※この作品はR-18です。

天江輝男の日常   作:原野イアン

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担任と教え子 とある夏の日

 照りつける太陽がとあるグラウンドを見下ろす。

 グラウンドのトラックでは、袖無しで濃紺のスポーツウェアと同色の短パンといういで立ちをした少女たちが、三人、横並びで疾走していた。

 先頭を走る少女のすぐ後を、瑠奈が息せき切って追っていく。

 しかし、瑠奈は追い越せないまま二着となった。

 

 「おい、天江、前回よりタイムが落ちてるぞ!

 このままじゃ、今度の大会にはエントリーできんぞ!」

 

 ゴール傍に立つジャージ姿の男性が、厳しい表情で瑠奈に叱咤する。

 

 「は、はい……!」

 

 男性――すなわち、陸上部顧問の叱咤に、瑠奈は荒く息をしながらも返事をする。

 

 今、瑠奈は、通っている中学校での部活動の真っ最中である。

 瑠奈たち陸上部は、夏休み明けに始まる大会に向けて、練習に励んでいる。

 

 十分ほど経った頃、瑠奈はトラックの脇で腰を下ろしながら、トラックを走る他の部員たちを見ている。

 すると、

 

 「ねぇ、瑠奈。今度、瑠奈のお義兄(にい)さん、紹介してよ」

 

 横で同じように腰を下ろしているスポーツウェアの少女が、瑠奈に向かって話しかけた。

 瑠奈と同い年、同学年くらいのその少女は、瑠奈より背が高く、ブラウンのショートヘアに活発そうな風貌をしている。

 スポーツウェアをまとうその肢体は、一切の無駄が無く、引き締まって見える。

 ショートヘアのチームメイトからの今の申し出に、

 

 「うちの兄貴なんて、ろくでもないヤツだよ」

 

 瑠奈は素っ気ない口調で、拒否にも似た言葉を返す。

 

 「えー、どうして? 瑠奈のお義兄(にい)さん、頭もよくて結構イケメンだって評判なのに」

 

 「確かに、頭もよくてイケメンだけど、中身はとんでもないろくでなしだから。

 女癖が悪過ぎて、二股どころか、四股、五股なんて普通だし」

 

 素っ気ない口調はそのままに、事実と虚偽がない交ぜになった言葉をチームメイトに返す。

 何度も義兄に抱かれ、他の誰にも負けない思慕を抱いていることなど、おくびにも出さない。

 近親相姦の事実を隠したいのもあるが、人前では、他の兄妹にも見られるようなつかず離れずの感情をごく自然に装うとする。

 

 「でも、それって、結構、女の子にモテモテだってことだよ。

 余計、興味を持っちゃうじゃない」

 

 ショートヘアのチームメイトが更に興味津々といった様子で言葉をかけると、

 

 「あの……瑠奈ちゃん……」

 

 今度は、向かいの方から、恐る恐るといった調子で呼びかける別の声が聞こえて来た。

 瑠奈が振り向くと、白地の半袖の体操着に青の長袖の体育ズボンといったいで立ちをした少女が、やや恥ずかしそうな面持ちで瑠奈を見ていた。

 彼女もまた、瑠奈と同い年くらいで、瑠奈より若干、背が高く、均整の取れた体型をしている。

 長く艶やかな黒髪を左右、下向きに束ね、年相応だがおとなしそうな美貌を見せている。

 加えて、着用している体操着の下からは、左右の大きな胸のふくらみが認められる。

 

 「わ、私にも……瑠奈ちゃんのお義兄(にい)さん……紹介してくれない……かな?」

 

 少女は恥じらいと緊張が混ざり合った調子で、瑠奈にそう申し出る。

 

 「もう、何なの、アンタまで。そんなにうちの兄貴に会いたかったら、自分で何とかして。

 もし、何かあっても、アタシ、絶対、責任、取らないから」

 

 瑠奈は呆れ顔でため息を付きながら、またしても拒絶に似た言葉を返す。

 

 「えー、そんなぁ……」

 

 長い黒髪をした体操着の少女が、泣きが入ったかのような声を上げると、

 

 「ちょっと、瑠奈ったら、お義兄(にい)さんのこととなると、いつもそうなんだから」

 

 ショートヘアのチームメイトが、苦い顔を見せながら瑠奈をたしなめる。

 

 「瑠奈、いくら、アンタとお義兄(にい)さんが元々…」

 

 と、ショートヘアのチームメイトがそう言葉を続けようとすると、

 

 「おーい、一年女子! いつまでそんなところで油、売ってんだ!?」

 

 グラウンドのフィールドに立つ、スポーツウェアの少年――恐らく、部活の先輩――が、声を上げて瑠奈たちに呼びかける。

 瑠奈はすぐさま、チームメイトである同級生女子二人を置いて、フィールドの方へ走り出す。

 

 「ちょっと、瑠奈、待ってよ!」

 

 ショートヘアのチームメイト、そして、体操着の少女が急ぎ瑠奈の後を追う。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 瑠奈が同級生たちと部活に励んでいる同じ時刻、同じ空の下――

 

 タワーマンション内のとあるリビングで、輝男は一人の女性とテーブル越しに向き合っていた。

 彼女と一緒にアイスコーヒーを飲み、エッグタルトを口にしている。

 

 「美味しいわね、このアイスコーヒー」

 

 輝男とテーブル越しに向き合う理華は、アイスコーヒーを飲みながら、感嘆の声を上げる。

 

 「本当ですか?」

 

 真向かいに座っている輝男が、念を押すように問いかけると、

 

 「えぇ。喉越しもよくて、いくらでも飲めるわ」

 

 理華は感心したかのように言葉を返す。

 

 「バイト先のマスターから練習用に…って、一袋もらったんです。

 先生って、こういうの結構うるさそうなところがあるから」

 

 「大丈夫よ。このまま練習を怠らなければ、お店でも余裕で美味しいコーヒーを出せるわ」

 

 輝男に向かってそう言うと、食べかけだったエッグタルトを完食する。

 

 「このエッグタルトも美味しいし……。アルバイトの子が作る分にはかなり上出来よ」

 

 「お褒めに預かって実に光栄です」

 

 輝男は瑠奈にそう言い返すと、自らが作ったアイスコーヒーを飲み干していく。

 空になったグラスをテーブルの上に置くと、理華をまっすぐに見据えながら口を開く。

 

 「ところで、瑠奈の方はどうですか?

 アイツ、先生が家庭教師となったことをひどく嫌がってましたが……」

 

 輝男は半ば神妙な面持ちで、理華に向かってそう話しかける。

 

 「確かに最初の内は色々と揉めてたけど……今は結構、上達してるわ。

 私が作ったテスト問題も、少しずつ正解数を増やしているし……

 ハッキリ言って、うちの学校の生徒よりも学習能力が高かったりして」

 

 理華はそう言いながら、何か面白いことであったかのように笑顔をほころばせる。

 

 「もしかして、高校英語の方からテスト問題を出したんですか?」

 

 「あら? 英語に中学も高校も関係無いわ。

 結局のところ、英文の和訳や日本語文章の英訳、それにヒアリングなんでどちらでも同じだし」

 

 平然と言ってのける理華に、輝男は深くため息を付くと、思わず頭を抱えてしまう。

 

 (まだ中学一年の瑠奈に、高校レベルの英語を教えるなんて、無茶苦茶だよ……)

 

 学校にいる時と同様、家庭教師でも容赦しない理華の姿勢に、呆れながら嘆息する。

 

 「でも、瑠奈ちゃんが学力を上げていることは間違いないわ。

 あの娘、おくびにも出さないけど、必死になって英語の勉強に励んでいるみたいだし」

 

 理華がそう言葉を続けると、

 

 (多分、瑠奈のヤツ、家庭教師なんか必要ないくらいに英語の学力を上げて、理華さんに家庭教師を辞めさせようというつもりなんだろうな……)

 

 輝男は内心、瑠奈の秘めた思惑を探ろうとする。

 すると、

 

 「…恐らく、瑠奈ちゃん、私を早く追い出したくて、必死に勉強でもしているんでしょ?」

 

 まるで、輝男が今、思っていることを見透かしたかのように、理華が瑠奈の思惑を当てようとする。

 

 「ちょ…ちょっと先生」

 

 「ヤダ、もう、冗談よ冗談」

 

 思わず困惑の表情を見せる輝男に、理華はクスッと笑みをこぼす。

 すると、一呼吸、間を置いた後、理華が輝男に話しかけて来た。

 

 「ところで、天江君、今度の土日、一泊二日で海水浴に行くんですってね?」

 

 「えぇ、そうですが」

 

 「実は私も、お義母(かあ)さんからホテルの宿泊券をもらったの。

 それで、那須先生にもチケットをあげて、一緒にお邪魔することにしたわ」

 

 「もしかして、僕らと一緒に……ってことですか?」

 

 「えぇ、もちろんよ。多分、日向さんも一緒なんでしょ?」

 

 理華がそうたずねると、輝男はほんのりと頬を赤らめて言葉を詰まらせた。

 思わず言葉を詰まらせる輝男に、理華はまたも、クスッと笑みをこぼす。

 

 「ホントに天江君って、嘘や隠し事が下手ね」

 

 「べ、別に、騙すつもりも隠すつもりもありませんよ」

 

 輝男は顔を赤くしつつも、気まずそうに言葉を返す。

 

 「そんな顔なんかしないで、皆で一緒に楽しみましょう」

 

 理華は笑顔を見せながら輝男に言葉を返す。

 しかし、理華が言い終えると、しばらくの間、沈黙がリビング内を覆う。

 何故だかわからない静寂の中、輝男の顔から紅潮が収まる。

 落ち着きを取り戻すところか、神妙な面持ちで、真向かいにいる理華と向き合う。

 理華は笑みこそ絶やさずにいるが、若干、曇りがちである。

 

 「先生……一体、どうしたんですか……?」

 

 輝男は理華の微妙な変化に気付いたのか、彼女に向かってそうたずねる。

 輝男から言葉をかけられると、曇りがちな笑顔をうつむかせて口を開く理華。

 

 「……いいわねぇ……日向さんって……」

 

 寂しさと羨望が入り混じったつぶやきが、理華の口から発せられる。

 

 「天江君とエッチできるだけでけじゃなくて、普通に付き合っても問題なさそうだし……」

 

 理華が続けて言うと、輝男は驚きと戸惑いの入り混じった顔を赤らめる。

 

 「な、何、言ってるんですか? 僕と日向さんはそんな…」

 

 戸惑い、狼狽しながらも反論しようとするが、

 

 「わかってるわよ。あなたにとって、日向さんが一番の本命なんでしょ?」

 

 まっすぐに見つめる理華の屈託ない笑顔が、輝男の反論をさえぎった。

 理華の今の言葉に、輝男は戸惑った顔を赤らめながら、うつむき、言葉を詰まらせる。

 わずかな沈黙の後、うつむきながら口を開く。

 

 「ぼ、僕は……日向さんとは……そういう関係じゃ……。

 それに……僕は先生たちも……」

 

 口ごもりながらも、何とか反論しようとする輝男だったが、

 

 「いいのよ、それで。無理して否定なんかしなくても、皆、わかってくれるから」

 

 理華は笑みを絶やさず、必死に否定の言葉を言おうとする輝男をたしなめる。

 輝男はまたしても、気まずそうな顔を見せつつも、言葉を詰まらせる。

 沈黙する輝男をまっすぐに見つめながら、理華は話を続ける。

 

 「私も真白も、何度もあなたに喜んで抱かれてもらってるけど……

 ……でも、結局は、私たちと輝男君は、教師と生徒、担任と教え子の間柄でしかない……

 少しでも秘密がバレたら、あなたも私たちも絶対に無事じゃいられない……

 それでも、私たちは、天江君が素敵だから……ほっとけないから……

 ……だから、リスクが大きいのを承知で、あなたと何度も体を重ねている……

 ……その点、日向さんは同級生だから、普通に付き合ってもエッチしても、納得してもらえる……

 もし、他の皆に関係がバレても、お似合いのカップルだって納得してもらえるし……

 それに、万一、私と真白が、天江君と関係を続けられたとしても……

 結局、それも、天江君が学校にいられる間だけ……」

 

 笑顔こそ見せているが、どこか寂しそうな雰囲気が垣間見える。

 教師と生徒という禁断の関係に対する誘惑にはまりつつも、万一の事態に対する大きな不安を、当の相手に率直に伝えようとする。

 曇りがちな笑顔の奥で、教師としての理性と女としての愛欲がせめぎ合っているのが、輝男の目にもハッキリと見える。

 すると、

 

 「……まだ……まだ、わかりませんよ……」

 

 神妙な面持ちを見せる輝男の口から、反論じみた一言が漏れた。

 

 「僕も理華さんも、まだまだ先は長いですし……

 僕が学校を卒業した後になって、もしかしたら、何かのきっかけで……」

 

 担任にして関係を持つ相手でもある理華に対する思いやりによるものが、彼女の憂いを跳ねのけるような言葉をかけようとする。

 

 「でも、あなたには、日向さんも大事なんでしょ?」

 

 「もちろん、僕にとって、日向さんは大事な人ですよ。

 でも、理華さんや真白さんたちも、同じくらいに……」

 

 「輝男君……」

 

 「今はまだ、誰か一人に本命を絞ることも……他の皆を捨てることもありません……」

 

 輝男がそう言うと、今度は理華が言葉を詰まらせた。

 静寂がリビングを覆う中、輝男は神妙な面持ちで真向かいをまっすぐに見つめる。

 一方の理華は、弱々しくもすがるような面持ちを赤らめ、乞うようなまなざしを震わせる……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 ベッドの上で、二つの裸体が互いに向き合っている。

 共に、端整な顔を赤らめ、相手をまっすぐに見つめる。

 

 「理華さん……」

 

 「今だけは、余計はことは何も考えないで、私だけを見て……」

 

 ややためらいがちに呼びかける輝男に、理華はささやくようにしてうながす。

 一呼吸、間を置いた後、輝男は理華を優しく抱き締め、そのままキスをする。

 そして、理華と唇を重ね合わせたまま、彼女を優しく押し倒す。

 仰向けに倒れている理華の胸元に、指をしっかりと食い込ませ、愛撫すると、そのまま胸先を口に含む。

 

 「あっ、あぁんっ……」

 

 胸先から来る刺激に、理華はのけ反りながら、消え入るような声で喘ぐ。

 

 「あぁ……ハァ、ハァ……あぁ……ん、んん……」

 

 切ない吐息を交えたかすかな喘ぎが、輝男の耳に流れ込む。

 輝男は理華の喘ぎを聞きながら、彼女の胸を愛撫し続ける。

 滑らかな肌触りともっちりした肉感を、手のひらを通じて直に感じ取る。

 柔肉を味わいながら、胸の頂にある小さな蕾も舐め回し、何度も口に含む。

 

 「うっ、うぅんっ……」

 

 理華は艶やかにうめきながら、イヤイヤと身悶える。

 胸先から来るみだらな刺激に我慢できない様子だ。

 輝男は理華の胸がジンワリと熱を帯び、頂が固さを増していくのを直に感じる。

 

 「理華さんのオッパイ……柔らかくて、大きくて……温かい……」

 

 輝男はうわ言のように言葉をかけて来る。

 しかし、理華は荒く切ない吐息を繰り返すばかりで、輝男に言葉を返すことができない。

 すると、輝男は胸元から顔を離し、体を下の方へ下げる。

 細く引き締まっている理華の片脚を持ち上げると、根元に見える秘裂に顔をうずめた。

 輝男の今の動きに気付いたのか、理華はハッと顔を上げると、

 

 「ヤダ、ダメ、そこ……汚い……!」

 

 半ば慌てたかのように制止の言葉をかけようとする。

 しかし、輝男は無視して理華の秘裂に舌を這わせる。

 愛しい教え子の舌が肉の花弁を舐め回し、貪るように口を動かすと、

 

 「あんっ! イヤッ! あんっ! んっ、んうぅっ!!」

 

 痙攣でも起こしたかのようにのけ反りながら、けたたましい喘ぎを繰り返す。

 理華は真上から輝男の頭を抑え付けようとするが、何故か腕に力が入らず、ただ単に手を添えるだけになっている。

 形ばかりの制止の動きに構わず、輝男は理華の大事なところを貪り続ける。

 唾液が跳ね、すするような水音が響く中、理華の中から漂う芳醇なメスのにおいを嗅ぎ取っていく。

 加えて、メスのにおいに伴われながら流れ出る蜜を、舌でもって舐め尽くそうとする。

 しかし、蜜は途切れるどころか、輝男の舌の動きに反比例するかのように量を増していく。

 輝男の容赦無いクンニに、

 

 「あぁっ、ハァッ、ハァッ……うっ、んんっ、んうぅっ……」

 

 理華は荒い吐息を交えながら、艶やかな喘ぎを繰り返し、身悶える。

 色白の素肌はほんのりと赤みを増し、その美貌は恍惚の度合いを増す……

 

 

 さっきまで、真上から理華の体を貪っていた輝男が、今はベッドの上に腰を下ろしている。

 輝男が見下ろす先には、身を屈めながら彼の陰茎を自らの美巨乳で挟む理華の姿があった。

 

 「フフッ、さっきのお返しよ」

 

 理華は不敵な笑みを見せると、輝男の一物を左右から挟んだDカップバストでしごいていった。

 キュッ、キュッ…と小さく音を立てながらしごく柔肉の感触に、輝男は呆けたようにため息を付く。

 

 「せ、先生の柔らかいオッパイが……」

 

 「どう? 気持ちいい?」

 

 「はい、とてもいいですよ。何度やっても、とても気持ちいい……」

 

 「おだてても何も出ないわよ」

 

 理華は輝男とそう言葉を交わしながら、パイズリを続ける。

 柔らかな美巨乳の直撃に、胸の谷間の陰茎はすぐに固くなり、膨張していく。

 輝男自身が固く膨張していくのを認めながらも、理華は懸命にパイズリを続ける。

 やがて、胸の狭間からはみ出た剛直の先端を優しくくわえ込んだ。

 パイズリを続けながらも、首を傾げながら剛直の先端をしゃぶっていく。

 

 (り、理華さん……それ、ヤバいって……)

 

 輝男はねっとりとしたパイズリフェラに、困惑に似た思いを独白する。

 柔らかくて大きく、そして温かい胸の肉と生温かい口腔の感触が、輝男に二重の刺激をもたらす。

 

 「んっ、んんっ、んうぅ……んむっ……」

 

 剛直でふさがれた口元から漏れるうめきが、美巨乳でしごく音と口内から漏れる唾液交じりの水音と重なって、輝男の聴覚を突き刺す。

 理華の胸と口の中で、輝男の剛直はますます固く大きさを増していく。

 輝男はたまらず天を仰ぐと、

 

 「ダ、ダメだ……理華さん……このままじゃ……」

 

 股の辺りを震わせながら、限界にさいなむような苦悶の声を上げる。

 輝男の中では、今のパイズリフェラで沸騰感が昂る一方にある。

 すると、理華は口と胸から輝男の剛直を離した。

 ギリギリのところで限界を抑えられた輝男は、どうしたらいいかわからないといったような面持ちを理華に見せる。

 理華は体を起こすと、困惑したような顔を見せる輝男に笑顔を見せる。

 

 「わかってるわよ、輝男君……」

 

 笑顔を見せながら確信めいた言葉をかける理華に、輝男は何も言えずにいる……

 

 

 理華はまたも、ベッドの上で仰向けになっている。

 真正面には、裸の股座から剛直を突き出しながら膝立ちの体勢を取る輝男の姿がある。

 輝男は理華の左右の脚を大きく開かせると、付け根の秘裂に剛直の先端をあてがう。

 

 「ヤダ、こんな格好……恥ずかしい……」

 

 教え子の手で大股開きをさせられ、さすがに羞恥の念を押し殺すことができずにいる。

 しかし、輝男は構わず、蜜で濡れぼそった秘裂に自らを差し込ませる。

 

 「うっ、うぅっ……!」

 

 固く大きな異物が入り込む感触に、理華はベッドのシーツをギュッとつかみ、押し殺すようなうめき声を上げる。

 半分ほど剛直が入ると、輝男は一気に腰をぶつけて来た。

 

 「あっ……あぁんっ!!」

 

 輝男の猛進に、理華は大きくのけ反ると、けたたましく喘いだ。

 理華の今の叫びを合図に、輝男は勢い良く前後運動を仕掛けて来た。

 

 「あっ! あんっ! あぁっ! あんっ! んんっ! うっ! あっ、ぅあっ!」

 

 輝男の律動に押されるようにその身を揺らしながら、艶やかな喘ぎを繰り返す理華。

 彼女の胸元では、Dカップの美巨乳が途切れること無くブルブルと震え続ける。

 身悶え、胸を揺らし、恍惚に赤らむ理華の姿に、輝男は腰の動きを加速させる。

 ベッドのきしむ音と水音混じりの肉と肉の衝突音に、

 

 「んんっ! ハァッ! あぅ! んんっ! んっ、んうぅっ……!」

 

 艶やかに喘ぎ、うめく理華の声が重なる。

 輝男はみだらな三重奏を聞き入りながら、

 

 (理華さんの……温かく、ぬめって……締まってる……!)

 

 自分自身が今、荒らしている理華の中の感触に感嘆している。

 輝男の剛直は、熱と愛液を帯びながら狭まっていくヴァギナの感触を身をもって味わっている。

 

 「あっ、あぁ……いい……いいわぁ……。とても……気持ちいい……」

 

 理華の口から恍惚とした歓喜の声が漏れる。

 理華は自分の中で動き続ける剛直が四方の肉壁と強くこすれ合う感触に、得も言われぬ刺激を認めているようだ。

 ペースアップするばかりの教え子の動きに応ずるかのように、悩ましげに身をくねらせ、荒い吐息を繰り返す。

 すると、輝男は右手でつかんでいた理華の左太ももを大きく持ち上げると、そのまま自分の両脚を交差させた。

 太ももを持ち上げられた拍子に理華が横たわると、そのまま勢いよく腰をぶつける。

 

 「あんっ! あぁっ! んんっ! んっ、んうぅっ!」

 

 理華はいわゆる“松葉崩し”の体勢で犯されながら、艶やかな喘ぎをトーンアップさせる。

 乾いた音を響かせながらぶつかり合う二人の間からは、いやらしい蜜が涙を流すかのように流れ出て来る。

 肉と肉の衝突音に生々しい水音が重なり、二人の耳に容赦無く流れ込む。

 体を横たわらせた状態で犯されながらも、理華の美巨乳は絶えず震え、揺れ続けている。

 ブルブル震え続ける理華の裸の胸を見下ろしながら、輝男はなおも腰をぶつけ続ける。

 犯す側も犯される側も、共に体から汗を噴き出させてる。

 夏の暑さと自身の心の昂揚が、募る一方の発熱と発汗をもたらしている。

 

 「うぅっ……! す、すごい……! このままじゃ……こ、壊れちゃう……!」

 

 理華の口から、歓喜の念と苦痛の哀訴が続けて漏れる。

 鋼鉄のように固く大きな肉の棒がもたらす摩擦に、ようやく苦痛が沸き上がったようだ。

 

 「り、理華さん……! ますます……締まってる……!」

 

 今の理華の言葉に応じるかのように、輝男がうめくように苦悶の声を上げる。

 狭まる一方のヴァギナの感触に難儀しながらも、腰の動きを止めようとしない。

 ヴァギナを浸す熱と愛液が、潤滑油代わりとなって輝男の動きを加速させているようだ。

 しかし、輝男は持ち上げていた理華の左脚を下ろすと、そのまま理華の体勢をうつ伏せに変える。

 うつ伏せとなった理華の美尻を引き上げると、突き刺さったままの剛直を、美尻の真ん中に再び、打ち据える。

 

 「うっ……あぁんっ!!」

 

 理華はベッドのシーツをギュッとつかみ、体をのけ反らせながら悲鳴を上げる。

 うつ伏せとなり、尻を引き上げられたままの状態にある理華に、輝男は何度も激しく腰をぶつける。

 水音混じりの衝突音が室内に響く。

 

 「うぅっ! あんっ、あんっ、あぁっ! んんっ、うぅっ、あっ、あぅっ……!!」

 

 けたたましい喘ぎを繰り返すと、

 

 「イ、イヤッ! 痛い……う、動かない……で……!」

 

 息も絶え絶えに苦痛を訴える理華。

 彼女の中は、わずかな余裕も無いくらいに収縮している。

 しかし、輝男の剛直は、自らを拒み、あるいは、締め付けるかのようなヴァギナを打ち破るかのように、前後運動を繰り返す。

 輝男は理華の美尻をつかみつつも、彼女の肢体がかすかに震え出したのを認めた。

 

 「イヤ……ダメ……イく……イっちゃう……!」

 

 理華は搾るような声で、自らの限界を訴える。

 理華の今の哀訴を聞くと、

 

 「理華さん……お、俺も……」

 

 輝男は汗をにじませ、熱に浮かされたような口ぶりで、自らの限界を告げて来る。

 ギュッと狭まる蜜壺を荒らし続けている内に、輝男の中で沸騰感が否応無しに昂って来ているのだ。

 輝男の腰が、激しく小刻みに何度も理華の美尻に打ち据えられる。

 

 「あぁっ! あっ! んんっ! あっ、うぅっ、あぁんっ!!」

 

 理華はうつ伏せの状態のまま苦悶し、艶やかでけたたましい喘ぎを繰り返す。

 その美貌も素肌も著しく紅潮し、汗が噴き出てて止まない。

 我が身を支えるようにシーツをつかむ手も、遠目にもハッキリとわかるくらいに震えている。

 一方の輝男は、無言のまま必死に腰を繰り返しぶつけている。

 彼の引き締まった体からも、汗が滝のように噴き出て、熱っぽさを増している。

 熱に浮かされたかのような顔をし、歯を食いしばっている様子から見て、輝男もまた限界に差し掛かっているようだ。

 

 「り、理華さん……も、もう、ダメ……俺……」

 

 輝男が震える声で限界を訴えると、

 

 「き、来て……お願い……。あたしの中に……輝男君の熱いの……いっぱい……」

 

 理華が震える声で膣内射精をうながして来る。

 

 「で、でも……」

 

 「いいのよ……。今日は大丈夫だから……」

 

 理華がそう言い返すと、輝男は何も言わず、がむしゃらに律動を繰り返す。

 そして、二、三回、腰を激しくぶつけて来ると、

 

 「あぁっ……! イ、イく――――――!!」

 

 理華は体を大きくのけ反らせながら、腹の底から絶頂の声を上げた。

 輝男は今の叫びを聞くと、ギュッと締まった理華の中に、濃厚な欲望のほとばしりを一滴残さずぶちまけた……

 

 ◇ ◇ ◇

 

 輝男と理華は互いに背を向け合いながら、着替え直している。

 

 「天江君は、今日は午後からバイトなんだってね?」

 

 「えぇ、そうです。先生の方は?」

 

 「私の方は、午後からまた家庭教師をやるわ」

 

 理華はそう言うと、

 

 「さぁ、また今日も、あの小娘をたっぷりイジメてやるわ!」

 

 嬉々とした調子で声を上げる。

 家庭教師としての教え子のことを言っているのだろう。

 背を向けたまま理華の今の叫びを聞くと、輝男は苦笑いを浮かべる。

 またも体を重ね合わせ、激しいセックスに耽った二人は、それぞれの仕事へと足を向けていく。

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