の気持ちに応えてあげたいのは山々だが……
俺は……俺自身の将来のためにも、向こうで頑張らなきゃいけない……
頼むから……俺の気持ちもわかってくれ……!)
輝男は自らの心痛をまぎらすかのように、強い突き上げを繰り返す。
それでも内心では、義妹を思う兄心と自身の将来のための決意が、せめぎ合いを続けている。
最愛の義妹との別離を惜しむと同時に、当の義妹に対して踏ん切りを付けるためにも、義妹との交わりをなおも続けようとする。
しかし、次の瞬間、
「あぁんっ! イヤッ! ダメッ! イくっ……イっちゃう……!」
輝男の上にまたがったまま、瑠奈は涙交じりに自らの限界を訴える。
身をわなわなと震わせ、痙攣でも起こしたかのようにのけ反る。
輝男は義妹の今の叫びを聞くと、
「る、瑠奈……瑠奈……!」
熱に浮かされたかのような声で叫び、呼びかけ、ラストスパートをかけるかのように小刻みな突き上げを繰り返す。
引っぱたくかのように腰をぶつけるその内側では、昂ぶりがマグマのように煮えたぎる。
輝男の中の欲望は、いつ暴発してもおかしくない状態にある。
すると、
「き、来て……早く……!
お、お義兄ちゃんの熱いの……瑠奈の中に…全部……!」
真下から腰を抑えられ、一方的な突き上げを甘受する瑠奈が、真下の義兄に向かって切望の声を上げる。
間も無くして、輝男が真下から強い一突きを食らわせると、
「あぁっ……! お……お義兄ちゃ―――ん……!」
瑠奈は輝男の上にまたがったまま、体を大きくのけ反らせ、泣きながら絶頂の声を上げた。
輝男は、義妹の涙交じりの絶叫を聞くと、彼女の中、最奥にのめり込ませた剛直の先端から、熱いほとばしりを一滴残さず吐き出した。
(熱い……お義兄ちゃんの……いっぱい……)
瑠奈は涙に濡れた瞳の奥で、愛欲のほとばしりが体内に流れ込むのを痛感し、歓喜と恍惚の念を心の中で叫ぶ。
輝男の耳には決して届かないが、瑠奈の今の叫びには、多少なりとも寂しさが混ざっている……
◇ ◇ ◇
薄明かり一つついていない部屋の片隅で、輝男と瑠奈はベッドの上にいる。
二人は共に生まれたままの姿でいるが、瑠奈だけがすっかり眠っている。
未だ寝付けない輝男は、横から寄り添いながら眠っている義妹の寝顔を見つめている。
「おにい…ちゃん……ずっと…瑠奈と一緒だよ……」
安らかな寝顔を見せながら、義兄を強く思う寝言を言う瑠奈。
瑠奈の今の寝言に、輝男はクスッと笑みをこぼす。
眠り続ける瑠奈の額にキスをすると、ようやく眠りに着く輝男。
恩師二人の結婚式で始まった一日は、最愛の義妹との交わりで終わりを迎えるのであった。
そして、輝男の旅立ちの時は日一日、刻一刻と近付いていく……