輝男は生まれたままの姿で、バスルーム内のバスチェアに腰を下ろしている。
彼の眼下には、神楽が同じく生まれたままの姿で身を屈めている。
彼女の目の前には、ビンと突っ立つ輝男の陰茎がある。
その先端に、神楽はチュッとキスをする。
小さく口を開けると、そのまま輝男の陰茎をくわえ込む。
陰茎をくわえた神楽の口が、ゆっくりと前後に動く。
「んんっ……んっ、んうっ……んぅん……」
かすかにうめきながら、陰茎の先っぽを何度もしゃぶる。
(神楽さん……ジックリと俺を味わうつもりか……)
輝男は熱に浮かされたような形相の奥で、神楽によるフェラチオに感嘆する。
勢い良く強い調子でやるのではなく、小さい動きではあるがジックリと長く続けるかのような動きで、愛しい者の一物を貪っていく。
口淫に耽るこの奥ゆかしい雰囲気を漂わせる美少女が、実は学力レベルでは首都圏でも上位に位置する私立高校の生徒会長であるなど、今の姿ではまったく想像できない。
それは輝男もまた同じ気持ちである。
(聖会長……いや、神楽さん……。この人は、俺にだけ体を開き、抱かれてくれる……)
熱っぽい顔で生徒会長によるみだらな献身を見つめるそのまなざしには、一種の愛おしさが見え隠れする。
後輩による愛おしいまなざしに気付いてか、神楽の口の動きが徐々にペースアップする。
フェラチオの対象範囲も増し、優しく撫でるような口内の口腔の動きはいつしか強くこするものへと変わっている。
唾液交じりの音を響かせながら、
「んんっ、んむっ、んうぅっ、んんっ……!」
艶やかなうめきを漏らす。
強まる神楽のフェラチオに、輝男は大きくため息を付く。
彼の一物は、神楽の口内でますます固くなり、膨張していく。
「んぐっ、んぐっ……んんっ……!」
神楽のうめきは、息詰まるようなものに変わっていく。
果てしなく膨張していく剛直に、息詰まるものを感じたのだろう。
やがて、神楽は輝男の剛直を口から離す。
「ハァ、ハァ、ハァ……」
剛直から解放され荒く呼吸を取り戻す神楽の目の前で、唾液にまみれた剛直は天を向くように反り返っている。
「天江君ったら、この前、ヤった時よりも固く、大きくなってる」
神楽はクスッとほほ笑みながら、からかうように言葉をかける。
「先輩、そんなこと、言わないで下さい」
輝男は、羞恥に顔を赤らめながら、神楽に言葉を返す。
神楽は浴槽に身を沈めながら股を大きく開いている。
真ん前では、輝男もまた、あぐらをかくような体勢で腰を下ろし、浴槽に浸っている。
股座の真ん中にある秘裂も固く膨張した剛直も、温かなお湯の中に沈んでいる。
輝男は神楽の左右の太ももをつかむと、
「神楽さん……行きますよ……」
意を決したかのように言葉をかける。
輝男の今の言葉に、神楽は火照りきった形相で輝男をまっすぐに見る。
「いいわよ……来て……」
かすかに艶やかな声で、相手を求める一言をかける。
輝男は言葉を返す代わりに、剛直を神楽の秘裂に突き刺す。
神楽は輝男自身の侵入を受けると、浴槽の淵を左右の手でつかむ。
「うっ、うぅっ……!」
苦痛に耐えるかのように、声を押し殺しながら喘ぐ。
輝男はそのまま腰を進ませると、神楽の股に一気に腰をぶつけた。
「う、くぅっ……あぁっ……!」
神楽は体を大きくのけ反らせると、息詰まったかのような声を上げた。
輝男は、浴槽に身を沈めたまま、神楽目がけて前後運動を繰り返す。
「あぁっ、あっ、あんっ、んんっ、んあっ、あぅっ、うぅっ……!」
お湯が跳ねる音と重なって、うめくような艶やかな喘ぎが響く。
温かなお湯のせいで血の巡りがよくなったのか、輝男は腰の動きを激しく繰り返す。
水が跳ねる音が響く中、神楽は輝男の腰がぶつかり、剛直が自分の中で前後に動き回る感触を、否応無しに感じ取る。
輝男が腰をぶつけるたびに、痙攣でも起こしたかのようにのけ反り、
「うぅっ、あぅっ……んんっ……!」
艶やかな喘ぎを繰り返し、小振りの美乳を震わせる。
「せ、先輩……どうですか……?」
輝男は熱に浮かされながら、神楽に向かってたずねる。
「あぁっ、んっ、んあっ……!」
輝男からの今の問いに、神楽は艶やかな喘ぎを繰り返すと、
「き、気持ちいい……。とても……気持ちいい……」
熱に浮かされたような調子で歓喜の念を伝える。
神楽の今の返答を聞くと、輝男の腰の動きは更に小刻みになる。
トーンアップするお湯の跳ねる音が、
「あっ、あぁんっ、んんっ……ハァッ、あんっ、んくっ……!」
声を押し殺すかのような艶やかな喘ぎをかき消す。
温かなお湯に煽られながら腰を振り続ける輝男は、
(あぁ……神楽さんの中も……温かくなってる……。それに……締まって来ている……)
神楽のヴァギナが熱量を増し、狭まって来ているのを、身をもって痛感する。
神楽は前のめりの体勢で浴槽の淵にしがみ付く。
神楽の背後からは、輝男が、やはり同じように前のめりの体勢で彼女の裸体に上から重なる。
湯の底に沈む神楽の腰が、輝男の左右の手に両脇から抑えられている。
そして、神楽の美尻は輝男の腰によって小刻みに叩かれている。
弾くような水音に、
「あぁっ、ハァッ、ハァッ、あんっ、んんっ、ハァッ……」
声を押し殺すような神楽の喘ぎが重なる。
「んんっ……す、すごい……どんどん……固く……大きくなってる……」
神楽は呆けたような顔を赤らめながら、艶やかなうわ言を上げる。
神楽の蜜壺は、固く膨張しきった剛直の律動を受け入れながら収縮を続ける。
狭まる肉壁と剛直が強くこすれ合い、苦痛とも刺激とも取れる感覚を輝男と神楽双方にもたらす。
輝男は神楽に絶えずぶつけ続ける腰を震わせている。
温かなお湯の中、熱とぬめりを増す神楽の中が、輝男の中で沸騰感を加速させている。
弾くような水音がトーンアップして聞こえる中、
「か、神楽…さん……! お、俺……もう……そろそろ……!」
輝男は震える声で自らの限界を訴える。
そして、神楽を後ろから抱きかかえたまま浴槽から上がると、彼女の体をタイル敷きの床の上に横たわらせる。
神楽の左脚を上げさせ、開かれた股座に激しく腰を打ち据える。
「あぁっ……!」
神楽がのけ反り、喘ぐと、荒く息を吐きながら小刻みに衝突を繰り返す。
湯気の立ち込めるバスルームにい続けたせいか、熱っぽい裸体に汗を噴き出させながら、激しく腰をぶつけ続ける。
輝男は股の辺りからわき上がる沸騰感をギリギリのところでこらえながら、ラストスパートをかけようとする。
「あぁ、いいっ、いいわ……。もっと……もっと……」
荒々しい後輩の動きに、神楽は恍惚とした声でみだらな懇願を発する。
しかし、すぐにビクンと痙攣を起こすと、
「イヤ、ダメ……! イ、イく……イっちゃう……!」
震える声で自らの限界を訴える。
声だけでなく、彼女の肢体もハッキリとわかる形でわなわなと震えている。
輝男は、神楽のヴァギナが自分を拒み、あるいは密着するかのように狭まっているのを感じ取る。
神楽の秘裂からは、お湯に混じって蜜がトロトロと流れている。
神楽の左脚を抑える手が握力を増し、かすかに震え出す。
「神楽さん……! お、俺……もう……」
輝男が震える声で言って来ると、
「い、いいわよ……来て、来て……早く来て……」
神楽もまた、震える声を上げながら輝男にそう懇願する。
しかし、次の瞬間、神楽は体を大きくのけ反ると、
「あぁっ……! イ、イく……!」
息詰まるような調子で、自らの絶頂を告げた。
神楽の中がギュッと締まりきる刹那、輝男の剛直が神楽の中から勢い良く引き抜かれた。
これ以上は無理なくらいに膨張しきった輝男の剛直は、絶頂に震える神楽の細く引き締まった裸体に、濃厚な白濁の奔流をぶちまけた……
◇ ◇ ◇
輝男と神楽が密やかな淫行に耽っているちょうど、同じ頃――
淫行の舞台となっているバスルームのすぐ近くの宿泊室で、桜月と瑠奈が並んで腰を下ろした。
二、三人は余裕で入れるツインベッドの上で、二人は物憂げな顔を見せている。
目線を下げたままうつむく瑠奈を、桜月は何度も横から一瞥する。
浮かない顔を崩さない瑠奈に、桜月も自ずと重い表情を見せる。
かつて、同じ男性を巡って刺々しい言い争いをし、この日もまた、ギスギスとした雰囲気に終始していたが、今は何故か、激しい敵意よりも陰鬱な気分を表出している。
重苦しく気まずい沈黙が延々と続く。
すると、固く閉ざされた瑠奈の唇が開いた。
「……ねぇ、アンタ……パパとママっている……?」
瑠奈が寂しそうな調子で、桜月に呼びかける。
桜月は自分の方を振り向かずにたずねて来る瑠奈に、
「うん。いるよ」
一言、率直な返答をした。
「アンタのパパとママ、アンタといつも一緒にいて……もちろん、生きてるわよね……?」
「うん……。親子三人、一緒に仲良く暮らしているわ」
桜月がそう答えると、
「……いいな……」
瑠奈は寂しそうにポツリとつぶやく。
今の寂しいつぶやきを聞くと、桜月は瑠奈の方を振り向いた。
桜月の目には、暗く沈んだ瑠奈の顔が映る。
今まで見たことが無いような、寂しさと悲哀の極みにあるような形相が、桜月の瞳に否応無く焼き付かれる。
「アタシを産んでくれたママとパパ……二人とも、立て続けに死んじゃった……
瑠奈を置いて……二人とも天国に行っちゃったの……」
何かをこらえるかのような調子で、瑠奈は自らの境遇を話し出した。
桜月は重い表情を浮かべながら、瑠奈の話を黙って聞き入る。
「真純ママ……それに輝男お義兄ちゃんがいなかったら……
アタシ……今、どうなってたか、全然、わからなかった……
もしかしたら、死ぬよりつらい日々を強いられていたかもしれない……」
ポツリポツリとつぶやくと、瑠奈はそのままうずくまった。
顔を伏せ、身を震わせる瑠奈を、桜月はジッと見つめている。
激しい確執を繰り広げている相手がいる傍で、瑠奈は自らの弱さをさらけ出してしまう。
産みの両親を二人とも亡くした寂しさを、何故か今、この場であらわにしている。
恐らくは、孤独の寂しさに耐え切れずに泣きじゃくっている瑠奈を、桜月は何も言わずジッと見つめ続ける。
瑠奈を見つめる桜月の顔は、相手の痛みや悲しみに真摯に向き合う真剣なそれであった。
しばらく、黙った後、桜月は口を開いた。
「あなたのお義兄(にい)さん……あなたのことを色々と教えてくれたわ……
人前ではいつも強がった態度を取っているけど、実は物凄い寂しがり屋で……
大切な人……かけがえの無い家族を亡くした悲しみと寂しさに苦しむ余り、自分が心も体も許した人は強くつないだまま、絶対に離さない……と。
瑠奈ちゃん……あなた……タブーを犯してまで、自分とお義兄さんの絆を大事に守りたかったのね……」
桜月がそう優しく語り掛けると、瑠奈はようやく顔を上げた。
弱々しい表情をし、その目はハッキリと涙に濡れている。
「お義兄さんを愛する余り、自分以外の者がお義兄さんと関係を結んでいることがどうしても許せない……
だから、私にあれだけ冷たい態度を取ったのね……」
桜月は神妙な面持ちで瑠奈をまっすぐに見つめ、話を続ける。
瑠奈は桜月の今の言葉、彼女の表情を見ると、悲哀に満ちた形相を徐々に和らげる。
「私もあなたのお義兄さん……輝男君のことが大好きだけど……
……でも、あなたから輝男君を奪うつもりは無いわ……」
桜月が神妙な面持ちを崩さぬまま、そう言葉をかけると、
「……嘘でしょ……?」
瑠奈は覚束ない口調で、桜月に一言、そう言い返す。
反論とも取れる今の一言に、桜月は首を横に振る。
「あなたも私も、輝男君も愛していると言うのなら……一緒にあなたのお義兄さんを愛しましょ」
「そんな……そんなこと……」
「確かに、そんなこと、頭ではわかっていても、いざ、実際にやると難しいかもしれない。
でも、同じ人を好きになったために憎しみ合い、争い合うよりは、そっちの方がまだマシでしょ?」
桜月がそう言うと、瑠奈は思い悩むかのように表情を曇らせ、うつむいてしまう。
そんな瑠奈を見つめながら、桜月は柔らかな笑みを浮かべる。
「大丈夫……。私と瑠奈ちゃんなら、きっと上手くやれるはず……」
優しく言葉をかける桜月に、瑠奈はゆっくりと顔を上げる。
そして、そのまま二人は無言でまっすぐに向き合う……
優しげな顔を見せる桜月に、瑠奈は悲哀に暮れた表情を和らげる。
そのままの状態が数分程、続いた後、瑠奈はハッと何かを思い出したかのような顔を見せる。
「そう言えば、お義兄ちゃん、さっきからずっとお風呂に入ったままだけど」
瑠奈はようやく、輝男の不在に思い至った。
「うん。お風呂に入ってから一時間は経つけど……
余りにも気持ちよくて長湯してるんじゃないかしら」
桜月が言い返すと、瑠奈はすぐに腰を上げた。
「何だか、嫌な予感がする」
瑠奈はそう言いながら、バスルームの方へと向かった。
桜月もまた、瑠奈の後を追う。
◇ ◇ ◇
バスルームでは、神楽がへたり込んでいる。
彼女の裸体には、濃厚な白濁があちこちにこびり付いている。
神楽は胸元にこびり付いた白濁を指ですくうと、
「ヤダ、もう……せっかく、体を綺麗にしようと思ったのに、却って、体を汚しちゃうなんて……」
ため息を付きながら愚痴をこぼす。
口では愚痴をこぼしているが、その表情には不快感は余り感じられない。
愛しい後輩に抱かれた喜悦が、ほんのりと赤らむ美貌から垣間見える。
そんな神楽を、同じく裸体をさらす輝男が見つめる。
彼の股からは、蜜のようなものに全身をまぶされた剛直が、わずかでも萎えることなく突っ立っている。
暴発したはずなのに、まだまだ活力を残していると言わんばかりである。
「中に思いっきり出しちゃって、万一、先輩を…」
「ダメだったらダメだと、ちゃんと言うのに……」
詫びとも言い訳とも取れる輝男の言葉を、神楽は中途でさえぎる。
輝男の目には、神楽の細く引き締まった裸体と美貌、そして、自らが吐き出し、神楽の体を汚している白濁が映る。
白濁で汚れたままの神楽の裸体を見ると、
「神楽さん、よかったら体を洗ってあげましょうか?」
輝男は神楽にそう申し込む。
輝男の今の申し出に、神楽は柔らかな笑みを見せる。
「本当? じゃあ、お願いしようかしら?」
神楽が快諾の返事をすると、
「あ―――!!」
バスルーム入り口の方から、怒気を孕んだ悲鳴が聞こえて来た。
輝男と神楽は、今の悲鳴を耳にするなり入口の方を向く。
「ひ、聖先輩!」
全開された入り口ドアの向こうで、桜月が驚きながら神楽の裸体を見ると、
「もう! ちょっと目を離すと、すぐこれなんだから!」
桜月の横に立っている瑠奈が、輝男と神楽をジロリとにらみながら、語気鋭く声を上げる。
「ふ、二人とも……! 違うんだ、これは……! ……って言うか、何、勝手に……」
輝男は桜月と瑠奈の突然の乱入に狼狽し、困惑しきった様子で弁明を試みようとする。
しかし、瑠奈はバスルームに入り込むと、輝男の右手首をつかんでそのまま有無を言わさず連れ出していく。
「お、おい、やめろ、瑠奈!」
義妹に引きずられる輝男が、声を上げて制止を呼びかける。
しかし、瑠奈は義兄の呼びかけを無視して、そのままバスルームを後にする。
突然、愛しい後輩を連れ去らわれ、思わず呆然とする神楽。
すると、
「先輩、すみませんが、体の汚れ、ご自分で洗って下さい」
桜月が少々、笑顔を引きつらせながら、神楽に言葉をかける。
そして、先輩女子を残し、バスルームのドアを勢い良く閉める。
さっきまで桜月と瑠奈の二人がいた宿泊室に、輝男が姿を現した。
正確に言えば、瑠奈に引きずられながら連れて来られたのだ。
裸体のまま、剛直をさらけ出した格好の輝男は、ベッドのすぐ傍まで連れて行かれると、そのまま、瑠奈の手でベッドの上に押し倒された。
しかし、すぐに体を起こし、怒りをあらわにしながら義妹と向き合う。
「おい、何のマネだ!? 瑠奈!」
瑠奈に向かって怒りの声を上げる輝男。
すると、彼の目の前で瑠奈が勢い良く服を脱ぎ出した。
「やめろ、瑠奈! こんなところでみっともないぞ!」
思わず顔を赤らめ、今度は恥じらいと困惑に声を上げる。
しかし、瑠奈は義兄の制止を無視して、そのまま下着まで脱いでしまう。
間も無くして、輝男は生まれたままの姿をした義妹と向き合う。
瑠奈はムッと厳しい表情で輝男をにらみつつも、頬をほんのりと赤らめる。
「あの女狐とばかりズルい……! 瑠奈ともエッチして!」
ストレートな言葉をぶつける瑠奈に、輝男は唖然としてしまう。
「お、お前……エッチだなんて……!」
輝男は困惑気味に表情を曇らせながら、ためらいの言葉を返そうとする。
すると、
「天江君、義妹(いもうと)さんの気持ちを汲んであげて」
瑠奈の傍にいる桜月が、瑠奈の背中を押すような言葉を輝男にかける。
そして、自らが身にまとうTシャツとスカートを次々と脱ぐ。
「お、おい、日向、君まで……」
輝男は更に困惑を増しながら、桜月に言葉をかける。
桜月は輝男の困惑を無視しながら、上下の下着もそのまま脱いでいく。
自ら生まれたままの姿になる桜月に、輝男は顔を赤くしながら息と唾を飲む。
間も無くして、輝男の目の前には、共に色白の裸体をさらす二人の美少女がこちらを見つめながら立っていた。
片や、まだ幼さの残る体付きと控えめにふくらむ小振りの乳房――
もう片方は、細く引き締まり均整の取れた体つきに、程良い大きさとなだらかな丸みを備えた左右のふくらみ――
それぞれに魅力とアピールポイントを持つ二つの裸体を、輝男は顔を赤らめながら凝視する。
「お義兄ちゃん……瑠奈、頑張るから……思いっきり抱いて……」
瑠奈がほんのりと頬を赤らめ、乞うようなまなざしを震わせながら、物憂げな面持ちで懇願すると、
「輝男君……私も瑠奈ちゃんと一緒に抱いてくれるかしら……?」
桜月は紅潮した美貌をほほ笑ませながら、輝男にそうたずねる。
輝男は何度も抱いた美少女二人の裸体をまっすぐに見つめながら、返すべき言葉を出せずにいる。
彼の顔は、カァー…と赤くなっており、その表情は緊張しつつも若干の期待をにじませている。
そして、蜜にまぶされたままの剛直は、目の前の二人をにらむかのようにピンと突っ立つ……