輝男は今、どこともわからない空間の真ん中にいる。
唯一、わかっているのは、生まれたままの姿で、温泉らしきところに身を浸からせていることだけである。
湯気こそ立たないが、程良く温かいお湯に下半身を浸からせている。
輝男は下半身をお湯に浸からせながら、ホッと安堵の吐息を漏らす。
「何て、気持ちいいんだろう……」
輝男は、心地良さそうに独り言をつぶやく。
すると、
『……ちゃん……お兄ちゃん……』
「ん?」
『お兄ちゃん……お兄ちゃん……』
どこからか、鈴を転がすような少女の声が聞こえて来る。
輝男は辺りを見渡すが、突如、湧いて来た霧に視界を遮られてしまう。
「一体、誰が……?」
謎の声の主を探れず、訝しげに首を傾げる輝男。
腰を上げ、温泉から抜け出ようとするが、すぐに異変に気づく。
「ど、どうした? う、動けない……!?」
さっきまで安堵に浸っていたのが一転して、困惑と驚愕の入り混じった表情を見せる。
輝男の下半身が、温泉に浸ったまま抜け出せないでいる。
輝男は何とか下半身を動かそうとするが、すぐに、股の辺りから何かが沸騰する衝動が沸き上がって来た。
「そ、そんな……!? 出ちゃうなんて……!?」
股の辺りが暴発する感覚にさいなまれながらも、温泉から抜け出せない苦悶をさらけ出す。
と、次の瞬間、輝男の視界が、突然、ホワイトアウトした。
あらゆるものをかき消す白色が、空間全体を覆い尽くし、輝男の視界をもかき消そうとする。
沸々と湧き上がる沸騰感にさいなまれながらも、視界のみならず、意識までホワイトアウトしていく。
「あぁ―――……!!」
何もかもが真っ白に消えていく中、輝男の叫びがむなしく響く……
◇ ◇ ◇
輝男がハッと体を起こす。
驚き、慌てたかのように目を覚まし、体を起こすと、すぐに辺りを見渡す。
見慣れた壁、カーテンの閉め切られた窓。
目に映るものを一通り見渡すと、
「何だ、夢か……」
一気に体の力が抜けたかのようにつぶやく。
どこともわからぬ空間でホワイトアウトしたのは、すべて夢の中の出来事だったのだ。
不思議な夢から覚め、ホッと安堵の吐息を漏らす。
しかし、次の瞬間、股の辺りから生温かい感触を認めた。
(何だ、この感覚は? 何だかとても生温かい……)
内心、訝しく思いながら、ふと目線を下げる。
眼下にあるものを見た瞬間、輝男は驚きの表情を見せた。
「る、瑠奈!!」
輝男は驚きながら、眼下にあるものを見て声を上げる。
輝男が見下ろす先には、パジャマ姿の小柄な少女が身を屈めていた。
長い栗色の髪を後ろに垂らし、輝男の股から出ているものをくわえ、しゃぶっている。
「んぐっ、んぐっ、んぐっ……」
少女――すなわち、天江瑠奈(あまえ・るな)は、生まれたままの姿をさらす輝男の股に食らい付き、彼の肉の棒を根元までくわえながら、しゃぶり続けていたのだ。
ウットリとした顔で義兄のモノをフェラチオする瑠奈。
頬は紅潮しきっており、小さな口で堅く膨張している一物を懸命にくわえようとする。
「んんっ……んぐっ……んんっ……!」
一物でふさがれた口元から、艶を帯びたうめきが漏れる。
「おい、やめろ、瑠奈」
輝男は困りきった顔で、自分自身をしゃぶり続ける義妹に制止を訴える。
すると、
「プハァッ……」
瑠奈は大きく息を吐きながら、義兄の剛直を口から離した。
唾液にまみれた剛直は、ビンとまっすぐに突っ立っている。
「おはよっ、お義兄(にい)ちゃん」
屈託の無い笑顔で見上げながら、瑠奈が朝の挨拶をする。
二人のいるベッドの横にあるデジタル式の時計は、“AM:7:20”と表示されている。
輝男はやれやれ…と言わんばかりの顔で、瑠奈と向き合う。
「お前、こんなところへ勝手に来て、勝手なことをするなんて」
「よく言うわ。お義兄ちゃん、ママとずっとエッチして、そのままここで寝ちゃってたくせに」
たしなめようとする輝男に対して、瑠奈は唇を尖らせながら反論する。
鋭く言い返す瑠奈に、輝男は恥ずかしそうに言葉を詰まらせる。
輝男は昨日の晩、その日の勉強を終えるとすぐに、義母・真純が使っている寝室で彼女と二度に渡るセックスを繰り広げたのだ。
義母と義息の禁断のセックスに、心地良い疲労を覚えると、輝男は自室に戻らず、そのままここでさっきまで眠り続けていたのだ。
昨晩のセックスを思い出しながら、輝男が口ごもっていると、
「瑠奈、あの晩、ずっと寂しかったんだから」
瑠奈は半ば寂しそうに、半ばすねるかのように言葉をかけて来る。
瑠奈の脳裏には、とある光景が克明に浮かび上がる。
輝男と真純のセックスを、わずかに開いたドアの隙間から覗き込む瑠奈――
義母と義兄のセックスを覗き見した記憶を思い出すと、寂しそうに表情を曇らせる。
「あの時のお義兄ちゃん、とてもたくましくて、カッコよくて……
瑠奈もあんな風に抱かれたいと思ってるのに……」
「瑠奈、お義兄ちゃんのことをそう思っていたなんて……」
輝男はそこまで言うと、感慨深げに瑠奈を見つめる。
人前ではツンツンととんがった態度をしているが、二人きりだと、思慕の念を素直に表そうとする。
やり方こそ余り褒められたものでは無いかもしれないが、瑠奈の態度にいじらしいものを感じるのに時間はかからなかった。
「義母さんとあんなことした手前、言えた義理じゃないけど……
俺と瑠奈は兄妹…」
そう言いかけた途端、瑠奈は、輝男の裸体にギュッと抱き付いた。
「そんなの関係無いもん! 瑠奈、お義兄ちゃんのことが大好きだから!」
輝男の裸の胸板に顔をうずめながら、瑠奈は義兄に対する素直な思いを叫ぶと、
「……お義兄ちゃん、瑠奈にもエッチして……」
間を置くこと無く、あってはならないことを口走る。
義妹の今の言葉に、輝男は困惑するが、
「エッチしてくれなきゃ、瑠奈、お義兄ちゃんをずっと放さないから」
瑠奈は、輝男の胸板に顔をうずめたまま言葉を続ける。
今の言葉が冗談ではない証拠に、輝男を抱き締める力を強める。
更にギュッと抱き付く義妹に、輝男はため息を付く。
「しょうがないな。じゃあ、一回だけだぞ」
輝男は、瑠奈の頭を優しく撫でながら、仕方ないと言わんばかりに応諾する。
すると、瑠奈は輝男に向かってハッと顔を上げる。
目をキラキラさせ、嬉しそうにほほ笑む。
「ありがとう、お義兄ちゃん大好き」
瑠奈はそう言うと、輝男に飛びつくようにキスする。
柔らかく温かい美少女の唇が、端整な少年の唇に重なる。
ベッドの上にパジャマの上着が脱ぎ捨てられている。
その傍では、上半身裸の瑠奈が膝立ちになっている。
緊張と興奮に顔を赤らめ、目の前にいる輝男と向き合う。
二人はまたキスをすると、重なり合う唇の隙間から舌を絡ませ合う。
互いの舌の先端がねっとりと絡み合う。
「んんっ……んふ……」
かすかなうめきと甘い吐息が、二つの唇の間から漏れる。
瑠奈は、輝男と舌を絡ませ合いながら、彼の二の腕をギュッとつかむ。
一方、輝男は瑠奈とディープキスを続けながら、彼女の裸の胸に手を触れる。
輝男の手のひらに、瑠奈の小ぶりの乳房が収まる。
まだ13歳であるせいかもしれないが、真純と比べると半分弱程度の大きさしかない。
推定すればBカップくらいの微乳を優しく揉む。
「んんっ……」
瑠奈は、輝男の愛撫を感じ取り、舌を絡ませ合った状態でうめく。
すると、輝男と瑠奈は唇を離した。
二人の間をつなぐ唾液の糸が敢え無く切れる。
舌の絡ませ合いは終わったが、それと入れ替わるようにして、輝男による丁寧な愛撫が続く。
手のひらにすっぽりと収まる微乳が、何回に円を描くようにして揉まれる。
「あぁ……」
義兄の愛撫に、ため息交じりの喘ぎをかすかに発する。
輝男は、義妹の喘ぎを聞き入ると、愛撫の手を止めた。
そして、微乳に顔を近付け、先端に向けてペロッと舌を出す。
一、二センチくらいの桃色の蕾を、左右交互に満遍無く舐め回す。
「うっ、あぁっ……」
胸先を舐められる刺激に、瑠奈はたまらずビクンとなる。
切なそうな喘ぎが、瑠奈の口から途切れない。
輝男は、愛撫を再開しながら、瑠奈の桃色の頂を舐め続ける。
「お、お義兄ちゃん……」
「何だい?」
「やっぱり、お義兄ちゃん、オッパイの大きい人が好き?」
「そんなの関係ないよ。その人が好きなら、オッパイの大きさなんて」
輝男はそう言うと、フルフルと固く突っ立つ瑠奈の胸先に吸い付いた。
「んんっ……!」
赤ん坊のように吸い付く輝男に、瑠奈は恥ずかしそうにうめく。
「ヤダ、もう……。瑠奈のオッパイ、吸っても何もでないのに……」
恥ずかしいやら申し訳ないやらといったような調子で、義兄に言葉をかける。
すると、輝男は瑠奈の胸元から顔を離した。
「今はまだ小さいけど、瑠奈のオッパイもきっと大きくなるよ」
輝男は優しく微笑みながら瑠奈に向かって言う。
そして、瑠奈の体をそっと押し倒す。
押し倒すと共に、瑠奈のパジャマのズボンをスルッと脱がせる。
パジャマの下から、大事なところを覆うピンクのショーツが姿を現すも、
「おい、まさか漏らしちゃったのか?」
からかうかのような輝男の言葉が、瑠奈の耳に振りかかる。
輝男の目は、ショーツの股布の辺りにシミが生じているのをすぐに認めた。
瑠奈は恥ずかしそうに赤らんだ顔を、輝男から背ける。
「だ、だって…」
弁明をしようとするが、すぐに言葉を詰まらせてしまう。
輝男は、瑠奈に構わず、彼女のショーツをも脱がせる。
ショーツの下から、生えそろわない茂みと、その奥にある湿りが顔を出して来た。
湿りとショーツの間に、水っぽい糸が引かれるも、すぐに切れてしまう。
(お義兄ちゃんのオ〇ン〇ンくわえて、オッパイ弄られたら、もうこんなになっちゃったんだから……)
目の前の義兄に向かって言うべき言葉を、瑠奈は心の中で叫ぶ。
余りの恥ずかしさに声を大にして言う勇気が持てないのだろう。
顔を赤らめたまま顔を背け続ける瑠奈に構わず、輝男は、瑠奈の股座に顔をうずめる。
すると、瑠奈はハッと顔を上げて、
「ヤダ、ダメ! そこ、汚いから……」
自分の股座に顔をうずめている義兄に向かって、慌てて制止を呼びかける。
しかし、輝男は、義妹の今の訴えを聞くと、真ん前にある肉の花弁に舌を這わせた。
「あんっ、イヤッ……!」
大事なところを舐められるおぞましい感触に、瑠奈はのけ反りながら喘ぐ。
愛する義妹の喘ぎを遠くに聞きながら、輝男は肉の花弁を舐め回す。
ジュルッと何かを貪る水音が響くと、瑠奈の股座がかすかに痙攣を起こす。
「あんっ、んんっ……!」
瑠奈は絶えずのけ反り、身悶えながら、鈴を転がすように喘ぐ。
やがて、花弁の奥から、蜜のようなものが染み出て、漏れて来た。
輝男は瑠奈の中から出て来た蜜を隈なく舐め取ろうとする。
義兄によるクンニがもたらすおぞましい刺激が、真下から瑠奈の神経を蝕もうとする。
色白の肌が紅潮し、幼さの残る肢体が震え続ける。
瑠奈のあどけない美貌は羞恥に歪み、目元には、涙がうっすらとにじみ出る。
「ダ、ダメ……な、何か……変なのが……出る……」
瑠奈は荒く息を吐きながら、涙交じりの声で苦痛を訴える。
自らの中から出て来るいやらしい液体を感じ取り、困惑と羞恥で頭が一杯の様子である。
すると、輝男がヌッと体を起こした。
クンニをやめて、瑠奈をまっすぐに見下ろす。
眼下に見える義妹は、弱々しくも紅潮した顔を見せ、今にも泣きそうなくらいにまなこを震わせている。
輝男は、瑠奈の弱々しい姿を見つめながら、右手の中指、人差し指を瑠奈の秘裂に差し込ませる。
「んうぅっ……!」
異物が秘裂に入る感触に、瑠奈はたまらずうめき、のけ反る。
「瑠奈って、結構、感度良好なんだな」
輝男は微笑みながら独り言のように言う。
胸、秘裂を弄るたびにストレートな反応を見せる瑠奈に、然るべき言葉を言わずにいられない。
その間にも、瑠奈の中に入った輝男の指は、前後に往来を繰り返す。
(二本指が入るのがやっとか……?)
輝男は指を通して、瑠奈の中の感触を確かめる。
瑠奈の中に入った輝男の二本指は、ぬめりを帯びた蜜壺の程良い狭さを感じ取る。
義兄の二本指が自分の中で抜き差しを繰り返す状況に、
「お、お義兄…ちゃん……瑠奈……おかしく……なっちゃう……」
瑠奈は泣くのを必死にこらえながら、輝男に苦悶を訴える。
瑠奈の哀訴を聞くと、輝男は瑠奈の中から二本指を引き抜いた。
輝男の右手には、人差し指と中指を中心に、生温かい蜜のようなものが絡み付いている。
「お前、結構、イヤらしいんだな。もう、こんなになって……」
輝男は微笑みながら、蜜まみれの右手を瑠奈の目の前に突き付ける。
間近に突き付けられた蜜に、瑠奈は恥ずかしそうに顔を背ける。
「もう……お義兄ちゃんの意地悪……!」
顔を背けながら、義兄に対する怒りの声を上げる。
しかしすぐに、輝男の方を恐る恐る振り向く。
今しがた怒ったかと思うと、すぐに乞うようなまなざしを向けて来る。
「お願い……瑠奈……もう…我慢できない……」
震える声で輝男に哀訴する瑠奈。
「どうしたいんだい?」
輝男は笑みを浮かべながら瑠奈にたずねる。
瑠奈は輝男からの今の問いかけに、言葉を詰まらせながら、彼の股座に手を差し伸ばす。
瑠奈の細い手は、輝男の股座から突っ立つ一物に触れている。
瑠奈の手のひらは、一物の固さと熱っぽさを直に感じ取っている。
わずかな沈黙の後、瑠奈の震える口元から、声がかすかに漏れて来る。
「お……お義兄ちゃんの……オ〇ン〇ン……入れ…て……」
余程、恥ずかしいのか、か細い声で義兄に訴える瑠奈。
しかし、輝男はすぐに応諾するどころか、
「ごめん、全然、聞こえなかった。今、何て言ったんだ?」
ニヤッと笑いながら、改めて瑠奈に問いかける。
まったく聞こえなかったはずが無いが、瑠奈が小声で言って来るのをいいことに、聞こえないふりを決め込む。
明らかに瑠奈をからかおうとしているようだ。
わざとらしく問い直す輝男に、瑠奈は目元に涙をため込むと、
「だ、だから……!
お義兄ちゃんのおっきくてたくましくて固いオ〇ン〇ンを……瑠奈のビショビショのイヤらしいアソコに入れて……!!」
言葉を詰まらせながらも、声を上げて、みだらな懇願を改めて行なう。
恥ずかしさでいっぱいの今の懇願に、輝男はようやく、笑みを浮かべながらうなずく。
義妹の頼みを応諾するも、当の義妹は、目元から流れる涙を拭うのに手いっぱいのようだ。
義兄との禁断のセックスにのめり込みたい気持ちに偽りは無いが、それに伴う羞恥と背徳感を考えると、涙を抑えることがどうしてもできないようだ。
涙を拭う瑠奈を見ると、輝男は彼女の頭を優しく撫でる。
「ごめんごめん、俺、ちょっと意地悪し過ぎちゃったかな」
輝男は瑠奈にそう言葉をかけると、
「でも、瑠奈の泣き顔、結構、可愛いよ」
半ばからかうかのように言葉を続ける。
瑠奈は、輝男の今の言葉に、涙を拭うのを忘れてムッとする。
「もう、お義兄ちゃんの意地悪……!」
すねたように言って来る瑠奈に、輝男は苦笑交じりの顔を見せる……