快晴の空と高々と昇る朝陽が、ホテル・シーサイドベストを見下ろす。
ホテル一階の食堂で、輝男たちは朝食を食べている。
真純を真ん中にして、輝男と瑠奈が、そして、理華を挟むようにして桜月と真白が、それぞれ向かい合うようにして席に着いている。
一同は、軽めの定食を口にしながら、食事を進める。
「ご飯食べて一休みしたら、また海に行きましょう」
真純がそう言うと、
「うん。昨日はアイツらのせいで台無しになったから、その分、思いっきり楽しまなくちゃ」
瑠奈が、野菜の和え物を食べながら言う。
昨日の海水浴の際、輝男といさかいを起こした大富 豪、そして、彼の妹でもある小春のことを言ってるのは明白だ。
「でも、また、昨日みたいなことにならなければいいんだけど……」
桜月は朝食を進めながら心配そうにつぶやく。
「日向さん、あなた、まだあの娘のことが気になってるのね?」
「確かに、昨晩の様子だと簡単には引き下がるような娘じゃないから」
小春の存在を憂慮する桜月に、理華と真白が言葉をかける。
桜月に言葉を返すと、理華は輝男に目を向ける。
「天江君も、女の子にモテモテなのはいいとしても……
よりによって、あんな厄介娘にまで目を付けられるのはいかがなものかと思うな」
「先生、僕だって好きで彼女に惚れられているわけでは……」
輝男は気まずそうな顔で、理華に言葉を返す。
忌々しいとまではいかないまでも、小春の存在を重荷のように感じているのだろう。
女の子を冷たく拒むことは好まないが、さりとて、今の小春を受け入れるのはどうしても気が引けてならないようだ。
すると、
「……私は、あの娘がただの厄介者だとは思わないわ……」
真純が端を持つ手を止め、反論に似た言葉を静かに吐く。
「何、言ってるの、ママ!? あんなブス、お義兄ちゃんやアタシたちにとって忌々しいだけでしかないのに!」
瑠奈は真純に険しい表情を見せながら、舌鋒鋭く反論する。
不快感をあらわにする義娘に、真純は表情を険しくさせる代わりに、落ち着き払った顔を見せる。
真純の今の表情に瑠奈はたじろぐ。
「瑠奈や日向さん、それに先生方は、あの娘を根っからのワルか何かと思ってらっしゃいますけど……
私が見た限り、あの娘は、たまたま周りの環境のせいであぁなってしまったものだと思ってますわ。
誰か適切な人が傍にいてくれたら、彼女もきっとすぐに望ましい人物になるかもしれません」
真純は落ち着き払った口調で小春をかばい、彼女の本当の姿を言い表わそうとする。
その脳裏には、昨晩、自分たちのもとにやって来た時の、小春の丁寧な態度が克明に浮かび上がっている。
「その小春さんから素直な心を引き出せば、彼女もきっと私たちと仲良くやっていけますから」
「本当にそんなこと、可能なんですか?」
「大丈夫ですわ。小春さんだって、元からあんなワルだったわけではありませんから、必ず……」
真純は柔らかな笑顔を見せながら言うと、輝男の方を黙って振り向く。
笑顔を浮かべたまま、無言で自分をジッと見つめる真純に、輝男は思わず驚く。
「ま、まさか……!?」
「輝男さん、色々と苦労をかけることになりますが、ひと頑張りして下さい」
真純が輝男に向かって、何かを任せるかのような言葉をかけると、
「ちょっと、冗談じゃないわよ、ママ!」
「いくら輝男君でも、そればかりは……!」
瑠奈と桜月はすかさず反論を試みる。
真純が言わんとしていることを、瑠奈も桜月もすぐに理解したようだ。
しかし、真純は二人の反論にまったく動ずる気配を見せない。
そんな真純の横で、輝男は困惑した面持ちで深くため息を付く。
◇ ◇ ◇
燦燦と照りつく太陽が、ホテル近くの海水浴場を見下ろす。
既に、海辺には、多くの海水浴客でにぎわっている。
海で泳ぐ者、砂浜で仲間内で遊ぶ者、飲み食いする者……
皆、思い思いに楽しいひと時を過ごしている。
「そーれっ!」
「あぁーっ!」
「もう、瑠奈ちゃんったら、飛ばし過ぎよ」
「こうなったらお返しよ!」
瑠奈、桜月、理華、真白は、楽しそうにはしゃぎながらビーチバレーに興じている。
四人とも、各々の水着を着用し、健康的な肢体をさらけ出している。
理華が飛ばしたビーチボールが、海の方へ飛んでいく。
ボールを取りに行こうと、桜月が海の中に入って行く。
五メートルほど向こうに浮かんでいるボールを拾い取ると、
「キャッ!」
傍から海水をかけられ、たまらず可愛らしい悲鳴を上げる。
「えいっ、隙あり!」
桜月を追うようにして海に入った瑠奈が、桜月に何度も海水をかける。
桜月もすかさず、お返しとばかりに瑠奈に海水をかける。
「もう、何やってるの」
水を掛け合う桜月と瑠奈に呆れながら、真白もまた海へと入って行く。
「でも、気持ちいいわね」
真白と一緒に海に入った理華が嬉々とした声を上げる。
海の上でもはしゃぐ四人を、砂浜の方から二つのまなざしが見つめる。
「皆、楽しそうでいいわね」
「このまま、何事も無く過ごせば、もっといいんだけどね」
全開されたビーチパラソルの下で、真純と輝男が敷物の上に腰を下ろしている。
二人は和やかな面持ちで、楽しそうに遊んでいる瑠奈たちを眺める。
「こうして、皆、楽しそうに遊んでいるのを見るだけでも、今回、海水浴に来た意味は十分にあるよ」
「そうね……。輝男さんも存分に楽しんでいらっしゃい」
「いや、でも、義母さんを一人だけ残して……」
「義母さんのことは心配しないで」
ためらいの気持ちを示す輝男に真純が言葉を返すと、
「あ! やっぱり、いた!」
横から嬉々とした少女の声が聞こえて来た。
輝男が声が聞こえて来た方を振り向くと、突然、一人の少女が抱き付いて来た。
「き、君!?」
「輝ちゃん、ずっと会いたかったんだから!」
驚き、戸惑う輝男に、小春はギュッと抱き付きながら嬉しそうに言って来る。
小春は輝男と顔を向き合わせるなり、輝男の腕を強く引っ張って行く。
「ちょ、ちょっと離せよ!」
輝男は小春に引っ張られながら、困惑しきった調子で小春に向かって声を上げる。
しかし、小春は構わずそのまま輝男を連れて行く。
「輝ちゃん、アタシと思いっきり楽しく遊ぼう!」
小春は輝男の手首を左右の手で強く握りながら、嬉々とした面持ちを見せる。
惚れた男と二人きりのひと時を楽しみたいと言う強い思いを現す一方で、一番のライバルたちが自分たち同士で遊びに夢中になっている隙をねらうしたたかさも同時に垣間見せる。
困惑する輝男と、嬉しそうに顔を輝かせる小春を見つめると、
「輝男さん、小春さんと楽しく遊んでいらっしゃい」
柔和な笑みを浮かべながら、輝男に言葉をかける。
「そ、そんな……あっ!」
困惑しきった調子で言い返そうとする輝男だったが、“お墨付き”をいただいた小春は、これ幸いとばかりに輝男を連れ去っていく。
まさかと思われた最悪の事態が現実のものとなったことを、桜月たちはまったく知る由もない。
◇ ◇ ◇
桜月たちのいる場所から百メートルほど離れた場所で、輝男は小春とビーチバレーに興じている。
二人とも途切れることの無いパスの応酬を繰り返すも、
(ダメだ……あの胸がどうしても気になる……)
輝男は思わず顔を赤らめながら、白と青のストライプ柄ビキニに覆われた小春のGカップバストについつい視線を向ける。
ボールを飛ばすたびに、小春の動きに合わせて、美巨乳がビキニごとブルンと揺れる。
しかし、動揺を見せまいと勢いよくボールを飛ばすと、
「あーん、もう……!」
勢い余って海に落ちたボールを、小春は愚痴りながら拾いに行く。
十分ほど経った頃――
先程いた場所から更に三十メートルほど向こう、海水浴場の端にある岩場に輝男と小春の姿があった。
砂浜との間に大人が一人、入れる程度の隙間がある以外は、四方を二十メートルほどの高い岩に覆われている。
したがって、上空以外からはどこからも見られることはない。
岩に囲まれた砂地の真ん中に敷物が敷かれ、その上に小春がうつ伏せに寝そべる。
小春のすぐ傍では、輝男がサンオイルを両手にこすり合わせている。
岩場に当たる波の音と遠くに聞こえる歓声の他には、いかなる雑音も聞こえてこない。
二人きりの静かな岩場の陰で、輝男は小春にオイルを塗り付ける。
「どうだい?」
「うん、気持ちいいよ。もっとして」
小春が嬉しそうに言うと、輝男は小春の背中に満遍なくオイルを塗り付ける。
既にビキニを外した裸の背に、輝男の手のひらが隈なく触れる。
(オイルを塗ってるせいもあるけど、滑らかな肌触りだな)
輝男は小春の肌の滑らかな感触に感嘆しながら、腕や脚にもオイルを塗り付ける。
「ところで、君のお兄さんは?」
オイルを塗り続けながら、小春に後ろから問いかける。
「アイツらと一緒にナンパに決まってんじゃん。
……ったく、どうせ、収穫ゼロで終わるか、ろくでもないバカ女一人を引っかけるのがオチか……ってところなのに」
小春はオイルを塗られながら、呆れ顔でため息を付く。
小春の今の言葉を聞くと、輝男は何故か不安げに表情を曇らせる。
後ろから小春にオイルを塗り付けていたが、自ずとその手が止まる。
「まさか、また桜月たちを狙ってるのでは……? 昨日のこともあるし……」
輝男は重い表情を見せながら、言い知れぬ不安をつぶやく。
輝男の脳裏には、昨日、小春の兄――豪たちが桜月をナンパしようとした時の光景が浮かび上がる。
あの時のいさかいによって、豪との間に遺恨が生じたことを輝男は決して忘れていなかった。
豪の人となりを考えれば、万一の事態が起きてもおかしくないと考えずにはいられない。
すると、小春は体を起こして輝男とまっすぐに向き合った。
ビキニを外しているせいか、裸の胸をさらけ出しているものの、まったく気に留めていない。
「心配しないで。兄貴にはちゃんと言っておいたから。
もし、また、アイツらに唾を付けるようなことがあったら、絶対に殺す…ってね」
屈託の無い笑顔を見せながら、いささか不穏当な言葉をサラッと言ってのける。
小春の今の言葉に、輝男は思わず唖然となる。
「こ、殺す……って……」
「うちのバカ兄貴、アタシがちゃんとキツく言ってやんないと、中々、言うこと聞かないから」
「でも、どうして、わざわざそんなことを言ってまで……」
「だって、もし、兄貴たちが昨日の腹いせでアイツらに変なことをしてしまったら、輝ちゃん、絶対に傷付くから」
小春の今の言葉に、輝男は感じ入ったような面持ちを見せる。
「アタシにとって、アイツらは輝ちゃんとの関係を邪魔する生意気なお邪魔虫だけど……
輝ちゃんにとっては、アイツらは大事な人たちなんでしょ?
だから、そのことで輝ちゃんが悲しむようなことがあったら、アタシにとっても心苦しいから」
小春は自ずと神妙な面持ちを見せながら、輝男に向かって言葉を続ける。
小春の今の言葉を聞くと、輝男はまるで感銘を受けたような面持ちで言葉を失う。
一見、自分勝手に振る舞いつつも心の片隅に相手のことを考える気持ちをちゃんと残していることに、深く感じ入らずにはいられなかった。
わずかの間の沈黙の後、輝男は口元を動かす。
「……やっぱり、義母さんの言った通りだ……。君は根っからのワルじゃないんだね」
輝男がそう言うと、小春は嬉しそうに笑顔をほころばせる。
「嬉しい……! やっと、アタシのことをわかってくれたのね!」
喜びに満ちた調子で言い返す小春に、輝男は自ずと笑みを見せる。
すると、輝男の目が小春の裸の胸をとらえる。
輝男はようやく、小春が上半身裸の状態で向き合っているのに気付いた。
顔を赤らめ、慌てながら両手で顔を覆う。
恥じらいと狼狽を見せ付ける輝男に、小春は思わず笑みをこぼす。
「ヤダ、どうしちゃったのよ? 輝ちゃん。変なの」
輝男と違い、恥じらい、慌てるどころか、まったく動じない態度で笑い声を上げる。
すると、サンオイルの容器を手にして、輝男の前に突き出した。
「輝ちゃん、前の方もちゃんと塗って」
容器を突き付けながら言って来る小春に、輝男は言葉を失う。
小春は敷物の上に、仰向けの状態で寝そべっている。
輝男は半ば緊張した面持ちを赤らめながら、Gカップはあろう大きな丸みを帯びた裸のふくらみにオイルを塗り付ける。
オイルを塗り付けた手のひらをこすらせるたびに、ムニュッと弾むような肉感が生じる。
今までで最も大きく柔らかい肉感に、輝男は思わずドギマギする。
「ヤダ、もう、そんなにガチガチになっちゃって。
そんなにアタシのオッパイがいいのなら、いくらでも塗っていいよ」
小春が笑みを浮かべながら言うと、輝男は何も言い返さずに、小春の美巨乳を一通り塗り付ける。
胸を塗り終えると、そのまま、腕、腹……と、前半身にオイルを塗り付けていく。
輝男はオイルを塗り付けるのに集中しているせいか、表情が落ち着きを取り戻している。
真剣みを帯びているような輝男の端整な顔を見上げると、小春が口を開く。
「ねぇ……輝ちゃんは、どうすれば、アタシのことを好きになってくれるの……?」
小春は再び神妙な面持ちを見せながら、輝男にそうたずねる。
細く引き締まった左右の脚にオイルを塗っていた輝男は、手の動きを止め、小春と顔を向き合わせる。
「君がそのチャラチャラとした悪ぶったキャラをやめてくれれば、考えてもいいけど……」
輝男はわずかでも揺るがない面持ちで、小春にそう返答する。
根っこが悪であろうとなかろうと、いわゆる“チャラい”女の子はどうしても許容範囲外でしかないようだ。
輝男の返答を聞くと、小春は半ば寂しそうな顔を見せる。
「じゃあ、今のままじゃダメなんだ……」
ガッカリしたかのようにつぶやく小春。
どうやら、今の時点では、輝男の希望をそのまま聞き入れるのは難しいようだ。
すると、輝男はオイルの塗り付けを再開しながら、小春に向かって言葉をかける。
「諦めるのはまだ早いよ。君の心構え次第では、俺はいつでも君を受け入れるから」
輝男の今の言葉に、小春は何も言い返さない。
やがて、輝男は小春の全身にオイルを塗り終えた。
すると、小春は体を起こしながら、輝男とまっすぐに向き合う。
「今度は、アタシが輝ちゃんにオイルを塗ってあげる」
屈託の無い笑顔を見せながら、小春が言葉をかける。
高々とそびえ立つ岩に背もたれするように、輝男が立っている。
小春は嬉々として笑顔を見せながら、自ら両手にサンオイルを塗り付ける。
オイルでまぶされた左右の手のひらが、輝男の引き締まった胸板をこする。
(うわ……柔らかい……)
輝男は小春の手のひらの感触に、内心、感嘆の声を上げる。
小春は輝男の胸にオイルを塗り付け、嬉しそうな顔を見せると、
「ホントに無駄がなく引き締まってる……うちの兄貴とえらい違いだわ……」
自ら触れる輝男の胸板に、感嘆の声を上げる。
小春はそのまま、輝男の左右の腕にもオイルを塗り付けるも、途中で動きを止めた。
「どうしたの?」
と、輝男が訝しげにたずねると、小春はすぐに左右の大きなふくらみにサンオイルを塗り付けた。
Gカップバストの表面にオイルがまぶされ、収まり切れずにポタポタとこぼれ落ちさえしている。
小春はそのまま輝男に抱き付くと、オイルをまぶされた裸の胸を輝男の胸板にこすり付ける。
「ちょ、ちょっと……小春……!」
小春の今の行為に、輝男は紅潮しながら驚嘆の声を上げる。
戸惑い、狼狽する輝男に、小春はイタズラっぽい笑みを浮かべる。
「せっかくのオッパイを無駄にしちゃうところだったよ」
「君、一体、何を……!?」
「兄貴が持ってたAVを盗み見したんだけど……
男って、オッパイの大きい女の子にこうしてもらうと、メッチャ気持ちいいんだって!」
小春はそう言いながら、裸の美巨乳で輝男の胸にオイルをすり付ける。
胸だけじゃない。
左右の腕、腹に、たわわな肉の果実が強く擦り付けられる。
ムニュッとした肉感が、素肌を通して輝男の神経に刺激となって伝わる。
紅潮し、緊張と戸惑いの入り混じった顔を見せる輝男と違い、小春はまるで楽しく遊ぶ子供のようにみだらな奉仕を進んで行なう。
「日焼け防止になるだけじゃなくて、メッチャ気持ちいい気分になったりして……
正に一石二鳥って感じ」
小春は嬉しそうに言葉をかけると、上目遣いで輝男を見る。
輝男は羞恥と緊張が混ざった面持ちを固くさせ、紅潮させている。
輝男が何も言い返さないのを見ると、小春は輝男のはいているトランクス風の水着に手を触れる。
「お、おい、ダメだ!」
小春の動きに気付き、慌てて制止を呼びかける輝男。
しかし、小春は構わず、輝男の水着をズリ下ろした。
下ろされた水着の下から、固く突っ立つ一物がビンと突き出た。
さらけ出された一物に、輝男は紅潮の度合いを増し、羞恥に閉口する。
「ヤーダ、もう、ガチガチになっちゃって……
ま、あんなことされたら、男だったら、普通、そうなるかもね」
小春は輝男の一物を見つめながら、イタズラっぽい笑みで言って来る。
裸の美巨乳に触れ、Gカップバストに何度も体をすり付けられ、否が応にも男自身が充血してしまっている。
困惑しきった面持ちで直立する輝男の前で、小春は膝立ちの体勢を取る。
陰茎の先端に顔を寄せると、チュッとキスをする。
そして、大きく口を開け、そのまま陰茎をくわえ込む。
輝男は拒む素振りを見せず、小春が自分のモノをくわえ込むのを許してしまう。
小春はすぐに、口を前後に動かす。
「あむ……んんっ、んっ、うぅっ……」
甘くくぐもった声が、小春の口元から漏れる。
前後運動を繰り返したかと思うと、首を傾け、回転するかのように口を動かしながらしゃぶる。
ねっとりとフェラチオを続ける小春に、輝男はただ嘆息するばかりだ。
(輝ちゃんのオ〇ン〇ン……美味しい……もっともっと大きく……固くなって……)
ずっと待ち焦がれた男の一物に、小春は心の中で歓喜に叫ぶ。
内心の歓喜に応じるかのように、小春の口の動きはペースアップする。
輝男の目にも、小春の動きが速まっているのがハッキリと見える。
「んぐ、んぐ、んむっ、んんっ、んうぅっ……!」
艶やかなうめき声がトーンアップし、唾液が跳ねるような音と重なって響く。
(こ、小春……上手い……! 桜月や理華さんたちに勝るとも劣らないものがある……!)
輝男は荒く息を吐きながら、心の中で驚嘆の声を上げる。
輝男の陰茎は、小春の生温かい口内に何度もしごかれ、固さと大きさを増していく。
強くしごいたかと思うと、うねるように撫でて……という風に、交互に硬軟の動きを繰り返すことでフェラチオを飽きの来ないものに仕立て上げようとする。
もっとも、小春がくわえ続けている以上、どのような動きでも変わりはないかもしれないが……
やがて、小春の口内で、輝男の陰茎は硬度と大きさを徐々に増していく。
「んぐ……んっ、んぐ……んむ……!」
口内で固く膨張する剛直に、さすがの小春も息詰まったかのような感覚を覚えてしまう。
息詰まるようなうめき声を漏らしながらも、懸命に輝男自身をしゃぶり続け、口からはみ出た肉の棒の一部を片手でこする。
輝男はまたも荒く息を吐くと、小春の頭を真上からつかむ。
「こ、小春……ダメだ……! このままじゃ……!」
輝男は天を仰ぎながら、苦悶の声を上げる。
輝男の股は、かすかに震えているように見える。
すると、小春はようやく、輝男の剛直を口から離した。
「プハァッ」
荒く息を吐く小春の目の前に、固く膨張した剛直が、唾液と別の液に表面をまぶされながら天を向くように反り返っている。
「すごーい、昨日より、更にガチガチに大きくなってんじゃん」
小春は目を丸くしながら、嬉々として声を上げる。
口での奉仕でここまで大きくなった陰茎に、誇らしささえ感じているようだ。
小春は直立すると、不敵な笑みで輝男と向き合う。
「ここまで来ちゃったら……どうあがこうと、行くところまで行かないとね……」
不敵な笑みを浮かべて言う小春に、輝男は返す言葉が無い……